JPH0215198Y2 - - Google Patents

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JPH0215198Y2
JPH0215198Y2 JP15474681U JP15474681U JPH0215198Y2 JP H0215198 Y2 JPH0215198 Y2 JP H0215198Y2 JP 15474681 U JP15474681 U JP 15474681U JP 15474681 U JP15474681 U JP 15474681U JP H0215198 Y2 JPH0215198 Y2 JP H0215198Y2
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multiplexer
resistor
signals
multiplexer unit
control signal
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JP15474681U
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数のマルチプレクサ・ユニツトを
用いた多点アナログ信号測定装置の改良に関する
ものである。さらに詳しくは、マルチプレクサ・
ユニツトが、例えばデプレツシヨン形電界効果ト
ランジスタのような、常閉形のスイツチを用いて
構成されている多点アナログ信号測定装置におい
て、マルチプレクサ・ユニツトのオンライン・メ
インテナンスを可能にしたものである。
多点アナログ信号測定装置として、多点のアナ
ログ信号をマルチプレクサで1点ずつ順番に取込
み、それを逐一デイジタル信号に変換して記憶装
置に記憶するようにしたものがある。マルチプレ
クサは、適当な入力点数ごとにユニツト化され、
ユニツトごとに着脱できるようになつている。ユ
ニツトの着脱は、多点アナログ信号測定装置の稼
動中にも行えること、すなわち、オンライン・メ
インテナンスができることが望ましい。
ところが、マルチプレクサ用のスイツチ素子と
して、例えばデプレツシヨン形電界効果トランジ
スタのような常閉形のスイツチを用いたときは、
マルチプレクサ・ユニツトの着脱時、制御信号の
未印加あるいは消失によりスイツチがオンになつ
たマルチプレクサ・ユニツトが着脱されることに
なり、このマルチプレクサを通じて、正規でない
アナログ信号が測定回路に同時に入力されるの
で、不都合である。
本考案の目的は、スイツチが常閉形のマルチプ
レクサ・ユニツトを用いておりながら、オンライ
ン・メインテナンスが行なえる多点アナログ信号
測定装置を提供することにある。
本考案は、マルチプレクサ・ユニツトごとに着
脱状態信号を測定回路に与えるようにするととも
に、測定回路は、1つのマルチプレクサ・ユニツ
トを通じて信号を入力するたびに、入力動作の前
後における全マルチプレクサ・ユニツトの着脱状
態信号の変化を調らべ、変化がないときは、今回
入力した信号を採用し、変化があるときは、今回
入力した信号を無視して代わりに前回入力した信
号を再利用するようにしたものである。
以下、図面によつて本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案実施例の概念的構成図である。
第1図において、11,12,…1nはマルチプレ
クサ・ユニツト、2は測定回路である。
マルチプレクサ・ユニツト11は、n個の入力
チヤネルに対応するn組の抵抗対(R11a,R11b
〜(R1oa,R1ob)と、n個の線間キヤパシタC11
〜C1oと、n組のスイツチ対(S11a,S11b)〜
(S1oa,S1ob)と、これらスイツチ対が共通接続
される2線に設けられたスイツチ対S1a,S1bと、
応答回路RESP1を持つている。n組のスイツチ
対(S11a,S11b)〜(S1oa,S1ob)は個々の入力
チヤネルの切換用のスイツチ、スイツチ対(S1a
S1b)はユニツトの切換用のスイツチである。他
のマルチプレクサ・ユニツト12〜1nも同様な構
成になつている。スイツチはすべてデプレツシヨ
ン形電界効果トランジスタのような常閉形のもの
である。全マルチプレクサ・ユニツト11〜1n
測定回路2に集約接続される。
測定回路2は、差動増幅器Aと、この差動増幅
器Aの出力信号をデイジタル信号に変換するアナ
ログ・デイジタル変換器(以下AD変換器ADC)
と、データ処理用のプロセツサCPUと、その動
作用のプログラム等を記憶するコントロール・メ
モリROMと、メイン・メモリRAMと、マルチ
プレクサ制御用の入出力装置I/Oとを持つてい
る。プロセツサCPU、コントロール・メモリ
ROM、メイン・メモリRAM、AD変換器ADC、
および入出力装置I/Oはデータ・バスDBによ
つて相互に接続されている。
差動増幅器Aの入力端子には、全マルチプレク
サ・ユニツト11〜1nのユニツト切換用スイツチ
対(S1a,S1b)〜(Soa,Sob)の出力信号が共通
に与えられる。入出力装置I/Oから全マルチプ
レクサ・ユニツト11〜1nの応答回路RESP1
RESPnには個別に制御信号が与えられ、全応答
回路RESP1〜RESPnから入出力装置I/Oには、
それぞれの応答信号が共通に与えられる。
入出力装置I/Oから応答回路RESP1
RESPnに個別に制御信号を与える各信号線は、
各マルチプレクサ・ユニツト1i(i=1〜n)内
において、抵抗Riを通じて「H」レベルにブルア
ツプされ、マルチプレクサ・ユニツト1iと測定
回路2の間または測定回路2の内部において、抵
抗Rciを通じて「L」レベルにブルダウンされて
いる。抵抗RiとRciの比を適切に定めることによ
り、プルアツプとプルダウンが同時に存在すると
きは、信号線の電位は「H」レベルの範囲にとど
まるようにされる。マルチプレクサ・ユニツト1
が接続を外されるなどして、プルアツプがなく
なると、その信号線の電位は「L」レベルに落ち
る。各信号線の電位は入出力装置I/Oによつて
それぞれ検知され、これによつて、マルチプレク
サ・ユニツトの着脱状態が検知できるようになつ
ている。
このように構成された装置の動作は次のとおり
である。動作説明図を第2図および第3図に示
す。入出力装置I/Oは、プロセツサCPUの管
制のもとに、全マルチプレクサ・ユニツト11〜1n
の応答回路RESP1〜RESPnに順番に「L」レベ
ルの制御信号CASEL1〜CASELnを与えて、各マ
ルチプレクサ・ユニツト1iの動作を指令する。
このような制御信号が与えられたマルチプレク
サ・ユニツト1iは、各自の入力信号のマルチプ
レクシングを開始するとともに、応答回路RESPi
を通じて「L」レベルの応答信号を測定回
路に返えす。制御信号iとそれに対する応
答信号の「L」レベルは、マルチプレク
サ・ユニツト1iの動作期間中維持される。マル
チプレクサ・ユニツト1iから差動増幅器Aに順
番に入力されて増幅される各入力チヤネルのアナ
ログ信号は、プロセツサCPUの管制のもとに、
AD変換器ADCによつて逐一デイジタル信号に変
換されて、メイン・メモリRAMに記憶される。
このようなマルチプレクサ・ユニツト1iへの
動作指令と、AD変換器ADCの起動と、メイン・
メモリRAMへの入力データの記憶を管制すると
きのプロセツサCPUの動作は、第3図のフロー
チヤートのようになつている。すなわち、段階1
において、マルチプレクサ・ユニツト1iに動作
指令を発すると、次に段階2において、全応答回
路RESP1〜RESPnの制御信号線の電位
CASEL1〜nを読込んで、これをXデータとして記
憶し、次に段階3で、マルチプレクサ・ユニツト
iの応答信号RESPの有無を確める。応答信号が
無いときは段階9に抜けてマルチプレクサ・ユニ
ツト1iの動作を終了させるが、応答信号がある
ときは、段階4において、そのユニツトの全入力
データを逐一デイジタル値に変換させて一時記憶
し、次いで段階5で、再び応答回路RESP1
RESPnの制御信号線の電位CASEL1〜nを読込ん
で、これをYデータとする。そして、段階6で、
このYデータと先のXデータとの異同を調らべ、
両者が一致するときは、段階7で先のAD変換の
一時記憶値を正規の入力データとしてメイン・メ
モリRAMに記憶して段階9に抜ける。一方Xデ
ータとYデータが不一致のときは、メイン・メモ
リRAMへの記憶動作を省略して段階8でマルチ
プレクサの駆動を一定時間中断し、その後に段階
9に抜ける。この場合、記憶動作の省略により、
メイン・メモリRAM中のデータは、マルチプレ
クサ・ユニツト1iに関する前回の取込みデータ
がそのまま残る。
データXとYが一致しているということは、
AD変換の前後において、どのマルチプレクサ・
ユニツト11〜1nも着脱状態に変化がなかつたこ
とを意味するから、取込んだデータは正規のデー
タとしてメイン・メモリRAMに記憶してよい。
しかし、データXとYが不一致のときは、第2図
後半のように、AD変換の動作中にマルチプレク
サ・ユニツト11〜1nのうちのどれか(例えば1
)が着脱されたことを意味し、その常閉接点を
通じて混入する信号により、入力データは正規で
ないものとなつている可能性があるので、この場
合の取込みデータは無視し、代わりに前回データ
の記憶値を再利用する。マルチプレクシングの速
度は、入力信号の変化速度に比らべて十分高速な
ので、このようにしても問題はない。また、マル
チプレクサ・ユニツトが着脱されると、電源の負
荷が変動して、それに基づく電源電圧の変動によ
り、他のマルチプレクサ・ユニツトの正常動作が
保証されないことになりうるので、その間は、マ
ルチプレクサ・ユニツトの駆動を中断して、電源
電圧の整定を待つ。
このような動作が行われるので、どのマルチプ
レクサ・ユニツトでも、他に悪影響をおよぼすこ
となく、オンラインでメインテナンスが行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の概念的構成図、第2
図、および第3図は第1図の装置の動作説明図で
ある。 11〜1n……マルチプレクサ・ユニツト、
RESP1〜RESPn……応答回路、2……測定回路、
A……差動増幅器、ADC……アナログ・デイジ
タル変換器、CPU……プロセツサ、ROM……コ
ントロール・メモリ、RAM……メイン・メモ
リ、I/O……入出力装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ所定数の入力チヤネルを有する複数の
    マルチプレクサ・ユニツトと、これらマルチプレ
    クサ・ユニツトを制御しそれを通じて多点のアナ
    ログ信号を順番に取込みデイジタル信号に変換し
    て記憶する測定回路とを有する多点アナログ信号
    入力装置において、測定回路から各マルチプレク
    サ・ユニツトにそれぞれ個別に制御信号を伝える
    複数の制御信号線、各マルチプレクサ・ユニツト
    内において前記制御信号線を二値信号の一方に相
    当する電位点に接続する第1の抵抗、各マルチプ
    レクサ・ユニツトの外において前記複数の制御信
    号線を二値信号の他方に相当する電位点にそれぞ
    れ接続する複数の抵抗であつてそのおのおのの値
    は前記第1の抵抗の値より十分大きい第2の抵
    抗、および、測定回路内においてその動作を管制
    するプロセツサであつて、1つのマルチプレク
    サ・ユニツトからのアナログ信号群をデイジタル
    信号に変換させるたびその前後において前記複数
    の制御信号線の電位の組合せを検知して2つの検
    知結果を比較し不一致のときはデイジタル変換値
    の記憶動作を省略するプロセツサを設けたことを
    特徴とする多点アナログ信号測定装置。
JP15474681U 1981-10-16 1981-10-16 多点アナログ信号測定装置 Granted JPS5858694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15474681U JPS5858694U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 多点アナログ信号測定装置

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JP15474681U JPS5858694U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 多点アナログ信号測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5858694U JPS5858694U (ja) 1983-04-20
JPH0215198Y2 true JPH0215198Y2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=29947339

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JP15474681U Granted JPS5858694U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 多点アナログ信号測定装置

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JPS5858694U (ja) 1983-04-20

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