JPH02146712A - インダクタンス素子の製造方法およびインダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子の製造方法およびインダクタンス素子

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JPH02146712A
JPH02146712A JP30141088A JP30141088A JPH02146712A JP H02146712 A JPH02146712 A JP H02146712A JP 30141088 A JP30141088 A JP 30141088A JP 30141088 A JP30141088 A JP 30141088A JP H02146712 A JPH02146712 A JP H02146712A
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JP
Japan
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fastener
stopper
inductance element
legs
plate member
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JP30141088A
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JPH06105663B2 (ja
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Yukio Sakamoto
幸夫 坂本
Shinichi Kurano
慎一 倉野
Masahiro Bando
政博 坂東
Yasuhiro Mitsuya
三屋 康宏
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はインダクタンス素子の製造方法およびインダ
クタンス素子に関し、特にたとえば止金具によって分割
コアを両側がら挾む、インダクタンス素子の製造方法お
よびインダクタンス素子に関する。
〔従来技術〕
この種のインダクタンス素子において、止金具を分割コ
アに被せるために、たとえば、第3A図に示すように、
2つのU型分割コアからなる分割分割コア1の上に、略
コ字形状をした止金具2を配置し、止金具2の両脚部3
および4をそれぞれ外方に広げてから両脚部3および4
で分割コア1を両端から挾む方法や、第3B図に示すよ
うに、分割コア1の一端に止金具2の一方の脚部3を引
っ掛けて、他方の脚部4を外方に広げてから挟むという
方法があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの従来の方法では、脚部3および
4を止金具2の弾性限界を超えるほど必要以上に広げて
しまうことがあった。この場合、分割コア1に対する加
圧力が弱くなり、その結果インダクタンス等の電気的特
性も不安定になるという問題点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、分割コアの固定
が確実で電気的特性が安定する、インダクタンス素子の
製造方法およびインダクタンス素子を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段] 第1の発明は、簡単にいえば、略コ字形状をした止金具
の両脚部で分割コアを両端から挾むようなインダクタン
ス素子の製造方法において、その上面の両端部付近にそ
れぞれ突起が形成された板部材を準備し、止金具の胴部
の下面が前記板部材の突起の上に載るように、止金具を
板部材に載せ、突起の間で止金具の胴部を押えてその両
脚部を外方に広げ、その状態で止金具の両脚部間に分割
コアの両端を嵌め込むようにしたことを特徴とする、イ
ンダクタンス素子の製造方法である。
第2の発明は、簡単にいえば、略コ字形状をした止金具
の両脚部で分割コアを両端から挟むようなインダクタン
ス素子において、止金具がその上面の両端部付近にそれ
ぞれ突起が形成された板部材の上に配置されて、止金具
の両脚部間に分割コアの両端を嵌め込んだことを特徴と
する、インダクタンス素子である。
〔作用〕
板部材の突起の間で止金具の胴部を押えると、その胴部
が弾性変形によって湾曲し、胴部の両端から延びて形成
された両脚部が突起の高さに応じて一定幅外方に広がる
。その状態で止金具の両脚部間に分割コアの両端を配置
し、その後止金具の胴部の押圧を解除する。そうすると
、胴部が弾性復元し、両脚部が元の状態に戻ろうとする
。このときの両脚部の内方に向かう力が分割コアの両端
からの加圧力となり、分割コアが一体的に固定される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、両脚部の広がり幅は、胴部を押える
力ではなく突起の高さによって一義的に決定されるので
、従来のように止金具の弾性限界を超えるほど広げすぎ
るのを防止できる。したがって、分割コアに対する加圧
力が安定にかつ確実に得られるので、インダクタンス等
の電気的特性を安定させることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図および第2A図ないし第2D図を参照して、この
実施例のインダクタンス素子10は底面開口のケース1
2を含む。ケース12は四角形の天井板14と4つの側
壁16を含み、天井板14の中央部長手方向には、後述
する止金具30の胴部32に相当する幅を有する溝18
が形成されている。また、溝゛18の両端部には止金具
30の両脚部34がそれぞれ貫通できる孔20が形成さ
れ、溝18の両端部付近には溝18の底面上にそれぞれ
突起22が形成される。このようにして、ケース12の
天井板14には、一体向に、板部材24が形成される。
なお、このような突起を有する板部材24は、ケース1
2と別に形成されてもよい。
また、ケース12の溝18の延長方向と直交する両側の
側壁16から天井板14の一部にかげてそれぞれスリ・
ント26が形成され、それによって、溝18の両端近傍
に、内方を向いた爪状の押え部28がそれぞれ形成され
る。この押え部28によって溝18の上に載せられる止
金具30が溝18から外れるのを防いでいる。
このように形成されたケース12の溝18上には、第2
B図に示すように、略コ字形状をした止゛金具30が載
せられる。すなわち、溝18の突起22の上に止金具3
0の胴部32の下面が載るように、止金具30が溝18
」二に配置され、胴部32の両端から下方に延びる2つ
の脚部34がそれぞれ溝18の両端部に形成された孔2
0に挿通される。
その後、第2C図に示すように、突起22の間で止金具
30の胴部32を押え、突起22を支点として止金具3
0のそれぞれの脚部34を外方に広げる。すなわち、胴
部32を押えることによってそれが湾曲し、それにとも
なって胴部32の両端から延びた脚部34の先端がそれ
ぞれ外方に変位する。このとき脚部34の広がり幅は突
起22の高さによって一義的に決定される。すなわち、
胴部32への押圧力を強(しすぎても、胴部32は溝1
8の底面に当たってそれ以上湾曲しない。
したがって、脚部34を広げすぎてしまうのが確実に防
止される。
この状態で、それぞれ図示しない、たとえばコモンモー
ドチョークコイルなどのコイルを巻回したボビン36が
その脚部に嵌め込まれた、2つのU字型分割コアからな
る分割コア38を第2C図に示すよ・うに、ケース12
内に挿入する。そして、分割コア38の両端を先に開か
れている止金具30の両脚部34間に嵌め込む。
その後、止金具30の胴部32の押圧力を解除する。そ
うすると、胴部32の湾曲が復元し、それぞれの脚部3
4が元の状態に戻ろうとする。このときそれぞれの脚部
34の内方に作用する力が分割コア38の両端からの加
圧力となり、それによって分割コア38が、第2D図か
らよくわかるように、挟圧され確実に一体的に固定され
る。
そして、ボビン36をケース12内に固定すれば、分割
コア38が止金具30から外れることはなくなる。
また、この実施例において、ケース12に絶縁材料を用
いれば、ボビン36に巻回される図示しないコイルと止
金具30との距離を短くでき、その結果ケースI2の小
型化、ひいてはインダクタンス素子10の小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図である。 第2A図ないし第2D図はこの実施例の製造方法を順に
示す図解図であり、第2A図はケースを示す図解図、第
2B図はケースの溝に止金具を載せた状態を示す図解図
、第2C図は止金具の胴部を押して分割コアを嵌め込む
状態を示す図解図、第2D図は止金具が分割コアを挟ん
だ状態を示す図解図である。 第3A図および第3B図は従来技術を示す図解図である
。 図において、10はインダクタンス素子、12はケース
、14は天井板、18は溝、20は孔、22は突起、2
4は板部材、28は押え部、30は止金具、32は胴部
、34は脚部、38は分割コアを示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1) 義 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 略コ字形状をした止金具の両脚部で分割コアを両端
    から挟むようなインダクタンス素子の製造方法において
    、 その上面の両端部付近にそれぞれ突起が形成された板部
    材を準備し、前記止金具の胴部の下面が前記板部材の前
    記突起の上に載るように、前記止金具を前記板部材に載
    せ、前記突起の間で前記止金具の胴部を押えてその両脚
    部を外方に広げ、その状態で前記止金具の両脚部間に分
    割コアの両端を嵌め込むようにしたことを特徴とする、
    インダクタンス素子の製造方法。 2 略コ字形状をした止金具の両脚部で分割コアを両端
    から挟むようなインダクタンス素子において、 前記止金具がその上面の両端部付近にそれぞれ突起が形
    成された板部材の上に配置されて、前記止金具の両脚部
    間に分割コアの両端を嵌め込んだことを特徴とする、イ
    ンダクタンス素子。 3 天井板を含むケースをさらに備え、 前記ケースの前記天井板に前記止金具の胴部に相当する
    幅を有する溝が形成され、 前記溝の両端部にそれぞれ前記脚部が貫通できる孔が形
    成され、そして前記溝の底面の両端部付近にそれぞれ突
    起が形成され、それによって前記板部材が前記ケースの
    前記天井板に一体的に形成される、請求項2記載のイン
    ダクタンス素子。 4 前記ケースは前記溝の両端近傍に形成されかつ前記
    溝の底面上に載せられた前記止金具を押えるための押え
    部を含む、請求項3記載のインダクタンス素子。
JP30141088A 1988-11-28 1988-11-28 インダクタンス素子の製造方法およびインダクタンス素子 Expired - Fee Related JPH06105663B2 (ja)

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JPH06105663B2 JPH06105663B2 (ja) 1994-12-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04330705A (ja) * 1991-01-25 1992-11-18 Nikko Kogyo Kk ノイズフィルタ
JPH04363007A (ja) * 1991-01-24 1992-12-15 Nikko Kogyo Kk 信号弁別器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363007A (ja) * 1991-01-24 1992-12-15 Nikko Kogyo Kk 信号弁別器
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