JPH02143732A - 光通信システム及び光通信方法 - Google Patents

光通信システム及び光通信方法

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JPH02143732A
JPH02143732A JP63297486A JP29748688A JPH02143732A JP H02143732 A JPH02143732 A JP H02143732A JP 63297486 A JP63297486 A JP 63297486A JP 29748688 A JP29748688 A JP 29748688A JP H02143732 A JPH02143732 A JP H02143732A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信システム及び通信方法に関し、特に詳細に
は、光通信によりアナログ信号を直接強度変調し伝送す
るシステムであって、フィードフォワードコントロール
により通信信号内の変調歪を抑制する光通信システム及
び通信方法に関する。
〔従来技術〕
光フアイバ通信網の発達にともない同軸ケーブルの代わ
りに映像音声情報を光ファイバを介して伝送する光ケー
ブルテレビ(以下光CATV)が考えられてきている。
このように光ファイバを使用することにより伝送情報を
飛躍的に増大でき伝送チャンネル数の増大が可能になり
、更に伝送距離の延長が可能となる。
この光CATVの伝送方式としては、広帯域周波数変調
方式(以下FM方式という)と、残留側波帯振幅変調方
式(以下VSB/AM方式という)とが知られている。
FM方式では信号雑音比(SN比)が大きく相互変調歪
(I NTERMODULATIONdlstoslo
n)が小さいという利点を有してはいるが、光フアイバ
内へ光信号を注入する際、電気的な振幅変調信号(以下
AM信号という)をFM信号に変化するAM/FMコン
バータを必要とし、更に光フアイバ内を伝送されてきた
光FM信号を受光後、電気的なAM信号に変換するFM
/AMコンバータを必要とする。そのため、通信システ
ム全体が高価なものとなってしまう。これに対してVS
B/AM方式では上記のようなコンバータを必要とせず
、通信システムが安価で簡単な構成となる。このVSB
/AM方式では、光通信に使用する発光素子、例えば半
導体レーザへの注入電流を直接変調させて光信号を発生
させている。しかし、半導体レーザ等の発光素子−の入
力電流−光出力特性は非線形性を有しているため、光出
力波形に高次歪が含まれてしまいCN比(SN比と同等
なもの)が劣化してしまうという問題がある。
具体的には半導体レーザへの注入電流に比例して出力光
パワーが増加せず、注入電流の2乗等に比例する変調歪
成分が含まれてしまい、周波数f1の搬送波で情報を伝
送する際、この搬送周波数以外の周波数成分、例えば2
f  、3f  、f  +f  、2f  −f2等
の周波数成分が発生してしまい、これらの周波数の近傍
に他の搬送波が存在する場合、この変調歪成分が雑音成
分として他の搬送波に働きCN比が劣化してしまう。そ
こで画像情報等を伝送する際、以下の制限が設けられて
いる。
10 xROgto (搬送波の振幅/変調歪の振幅)
≧58  (dB)  ・・・■ このような制限を守るためには、搬送するチャンネル数
を制限しなければならなくなってしまう。
このCN比の劣化を防止する方法として、光源となる半
導体レーザを定電流バイアスし、発した光をリニアな変
調特性を示す振幅変調器を用い外部変調を施す方法と、
1984年の電子テレコミニュケーションの第12巻、
第9号にフランカルト、ジエ、ビイ他により発表された
「調整型フィードフォーワードによる非線形補正を伴う
光フアイバ上でのTVチャンネルのアナログ伝送」と題
する論文(“ANALOG TRANSMISSION
 OF TV−CIIANNELSON 0PTICA
L FIBER,WITHN0N−LINIEARIT
IESCOR1?ECT!ON BY REGLILA
TED PHEDPOVAI’1DFRANKART1
.P etal、 REV、 H,F、ELBCTRO
N置ECOMMUNICATION VOL、12 N
o、91984) ニ示されるいわゆる光フィードフォ
ワード(以下光FFという)とが知られている。この光
フィードフォワード法では伝送すべき電気信号を半導体
レーザに印加し、この半導体レーザを通った主信号光の
一部をもとの電気信号と比較し、得られた補正信号を主
信号に加えることによりいわゆるフィードフォワードコ
ントロールを行い半導体レーザで発生する変調歪を抑制
するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記光フィードフォワード方式を設計通り構成すると変
調歪を極めて小さく抑制することが可能である。しかし
、実際に使用する半導体レーザ等の発光手段は環境・経
年変化等により発光特性、特にスロープ効率(入力電流
/光出力の関数の1次の項の係数等)に変化が生じてし
まうことがある。この様な場合には、先に説明した光フ
ィードフォワード法では、初期にシステムの作動パラメ
ータ等を理想状態に設定してあったとしても、この様な
特性の変化により理想状態からずれてしまい変調歪を増
大させてしまうことがある。しかし従来このような環境
等の変化により生じる光通信システム系のパラメータの
変動に対しては同等考慮が払われておらず、変調歪を十
分に抑制することができなかった。
そこで本発明は、上記問題点を解決するため、強度変調
方式を採用した光通信システムにおいて、変調歪に最も
影響を及ぼす光通信システム内のパラメータを随時監視
し、このバラ、メータの状態にしたがって光通信システ
ムの動作パラメータを補正できるようにした光通信シス
テム及び光通信方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するため、本発明の光通信システムは、
アナログ信号を直接強度変調して信号を伝送する光通信
システムであって、伝送すべきアナログ信号を第1及び
第2の信号に分岐する第1分岐手段と、前記第1の信号
を強度変調し光信号を発する主発光手段と、前記主発光
手段より発光された光信号を第1及び第2の光信号に分
岐する第2分岐手段と、前記第1光信号に応じて電気信
号を発生する第1の受光手段と、前記第1の受光手段か
らの電気信号と前記第2の電気信号とを比較し、その比
較結果を出力する比較手段と、前記比較手段より得られ
た比較電気信号に応じて発光する補助発光手段と、前記
第2の光信号に応じて電気信号を発生する第2の受光手
段と、前記補助発光手段の発した光信号に応じて電気信
号を生成する第3の受光手段と、前記第2及び第3の受
光手段からの電気信号を重ねる合流手段と、前記補助発
光手段の入出力特性のパラメータを算出し、前記光通信
システム内の作動パラメータを調整する調整手段とを含
むことを特徴とする。
更に本発明の光通信システムは、アナログ信号を直接強
度変調して信号を伝送する光通信システムであって、伝
送すべきアナログ信号を第1及び第2の信号に分岐する
第1分岐手段と、前記第1の信号を強度変調し光信号を
発する主発光手段と、前記主発光手段より発光された光
信号を第1及び第2の光信号に分岐する第2分岐手段と
、前記第1光信号に応じて電気信号を発生する第1の受
光手段と、前記第1の受光手段からの電気信号と前2第
2の電気信号とを比較し、その比較結果を出力する比較
手段と、前記比較手段より得られた比較電気信号に応じ
て発光する補助発光手段と、前記第2の光信号及び前記
補助発光手段の発した光信号を合流し、その合流した光
信号に応じて電気信号を生成する第2の受光手段と、前
記補助発光手段の入出力特性のパラメータを算出し、前
記光通信システム内の作動パラメータを調整する調整手
段とを含むことを特徴とする。
又、更に本発明の通信方法は、アナログ信号を直接強度
変調方式により変調して光伝送する光通信方法であって
、送信すべき信号を光信号に強度変調する主光発光手段
の発する光信号の一部を電気信号に変換し、送信すべき
信号と比較し、その比較結果を補正用光発光手段で光信
号に強度変調し、前記主光発光手段の出力の一部に加え
、送信すべき信号のフィードフォワード処理を行い、更
に、補正用光発光手段の特性パラメータを随時測定し、
そのn1定された特性パラメータの値に基づき、通信シ
ステムの動作パラメータを随時更新することを特徴とす
る。
〔作用〕
本発明の光通信システム及び光通信方法では、上記のよ
うに構成し、光フィードフォワード方式を採用し、変調
歪に最も影響を与える補正用発光手段の入力電流・光出
力特性を随時監視し、この特性の変化に応じて通信シス
テム系のパラメータを補正するフィードバックコントロ
ールを行うことにより、環境・経年変化等による半導体
レーザの特性変化の影響を抑制し変調歪の抑制を可能に
している。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明に従う実施例について説明
する。
同一符号を付した要素は同一機能を有するため重複する
説明は省略する。
第1図は本発明に従う光通信システムの一例の概略構成
を示す。
第1図に示す光通信システムは基本的には信号発生器1
1より発した伝送すべきアナログ信号を光信号に直接強
度変調するメイン半導体レーザ2と、強度変調された光
信号を伝送するメイン光フアイバ線路4と、強度変調さ
れた光信号を電気信号に復調するメイン受光素子9とよ
り構成されている。更に、この光通信システムには、伝
送すべきアナログ信号の一部を分岐する分岐ライン30
、半導体レーザ2で強度変調された光信号の一部を分岐
する分岐ライン31が備えられている。この分岐ライン
31には半導体レーザ2からの光信号の一部、例えば強
度変調された光信号の1/2の光信号を分岐ライン31
側に、他の1/2をメイン光フアイバ線路4に分岐する
分岐器3、分岐された光信号を電気信号に復調するため
の第1サブ受光素子5及び復調された信号を所定の増幅
率で増幅し、先に説明した分岐ライン30に伝送する増
幅器6が設けられている。更に、分岐ライン30と分岐
ライン31との合流点32には、フィードフォワードラ
イン33が接続されこのフィードフォワードライン33
には、電気信号を光信号に強度変調するサブ半導体レー
ザ7、このサブ半導体レーザ7で発した光信号を伝送す
るサブ光フアイバ線路8、サブ光フアイバ線路8で伝送
された光信号を電気信号に復調する第2サブ受光素子1
0が設けれている。そしてこのフィードフォワードライ
ン33の他端は先に説明したメイン受光素子9の出力ラ
イン34に接続されている。そして、この出力ライン3
4とフィードフォワード用ライン33との合流点35に
は、この光通信システムの受信部21が接続されている
更に、この光通信システムには、サブ半導体レーザ7の
入力電流・光出力特性のパラメータ、例えば、スロープ
効率、閾値電流等をapl定するため、サブ半導体レー
ザ7の発光した光を受光し電気信号に変換する第3サブ
受光素子16と、サブ半導体レーザ7に検査用の電流を
掃引して印加できる電流掃引機構19と、第3サブ受光
素子19に接続されサブ半導体レーザ7の入力電流・光
出力特性のパラメータを演算算出するパラメータ算出機
構18とが設けれている。そして、電流掃引機構19の
電流掃引中のサブ半導体レーザ7の入力電流(掃引、印
加されている電流)・光出力(第3サブ受光素子16の
出力)特性に基づきパラメータ算出機構18でサブ半導
体レーザ7の特性パラメータを求める。更に、この光通
信システムには、上記電流掃引機構16及びパラメータ
算出機構18を制御し、得られたサブ半導体レーザ7の
入力電流・光出力特性のパラメータにしたがって、変調
歪を抑制するように信号発生器11及びこの光通信シス
テムの作動パラメータ、例えば増幅器6等の増幅率等を
制御するコンピュータ20が備えられている。すなわち
、このパラメータ算出機構18より得られたパラメータ
に基づいて、この光通信システムの動作パラメータを補
正するフィードバック制御がなされ、変調歪が抑制され
るのである。このパラメータの算出及びフィードバック
制御は随時、例えば定期的に行われるのである。
半導体レーザは一般的にいって作動環境の温度によって
その特性が変動する。例えば、発振波長1300nmの
ファブリペロ−型1 nGaAsP半導As−ザでは、
その作動環境温度が20℃から50℃に変化するとスロ
ープ効率が10%、閾値電流が30%程度変動する。そ
こで、メイン半導体レーザ2及びサブ半導体レーザ7に
は、それぞれその温度環境を一定に保つための温度制御
機構14.15のいわゆる自動温度制御回路(A T 
C、lAutomatic Temperture C
ontrol)を接続し、温度環境を安定化させておく
ことが好ましい。また、半導体レーザは一般的にいって
経年変化によりその特性が変動する。例えば、発振波長
1300nmのファブリペロ−型I nGaAs P半
導体レーザでは、10年間使用後ではスロープ効率、閾
値電流が共に50%以上変化することが知られている。
したがって、定電流動作では半導体レーザの出力が大き
く変動する恐れがあり、そこで、メイン及びサブの半導
体レーザの裏面からの光出力をモニター用受光素子12
及び第3サブ受光素子16でモニターし、それぞれの光
出力が一定となるように順電流を調節できる自動光出力
安定機構13.17、いわゆる自動出力制御回路(A 
P T、^utosatic Power Contr
ol )を設置す、発光出力を安定化させておくことが
好ましい。
ここで、上記実施例の光フィードフォワード方法の原理
については先に掲げた文献に詳細に示しである。
以下、上記実施例において、特にサブ半導体レーザの特
性パラメータについて随時、そのパラメータをn1定し
、その結果を光フィードフォワードコントロールにフィ
ードバックさせている理由を第2図及び第3図を参照し
つつ説明する。
第2図は、光フィードフォワードコントロールを検討す
るためのモデルシステムを示している。
この第2図に示す各構成要素のうち第1図の構成要素と
同じ参照番号を付しである構成要素は第1図に示すもの
と同等の物である。
ここで、メイン半導体レーザ2及びサブ半導体レーザ7
の入力電流Xに対する光出力01(x )、0□ (x
)の関係をそれぞれ以下のように仮定する。
Ol (x)−Pl (x −1thl)−Q、(X−
1th1) 0   (x) −P2(x  I th2)Q2  
(X  l th2) ここで、P  SP  、Q  、Q2、は特性バラメ
ータ、1th  Ith2は閾値電流値である。
■ 分岐器3の分岐比を1:1゜ メイン受光素子9、第1サブ受光素子5、第2サブ受光
素子10のそれぞれの光入力Xに対する出力Yを、 Y1■rtX Y 2−r 2 X 3−r3X 増幅器6の増幅率をbと仮定し、入力Xに対して出力W
 = b xとする。
更に、入力信号S (t)に対して、分岐点1において
メイン半導体レーザ2側にはI 1+ k t(t)、
分岐ライン30側には、I2+に2 (tりの電気信号
が流れると仮定し、合流点35での出力Zを求めるとZ
はS (t)の関数、すなわちZ−Z (S (t) 
)・・・■ となる。
ここで、S (t)の−次の項以外の係数、すなわち非
線形項の係数が零となるように上記す。
k 11k 2を選ぶと、 b−r  / (P 2 X r 2 X r a )
 ・”■■ (k  / k  ) = (1/ 2)  (P  
X rt )+ (p  X rs)・・・■ となる。すなわち、上記のようなパラメータを選択する
ことにより変調歪を理論上抑制することができる。
しかしいったん上記式■、■に示すようなパラメータを
設定した後、その後のメイン半導体レーザ及びサブ半導
体レーザ、メイン受光素子、第1及び第2サブ受光素子
の各パラメータの変動に対する出力Z (S (t) 
)への影響を式■、■を用いて計算したところ第3図に
示す表の結果を得ることができた。この表において許容
変動範囲は、変調歪をフィードフォワードが無い場合と
比較して15dB以下に抑制できる変動範囲を示してい
る。この表からもわかるように、変調歪に最も影響を与
えるパラメータはサブ半導体レーザ7のスロープ効率で
あり、各素子の有する安定性を考慮すると、サブ半導体
レーザ7のスロープ効率の変動に対して、補正していか
なければならないことがわかった。そこで、本発明の光
通信システムでは、この結果よりサブ半導体レーザの特
性パラメータを随時監視し、その変動に対して、光通信
システムの作動パラメータ、例えば増幅器等の増幅率を
補正していくことにより変調歪を効率良く抑制すること
ができるのである。
また、このようなサブ半導体レーザ7の特性パラメータ
の変動、特にスロープ効率の変動に対しては、先に説明
した半導体レーザの自動光出力制御機構13.17等で
はその変化を修正できず半導体レーザの光信号の振幅出
力は初期から変動したままであり、光フィードフォワー
ド法によってもこのスロープ効率の変動による変調歪を
抑制することができない。
上記実施例にしたがう光通信システムを以下の仕様で試
作して従来の光通信システム、フィードフォワード方式
を採用したものと比較した。
メイン半導体レーザ2としては、発振波長1308nm
のInGaAsPのファブリペロ−型半導体レーザ、サ
ブ半導体レーザ7としては、発振波長1314nmのI
nGaAsPのファブリベロー型半導体レーザ、メイン
受光素子9、第1、第2及び第3サブ受光素子5.10
.16及びモニター用受光素子12としてはInGaA
s−PINホトダイオード、光フアイバ線路4.8とし
てはコア径9μm1クラツド径125μmの1.3μm
帯用単一モード光ファイバ、伝送信号としては40チヤ
ンネル(チャンネル:4〜12、M5〜MIO,S24
〜833)の映像搬送波を合成して使用した。そして受
信部21にはスペクトラムアナライザを接続した。そし
て伝送実験では、温度制御機構15を用いてサブ半導体
レーザ7の温度環境を変え、その光出力特性を変化させ
て、経年時の光出力特性を再現した。これは、半導体レ
ーザの経年変化を短時間で調べることができないため、
半導体レーザの経年変化状態が、その環境温度を上昇さ
せた場合と同じ傾向をしめすことに着目し経年変化の代
わりに温度変化を利用し経年変化の実験を行った。また
この実験では゛、以下のステップを実施することにより
、上記実施例の光通信システムの動作を再現した。
まず、ステップ1では温度制御機構15を用いて、サブ
半導体レーザ7の環境温度を0℃にする。
次に、ステップ2では、サブ半導体レーザ7の入力電流
・光出力特性を測定し、特性パラメータ、例えばスロー
プ効率、閾値電流等を算出する。
次に、ステップ3では、ステップ2で得られた特性パラ
メータに基づき、先に説明したパラメータk  、k 
 、bを設定する。
次に、ステップ4では、実際に信号を伝送させてその変
調歪を測定する。
次にサブ半導体レーザ7の温度環境を例えば25℃、5
0℃、70℃と変化させて上記ステップ1−4を実施し
、それぞれの温度における変調歪を4−1定した。
ここで得られたサブ半導体レーザ7の入力電流・光出力
特性の温度依存性を第4図に示す。また、各温度環境に
おける上記式■の左辺の値を求め第5図に実線で示す。
一方、この比較例として、従来の光通信システムを、上
記ステップ4のみを実施して再現し、そのときの上記式
■の左辺の値を求め第5図に点線で示す。この第5図の
一点鎖線は58dB、すなわち許容限界を示している。
この第5図かられかるように、本発明の光通信システム
では、経年変化によるサブ半導体レーザ7の特性変化に
対しても変調歪を抑制できることが確認された。
なお、実際の光通信システムでは、そこに使用される半
導体レーザの環境温度は温度制御機構14.15等によ
り精密にコントロールされており、経年変化がその入力
端子、光出力特性の変化をひきおこす。しかし、この経
年変化は緩やかなものであるため、−週間、1か月とい
った期間毎に自動的にサブ半導体レーザ7の入力電流・
光出力特性を測定し、光通信システムの動作パラメータ
を再設定してもよい。これにより常時、最適な状態での
光フィードフォワードが可能になる。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、種々の変
形例が考えられ得る。
具体的には、上記実施例では、サブ半導体レーザ7の入
力電流・光出力特性のみを随時測定し、その特性パラメ
ータを光通信システムの光フィードフォワードコントロ
ールにフィードバックしているが、メイン半導体レーザ
2に対しても入力電流・光出力特性の特性パラメータを
フィードバックするようにしてもよい。
また、上記実施例では、メイン光フアイバ線路4とサブ
光フアイバ線路8とを別個に設けているが、光合分波器
を用いることによりメイン及びサブの光フアイバ線路を
共用してもよい。
更に上記実施例ではメイン半導体レーザ2及びサブ半導
体レーザ7の発した光信号をそれぞれ別の光フアイバ線
路4.8で伝送し、それぞれメイン受光素子9及び第2
サブ受光素子10で電気信号に変換し、そののち合成し
ているが、このように光信号をそれぞれ別個に伝送せず
、光信号を合成したのち1つの受光素子で電気信号に変
換するようにしてもよい。
〔効果〕
本発明の光通信システム及び光通信方法では、先に説明
したように、アナログ信号を強度変調方式で伝送するシ
ステムにおいて、光フィードフォワード法を利用し変調
歪を抑制する際、随時、補正光信号発生用の半導体レー
ザの特性パラメータをδIII定し、光フィードフォワ
ードの動作パラメータをその測定値に基づいて補正する
ことにより、伝送の際発生する変調歪を常時極めて小さ
く抑制することができる。
したがって、CATV等の画像信号の光伝送の際、効果
的である。
響度を示す表の図、第4図は、半導体レーザの特性の温
度依存性を示す図、及び第5図は、本発明の光通信シス
テムの効果を説明する図である。
2・・・メイン半導体レーザ、3・・・分岐器、4・・
・メイン光フアイバ線路、5・・・第1サブ受光素子、
611.増幅器、7・・・サブ半導体レーザ、8・・・
サブ光フアイバ線路、9・・・メイン受光素子、10・
・・第2サブ受光素子、11・・・信号発生器、12・
・・モニター用受光素子、13.17・・・自動光出力
制御機構、16・・・第3サブ受光素子、18・・・パ
ラメータ算出機構、19・・・電流掃引機構、20・・
・コンピュータ、21・・・受信部。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う光通信システムの概略構成図、
第2図は、第1図に示す光通信システムのフィードフォ
ワード原理検討のための説明図、第3図は、第1図に示
す光通信システムの各構成要素の動作パラメータの伝送
信号の変調歪への影特許出願人  住友電気工業株式会
社 代理人弁理士   長谷用  芳  樹間      
   寺   崎   史   朗野性の1−友付劇3
/匣 第 図 キ%4不し一ブ7の爪皮1戊(℃) 杢J啓朗の効果 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アナログ信号を直接強度変調して信号を伝送する光
    通信システムにおいて、 伝送すべきアナログ信号を第1及び第2の信号に分岐す
    る第1分岐手段と、 前記第1の信号を強度変調し光信号を発する主発光手段
    と、 前記主発光手段より発光された光信号を第1及び第2の
    光信号に分岐する第2分岐手段と、前記第1光信号に応
    じて電気信号を発生する第1の受光手段と、 前記第1の受光手段からの電気信号と前記第2の電気信
    号とを比較し、その比較結果を出力する比較手段と、 前記比較手段より得られた比較電気信号に応じて発光す
    る補助発光手段と、 前記第2の光信号に応じて電気信号を発生する第2の受
    光手段と、 前記補助発光手段の発した光信号に応じて電気信号を生
    成する第3の受光手段と、 前記第2及び第3の受光手段からの電気信号を重ねる合
    流手段と、 前記補助発光手段の入出力特性のパラメータを算出し、
    前記光通信システム内の作動パラメータを調整する調整
    手段とを含む光通信システム。 2、アナログ信号を直接強度変調して信号を伝送する光
    通信システムにおいて、 伝送すべきアナログ信号を第1及び第2の信号に分岐す
    る第1分岐手段と、 前記第1の信号を強度変調し光信号を発する主発光手段
    と、 前記主発光手段より発光された光信号を第1及び第2の
    光信号に分岐する第2分岐手段と、前記第1光信号に応
    じて電気信号を発生する第1の受光手段と、 前記第1の受光手段からの電気信号と前記第2の電気信
    号とを比較し、その比較結果を出力する比較手段と、 前記比較手段より得られた比較電気信号に応じて発光す
    る補助発光手段と、 前記第2の光信号及び前記補助発光手段の発した光信号
    を合流し、その合流した光信号に応じて電気信号を生成
    する第2の受光手段と、 前記補助発光手段の入出力特性のパラメータを算出し、
    前記光通信システム内の作動パラメータを調整する調整
    手段とを含む光通信システム。 3、前記調整手段が、前記補助発光手段の入力電流を掃
    引する掃引手段と、前記掃引手段から入力電流に応じ発
    生した光信号を受光し光信号に応じた電流を発する第4
    の受光手段と、前記第4の受光手段と前記掃引手段に接
    続され、前記補助発光手段の入出力特性のパラメータを
    算出する演算手段とを含む請求項1又は2記載の光通信
    システム。 4、前記入出力特性のパラメータが閾値電流及びスロー
    プ効率である請求項1、2又は3記載の光通信システム
    。 5、アナログ信号を直接強度変調方式により変調して光
    伝送する光通信方法において、 送信すべき信号を光信号に強度変調する主光発光手段の
    発する光信号の一部を電気信号に変換し、送信すべき信
    号と比較し、その比較結果を補正用光発光手段で光信号
    に強度変調し、前記主光発光手段の出力の一部に加え、
    送信すべき信号のフィードフォワード処理を行い、更に
    、補正用光発光手段の特性パラメータを随時測定し、そ
    の測定された特性パラメータの値に基づいて、通信シス
    テムの動作パラメータを随時更新する光通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03163923A (ja) * 1989-06-26 1991-07-15 General Instr Corp 自己アラインメントアナログレーザー送信方式とその装置
US6215571B1 (en) 1996-11-08 2001-04-10 Nec Corporation Feed-forward type distortion compensating system with less distortion quantity

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