JPH0215011B2 - - Google Patents

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JPH0215011B2
JPH0215011B2 JP56182565A JP18256581A JPH0215011B2 JP H0215011 B2 JPH0215011 B2 JP H0215011B2 JP 56182565 A JP56182565 A JP 56182565A JP 18256581 A JP18256581 A JP 18256581A JP H0215011 B2 JPH0215011 B2 JP H0215011B2
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JP
Japan
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red blood
pipe
blood cells
tube
detection device
Prior art date
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Expired
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JP56182565A
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English (en)
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JPS5883233A (ja
Inventor
Noryuki Tatsumi
Masayoshi Hayashi
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Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、赤血球の特性、とくに赤血球が毛細
管を通過する際に様々な状態に変形する能力、す
なわち変形能を測定する装置に関するものであ
る。
赤血球の種々の特性のうち、赤血球が血管内を
絶えず循環し、通常約8μ前後の直径を有するも
のが、直径数μ足らずの毛細管内を自由に通過し
ているが、これは赤血球が変形能を有しているた
めであり、この変形能を調べることにより、微小
循環障害などの診断に役立てることができる。一
方、赤血球の変形能を定量化する手法の1つとし
て、3μ程度のガラス毛細管に吸い込まれるに要
する陰圧(吸引圧力)を一定のPH、浸透圧で測定
する方法、または他の手法として、3〜5μ程度
の多孔性のフイルタに赤血球を透過させ流量を測
定する方法が用いられていたが、前者は顕微鏡下
における赤血球1個宛の測定であり、測定結果が
必ずしも赤血球全体の平均値を代表しているとは
限らず、熟練を要し実用的ではない。後者は多数
の赤血球に対する平均値が得られる反面、赤血球
の崩壊による誤差、赤血球を浮懸する液の粘度、
温度などの影響を受け、流量が必ずしも変形能に
関連したパラメータであるとは断定できない欠点
があつた。またいずれの方法も測定に手間を要
し、1検体当りの測定所要時間はかなり長いもの
であつた。
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、試
料容器内の血液希釈液をチユーブの一端から吸引
し送り出すチユーブポンプと、このチユーブの他
端に導入パイプを介して接続され直径3μ前後の
孔〓を多数有するフイルタをホルダに一定間隔に
配置し順次フイルタが導入パイプとホルダを介し
てこの導入パイプに対設された導出パイプとの間
に移動するようにしたフイルタ部と、導入パイプ
および導出パイプに接続され前記チユーブポンプ
を駆動する差圧検出装置と、前記導出パイプに接
続されフイルタ部を通過した試料を検出器下部に
設けられた検出孔に通過させ赤血球と希釈液との
電気的差異に基づいて赤血球を検出する粒子検出
装置とから構成することにより、所定時間フイル
タを通過させた血液希釈液中の赤血球数から、変
形能に関するパラメータを容易に得ることができ
る赤血球の特性を測定する装置を提供せんとする
ものである。
以下、本発明の構成を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明の装置の全体を、第2図はフ
イルタ部および差圧検出装置を示している。1は
血液希釈液、2は試料容器、3は吸引パイプ、4
はチユーブポンプである。チユーブポンプ4は吸
引パイプ3に接続された細いチユーブ5をしごい
て吸引し送り出す構造となつている。このチユー
ブポンプ4はチユーブ劣化の心配はあるが、耐薬
品性やコンタミネーシヨンの面で優れている。チ
ユーブポンプ4は後述の差圧検出装置6からの制
御信号により駆動されるモータを備え、モータの
回転速度またはオン・オフにより、チユーブ5の
他端に導入パイプ7を介して接続されたフイルタ
部8のフイルタ9にかかる圧力を一定圧力に保持
する。
フイルタ部8のフイルタ9は第2図に示すよう
に、たとえば円板状のホルダ10の上の同一円周
上に複数個並べられており、ホルダ10ごと交換
が可能なようになつている。ホルダ10はその周
縁をベアリング11で支持され、ホルダ10の円
周面に設けられた刻み12に噛み合う歯車13を
ステツプモータ14により回転させ、フイルタ9
を順次所定位置に移動させるように構成されてい
る。フイルタ9は赤血球が変形能を有するときの
みその間〓を通過できる程度の3μ前後の狭い通
路を多数有しており、合成樹脂製のメンブランフ
イルタが比較的均一な間〓を有し使い易いので、
使用するのに適している。フイルタ部8において
は、所定の位置でフイルタ9を設けたホルダ10
を挾持し、気密を保持するように導入パイプ7と
導出パイプ15とが対向しており、所定のフイル
タを介してのみ導入パイプ7と導出パイプ15と
が連通するようになつている。
導入パイプ7および導出パイプ15には、それ
ぞれ差圧検知用のパイプ16,17が設けられ、
これらのパイプ16,17を介して差圧検出装置
6に接続されている。この差圧検出装置6は、た
とえば第2図に示すように、水銀U字管18に電
気接点19,20を設け、水銀21をスイツチと
してオン・オフ制御をするように構成するのが比
較的簡単で高精度の制御が行なえる。また水銀U
字管を用いずに、ピエゾ効果を利用した圧力検知
用半導体を用いることができる。この半導体によ
り圧力が抵抗変化に変換され、V−F変換回路を
用いかつポンプ駆動用にパルスモータを用いるこ
とにより、かなり高精度の圧力制御を行なうこと
ができる。この方法は有害な水銀を用いないため
に、水銀がこぼれたりあるいは接点不良による誤
動作がなく、小型に構成することができる。
導出パイプ15の他端には粒子検出装置22が
接続され、フイルタ部8を通過した試料が検出容
器23に導入される。粒子検出装置22は従来の
血球計数器とほぼ同様の構成であり、検出器24
の下部に直径100μ程度の検出孔25が設けられ、
検出器24の内外に設けられた電極26,27に
より、検出孔25を通過する赤血球と希釈液との
インピーダンスの差異に基づいて赤血球が検出さ
れ、検出回路28を経て計数回路29で血球パル
ス信号が計数される。30は検出器24の上部に
接続され検出器24の内部に試料を吸引する流体
制御装置で、被測定試料の定量装置を内蔵してい
る。
上記のように構成された装置を用いて赤血球の
変形能を測定するには、試料容器2に血液希釈液
を収納し、吸引パイプ3を介してフイルタ部8に
試料を供給すると、所定の圧力(たとえば200mm
Hg)でフイルタ9の前後に圧力がかけられ、変
形能を有する赤血球のみが赤血球の直径(8μ程
度)よりも小さいフイルタ9の間〓を通過し、検
出容器23に供給される。変形能の正常な赤血球
は速やかにフイルタ9を通過するが、変形能が低
下した赤血球はフイルタ9に捕獲されたり、ある
いは通過するのに時間を要する。したがつて所定
の時間内に検出容器23に送り込まれる試料を粒
子検出装置22により測定し、単位体積当りの粒
子数を計数すると、粒子の絶対数、フイルタ通過
前後の減少割合あるいは単位時間当りの通過粒子
数などから、変形能に関する重要なパラメータを
得ることができる。このようにして得られたパラ
メータは、臨床データとして微小循環障害などの
診断などに提供される。一検体に使用されたフイ
ルタは、ステツプモータ14によりつぎのフイル
タと交換され、さらに全部のフイルタを使い切る
とホルダごと交換される。測定後、検出容器23
の内部の試料はバルブ31を介して外部へ排出さ
れる。なおフイルタおよびホルダは第2図に示す
ような円板状のものに限らず、第3図に示すよう
に、スプロケツト32を有する細いフイルム33
に多数の窓をあけ、各窓の部分にフイルタ9を固
定してなるものを用いることも可能である。
以上説明したように本発明の装置によれば、フ
イルタ部により所定圧力で所定時間の前処理工程
が行なわれ、しかる後に粒子計数測定が行なわれ
各種パラメータの測定が行なわれる。これらの工
程は所定のプログラムに従つて各検体ごとの測定
を自動的に行なうことができ、従来の研究室的な
測定からルーチン化された検体測定を可能にする
ものであり、熟練や高度の技術を必要とせず、簡
単に変形能に関するパラメータを得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施態様を示す断面
説明図、第2図はフイルタ部および差圧検出装置
の説明図、第3図はフイルタ部の他の例を示す説
明図である。 1……血液希釈液、2……試料容器、3……吸
引パイプ、4……チユーブポンプ、5……チユー
ブ、6……差圧検出装置、7……導入パイプ、8
……フイルタ部、9……フイルタ、10……ホル
ダ、11……ベアリング、12……刻み、13…
…歯車、14……ステツプモータ、15……導出
パイプ、16,17……パイプ、18……水銀U
字管、19,20……電気接点、21……水銀、
22……粒子検出装置、23……検出容器、24
……検出器、25……検出孔、26,27……電
極、28……検出回路、29……計数回路、30
……流体制御装置、31……バルブ、32……ス
プロケツト、33……フイルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 試料容器内の血液希釈液をチユーブの一端か
    ら吸引し送り出すチユーブポンプと、このチユー
    ブの他端に導入パイプを介して接続され直径3μ
    前後の孔〓を多数有するフイルタをホルダに一定
    間隔に配置し順次フイルタが導入パイプとホルダ
    を介してこの導入パイプに対設された導出パイプ
    との間に移動するようにしたフイルタ部と、導入
    パイプおよび導出パイプに接続され前記チユーブ
    ポンプを駆動する差圧検出装置と、前記導出パイ
    プに接続されフイルタ部を通過した試料を検出器
    下部に設けられた検出孔に通過させ赤血球と希釈
    液との電気的差異に基づいて赤血球を検出する粒
    子検出装置とからなることを特徴とする赤血球の
    特性を測定する装置。
JP56182565A 1981-11-13 1981-11-13 赤血球の特性を測定する装置 Granted JPS5883233A (ja)

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JPS59961U (ja) * 1982-06-25 1984-01-06 東亜医用電子株式会社 血球の特性を測定する装置
US8353656B2 (en) 2007-03-31 2013-01-15 Mark Trageser Pushpin retaining device and method of retaining without object puncture
JP6993047B2 (ja) * 2016-11-11 2022-01-13 バイオサージカル エス.エル. 濾過装置
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