JPH02153776A - マルチタイムカラーインクリボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は熱等により活性化し転写するプリンタ装置等の
記録媒体であるマルチタイムカラーインクリボンに関す
る。

［従来の技？Ｎ］ 従来のマルチタイムインクリボンは、第６図に示すよう
にイエ°ロー、マゼンタ、シアンの５色の色材層を１色
を１面とすると３面を１サイクルとし基材層に順次塗布
していた。

［発明が解決しよ、５とする課題］ 従来の技術により塗布されたマルチタイムインクリボン
はリボン終端まで使用したら、リボンを巻き戻し再び利
用していたため巻き戻すためのモーター等により装置が
大型化しかつイニシャルコストが増すためマルチタイム
インクリボンによりランニングコストが低減されても十
分にその効果を市場にアピールすることが出来なかりた
。

またリボンを巻き戻さずに双方向転写可能となるように
装置を作成しても第４図（Ａ）のように行きはイエロー
、マゼンタ、シアンの順に印画されるが帰り°はイエロ
ー印画後、ジアジな送ってからマゼンタを印画しイエロ
ーを送って°からシアンを印画するというように往路と
復路で異なったリボンの搬送を強いられるため搬送制御
が煩雑となリッツ分イニシャルコス′トが、しかも復路
は往路の半分の画面し、か印画することができないため
ランニングコストがそれぞれアップするという課題を有
していた。

本発明はかかる課題を容易な方法で解決しその目°伯と
するところは軽量、コンパクトで安価な印写装置を実現
するための記録媒体であるマルチタイムインクリボンを
提供することにある。

［課題を解決するための手投］ リボンの同一箇所、が熱等により少なくとも２回以上有
限回活性化し転写可能なカラーインクリボンにおいて、
イ゛エロー、マゼンタ、シアンの３色もしくは黒を加え
た４色のインク色材層を基材層に塗布する順序が、１色
を１面としたとき６面もしくは８面を１サイクルとし、
６面のうち第１面と第６″面、第°２面と第５面、第３
面と第４面が、８面のうち第１面と第８面、第２面と第
７面、第５面と第６面、第４面と第５面が同一色である
ことを特徴とする。

［実施例］ 以下、本発明を図面を用いて説明する。第１図は本発明
のマルチタイムインクリボンの形態を示す図であって（
α）はリボン断面である。基材層上１０２にインク層１
０１が塗布される。基材には耐熱性に優れるポリエチレ
ンテレフタレート（ＰＥＴ）を用いた。インク層はカル
ナバワックス、パラフィンワックスとエチレン酢酸ビニ
ル共重合体の混合系に顔料を分散した熱溶融性インクを
用いた。Ｃｂ）はイエロー、マゼンタ、シアンめ５色の
塗布類を示した。１面を１色とすると本実施例では６面
で１サイクルをなしあとはその繰り返しで塗布されてい
る。また、１サイクルの６面のうち第１面と第６面がイ
エロー、第２面と第５面がマゼンタ、第３面と第４面が
シアンというように同一色をなしている。

本発明のマルチタイムインクリボンを記録媒体として熱
転写記録方式で印写装置を作成した。第２図はその概要
を示す図であって幅Ａ６のラインサーマルヘッド２０１
が発熱しマルチタイムインクリボン１０５が溶融しゴム
プラテン゛２０３との間の記録紙２０２に転写する。マ
ルチ、タイムインクリボンはリボン供給コア２０４から
リボン巻き取りコア２０５に搬送される。（図中矢印方
向）記録紙の搬送はスイング方式を採用し転写はイエロ
ー、マゼソタ、シアンの順に行った。

本発明のマルチタイ広インクリボンを第３図に示すよう
にカセット化し装置への着脱を容易にした。このカセッ
トは前後左右対称形をなすように作成した。従って、リ
ボン終端までき、たら取シ、出し反対にして装着するこ
とにより今までリボン供給コアであったものが巻き取シ
ファに、リボン巻き取シコアであったものが供給コアと
なる。これによりリボン終端まできても巻き戻す必要が
なくなるため装置の軽量、コンパクト化が可能となるま
た、本実施例では８第１°図Ｃｈ）のようにインクを塗
布したため第４図（α）に見るように行きは斜線部のイ
ンクを使い、リボン終端まで行き反対に装着した帰りは
点で表示したインクを使用する。イエロー−マゼンタ、
シアンの３色で１画面とすると本実施例は１００画面分
、のりボンを作成した。またす°ボンの同一箇所が３回
利用できるマルチタイムインクリボンを使用したため３
往復可能で１００画面分長さのリボンで３００画面印画
が可能となった。従来のインク塗布方法で作成されたマ
ルチタイ・ムインクリボンを同様の前後左右対称カセッ
トに装着した場合リボンを巻き戻す必要がなくなるのは
本発明と、同等であるが第４図（ｂ）に見るように行き
は１００画面帰りは５・０画面印画する。再び行き、で
１００画面印画すると３回使用したことになりトータル
で２５０ＷＪ面しか印画が行えない。従ってランニング
コストが２０パーセントも上昇することになる。

本発゛明により装置の軽量、コンパクト化、イニシャル
及びランニングコロストの軽減が可能となった。

本発明は一実施例としてイエロー−マゼンタｔシアンの
３色の場合について説明してきたがこれに黒を加えた４
色の場合も本願と同様の効果が得られる。また、インク
を塗る順序は第４図（４）Ｋ限るもの°ではなく第５図
のように行きは斜線部帰りは点で表示したインクを使用
するようにしても同様であり１色を１面としたとき６面
を、黒を含むときは８血を１サイクルとし、６面のうち
第１面と粛、６°面、第２面と第５面、第３面と第４面
が、８面のうち第１面と第８面、°第２、面と第７面、
第３面と第６面、第４面と第５面が同一色であれば同様
の効果が得られる。

［発明の効果］ このように本願によれば、インクの色の塗布類に特徴を
もたせ双方向にインクリボンを搬送させた場合において
もリボンを有効に使うことができるためランニングコス
トを低減できるという効果を有する。また、従来リボン
を巻き戻すために必要であったモーター等が不要となる
ため装置の軽量、コンパクト化が可能となりイニシャル
コストの低減にも効果がある。そして、従来リボンを巻
戻すのにかかっていた時間を印画に利用できるため単位
時間あたりの゛印画ズビードがア・ツブするという性能
上の効果もあわせもつ。

【図面の簡単な説明】

第１１図（α）は本発明のインクリボンの断面図１０１
・・・・・・・・・、インク色材層１０２・・・・・・
・・・基材層 第１図Ｃｂ）は本発明のインクの塗、ｌ！７、順を示し
た図。 １０３・・・・・・・・・マルチタイムインクリボン第
２図は印写装置の概要を示した図。 ２０１・・・・・・・・・サーマルヘッド２０２・・・
・・・・・・記録紙 ２０５・・・・・・・・・ゴムプラテン２０４・・・・
・・・・・リボン供給コア２０５・・・・・・・・・リ
ボン巻取シコア第５図（α）　（ｂ）はインクリボンを
カセット化した図。 第４図（α°）は本発明のリボンにおいて往路と復路で
使用されるインクを示した図。 第４図（１））は従来のリボンにおいて往路と復路で使
用されるインクを示した図。 第５図は別の実施例を示した図。 第６図は従来例を示した図。 第１図（ＣＩ） 品 １１図（ｂ） 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴木喜三部（他１名）第２図 第３図（ｂ） 等４図（ｂ） 行さ 一一一一十 第５図 第６図 （−一一一 ・舅をす

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　リボンの同一箇所が熱等により少なくとも２回以上有
   限回活性化し転写可能なカラーインクリボンにおいて、
   イエロー、マゼンタ、シアンの３色もしくは黒を加えた
   ４色のインク色材層を基材層に塗布する順序が、４色を
   １面としたとき６面もしくは８面を、サイクルとし、６
   面のうち第１面と第６面、第２面と第５面、第３面と第
   ４面が、８面のうち第１面と第８面、第２面と第７面、
   第３面と第６面、第４面と第５面が同一色であることを
   特徴とするマルチタイムカラーインクリボン。