JPH02153281A - トロコイド型オイルポンプ - Google Patents

トロコイド型オイルポンプ

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JPH02153281A
JPH02153281A JP30696988A JP30696988A JPH02153281A JP H02153281 A JPH02153281 A JP H02153281A JP 30696988 A JP30696988 A JP 30696988A JP 30696988 A JP30696988 A JP 30696988A JP H02153281 A JPH02153281 A JP H02153281A
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auxiliary
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    • F04C11/001Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations of similar working principle
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    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/102Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、駆動軸の低速回転時には、二組のトロコイド
ロータが流体の吸入、吐出を行い、駆動軸の高速回転時
には、−組のみのトロコイドロータにて流体の吸入、吐
出を行い、これを自動的にすることができ、駆動軸の低
速及び高速回転時の吐出量の変化を少なくしたトロコイ
ド型オイルポンプに関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来、1、す、ll:+ 、:+イド歯に形成したアウ
ターロータとインナーロータよりなるトロコイド型オイ
J[jξンゾは、自動車等のエンンン潤滑系統にオイル
を圧送するものとして、特に、ギヤ型オイルポンプより
も構造が小型で、低騒音である利点があリ、一般の量産
エンジンでは多く使用されている。
ところで、そのトロコイド型オイルポンプは、自動車の
エンジンの出力軸にベルト及びベルト卓を介してエンジ
ンの始動と同時に動き始める。
方、稼動状態にあるエンジンは、自動車が停止している
ときのアイドリング状態、或いは低速走行時の回転数と
自動車が高速走行しているときの回転数とは極端に異な
り、通常アイドリング状態の回転数は、約700乃至約
80Orpmであるのに対し、高速走行時では、約20
00乃至約300Orpmである。その低速回転では、
クランクシャフト、カムシャフト、コンロッド等の摺動
部への油供給量がポンプ効率が悪いことから少なくなり
、騒音、焼付等の原因となる不都合があった。また、エ
ンジンの高速回転時には、低速回転時よりもオイルの流
量は増加するものではあるが、実際には、ポンプより吐
出するオイルの流量は、:Lンジンの潤滑に要するオイ
ル量に対し必要以上あり、リリーフ弁にて吸入側に戻し
ており、殆どのオイルが無駄となっている。また、単に
必要以上の量のオイルを循環することは、油圧上昇、油
温上昇、騒音の増大させることとなり、ひいては、油圧
機器の故障の原因となる等の課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意。
研究を重ねた結果、その発明を、主ロータ室、副ロータ
室を有するケーシングの主ロータ室には、主アウターロ
ータ及び主インナーロータを、副ロータ室には、副アウ
ターロータ及び副インナーロータをそれぞれ内装し、ケ
ーシング内に軸支した駆動軸に主インナーロータと原動
磁石体とをそれぞれ固着し、該原動磁石体を、前記副イ
ンナーロータに設けた従動磁石部箇所に近接して設けた
トロコイド型オイルポンプとしたり、或いは、主ロータ
室、副ロータ室を有するケーシングの主ロータ室には、
主アウターロータ及び主インナーロータを、副ロータ室
には、副アウターロータ及び副インナーロータをそれぞ
れ内装し、ケーシング内に主ロータ駆動軸と副ロータ駆
動軸とを同軸状にそれぞれ軸支し、その主ロータ駆動軸
には主インナーロータを、副ロータ駆動軸には、副イン
ナーロータをそれぞれ固着し、その主ロータ駆動軸と副
ロータ駆動軸とを機械式又は電気式のクラッチにて連結
し、低速回転時のみ副ロータ駆動軸を回転可能としたト
ロコイド型オイルポンプとしたことにより、エンジンの
高速回転時にはオイルの吐出量が過剰とならず、また低
速回転時には、そのオイルの吐出量が不足とならず、エ
ンジンのあらゆる回転数における潤滑に要する最適のオ
イルを循環させることができ、前記課題を解決したもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第17図に基づいて
説明する。
Aはケーシングであって、その内部に主ロータ室1及び
副ロータ室2が形成されている。ケーシングAは、その
主ロータ室1と副ロータ室2との2箇所にて中間ボディ
ーA、と外側ボディーA2゜A3とに分割可能に構成さ
れている。その主ロータ室1には、主アウターロータ3
と主インナーロータ4とが内装されている。また、副ロ
ータ室2には、副アウターロータ5と副インナーロータ
6とが内装されている。具体的には、その主ロータ室1
内には、内歯を設けた主アウターロータ3と、外歯を設
けた主インナーロータ4とが互いに噛合されつつ、偏心
されて内装されている。その主アウターロータ3と主イ
ンナーロータ4とは、歯がトロコイド曲線となっており
、主インナーロータ4の歯が主アウターロータ3の歯数
よりも、−枚少なく、主インナーロータ4が一回転する
と、主アウターロータ3は、−歯分遅れて回転する関係
に構成されている。また、主インナーロータ4は何れの
回転角度であっても、常に主インナーロータ4の歯先が
主アウターロータ3の歯先又は歯底に接触し、主インナ
ーロータ4の隣接する歯先と、主アウターロータ3との
間に空隙部Sが形成され、該空隙部Sが1回転中に、大
きくなったり、小さくなったりして、吸入、吐出が行わ
れる。
また、副ロータ室2においても、副アウターロータ5と
副インナーロータ6との構成は、前記主ロータ室1の主
アウターロータ3と主インナーロータ4との組合せと、
同様である。前記の主アウターロータ3と主インナーロ
ータ4よりなるポンプを主ポンプとし、副アウターロー
タ5と副インナーロータ6よりなるポンプを副ポンプと
する。
7ば駆動軸であって、主ロータ室1に貫通しており、主
インナーロータ4が固着されている。駆動軸7は、その
長手方向の一端側(第2図において左側)がケーシング
Aの外部に突出して、入力部となっており、エンジンよ
り動力が伝達される。
その駆動軸7はケーシングAからの突出側寄りに主ロー
タ室1が形成され、次に副ロータ室2が形成されたり(
第2図、第14図参照)、その駆動軸7のケーシングA
からの突出側寄りに副ロータ室2が形成され、次に主ロ
ータ室1が形成されることがある(第10図、第13図
参照)。
さらに、副ロータ室2の内部において、その駆動軸7に
は原動磁石体8が固着されている。該原動磁石体8は、
副ロータ室2の内部において副インナーロータ6に設け
た従動磁石部9に近接し、且つ離間状態に構成されてい
る。その原動磁石体8と従動磁石部9との構成の実施例
は種々存在する。
その第1実施例としては、第1図、第2図に示すように
、主ロータ室1が駆動軸7のケーシングAからの突出側
寄りに存在している場合であって、その駆動軸7が主ロ
ータ室1を貫通し、該主ロータ室1で主インナーロータ
4が固着され、副ロータ室2において、原動磁石体8が
固着されている。
該原動磁石体8は、中空円筒状に形成された磁石ボルダ
8aの外周側面に、複数の細長板状の磁石片8b、8b
、・・・が軸長方向に配置固着されている。その原動磁
石体8が駆動軸7に固着されるものであるが、該駆動軸
7には、その軸端に段状部を介して螺子杆が形成されて
、該螺子杆に原動磁石体8内の中空孔が貫通されてナツ
ト等の固着具にて固着されている(第2図、第5図参照
)。
方、従動磁石部9は、第1図、第6図に示すように、副
インナーロータ6の中心箇所に設けられ円筒状をなして
いる。その従動磁石部9の内周ホルダ面9aには、前記
原動磁石体8が遊挿可能となっている。その従動磁石部
9の内周ホルダ面9aには原動磁石体8と同様に複数の
従動磁石片9b9b・・・が固着されている。
また、第7図に示すように、原動磁石体8は、全て永久
磁石で構成され(磁石ホルダ8aが存在しない)、円周
側に複数のN極、S極とが交互に配置されている。これ
に対応して、第7図に示すように、従動磁石部9も、全
て永久磁石で構成され(内周ホルダ面9aが存在しない
)、円周側に複数のN極、S極とが交互に配置されてい
る。
その従動磁石部9の外周面9cが副ロータ室2の被摺動
内壁2aに挿入され、副ロータ室2の内部にて、その副
インナーロータ6が回転可能に設けられている(第2図
参照)。また、必要に応して従動磁石部9の外周面9c
と副ロータ室2の被摺動内壁2aとの間に軸受が設けら
れることもある。前記副インナーロータ6と従動磁石部
9とは一体的に形成されたり、或いはその副インナーロ
ータ6と従動磁石部9が別部材として形成されることも
あるが、何れの場合においても従動磁石部9の回転とと
もに副インナーロータ6が回転するものであり、副イン
ナーロータ6と従動磁石部9とが別材であるときには、
画材は確実に固着されている。
次に、その原動磁石体8と従動磁石部9との構成の第2
実施例としては、第11図、第12図に示すように、駆
動軸7の周囲に、鉄心にコイルを巻きつけた電磁石によ
るものとして、複数のN極S極とが交互に配置され、こ
れが原動磁石体8として構成されている。具体的実施例
としては、ケーシングAの外部に設けたキャンプ1o内
に土掻、極からの電源にて、ブラシ11.11及び、こ
れに接触する、駆動軸7の端部に設けた環状のスリップ
リング12.12を介して、電磁石に励磁されるもので
ある。また、そのスリップリング12箇所は、ケーシン
グAの外側のキャップ10内に設け、その電磁石なる原
動磁石体8箇所を密封状態に構成されているが、そのス
リップリング12箇所をケーシングAの内部に設けるこ
ともある。
第11図、第12図においては、原動磁石体8のみを電
磁石としたが、従動磁石部9も電磁石とすることもある
し、その原動磁石体8又は従動磁石部9の何れか一方の
みを電磁石して構成することもある。
次に、その原動磁石体8と従動磁石部9との構成の第3
実施例としては、第8図、第9図に示すように、副イン
ナーロータ6の他側面に(第8図において左側)従動磁
石部9が、−側面(第8図において右側)に枢支軸13
が突設されている。
その従動磁石部9は円柱状に形成され、その円周状の外
周側面に従動磁石片9b、9b・・・が固着されている
。そして副ロータ室2には、枢支孔2bが形成されてお
り、前記副インナーロータ6の枢支軸13が遊挿され、
その副インナーロータ6が副ロータ室2内で回転可能と
なっている。駆動軸7の一端側(第8図において右側)
には、原動磁石体8が固着されている。該原動磁石体8
は、その磁石ホルダ8aが、カップ状に形成され、その
内周面に複数の細長板状の磁石片8b、8b、・・・が
固着されている。そのカップ状に形成された磁石ホルダ
8aの内周側面には、前記円柱状の従動磁石部9が遊挿
可能となっている。そして駆動軸7の回転と共にカップ
状の原動磁石体8が、従動磁石部9の外周面に近接し、
且つ離間して回転可能に設けられている。
さらに、図示しないが、第3実施例においても(第8図
、第9図参照)、原動磁石体8及び従動磁石部9を、第
1実施例と同様に全て永久磁石で構成することもあるし
、その原動磁石体8.従動磁石部9の少なくとも一方を
電磁石とすることもある。
前述した実施例のように原動磁石体8が駆動軸7に固着
されており、駆動軸7がエンジンより動力伝達を受けて
低速に回転することで、駆動軸7に固着された原動磁石
体8が回転し、原動磁石体8による磁界作用にて、副イ
ンナーロータ6の従動磁石部9を回転させ、これによっ
て、副インナーロータ6が回転するものである(第16
図参照)。
その駆動軸7が高速回転(約200Orpm以上)とな
ると、脱調現象を生じ、原動磁石体8が回転していても
、従動磁石部9の回転は停止し、副インナーロータ6及
び副アウターローク5の回転が停止し、主インナーロー
タ4及び主アウターロータ3のみが駆動するものである
(第17図参照)。
実験例では、第15図の回転数−流量特性グラフに示す
ように、約200Qrpmまで、副ポンプが回転するよ
うにし、これ以上は主ポンプのみが駆動するように構成
されている。
その従動磁石部9の回転が停止する脱調状態となる回転
数は、磁石の材質、磁力等を考慮して適宜設計するもの
である。
次に、前述の原動磁石体8と従動磁石部9とを使用しな
い構成の第1実施例として、第13図に示すように、前
記駆動軸7が、主ロータ側駆動軸7aと副ロータ側駆動
軸7bとに分割されたものであり、主ロータ側が、ケー
シングAの右側となり、副ロータが左側となって、その
主ロータ側駆動軸7a端に主インナーロータ4が固着さ
れ、パイプ状の副ロータ側駆動軸7bが、前記主ロータ
側駆動軸7aに挿入され、その副ロータ側駆動軸7bの
一端に副インナーロータ6が固着されている。その副ロ
ータ側駆動軸7bの他端(第13図において左側)と、
主ロータ側駆動軸7aの他端(第13図において左側)
とが、機械式(摩擦クラッチ等)又は電磁式(電磁クラ
ッチ等)のクラッチ14にて連結されている。該クラッ
チ14が電磁式の場合には、主ロータ側駆動軸7aの回
転数を検出する検出機構を備えた制御回路が設けられ、
主ロータ側駆動軸7aに設けたエンジンからの出力が伝
達されたプーリ15の回転にて、その主ロータ側駆動軸
7aの所望の回転数(例えば、約2000rpm)にな
るまで、励磁作用にて、副ロータ側駆動軸7bが回動し
、この回転数を越えると脱調作用にて、副ロータ側駆動
軸7bの駆動が停止するように構成されている。
また、機械式の場合には、その所望回転数になるまで連
結状態を保持し、これ以上の回転数になると、その連結
状態が解消されて、その副ロータ側駆動軸7bの駆動が
停止し、主ロータ側駆動軸7a、主ロータのみが駆動す
るように構成されている。
また、原動磁石体8と従動磁石部9とを使用しない構成
の第2実施例として、第14図が存在刃る。この実施例
では、第13図の場合と逆の構成となっている。即ち、
主ロータ側か、ケーシングAの左側となり、副ロータが
右側となって、そのパイプ状の主ロータ側駆動軸7a端
に主インナロータ4が固着され、中軸状の副ロータ側駆
動軸7bが、前記主ロータ側駆動軸7a内に挿入され、
その副ロータ側駆動軸7bの一端に副インナーロータ6
が固着されている。その副ロータ側駆動軸7bの他端(
第13図において左側)と、主ロク側駆動軸7aの他端
(第13図において左側)とが、機械式(摩擦クラッチ
等)又は電磁式(電磁クラッチ等)のクラッチ14にて
連結されている。この作用は、前記第1実施例と同様で
ある。
〔発明の効果〕
請求項1の発明においては、主ロータ室1.副ロータ室
2を有するツノ゛−ンングAの土ロータ室Iには、主ア
ウターロータ3及び主インナーロータ4を、副ロータ室
2には、副アウターロータ5及び副インナーロータ6を
それぞれ内装し、ケーシングA内に軸支した駆動軸7に
主インナーロータ4と原動磁石体8とをそれぞれ固着し
、該原動磁石体8を、前記副インナーロークロに設けた
従動磁石部9箇所に近接して設けたトロコイド型オイル
ポンプとしたことにより、まず第1にエンジンの低速回
転時と高速回転時においてそれぞれに適応する量のオイ
ルを循環供給することができるし、第2に構造が極めて
簡単であり、低価格にて提供することができる等の種々
の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、本発明のトロコイド
型オイルポンプは主ロータ室1に内装した主インナーロ
ータ4と駆動軸7とを固着しており、駆動軸7の回転と
ともに常時回転し、その主インナーロータ4の回転にて
主アウターロータ3とともに空隙部Sを形成し、オイル
等の流体を吸入、吐出してエンジンの潤滑用オイルを供
給している。また副ロータ室2においては、駆動軸7に
固着した原動磁石体8が駆動軸7とともに回転するもの
であるが、その原動磁石体8が回転することによって、
低速回転時においては、磁界作用にて、該原動磁石体8
に近接して設げられた従動磁石部9が、追動して回転す
ることとなる(第16図参照)。即ち、同期して回転す
ることとなる。
しかるに、原動磁石体8が高速回転になろうとすると、
その副アウターロータ5及び副インナーロータ6には大
きな負荷が加わり、これによって、その副アウターロー
タ5及び副インナーロータ6は、回転が遅れ、同期状態
を脱し、脱調となり、同期が解除され、その副アウター
ロータ5及び副インナーロータ6は停止状態となる(第
17図参照)。一方において、主アウターロータ3及び
王インナーロータ4は高速回転にて、ポンプ効率を向上
させることができる。
このような構成ゆえに、エンジンの低速回転B)には、
主ロータ室1と副ロータ室2において主アウターロータ
3と主インナーロータ4及び副アウターロータ5と副イ
ンナーロータ6とでオイル等の流体の流入、吐出を行い
、またエンジンの高速回転時には、主ロータ室1の主ア
ウターロータ3と主インナーロータ4のみでオイル等の
流体の流入、吐出を行うものであり、過剰なオイル等の
吐出がなく、これによって、油路回路の循環が良好で、
油圧上昇、油温上界、騒音の増大させること等の欠点を
防止できる利点がある。
また、その原動磁石体8.従動磁石部9の少なくとも一
方を電磁石として構成すれば、その磁力の変化によって
、その脱調時の回転数を任意の値にすることが可能であ
り、ポンプ効率をより上昇させることができる。
次に、本発明のトロコイド型オイルポンプでは、副ロー
タ室2の副インナーロータ6の回転を生じさせるのに、
駆動軸7に円筒状又は、円柱状の原動磁石体8を設けて
従動磁石部9に近接させた構造であり、極めて簡単な構
成であるのみならず、たとえ流体が浸入しても普通のモ
ータのように電気回路が介在していないので故障を殆ど
なくすことができる。
次に、請求項2の発明においては、主ロータ室1.副ロ
ータ室2を有するケーシングAの主ロータ室1には、主
アウターロータ3及び主インナーロータ4を、副ロータ
室2には、副アウターロータ5及び副インナーロータ6
をそれぞれ内装し、ケーシングA内に主ロータ駆動軸7
aと副ロータ駆動軸7bとを同軸状にそれぞれ軸支し、
その主ロータ駆動軸7aには主インナーロータ4を、副
ロータ駆動軸7aには、副インナーロータ6をそれぞれ
固着し、その主ロータ駆動軸7aと副ロータ駆動軸7b
とを機械式又は電気式のクラッチ14にて連結し、低速
回転時のみ副ロータ駆動軸7bを回転可能としたトロコ
イド型オイルポンプとしたことにより、第1にケーシン
グA内の構成として、このロータ関係を磁石化した構造
としなくとも、そのクラッチ14の作用にて、エンジン
の低速回転時には、主ロータと副ロータとで流入吐出を
行うことができ、エンジンの高速回転時には、主ロータ
室1の主ロータのみが駆動することとなり、請求項1の
発明と同様の作用及び効果を奏する。このため、ポンプ
効率を上昇させることができる。
特に、請求項2の発明では、ケーシングA内部に磁石構
成を設けないため、ケーシングA内構酸を比較的簡単で
にできる利点がある 他の構成は、請求項1の発明と同様であり、これと同等
の効果を発揮しろる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は本発明の一部断面とした斜視図、第2図は第1図の縦
断面図、第3図は一部断面とした第2図の要部側面図、
第4図は中間ボディーの一部切除した斜視図、第5図は
原動磁石体付き駆動軸の斜視図、第6図は副アウターロ
ータの一部切除した斜視図、第7図は本発明の一部断面
とした要部断面図、第8図は本発明の別の実施例の縦断
面図、第9図は第8図の一部切除した要部斜視図、第1
0図はさらに別の実施例の本発明の縦断面図、第11図
は原動磁石体を電磁石とした斜視図、第12図は第11
図の原動磁石体を使用した本発明の縦断面図、第13図
、第14図は本発明の別の実施例の縦断面図、第15図
は回転数、流量特性のグラフ、第16図は低速域状態の
本発明の作用図、第17図は高速域状態の本発明の作用
図である。 A・・・・・・ケーシング、   1・・・・・・主ロ
ータ室、2・・・・・・副ロータ室、   3・・・・
・・主アウターロータ、4・・・主インナーロータ、5
・・・副アウターロータ、6・・・副インナーロータ、
7・・・・・・駆動軸、7a・・・主ロータ駆動軸、7
b・・・・・・副ロータ駆動軸、8・・・・・・原動磁
石体、  9・・・・・・従動磁石部。 特 許 出 願 人  株式会社山田製作所第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主ロータ室、副ロータ室を有するケーシングの主
    ロータ室には、主アウターロータ及び主インナーロータ
    を、副ロータ室には、副アウターロータ及び副インナー
    ロータをそれぞれ内装し、ケーシング内に軸支した駆動
    軸に主インナーロータと原動磁石体とをそれぞれ固着し
    、該原動磁石体を、前記副インナーロータに設けた従動
    磁石部箇所に近接して設けたことを特徴としたトロコイ
    ド型オイルポンプ。
  2. (2)主ロータ室、副ロータ室を有するケーシングの主
    ロータ室には、主アウターロータ及び主インナーロータ
    を、副ロータ室には、副アウターロータ及び副インナー
    ロータをそれぞれ内装し、ケーシング内に主ロータ駆動
    軸と副ロータ駆動軸とを同軸状にそれぞれ軸支し、その
    主ロータ駆動軸には主インナーロータを、副ロータ駆動
    軸には、副インナーロータをそれぞれ固着し、その主ロ
    ータ駆動軸と副ロータ駆動軸とを機械式又は電気式のク
    ラッチにて連結し、低速回転時のみ副ロータ駆動軸を回
    転可能としたことを特徴としたトロコイド型オイルポン
    プ。
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