JPH0214954Y2 - - Google Patents

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JPH0214954Y2
JPH0214954Y2 JP18311787U JP18311787U JPH0214954Y2 JP H0214954 Y2 JPH0214954 Y2 JP H0214954Y2 JP 18311787 U JP18311787 U JP 18311787U JP 18311787 U JP18311787 U JP 18311787U JP H0214954 Y2 JPH0214954 Y2 JP H0214954Y2
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pipe
cutting
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rotary blade
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、床等に埋設されたパイプをその内周
面側から切断するパイプ切断装置に関する。
(従来の技術) 例えば、床に上下方向に埋設されたパイプと、
床面に沿わされたパイプとをその両者の端部にエ
ルボ継手を螺合して連結する場合がある。この場
合、エルボ継手とパイプとの螺合代は一定に定め
られているので、パイプが床面に沿うように配管
するためには、床に埋設されたパイプとエルボ継
手とは床面よりも下部で連結する必要がある。従
つて、パイプは必然的に床面より下部で切断しな
ければならず、そこで、従来は第8図に示すよう
な切断装置を用いている。
即ち、この装置は切断刃30を下部に有する支
柱31と、この支柱31に平行リンク機構を介し
て開閉自在に連結された脚部材32と、支柱31
と脚部材32を開閉操作するための握り部33及
びハンドル部34を有する位置決め部材35とを
備えている。
パイプ36を切断する際には、支柱31と脚部
材32とをパイプ36に挿入し、予め切断位置を
設定した位置決め部材35をパイプ36上端面に
載置する。そして、切断刃30と脚部材32をパ
イプ36内周面に押圧した状態で、握り部33と
ハンドル部34とを持つて装置を回転させなが
ら、切断刃30によりパイプ36を内周面より切
断する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の装置は、支柱31と脚部
材32とを平行リンク機構によつて開閉操作しな
ければならないので、構造が複雑である。
また、装置の構造が複雑なので、装置の小型化
が困難であり、しかも支柱31と脚部材32との
2部材をパイプ36に挿入しなければならないの
で、支柱31と脚部材32とを挿入できないよう
な小径のパイプは切断できない。
本考案は、上記問題点に鑑み、簡単な構造で且
つ小径なパイプであつても切断することのできる
パイプ切断装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は次の通りである。
パイプ3に挿入される回転軸5の中途部にパイ
プ3を内周面側から切断する回転刃6が備えら
れ、回転軸5の回転刃6よりも基部側に、パイプ
端面に接当して切断位置を設定する位置決め部材
7が軸方向調節自在に設けられ、回転軸5の回転
刃6よりも先端側に、パイプ3内部を閉塞する切
粉受部材8が着脱自在且つ軸心に対して偏心自在
に設けられた点にある。
(作用) 切断するパイプ3の長さに応じて位置決め部材
7を調節し、回転刃6と位置決め部材7との関隔
を設定する。その後に、回転軸5をパイプ3に挿
入し、位置決め部材7をパイプ3の端面に接当し
た状態で回転軸5を回転させると共に周方向及び
径方向に動かす。
この時、切粉受部材8が回転軸5の軸心に対し
て偏心するので、回転刃6によりパイプ3を内周
面側から切断できる。
切断後に、回転軸5を抜き出すと、切粉は切粉
受部材8に受けられているので、同時に外部に取
出せる。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
1は床2に上下方向に埋設されたボイド管で、こ
のボイド管1に空間を有するように塩ビ材料のパ
イプ3が内設されている。
4はパイプ切断装置で、この装置4は、パイプ
3に挿入される回転軸5と、この回転軸5の中途
部に着脱自在に設けられた回転刃6と、回転軸5
の回転刃6よりも基部(第1図において上部側)
に設けられた位置決め部材7と、回転軸5の回転
刃6よりも先端部に着脱自在に設けられた切粉受
部材8とを備えている。
回転軸5は電動工具のチヤツク19に保持され
る六角形状の取付部9を有する軸本体10と、軸
本体10の先端に設けられためねじ部11に螺合
するおねじ部12を有し、軸本体10の先端面側
に回転刃6を固定するための軸先部13とからな
る。
回転刃6はパイプ3内径よりも小径の円板状
で、第2図に示すように、その外周縁に鋸歯状の
刃部14を有している。この回転刃6の中央に通
孔15が形成されており、この通孔15に前記軸
先部13のおねじ部12が挿入され、軸先部13
を軸本体10に締結することにより、回転刃6が
回転軸5と一体に回転するように固定されてい
る。
位置決め部材7の外径はパイプ3外径以上に形
成されており、その軸心方向中央部には、通孔1
6が形成され、この通孔16に回転軸5の軸本体
10が軸方向に摺動自在に内嵌されている。この
位置決め部材7は、その径方向に進退自在に螺挿
されたロツクボツト17によつて、軸本体10に
設けられた軸心方向の目盛18に合わせて任意の
位置で固定自在である。
切粉受部材8はスプリングにより先端側が小径
の截頭円錐状に形成されている。この受部材8は
軸先部13に外嵌され且つ、その先端部が軸先部
13の先端に接当した状態で、ボルト21により
軸先部13に取付けられている。この受部材8の
基部側は、パイプ3の内周面に接してパイプ3内
部を閉塞するように、パイプ3の内径と略等しい
径に形成されている。
以上において、パイプ3を床面2aより下部で
切断するには、予め、位置決め部材7を調節し
て、切断するパイプ3の長さに応じて回転刃6と
位置決め部材7との間隔を設定しておく。その後
に、電動工具に取付けた回転軸5をパイプ3に挿
入する。この場合、切粉受部材8は截頭円錐状な
ので、回転軸5を挿入する際に、ガイドの効果が
得られる。位置決め部材7をパイプ3上端面に載
置した状態で回転軸5を回転させると共に、回転
軸5を周方向及び径方向に動かし、回転刃6によ
りパイプ3を内周面側から切断する。
この時、切粉受部材8はその周部がパイプ3の
内周面に接した状態のまま回転軸5の軸心に対し
て偏心する。即ち、切粉受部材8は弾性変形する
ので、回転刃6の切断に影響することなく、しか
も切粉はこの受部材8に受けられる。パイプ3切
断後に、回転軸5を引き上げれば、これと同時に
切粉も取出すことができる。
その後にエルボ継手20を床面2aに沿うよう
にパイプ3に螺合する。
第3図〜第7図に他の実施例を示す。
第3図に示すものは、切粉受部材8がウレタン
ゴム等の弾性材料からなり、回転刃6の刃部14
は切込みを良好にするように、テーパ状に形成さ
れている。
第4図に示すものは、切粉受部材8が金属又は
硬質の合成樹脂材料からなり、この受部材8はボ
ルト21に遊嵌した状態でスプリング22を介し
て偏心自在に軸先部13に取付けられている。
第5図に示すものは、切粉受部材8が第4図と
同様に硬質材料からなり、この受部材8はゴム又
はスプリング等の弾性体からなる連結部材23に
より、軸先部13に対して偏心自在に連結されて
いる。
第6図に示すものは、連結部材23が硬質の材
料で、切粉受部材8が弾性材料からなつている。
第7図に示すものは、切粉受部材8がスポンジ
状の球体からなつている。この受部材8の径はパ
イプ3の内径よりも大にする方が望ましい。
尚、本考案は上記の実施例に限定されるもので
はなく、横方向に設けられたパイプ3でも、金属
材料のパイプであつても切断可能である。また、
小型の電動工具を使用すれば、壁際での切断作業
も容易に行うことができる。
(考案の効果) 本考案は、回転軸5の中途部にパイプ3を内周
面側から切断する回転刃6が備えられ、回転軸5
の回転刃6よりも基部側に位置決め部材7が軸方
向調節自在に設けられているので、従来のよう
に、平行リンク機構を介して支柱と脚部材とを開
閉操作し、支柱と脚部材とをパイプに挿入するも
のに比べ、構造が簡単で小型化が容易となり、且
つ、小径のパイプ3でも切断することができる。
また、回転軸5の回転刃6よりも先端側に、パ
イプ3内部を閉塞する切粉受部材8が軸心に対し
て偏心自在に設けられているので、パイプ3に対
する回転刃6の食込みに影響することなく切粉を
確実に受けることができ、しかも回転軸5を抜き
出すと同時に、その切粉を外部に取出すことがで
きる。
更に、切粉受部材8は回転軸5に着脱自在とさ
れているので、切粉受部材8をパイプ3内径の大
小に応じて交換するのみで、異なる径のパイプの
切断に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は全体断面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図〜第7図は本考案の他の実施例を
示し、第3図及び第5図は回転刃及び切粉受部材
の断面図、第4図、第6図及び第7図は切粉受部
材の断面図、第8図は従来例を示す全体図であ
る。 3……パイプ、5……回転軸、6……回転刃、
7……位置決め部材、8……切粉受部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ3に挿入される回転軸5の中途部にパイ
    プ3を内周面側から切断する回転刃6が備えら
    れ、回転軸5の回転刃6よりも基部側に、パイプ
    端面に接当して切断位置を設定する位置決め部材
    7が軸方向調節自在に設けられ、回転軸5の回転
    刃6よりも先端側に、パイプ3内部を閉塞する切
    粉受部材8が着脱自在且つ軸心に対して偏心自在
    に設けられたことを特徴とするパイプ切断装置。
JP18311787U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0214954Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18311787U JPH0214954Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18311787U JPH0214954Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0187895U JPH0187895U (ja) 1989-06-09
JPH0214954Y2 true JPH0214954Y2 (ja) 1990-04-23

Family

ID=31474549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18311787U Expired JPH0214954Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0214954Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0187895U (ja) 1989-06-09

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