JPH02146591A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、多数行の表示データを記憶する表示データ記
憶部と、前記表示データを所定行数表示する表示装置と
を備え、この表示装置に前記表示データを１行ずつスク
ロールさせながら表示するようにした表示装置に関する
。

（従来の技術） この種の表示装置として例えばパーソナルコンピュータ
、ワードプロセッサにおいては、多数行の表示データを
表示装置に表示する場合、該表示データのうち所定行数
を表示装置に表示させており、未表示のデータを表示さ
せたいときには、例えば下方向へのスクロールキーを抑
圧操作して表示データを１行分下方向へスクロールさせ
ることにより、表示されていたデータの次の行のデータ
を新たに表示するようにしている。そして、表示させた
い目的の表示データが表示されるまで上記スクロール表
示動作を１行ずつ行なうようにしている。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来構成では、使用者がスクロールキーを例えば連
続的に抑圧操作することにより、一方向へ連続的なスク
ロール表示動作を行なうようにしている。この表示動作
中に使用者が所望の表示データを見たい場合には、その
データが表示されたところで使用者が上記抑圧操作を解
除するのであるが、このとき該解除操作即ちスクロール
停止操作がある程度の時間遅れてしまうことから、スク
ロール表示動作が数行分行き過ぎて実行されるという不
具合があった。従って、スクロール表示。

動作の行き過ぎにより表示させたいデータが表示装置に
表示されなくなることがあり、このようなときには、例
えば逆方向のスクロールキーを抑圧操作して逆方向への
スクロール表示動作を行き過ぎた分だけ行なわなければ
ならず、操作が面倒で使い勝手が悪かった。

そこで、本発明の目的は、一方向へ連続的なスクロール
表示動作中にスクロール停止操作があったときに、スク
ロール表示動作の行き過ぎが生じても、面倒な操作を不
要にし得て使い勝手を向上できる表示装置を提供するに
ある。

［発明の構成〕 （課題を解決するための手段） 本発明の表示装置は、多数行の表示データを記憶する表
示データ記憶部と、前記表示データを所定行数表示する
表示装置とを備え、この表示装置に前記表示データを１
行ずつスクロールさせながら表示するようにしたものに
おいて、一方向へ連続的なスクロール表示動作中にスク
ロール停止操作があったときに表示データを予め設定し
た行数分逆方向へスクロールさせた後そのスクロール表
示動作を停止させるように制御する制御手段を設けたと
ころに特徴を有する。

（作用） 上記手段によれば、一方向へ連続的なスクロール表示動
作中にスクロール停止操作があったとき、該停止！二操
作の遅れによってスクロール表示動作の行き過ぎが生じ
ても、制御手段により表示ブタを予め設定した行数分逆
方向へスクロールさせてからスクロール表示動作を停止
するので、スクロール表示動作の行き過ぎを戻すために
逆方向のスクロールキーを押圧操作する等の面倒な操作
を不要にできる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

まず、電気的構成を示す第１図において、１は表示デー
タ記憶部で、これは例えばアイウェオ順に並べられた電
話番号名簿（第３図参照）よりなる多数行の表示データ
を記憶している。２は表示装置で、これは上記表示デー
タを所定行数例えば７行表示する。３は表示開始位置ポ
インタで、これは表示データの表示開始位置の行をポイ
ントしており、そのポイントされた表示開始行から７行
分が上記表示装置に表示されるようになっている。

４はスクロール開始スイッチ、５は制御手段であり、こ
の制御手段５はタイマ６、行加算部７１行減算部８及び
設定行数記憶部９より構成されている。上記タイマ６は
、連続的なスクロール表示動作中に表示装置２に表示さ
れた表示データを静止させておく時間ｔを算出するもの
で、スクロール開始スイッチ４からのスクロール開始信
号を受けて計時を開始し、計時終了時に計時終了信号を
行加算部７へ与える。この行加算部７は、工！時終了信
号を受ける毎に表示開始位置ポインタ３を１行分加算す
るようになっている。また、行減算部８は、スクロール
停止スイッチ１０からのスクロール停止信号を受けて、
設定行数記憶部９から予め設定された行数例えば４行を
読込み、表示開始位置ポインタ３を上記４行分減算する
ようになっている。尚、タイマ６は、スクロール停止ヒ
スイッチ１０からのスクロール停止１３号を受けて計時
を中止するようになっている。

次に、上記構成の作用を、第２図ないし第７図をも参照
して説明する。

今、表示装置２には、第３図に示すように、「青水−雄
・・・」の行から７行分の表示データが表示されている
。この状態で、スクロール開始スイッチ４が操作される
と、制御手段５による制御プログラムの内容を示す第２
図において、ステップＡ！にてｒＹＥＳＪへ進みステッ
プＡ２に移行して、タイマ６の計時を開始する。続いて
、ステップＡ３へ移行してスクロール停止スイッチ１０
が操作されたかどうかの判断がなされ、操作されていな
いから「ＮＯ」へ進んでステップＡ、へ移行する。ここ
では、タイマ６の：１°時が終了したかどうかが判断さ
れ、時間ｔの計時が終了したときにはｒＹＥＳＪへ進ん
でステップＡ５へ移行する。

このステップＡ５では、表示開始位置ポインタ３の表示
開始行が１行加算される。これにより、表示装置２には
、第４図に示すように、「青木次部・・・」の行から７
行分の表示データが表示されて「伊藝隆・・・」の行の
下に「上田英冶・・・」の行が新たに表示されるように
なり、もって一方向この場合例えば下方向へ１行分のス
クロール表示動作が行なわれる。この後、ステップＡ２
へ移行してタイマ６の計時が新たに開始され、以降、上
述した処理が繰返される。即ち、タイマ６の計時が終了
する毎につまり時間ｔが経過する毎に、表示装置２に表
示データを１行ずつスクロールしながら表示する連続的
なスクロール表示動作が行なわれる。

さて、上記下方向への連続的なスクロール表示動作中に
おいて、第５図に示すように、表示させたい行である「
銘木太部・・・」の行が表示装置２に表示されると、ス
クロール停止操作を行なう。この場合、上記「銘木太部
・・・」の行が表示装置２に表示されてから、使用者が
スクロール停止スイッチ１０を実際に操作するまでに、
ある程度の時間が経過することが避けられない。このた
め、スクロール停止スイッチ１０が操作されて、ステッ
プＡ、にてｒＹＥＳＪへ進みステップＡ６へ移行してタ
イマ６の計時を中止したとき即ちスクロール表示動作を
中止したときには、該スクロール表示動作が行き過ぎて
おり、第６図に示すように、「銘木太部・・・」の行が
表示装置２に表示されなくなる。この状態で、引続いて
ステップＡ１へ移行し、設定行数記憶部９から設定行数
である４行が行減算部８に読込まれ、変数ｎに上記「４
」が設定される。この後、ステップＡ８へ移行し、ここ
で、ｎ＝ｏかどうかの判断がなされ、ｎ−１であるから
、ｒＮＯＪへ進みステップＡ、へ移行して、表示開始位
置ポインタ３の表示開始行を１行減算する。そして、ス
テップＡＩＯへ移行して変数ｎの値を１減算した後、ス
テップＡ、へ移行する。

以下、ｎ−ａＱとなるまで上記ステップＡ９及びＡ１゜
を繰返すことにより、表示開始位置ポインタ３の表示開
始行が４行減算されて、表示データが４行分逆方向へス
クロールされる。この結果、第７図に示すように、表示
装置２に「銘木太部・・・」の行が表示されるようにな
る。この後、ステップＡ８にてｒＹＥＳＪへ進み、スク
ロール表示動作が停止される。

このような構成の本実施例によれば、下方向へ連続的な
スクロール表示動作中にスクロール停止操作があったと
き、該停止操作の遅れによってスクロール表示動作の行
き過ぎが生じても、制御手段５により表示データを予め
設定した４行分逆方向へスクロールさせてからスクロー
ル表示動作を停止するようにしたので、従来とは異なり
、スクロール表示動作の行き過ぎを戻すために逆方向の
スクロールキーを抑圧操作する等の面倒な操作を不要に
でき、従って、使い勝手を向上できる。

尚、上記実施例では、スクロール表示動作を下方向へ連
続的に行なうように構成したが、代りに上方向へ連続的
に行なうように構成しても良く、また、上方向或いは下
方向へ選択して連続的に行なうように構成しても良い。

更に、上記実施例では、逆方向へスクロールさせる設定
行数を４行としたが、これに限られるものではなく、ス
クロールの行き過ぎに応じて適宜設定しても良い。

［発明の効果］ 本発明は以上の説明から明らかなように、多数行の表示
データを記憶する表示データ記憶部と、前記表示データ
を所定行数表示する表示装置とを備え、この表示装置に
前記表示データを１行ずつスクロールさせながら表示す
るようにしたものにおいて、一方向へ連続的なスクロー
ル表示動作中にスクロール停止操作があったときに表示
データを予め設定した行数分逆方向へスクロールさせた
後そのスクロール表示動作を停止させるように制御する
制御手段を設ける構成としたので、一方向へ連続的なス
クロール表示動作中にスクロール停止操作があったとき
に、スクロール表示動作の行き過ぎが生じても、面倒な
操作を不要にし得て使い勝手を向上できるという優れた
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであり、第１図は電
気的構成図、第２図はフローチャート、第３図ないし第
７図は作用を説明するためのものでそれぞれ表示装置に
表示された表示データを示す図である。 図面中、１は表示データ記憶部、２は表示装置、５は１
．制御手段を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、多数行の表示データを記憶する表示データ記憶部と
   、前記表示データを所定行数表示する表示装置とを備え
   、この表示装置に前記表示データを１行ずつスクロール
   させながら表示するようにしたものにおいて、一方向へ
   連続的なスクロール表示動作中にスクロール停止操作が
   あったときに表示データを予め設定した行数分逆方向へ
   スクロールさせた後そのスクロール表示動作を停止させ
   るように制御する制御手段を設けたことを特徴とする表
   示装置。