JPH0214607A - カップリングプラグにフィルタを装着する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は．ハウジングー内に絶縁体と、絶縁体内に保持
された少なくとも１つの接触素子と、接触素子内に設け
られ、絶縁体の裏側においてハウジングの後方部により
形成された空間へ突出する接続ピンとを有するカップリ
ングプラグにフィルタを装着する方法に関する。

［従来の技術］ プラグ部又はブツシュ部として構成されたカップリング
プラグは、差込みカップリングのカップリング半休を有
し、特にフィルタを付けない構成で接触素子の電極数及
び配置に応じて、多様な標準タイプで市販されている。

従って、差込みカップリングは経済的に大量生産され、
比較的廉価で販売されている。

これに対し、一体型の干渉フィルタを有する公知のカッ
プリングプラグは構造の点でコストが掛かり、従って遥
かに高価である。しかし、この種のカップリングプラグ
は益々必要になる。それは、望ましくない妨害信号を、
差込みカップリングの接触素子に接続された電線からア
ース電位へ逸らすためである。これが生じるのは、例え
ば、接触素子と係合する接触ピンが貫通するプレート状
コンデンサブロックによる。これは欧州特許第００９１
８８７Ｂ１号より公知である。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、市販の差込みカップリングの、フィル
タを有しないカップリングプラグに、簡易な方法で後で
フィルタを装着し、このために適当な方法を記載するこ
とにある。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題は．ハウジングーの後方部へ雌ねじを切り、
フィルタ素子（チューブラコンデンサ）の外径に対応す
る孔を有するアース薄板を形成し、ハウジングの後方部
に刻まれた雌ねじに適合する雄ねじを有するねじ付きリ
ングを製造し、アース薄板をハウジングの後方部に挿入
し、接続ピンに半田ペーストを塗り、フィルタ素子（チ
ューブラコンデンサ）を、絶縁体に達するまで、接続ピ
ンへ被嵌し、ねじリングを雌ねじへ螺入することにより
アース薄板をハウジング内で固定し、半田ペーストをア
ース薄板に塗り、アース薄板とフィルタ素子（チューブ
ラコンデンサ）の外側コーティングとの間、及び、フィ
ルタ素子（チューブラコンデンサ）の内側コーティング
と接続ピンとの間の半田結合を形成することにより解決
される。

フィルタコネクタへ後で装着される上記の種類のカップ
リングは、市販のカップリングプラグより遥かに廉価で
ある。使用されるカップリングタイプは、極めて簡易な
方法で、異なった電極形態（Ｐｏｌｂｉｌｄ　）に適合
される。何故ならば、そのために、アース板の孔を変え
るだけでよいからである。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明す
る。

第１図及び第２図は、カップリングプラグ１全体を示し
ている。市販の基準タイプは、金属製で円筒状のハウジ
ング２によって構成されている。

ハウジング２内に固定された絶縁体３は、少なくとも１
つの接触素子４を保持している。ハウジング２の後方部
分は、外側へ向いたフランジ５を有する。カップリング
プラグ１は、フランジ５の所で停止するまで、例えば組
立てプレート６の孔に差し込まれ、前方からハウジング
２へ螺着されたナツト７によって組立てプレート６に固
定される。

フランジ５の後方に連なるハウジング２の後方部８は、
絶縁体３を有するハウジング２の前方部に比べて、大き
な直径を有する。これにより、第２図に示すように、環
状の内側肩部９が形成される。ハウジング２の後方部８
により限定された空間内で、ブツシュ又は（プラグ）ピ
ンとして構成された接触素子４の、接続ピン１０が突出
している。顧客の要望に応じて、接続ピン１ｏの長さは
、接続ピン１０がハウジング２の後方部８の空間で終わ
るか、実施例が図示するように、更に突出しているよう
に選定されている。

従来のカップリングプラグをフィルタに装着する時．ハ
ウジングー２の後方部８にまず雌ねじ１１が切られる。

それと別に、アース薄板１２が打ち抜かれ、雌ねじ１１
に適合した雄ねじ１３を有するねじ付きリング１４と、
接触リング１５とが製造される。接触素子４が絶縁体３
へ埋設されている時、まず接触リング１５が、次いでア
ース薄板１２がハウジング２の後方部８へ設置され、接
続ピン１０に半田ペーストが塗られる。次いで、例えば
フェライトビーズ付さ又はフェライトビーズなしのチュ
ーブラコンデンサ１６として形成されたフィルタ素子が
、絶縁体３に接触するまで、接続ピン１０へ被嵌される
。最後に、装置はねじりング１４により固く締め付けら
れ、半田ペーストがアース薄板１２に塗られ、アース薄
板１２がチューブラコンデンサ１６の外側コーティング
に゛半田付けされ、チューブラコンデンサ１６の内側コ
ーティングの後方端がそこから突出する接続索子４の接
続ピン１０に半田付けされる。

ねじ付きリング１４の裏側に、ねじ込み工具を取若する
スリットが設けられているが、表側は平面である。円板
により構成されるアース薄板１２も平面である。これに
対し、接触リング１５が、円周方向に平坦であり軸方向
に鋭角的な縁部を有する菱形断面になっていることは好
ましい。従って、ねじ付きリング１４が固く締め付けら
れる時、アース薄板１２は、接触リング１５の、縁部が
鋭角的な裏側へ押し当てられ、接触リング１５の、縁部
が鋭角的な表側はハウジング２の内側肩部９へ押し当て
られる。このようにして．ハウジングー２とチューブラ
コンデンサ１６との間の良好な電気的アース接続が形成
される。カップリングプラグ１の簡単な実施例では、接
触リング１５はなくてもよい。

産業上の利用分野に記載されたカップリングプラグ１は
、絶縁体３内に固定された接触素子４付きで市販される
だけでなく、予め製造された絶縁体３の接触チャンバへ
後で自己鎖錠に設置された接触索子４付きで市販されて
いる。後者の場合、チューブラコンデンサ１６が組み立
てられる前に、まず、絶縁プレートから形成された保持
プレートが、絶縁体３に接触するまで、接続ピン１ｏへ
被嵌されることは、チューブラコンデンサ１６へ作用す
る機械的負荷を防ぐために適切である。接触素子４とそ
の電極形態との数に従って、保持プレー１−１７は、圧
入により接続ピン１ｏを保持する孔を有する。アース薄
板１２も接触素子４の電極形態に対応した孔を有する。

これらの孔の直径はチューブラコンデンサ１６の直径よ
りいくらが大きい。

第２図はアース薄板１２の変形例を示す。このアース薄
板１２では、縁部が交互に逆方向に折曲されていて、即
ち、打抜きの際にカットされた羽状部１８を有する。平
坦な薄板から、羽状部１８の一方の部分は前方へ折曲さ
れ、他方の部分は後方へ折曲される。こうして、羽状部
１８の一方の部分はハウジング２の内側肩部９に接触し
、他方の部分はねじ付きリング１４に接触する。羽状部
１８が押されて平坦状になるのを防ぐために、ねじ付き
リング１４は、後方において、′ねじ込みの深さを制限
する外側へ指向したフランジ１９を備える。フランジ１
９がハウジング２の後方部８の外面と同一平面上で終わ
っていることは好ましい。

接触素子４の接続ピン１０が十分に長い場合、接続ピン
１０と対応して孔を有する電導プレート２０が後方から
カップリングプラグ１へ据えられて、ねじ２１によりカ
ップリングプラグ１に固定される。このために、ねじ付
きリング１４に刻まれた複数のねじ穴が用いられる。電
導プレート２ｏの、金属コーティングされたシールド面
は、従って、ねじ２１及びねじリング１４によりハウジ
ング２と電気的に結合されて．ハウジングーがアースさ
れる時、アース電位を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は平坦なアース薄板に固定されたフィルタ素子を
有するカップリングプラグの横断面図、第２図は羽付き
アース薄板を装着され電導プレートが固定されたカップ
リングプラグの一部横断面図である。 ２・・・カップリングハウジング、３・・・絶縁体、４
・・・接触素子、８・・・後方部、１０・・・接続ピン
、１１・・・雌ねじ、１２・・・アース薄板、１３・・
・雄ねじ、１４・・・ねじ付きリング、１５・・・接触
リング、１６・・・フィルタ素子、１７・・・保持プレ
ート。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 手 続 補 正 書 （方式） 、事件の表示 特願平１−０５８０３４号 ２）発明の名称 カップリングプラグにフィルタを装着する方法、補正を
する者 事件との関係　　特許出願人 名称　アルカチルΦエヌ・ブイ ４、代理人 住所　東京都千代田区霞が関３丁目７番２号平成１年５
月３０日 、補正の対象 委任状およびその訳文、 図面 、補正の内容 別紙の通り

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ハウジングー内に絶縁体と、前記絶縁体内に保持さ
   れた少なくとも１つの接触素子と、前記接触素子に設け
   られ、前記絶縁体の裏側において前記ハウジングの後方
   部により形成された空間へ突出する接続ピンとを有する
   カップリングプラグにフィルタを装着する方法において
   、 ａ）前記ハウジング（２）の前記後方部（８）へ雌ねじ
   を切り、 ｂ）フィルタ素子（チューブラコンデンサ１６）の外径
   に対応する孔を有するアース薄板（１２）を形成し、 ｃ）前記ハウジング（２）の前記後方部（８）に刻まれ
   た前記雌ねじ（１１）に適合する雄ねじ（１３）を有す
   るねじ付きリング（１４）を製造し、 ｄ）前記アース薄板（１２）を前記ハウジング（２）の
   後方部（８）に挿入し、 ｅ）前記接続ピン（１０）に半田ペーストを塗り、ｆ）
   前記フィルタ素子（チューブラコンデンサ１６）を、前
   記絶縁体（３）に達するまで、前記接続ピン（１０）へ
   被嵌し、 ｇ）前記ねじ付きリング（１４）を前記雌ねじ（１１）
   へ螺入することにより前記アース薄板（１２）を前記ハ
   ウジング（２）内で固定し、ｈ）半田ペーストを前記ア
   ース薄板（１２）に塗り、 １）前記アース薄板（１２）と、前記フィルタ素子（チ
   ューブラコンデンサ１６）の外側コーティングとの間、
   及び、前記フィルタ素子（チューブラコンデンサ１６）
   の内側コーティングと前記接続ピン（１０）との間の半
   田結合を形成することを特徴とする、カップリングプラ
   グにフィルタを装着する方法。 ２）前記アース薄板（１２）を挿入する前に、別体に形
   成された接触リング（１５）が前記ハウジング（２）の
   前記後方部（８）へ挿入されることを特徴とする、請求
   項１に記載のカップリングプラグにフィルタを装着する
   方法。 ３．前記絶縁体（３）へ緩く埋設された前記接触素子（
   ４）において、前記チューブラコンデンサ（１６）の被
   嵌前に、別体に打ち抜かれた保持プレート（１７）が前
   記絶縁体（３）に接触するまで前記接触ピン（１０）へ
   圧接されることを特徴とする、請求項１に記載のカップ
   リングプラグにフィルタを装着する方法。