JPH02152120A - 劣化表示碍子 - Google Patents
劣化表示碍子Info
- Publication number
- JPH02152120A JPH02152120A JP30668688A JP30668688A JPH02152120A JP H02152120 A JPH02152120 A JP H02152120A JP 30668688 A JP30668688 A JP 30668688A JP 30668688 A JP30668688 A JP 30668688A JP H02152120 A JPH02152120 A JP H02152120A
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Landscapes
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は劣化状態を自ら検出して表示する機能を備えた
劣化表示碍子に関するものである。
劣化表示碍子に関するものである。
(従来の技術)
送電線などを絶縁支持している碍子は掻めて安定な磁器
質からなるものであるが、長期間にわたり過酷な環境下
に設置されて使用されるため、例えば落雷時の衝撃など
が原因となり劣化することがある。従来このような劣化
した碍子を検出するためには作業員が鉄塔に登り、絶縁
棒の先端に取り付けた不良碍子検出器によって個々の碍
子の絶縁劣化の有無を検査するのが普通であった。しか
しこのような従来の方法は、鉄塔上で長い絶縁棒を操作
して不良碍子検出器を活線状態にある碍子に接触させな
ければならないため不安全作業となり易く、危険を伴う
欠点があった。またこのような従来の方法は、各鉄塔に
登る必要があるために作業能率が悪く、事故などの際に
不良碍子を迅速に発見することは不可能であった。
質からなるものであるが、長期間にわたり過酷な環境下
に設置されて使用されるため、例えば落雷時の衝撃など
が原因となり劣化することがある。従来このような劣化
した碍子を検出するためには作業員が鉄塔に登り、絶縁
棒の先端に取り付けた不良碍子検出器によって個々の碍
子の絶縁劣化の有無を検査するのが普通であった。しか
しこのような従来の方法は、鉄塔上で長い絶縁棒を操作
して不良碍子検出器を活線状態にある碍子に接触させな
ければならないため不安全作業となり易く、危険を伴う
欠点があった。またこのような従来の方法は、各鉄塔に
登る必要があるために作業能率が悪く、事故などの際に
不良碍子を迅速に発見することは不可能であった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記したような従来の問題点を解決して、碍子
自体に劣化表示機能を持たせることにより、劣化した碍
子を安全にかつ作業能率よく発見することを可能にした
劣化表示碍子を提供するために完成されたものである。
自体に劣化表示機能を持たせることにより、劣化した碍
子を安全にかつ作業能率よく発見することを可能にした
劣化表示碍子を提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を解決するためになされた本発明は、碍子頭
部の磁器部分に磁器と密着させた電極を円周状に形成す
るとともに、この電極の断線を検出する検出回路と、電
極の断線が検出されたときにこれを表示する表示器とを
碍子に取り付けたことを特徴とするものである。
部の磁器部分に磁器と密着させた電極を円周状に形成す
るとともに、この電極の断線を検出する検出回路と、電
極の断線が検出されたときにこれを表示する表示器とを
碍子に取り付けたことを特徴とするものである。
(実施例)
以下に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
る。
第1図において、(1)は懸垂碍子の碍子頭部、(2)
はキャンプ金具、(3)は碍子頭部(+)にキャンプ金
具(2)を接着しているセメントである。この碍子頭部
(1)の外周面には一連となった電極(4)が碍子頭部
(])の全周にわたるように円周状に形成されている。
はキャンプ金具、(3)は碍子頭部(+)にキャンプ金
具(2)を接着しているセメントである。この碍子頭部
(1)の外周面には一連となった電極(4)が碍子頭部
(])の全周にわたるように円周状に形成されている。
この電極(4)は印刷または貼り付けによって碍子の磁
器と密着させたものであり、もし磁器にクラックが入っ
た場合には電極(4)も断線するような構造となってい
る。
器と密着させたものであり、もし磁器にクラックが入っ
た場合には電極(4)も断線するような構造となってい
る。
(5)はキャップ金具(2)の−側面に設けられた電源
用の太陽電池であり、シリコンゴムなどの封着剤(6)
によりキャップ金具(2)の凹部内にモールドされてい
る。また(7)はキャンプ金具(2)の反対側の側面に
同しく封着剤(6)によりモールドされたパンテリ、(
8)は検出回路、(9)は表示器である。この電極(4
)には太陽電池(5)とバッテリ(7)により常時微少
電流が流れているが、もし電極(4)が断線すると第2
図からも明らかなように電極(4)に電流が流れなくな
り、検出回路(8)はこのような通電状態の変化を利用
して電極(4)が断線したことを検出する。表示器(9
)は検出回路(8)が断線を検出したときに作動するも
のであって、その種類は特に限定されるものではないが
、好ましくはECD (エレクトロ クロミック デイ
スプレィ)が用いられる。ECDは電圧を印加すること
により無機あるいは有機物質に生しる可逆的な電気化学
反応に伴う色変化を利用した表示素子であり、液晶に比
較してコントラスト、見易さに優れ、また低電圧駆動が
可能であるなどの利点を有している0本実施例のように
太陽電池(5)とバッテリ(7)を碍子に内蔵させてお
けば、外部電源を必要とせず、またメンテナンスフリー
とすることができる。
用の太陽電池であり、シリコンゴムなどの封着剤(6)
によりキャップ金具(2)の凹部内にモールドされてい
る。また(7)はキャンプ金具(2)の反対側の側面に
同しく封着剤(6)によりモールドされたパンテリ、(
8)は検出回路、(9)は表示器である。この電極(4
)には太陽電池(5)とバッテリ(7)により常時微少
電流が流れているが、もし電極(4)が断線すると第2
図からも明らかなように電極(4)に電流が流れなくな
り、検出回路(8)はこのような通電状態の変化を利用
して電極(4)が断線したことを検出する。表示器(9
)は検出回路(8)が断線を検出したときに作動するも
のであって、その種類は特に限定されるものではないが
、好ましくはECD (エレクトロ クロミック デイ
スプレィ)が用いられる。ECDは電圧を印加すること
により無機あるいは有機物質に生しる可逆的な電気化学
反応に伴う色変化を利用した表示素子であり、液晶に比
較してコントラスト、見易さに優れ、また低電圧駆動が
可能であるなどの利点を有している0本実施例のように
太陽電池(5)とバッテリ(7)を碍子に内蔵させてお
けば、外部電源を必要とせず、またメンテナンスフリー
とすることができる。
なお00)は導電性ペイントなどからなるシールド用メ
タル電極であり、キャンプ金具(2)と接続して外部誘
導などを防ぎ、誤動作を防止するためのものである。
タル電極であり、キャンプ金具(2)と接続して外部誘
導などを防ぎ、誤動作を防止するためのものである。
(作用)
このように構成された本発明の劣化表示碍子は、碍子が
劣化して磁器部分にクランクが入った場合には碍子頭部
(1)の磁器に密着させて形成された電極(4)も同時
に断線することとなり、電極(4)に電流が流れなくな
る。すると検出回路(8)がこれを検出してECDなと
の表示器(9)が作動し、キャップ金具(2)の外表面
などに断線したことを表示する。
劣化して磁器部分にクランクが入った場合には碍子頭部
(1)の磁器に密着させて形成された電極(4)も同時
に断線することとなり、電極(4)に電流が流れなくな
る。すると検出回路(8)がこれを検出してECDなと
の表示器(9)が作動し、キャップ金具(2)の外表面
などに断線したことを表示する。
従って従来のように作業員が個々の鉄塔に登り、碍子の
劣化を人手によって検査しなくても、鉄塔の下から望遠
鏡などにより劣化した碍子を容易に発見することが可能
となり、鉄塔上の不安全作業による危険を避けることが
できるとともに、劣化した碍子の発見を極めて能率よく
行うことが可能となる。
劣化を人手によって検査しなくても、鉄塔の下から望遠
鏡などにより劣化した碍子を容易に発見することが可能
となり、鉄塔上の不安全作業による危険を避けることが
できるとともに、劣化した碍子の発見を極めて能率よく
行うことが可能となる。
なお本発明の劣化表示碍子は電極(4)が形成された磁
器部分にクランクが入った場合にのみ表示を行うことが
できるものであるが、碍子劣化の大部分はクラックによ
るものであるから、劣化碍子のほとんどを検出、表示す
ることが可能である。
器部分にクランクが入った場合にのみ表示を行うことが
できるものであるが、碍子劣化の大部分はクラックによ
るものであるから、劣化碍子のほとんどを検出、表示す
ることが可能である。
また上記の実施例は懸垂碍子に関するものであるが、S
P碍子、長幹碍子、碍管などについてもそのまま適用す
ることができ、端面クラックの検出を行うことができる
。
P碍子、長幹碍子、碍管などについてもそのまま適用す
ることができ、端面クラックの検出を行うことができる
。
(発明の効果)
本発明は以上に説明したとおり、碍子頭部に電極を形成
するとともに電極の断線検出器と表示器とを碍子に取付
けておくことにより、碍子自体に劣化表示機能を持たせ
たものであるから、劣化した碍子を鉄塔に登らなくても
発見することができ、安全性および作業能率向上の面で
大きい効果を発揮することができる。
するとともに電極の断線検出器と表示器とを碍子に取付
けておくことにより、碍子自体に劣化表示機能を持たせ
たものであるから、劣化した碍子を鉄塔に登らなくても
発見することができ、安全性および作業能率向上の面で
大きい効果を発揮することができる。
よって本発明は従来の問題点を解決した劣化表示碍子と
して、産業の発展に寄与するところは摸めて大きいもの
がある。
して、産業の発展に寄与するところは摸めて大きいもの
がある。
第1図は本発明の実施例の要部を示す断面図、第2回は
その回路図である。 (1)・:碍子頭部、(4):電極、(8):検出回路
、(9):表示器。 1:石〒Y時部、4:電極。 9二表示器。 8:千吏工IJ婦 麓10 fぽ
その回路図である。 (1)・:碍子頭部、(4):電極、(8):検出回路
、(9):表示器。 1:石〒Y時部、4:電極。 9二表示器。 8:千吏工IJ婦 麓10 fぽ
Claims (1)
- 碍子頭部(1)の磁器部分に磁器と密着させた電極(4
)を円周状に形成するとともに、この電極(4)の断線
を検出する検出回路(8)と、電極(4)の断線が検出
されたときにこれを表示する表示器(9)とを碍子に取
り付けたことを特徴とする劣化表示碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30668688A JPH02152120A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 劣化表示碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30668688A JPH02152120A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 劣化表示碍子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02152120A true JPH02152120A (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=17960093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30668688A Pending JPH02152120A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 劣化表示碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02152120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018067540A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | セディベ・エス・ア | 保護用漏洩電流検出器を備えた架空電力線碍子 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP30668688A patent/JPH02152120A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018067540A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | セディベ・エス・ア | 保護用漏洩電流検出器を備えた架空電力線碍子 |
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