JPH02143638A - 相互結合ネットワーク - Google Patents

相互結合ネットワーク

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JPH02143638A
JPH02143638A JP63296031A JP29603188A JPH02143638A JP H02143638 A JPH02143638 A JP H02143638A JP 63296031 A JP63296031 A JP 63296031A JP 29603188 A JP29603188 A JP 29603188A JP H02143638 A JPH02143638 A JP H02143638A
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switch
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switching network
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JP63296031A
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Shigeki Yamada
茂樹 山田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フォノ・ノイマン型あるは非フォン・ノイマ
ン型のプロセッサあるいはメモリシステム等を多数組み
合わせたマルチプロセッサシステムにおける、高能率で
経済的なプロセッサ間通信手段に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マルチプロセッサシステムにおいて、プロセッサ
・プロセッサ間、プロセッサ・メモリ間、あるいはシス
テム中のサブユニット間の結合方式として、バス方式、
クロスバネットワーク方式、あるいは複数個のスイッチ
を多段に組み合わせた相互結合ネットワーク方式等が提
案されている。
これらの結合方式のうち、バス方式は、ハードウェア量
は少ないが、バスの物理的な転送速度に上限があり、大
規模なマルチプロセッサシステムを実現するのが極めて
困難であった。また、クロスバネットワーク方式は、転
送容量、転送速度を太き(確保することができるが、ハ
ードウェア量が非常に多くなる欠点があった。
一方、従来の相互結合ネットワーク方式は、大規模シス
テムを構成した場合、クロスバネットワーク方式に比較
して、スイッチを多段通過することにより、転送遅延が
大きくなり、且つ、クロスバネットワーク方式はどでは
ないがハードウェア量もかなり多いという欠点があった
。これを第3図を用いて詳細に説明する。
第3図は、従来の相互結合ネットワークの1例(デルタ
ネットワーク)を示したもので、2人力×2出力のスイ
ッチを3段に組み合わせて8人力×8出力のネットワー
クを構成している。
同図において、(1−1)〜(1−8)はそれぞれプロ
セッサ、(2−1)〜(2−4)はそれぞれ第1段目を
構成するスイッチ、(3−1)〜(3−4)はそれぞれ
第2段目を構成するスイッチ、(4−1)〜(4−4)
はそれぞれ第3段目を構成するスイッチ、である。
このネットワークに、第4図に示すヘッダ付きの転送デ
ータを流すと、第1段目(t=1.2゜3)の各スイッ
チは第4図のヘッダのa3−4 ビットを参照して、0
ならば、自スイッチの第1番目の出力へ、1ならば2番
目の出力へルーチングする機能を持つ。ここで自スイッ
チがスイッチ(2−1)なら第1番目の出力とは(6−
1>を指し、第2番目の出力とは(6−2)を指し、ス
イッチ(3−3)なら第1番目の出力とは(7−5)を
指し、第2番目の出力とは(7−6)を指す。
例えば、プロセッサ1 (1−2)から、プロセッサ5
 (1−6)にデータを転送したい場合には、ヘッダ情
報をata+ao−101(転送先のプロセッサ番号5
の2進数表現)とすることにより、上記のルーチング規
則により転送データが第3図の太線に示すようにルーチ
ングされて、プロセッサ5 (1−6)に到着する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この構成例において、ネットワーク規模を8人力×8出
力から、16人力×16出力に増大させると、スイッチ
段数は10ggB=3段から l。
g ! 16 = 4段に増加し、転送時間の増加を招
くとともに、スイッチ数(ハードウェア量)は、8/2
X1ogg8−12個から、16 / 2 X 1 o
 g t16−32個に増加する。しかもこの方式では
、任意の入力端子から、任意の出力端子への転送に対し
て同一の転送時間を要するため、特定の入力と出力の間
で頻繁に転送が行われる場合に、その間の転送遅延を短
くして全体の処理スピードを向上したいという要求に応
えることができないと言う欠点がある。
本発明の目的は、相互結合ネットワークにおいてネット
ワーク規模を大きくした場合にも、ネットワーク全体と
して平均転送遅延時間を少な目に維持するとともに、少
ないスイッチ数で実現が可能な相互結合ネットワークを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、マルチプロセッサシステムによ(見受けら
れる処理の局所性に着目して、2レベルの接続構造をと
ることによって、ネットワーク規模を太き(した場合に
も、トラヒック頻度の高い入力・出力間では転送時間を
短くするとともに、これらを効率よくルーチングする構
成とした。
(作用〕 即ち、本発明の基本は、スイッチを多段に相互接続する
ことにより構成したN入力×N出力(N−2″ kは自
然数)のスイッチングネットワークにおいて、前記スイ
ッチングネットワークは更に、G入力x’c出力(G=
2’″ ;mは自然数)を1つのグループ単位としてN
70個のグループを有する第1レベルのスイッチングネ
ットワークと、(N/S)Y入力X(N/S)Y出力(
S=2’  ;pは自然数)を有する第2レベルのスイ
ッチングネットワークとにより構成され、第1レベルの
スイッチングネットワークは、1 o gsG段のスイ
ッチ群より構成され、第1番目(i=1.2.・・・l
ogSG)にはそれぞれ、073個のスイッチを配置す
るとともに、第1段目の各スイッチはS入力X(S+Y
)出力のスイッチで構成され、第1ogSG段目の各ス
イッチは(S+Y)入力×S出力のスイッチで構成され
(但し、Yは1又は複数)、残りの各段のスイッチはS
入力×S出力のスイッチで構成され、第1段目の各スイ
ッチの第S+1番目から第S+Y番目までの出力を7本
づつ、計(N/S)Y本を第2レベルのスイッチングネ
ットワークに入力し、第logSG段目の各スイッチの
第S+1番目から第S+Y番目までの入力を7本づつ、
計(N/S)Y本を第2レベルのスイッチングネットワ
ークの出力から引き込み、残りの第1段目の各スイッチ
の第1番目から第S番目までの出力は、次段の各スイッ
チに相互接続し、第2レベルのスイッチングネットワー
クは、10gm(N/S)段(R=2q;qは自然数)
のスイッチ群より構成され、第3段目(j=1.2゜・
・・、l o g* (N/S))にはそれぞれ、(N
/5R)Y個のR入力×R出力のスイッチを配置し、第
3段目の各スイッチの第1番目から第8番目までの出力
は、次段の各スイッチに相互接続し、kビットのヘッダ
(2進数表示でa K−18K−2・・・aO)を有す
る転送データを前記スイッチングネットワークの入力端
から出力端に転送するために、第1レベルのスイッチン
グネットワークの第1段目の各スイッチはヘッダの上位
(k−m)ビットと自グループ識別コードとを比較し、
一致していれば、ヘッダの残りのビット情報(mビット
)を用いて第1レベルのスイッチングネットワーク内で
自己ルーチングして、自グループ内の出力端子に出力し
、不一致であれば、第1段目のスイッチの第S+1番目
から第S+Y番目までの出力にルーチングし、第2レベ
ルのスイッチングネットワークでは、ヘッダの上位(k
−p)ビットの情報を用いて、自己ルーチングを行い、
第2レベルの出力端子に出力するようにしている。
第8図は、以上の構成をまとめて図示した構成図である
ので参照されたい。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
同実施例は16台のプロセッサ(20−1,・・・20
−16)が本発明の相互結合ネットワークに接続されて
いる。この相互結合ネットワークは2レベルからなる階
層構成をとっており、第1レベルは、第1段のスイッチ
群(21−1,・・・2l−8)、第2段のスイッチ群
(22−1,・・・22−8)から構成され、第2レベ
ルは、第1段のスイッチ群(23−1,・・・23−4
)、第2段のスイッチ群(24−1,・・・24−4)
、第3段のスイッチ群(25−1,・・・25−4)と
それらを結合するインタフェース線群(30−1から3
5−8まで)より構成される。
このうち、第1レベル初段(第1段)の各スイッチ(2
1−1,・・・2l−8)は2人力×3出力、第1レベ
ル最終段(第2段)の各スイッチは3人力×2出力、第
2レベルの各スイッチはすべて2人力×2出力である。
第1図の実施例では、プロセッサ((20−1)〜(2
0−16))は番号の若い順に4台づつ計4つのグルー
プを組んでいる。後述するように、同一グループ内のプ
ロセッサ間の通信時間は、異なるグループに属するプロ
セッサ間の通信時間よりも短くなるように構成されてい
る。
第2図はこれらのスイッチを一般的に表現するために、
3人力×3出力の最大構成で記載したものである。同図
において、(50−1)〜(50−3)はスイッチの各
入力線、(52−1)〜(52−3)はヘッダ付きの転
送データを一時的に格納する入力バッファ、(53−1
)〜(53−3)はヘッダの情報を参照し、各出力線(
51−1)〜(51−3)への行き先を判定する「ルー
チング情報識別回路Jである。54は3個の入力バッフ
ァ(52−1,52−2,52−3)からの出力のうち
、−時に1個のみが同時に同じ出力線(例えば51−1
)に出力されるように調整する競合調整回路であるが、
本発明の詳細な説明するうえで直接、関係はしないので
、それ以上の説明は省略する。(55−1)〜(55−
3)、(56−1)〜(56−3)、(57−1)〜(
57−3)はANDゲート、(5B−1)〜(58−3
)はORゲートで出力線(51−1)〜(51−3)の
選択制御に使用される。
このスイッチを2人力×3出力として使用する場合には
、第3番目の入力線(50−3)を未使用状態にしてお
く。同様に、3人力×2出力として使用する場合は、第
3番目の出力線(51−3)を未使用状態に、2人力×
2出力として使用する時は、第3番目の入力線(50−
3)と第3番目の出力線(51−3)を未使用状態にし
ておく。
各スイッチは第5図に示すような4ビツト(a3ata
lao )のヘッダ付き転送データが入力されると、ヘ
ッダの情報(ルーチング識別ビット)とグループ識別コ
ードによって自己ルーチングを行う。第1図に各スイッ
チにおけるグループの識別コードと、ルーチング識別ビ
ットは表1のように規則的に割り当てておく。
(以下、余白) 表1の意味は、以下の通りである。例えば、第1レベル
第1段目のスイッチ21−2では、入力線((50−1
)〜(50−3))の各々に対応してルーチング情報識
別回路((53−1)〜(53−3))がグループ識別
コード00を、ヘッダ情報のa3a、と比較する。もし
、両者が一致すれば、ヘッダのa1ビットをルーチング
情報として使用する。この時、a、=0ならば、入力デ
ータをスイッチの第1出力線(51−1)に出力し、a
、=1ならば、入力データをスイッチの第2出力線(5
1−2)に出力する。また、グループ識別コードとヘッ
ダ情報(asat )とが一致しなければ、入力データ
をスイッチの第3出力線(51−3)に出力する。
また、表1で第1レベル第2段目のスイッチ(22−6
)は、グループ識別コードを有していないので、ルーチ
ング情報識別回路では無条件にルーチング識別ビットa
0を参照して、その値に応じて第1出力線(51−1)
または第2出力線(52−2)に出力する。第2レベル
の各スイッチもこれと同様に、ルーチング識別ビットの
みで出力光を振り分ける。
なお、前述の「作用」の欄及び特許請求の範囲の欄で述
べた一般記号との対応で言えば、本実施例は、N=16
、G=4、Y=1、S=2、R=2、k==4、m=2
、p=1、q=lである。第1図において、各スイッチ
の第1番目、第2番目の入力は、前段からの出力につな
がっている。また、第1レベル第2段(最終段)スイッ
チについては、第3番目の入力は、第2レベルの第3段
(最終段)のスイッチの出力からつながれている。
さらに、第1レベル初段(第1段)スイッチの第3番目
の出力は、第2レベルの第1段の入力につながれている
まず、プロセッサO(20−1)から、それと同一のグ
ループに属するプロセッサ2 (20−3)への通信は
、以下の方法でスイッチ(21−1)、(22−2)の
2段のみの経由で行われる。
すなわち、転送先のプロセッサ番号は2なので、第5図
のヘッダ情報はaxazaIao=oO10と割り付け
る。プロセッサO(20−1)は、このヘッダ付きの転
送データをプロセッサ0の出力線(30−1)経由でス
イッチ(21−1)の第1番目の入力に入れる。第2図
との対応で言えば、この入力が入力線(50−1)に対
応し、ヘッダ付き転送データが入力バッファ(52−1
)に−旦記憶される。
ルーチング情報識別回路(53−1)は、ヘッダの上位
2ピツ)a:1at=ooをみて、グループ識別コード
(表1から、スイッチ21−1の識別コードは00)と
一致することから、自スイッチの第1番目または第2番
目の出力(51−1,5l−2)のいずれかにルーチン
グすべきものと判定する。この場合、表1から、このル
ーチング識別ビットはalであり、a、=1なので、第
2番目の出力(51−2)にルーチングすべきことがわ
かり、制御線59−2を1にする。その結果、バッファ
(52−1)内のヘッダ付きデータはANDゲート(5
5−2)、ORゲート(58−2)を経由して出力線(
51−2)に出力される。
この出力線は、第1図のスイッチ(21−1)の第2番
目の出力線(31−2)に対応しているので、ヘッダ付
き転送データは第2レベル第2段目のスイッチ(22−
2)の第1入力に入れられる。
スイッチ(22−2)の動作を、再び第2図を用いて説
明すると、ヘッダ付き転送データは入力線(50−1)
を経由して入力バッファ(52−1)に入れられる。ス
イッチ(22−2)のルーチング情報識別回路(53−
1)は、表1のルーチング規則に従い、ヘッダの最下位
1ビツトa。
=0を見て、第1番目の出力にルーチングすべきことが
わかり、制御線(59−1)を1にする。
その結果、ヘッダ付きデータはANDゲート(55−1
)、ORゲート(58−1)を経由して、第1番目の出
力vA(51−1)に出力される。この出力は、第1図
のスイッチ(22−2)の第1出力線(32−3)に対
応するので、結局、転送データはプロセッサ2 (20
−3)に転送されることになる。すなわち、プロセッサ
4 (20−1)から、それと同一グループに属するプ
ロセッサ2(20−3)への通信は、スイッチ2段のみ
の経由で高速に行うことができる。
次にプロセンサI C20−2)から、それき異なるグ
ループに属するプロセッサ13 (20−14)への通
信方法を説明する。
転送先プロセッサ番号は13なので、ヘッダ情報asa
za+ao=1101と設定し、プロセッサ1 (20
−2)より、ヘッダ付き転送データがインタフェース線
30−2経由でスイッチ21−1の第2人力に入れられ
る。スイッチ21−1の動作を第2図を用いて説明する
と、ヘッダ付き転送データは入力線50−2を経由して
入力バッファ52−2に入れられる。ルーチング情報識
別回路53−2は、表1に示すルーチング規則に従って
、まず、ヘッダの上位2ピノ)aiaz=11をみて、
グループ識別コード(表1より、00)と比較する。両
者は一致しないので、他グループ宛の転送データである
と判断し、スイッチの第3番目の出力にルーチングする
ために、制御線60−3を1にする。その結果、ヘッダ
付きデータはANDゲート56−3、ORゲート58−
3を経由して、第3番目の出力線51−3に出力される
。この出力は、第1図のインタフェース線(31−3)
に対応するので、第2レベル第1段目のスイッチ23−
1の第1人力にヘッダ付き転送データが送り込まれる。
スイッチ(23−1)の動作を、再び第2図を用いて説
明すると、ヘッダ付き転送データは入力線50−1を経
由して入力バッファ52−1に入れられる。スイッチ2
3−1のルーチング情報識別回路53−1は、表1に示
すルーチング規則に従って、ヘッダの第3ビツト目as
””1を見て、第2番目の出力にルーチングすべきこと
がわかり、制御線59−2を1にする。その結果、ヘッ
ダ付きデータはANDゲート55−2、ROゲート58
−2を経由して、第2番目の出力線51−2に出力され
る。この出力は、第1図の第2レベル第2段目のスイッ
チ(24−3)の第1番目の入力(33−2)となる。
このスイッチ(24−3)のルーチング識別ビットは、
表1に示すようにazである以外は前述のスイッチ(2
3−1)と同じ働きをするので、以後、詳細説明は省略
するが、at””1なのでヘッダ付データはスイッチ2
4−3の第2番目の出力線(34−6)に出力され、第
2レベルの最終段(第3段)のスイッチ(25−4)に
入力される。
スイッチ(25−4)では、表1に示すように、ルーチ
ング識別ビットはalであり、a、=0なので、ヘッダ
付きデータはスイッチ(25−4)の第1番目の出力線
(35−7)に出力され、第1レベルの最終段(第2段
)のスイッチ(22−7)に第3番目の入力線に入力さ
れる。スイッチ(22−7)では、表1に示すように、
ルーチング識別ビットはaoであり、a o = 1な
ので、ヘッダ付きデータはスイッチ(22−7)の第2
番目の出力線(32−14)に出力され、これを経由し
て最終宛先のプロセッサ13 (20−14)に転送デ
ータが送り届けられる。
このように、グループ間にまたがるプロセッサ間の通信
は、5段のスイッチ(21−1,23−1,24−3,
25−4,22−7)を経由して行われる。
以上、まとめると、全プロセッサ数N=16、グループ
あたりのプロセッサ数G=4、スイッチサイズS=2の
場合、本発明の方式では、同一グループに属するプロセ
ッサ間の通信は2段のスイッチ経由で実現され、異なる
グループに属するプロセッサ間の通信は5段のスイッチ
経由で実現される。このときのスイッチ数は第1レベル
が16゜第2レベルが12、合計28個で実現される。
これを第3図のような従来型の相互結合ネットワークと
比較すると、従来型では、同様の条件下(プロセッサが
16台で2人力×2出力スイッチ)を使った場合、プロ
セッサ間通信は、宛先に関係なく、いずれの場合も10
gz16=4段のスイッチ経由で行われ、スイッチ数も
16 / 2 X l 。
gz16=32個必要となる。したがって、本発明の方
式は従来方式に比べて、グループ内の通信時間は短く、
グループ間の通信時間は少し長くなるとともに、スイッ
チ個数も少ない、特に通信時間に関しては、マルチプロ
セッサシステムによく見られる性質として、処理の局所
性(一部のごく限られたプロセッサ同士の間では、通信
量が多く、それ以外のプロセッサ間では、通信量が少な
いという性質)があるので、関連の深いプロセッサ同士
を同一グループに収容することによって、システム全体
としての平均的な通信時間を大幅に削減することが可能
である。
本発明における他の実施例をそれぞれ第6図、第7図に
示す。
第6図は、16台のプロセッサ((80−1)〜(80
−16))、第1レベル第1段のスイッチ群((81−
1)〜(81−8))、第1レベル第2段のスイッチ群
((82−1)〜(82−8))、第2レベル第1段の
スイッチ群((83−1)〜(83−8))、第2レベ
ル第2段のスイッチ群((84−1〜(84−8))、
第2レベル第3段のスイッチ群((85−1)〜(85
−5))、から構成される。
前述の「作用」の欄及び特許請求の範囲の欄で述べた一
般記号との対応で言えば、本実施例は、N=16、G=
4、Y=2、S=2、R=2で、基本的には第1図と同
じであるが、第1図と異なる点は、第1レベル第1段ス
イッチのサイズが2人力×3出力から、2人力×4出力
に変更され、第1レベル第2段スイッチのサイズが3人
力×2出力から、4人力×2出力に変更されている点で
ある。
その結果、第1レベルと第2レベルの間の転送幅が第1
図の場合の2倍に拡大(Y=1からY=2に変更された
こと)されたことになる。ルーチングの方法としては、
第1レベルでは第1図の場合と全く同じであり、第2レ
ベルでは第1段がルーチング識別ビットとしてa、を、
第2段と第3段がそれぞれa!、atを使用する。同一
グループを構成する4台のプロセッサ間の通信は、第1
図の場合と同様、スイッチ2段の経由で済み、グループ
間での通信はスイッチ5段の経由で実現される。第6図
のような構成は、グループ間の通信頻度が比較的多く、
グループ間で大きな転送幅を確保しておきたい場合に有
効である。
第7図は、16台のプロセッサ((90−1)〜(90
−16))、第1レベル第1段のスイッチ群N9l−1
)〜(91−8))、第1レベル第2段のスイッチ群(
(92−1)〜(92−8))、第2ベル第1段のスイ
ッチ群((93−1)〜(93−4)L第2レベル第2
段のスイッチ群((94−1)〜(94−4))、第3
レベル第1段のスイッチ群((95−1)〜(95−2
))、第3レベル第2段のスイッチ群((96−1)〜
(96−2))から構成される。
本実施例は、第1図における第2レベルのネットワーク
を更に2レベルに分け、システム全体を3階層化したも
のである。即ち、第2レベルの第1段スイッチ群((9
3−1)〜(93−4))は2人力×3出力のスイッチ
で構成し、第3番目の出力を第3レベルのネットワーク
に接続する。
また、第2レベル第2段のスイッチ群((94−1)〜
(94−4))は3人力×2出力のスイッチで構成し、
第3番目の入力は第3レベルのネッワークの出力から引
き込む、第3レベルは2人力×2出力のスイッチ2段で
構成したネットワークである。第1レベルでは、第1図
と同様、4台のプロセッサを1つのグループにしている
が、第2レベルでは、隣接する2つの第2レベルグルー
プ(プロセッサ8台分、例えば(90−1)〜(90−
8))で第2グループを組むように構成したものである
。ルーチングは、第1レベルの各段では第1図の場合と
同様である。
第2レベルの第1段では、転送データのヘッダ(第5図
)の上位1ビツト(a、)を、予め割り当てられたグル
ープ識別コード(1ビツト)と比較し、自グループ(第
2レベルグループ)宛なら、第2レベルの第1段と第2
段とにより、ヘッダの次の上位2ビツト(aZa+ )
で第2レベルをルーチングする。また、ヘッダが他の第
2レベルグループ宛ならば、第2レベル第1段スイッチ
の第3出力経由で第3レベルに迂回させる。第3レベル
ではヘッダの上位2ピツ)(a=aZ )を用いてルー
チングする。このようなルーチングを行うことにより、
プロセッサ4台からなる第1レベルのグループ内通信は
第1図の場合と同様、スイッチ2段分経由で実現される
。また、プロセッサ8台からなる第2グループ間通信は
、スイッチ4段分経由で、更に、異なる第2レベルグル
ープ間通信では、6段のスイッチ経由で実現される。
このように、グループが階層構成をなしているようなシ
ステムに対しても、階層のレベルに応じて、転送遅延時
間も適切に設定することができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、同一グループに組んだプロセッ
サの間では、転送遅延時間の少ない通信を、異なるグル
ープのプロセッサ間では、転送遅延時間が少し大きい通
信を実現しているので、通常、よく見られる局所性のあ
るプロセッサ間通信の場合に、システム全体として通信
時間を大きく短縮することができる。
また、グループを構成するプロセッサの数が一定ならば
、全体のプロセッサ数を増加させた場合にも、異なるグ
ループ間の通信時間が延びるだけで、同一グループ内の
通信時間(スイッチ段数)を一定に保つことができるの
で、大規模なシステムを構築しやすいと言う利点がある
さらに、従来の相互結合ネットワークに比較して、少な
いスイッチ数で経済的にネットワークを構成することが
できる。
また、システムの通信トラヒックの要求条件に応じてス
イッチサイズ、グループサイズ、あるいはレベルの段数
等の組み合せを変えることができる柔軟性を有している
ので、要求条件に最適なネットワークを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は、本
発明によるネットワークを構成するスイッチの内部構成
図、第3図は従来型の相互結合ネットワークの構成図、
第4図は第3図のネットワーク内を転送させる「ヘッダ
付き転送データ」のフォーマット説明図、第5図は第1
図、第6図、第7図のネットワーク内を転送させる「ヘ
ッダ付き転送データ」のフォーマット説明図、第6図、
第7図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す構成図、第
8図は課題解決手段と作用を図示して示した構成図、で
ある。 符号の説明 l・・・プロセッサ、2.3.4・・・スイッチ、5゜
6.7.8・・・インタフェース線、20・・・プロセ
ッサ、21,22,23.24.25・・・スイッチ、
30.31,32.33.34.35・・・インタフェ
ース線、50・・・入力インタフェース線、51・・・
出力インタフェース線、52・・・入力バッファ、53
・・・ルーチング情報識別回路、54・・・競合調整回
路、55,56.57・・・ANDゲート、58・・・
ORゲート、80・・・プロセッサ、81,82.83
゜84.85・・・スイッチ、90・・・プロセッサ、
91゜92.93,94,95,96.  ・・・スイ
ッチ代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎   清 第1段 第3 仄 1段 %3g& ′!s4 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも第1レベルのスイッチングネットワーク
    と第2レベルのスイッチングネットワークとが相互接続
    されて成るN入力×N出力(N=2^K、Kは自然数)
    の相互結合ネットワークにおいて、 前記第1レベルのスイッチングネットワークは、G入力
    ×G出力(G=2^m、mは自然数)のサブ・スイッチ
    ングネットワークを単位とする(N/G)個のサブ・ス
    イッチングネットワークで構成され、前記第2レベルの
    スイッチングネットワークは(N/S)Y入力×(N/
    S)Y出力(S=2^P、pは自然数、Yは1又は複数
    )のスイッチングネットワークで構成され、 前記第1レベルのスイッチングネットワークを構成する
    各サブ・スイッチングネットワークは、log_SG段
    のスイッチ群により構成され、その第i段目(i=1、
    2、・・・、log_SG)にはそれぞれ(G/S)個
    のスイッチが属する中で、第1段目を構成する各スイッ
    チは、S入力×(S+Y)出力のスイッチで構成され、
    第log_SG段目を構成する各スイッチは、(S+Y
    )入力×S出力のスイッチで構成され、残りの各段のス
    イッチは、S入力×S出力のスイッチで構成され、かつ
    前記第1段目を構成する各スイッチの第S+1番目から
    第S+Y番目までの出力線をY本ずつ、合計(N/S)
    Y本を前記第2レベルのスイッチングネットワークの後
    記第1段目のスイッチ群に入力し、前記第log_SG
    段目を構成する各スイッチの第S+1番目から第S+Y
    番目までの入力線をY本ずつ、合計(N/S)Y本を前
    記第2レベルのスイッチングネットワークの後記第lo
    g_R(N/S)段目のスイッチ群の出力から引き込み
    、残りの各段を構成する各スイッチの第1番目から第S
    番目までの出力線は次段の各スイッチの第1番目から第
    S番目までの入力線として接続し、 第2レベルのスイッチングネットワークを構成する前記
    (N/S)Y入力×(N/S)Y出力のスイッチングネ
    ットワークは、log_R(N/S)段(R=2^q、
    qは自然数)のスイッチ群により構成され、その第j段
    目(j=1、2、・・・、log_R(N/S))には
    それぞれ(N/SR)Y個のR入力×R出力のスイッチ
    が属し、第j段目(但し、log_R(N/S)段目を
    除く)を構成する各スイッチの第1番目から第R番目ま
    での出力線は、次段のスイッチの入力線として接続され
    、kビットのヘッダ情報(kは整数)を有する転送デー
    タを前記相互結合ネットワークの入力端から出力端に転
    送するに際し、前記第1レベルのスイッチングネットワ
    ークの第1段目の各スイッチは、前記ヘッダの上位(k
    −m)ビットと自グループ識別コードとを比較し、一致
    していれば、ヘッダの残りのビット情報(mビット)を
    用いて第1レベルのスイッチングネットワーク内で自己
    ルーチングして、自グループ内の出力端子に出力し、不
    一致であれば、第1段目の第S+1番目から第S+Y番
    目までの出力にルーチングして第2レベルのスイッチン
    グネットワークに送り、該第2レベルのスイッチングネ
    ットワークでは、ヘッダの上位(k−p)ビットの情報
    を用いて自己ルーチングを行い、第2レベルのスイッチ
    ングネットワークの出力端子に出力するルーチング情報
    識別回路を各スイッチに具備することを特徴とする相互
    結合ネットワーク。 2)第1レベルのスイッチングネットワークと第2レベ
    ルのスイッチングネットワークとが相互接続されて成る
    請求項1に記載の相互結合ネットワークにおいて、前記
    第2レベルのスイッチングネットワークを改めて第1レ
    ベルのネットワークとするとき、それに対応して第2レ
    ベルのスイッチングネットワークとなるべきネットワー
    クを更に付加し、以下同様の繰り返しで任意所望の数だ
    けスイッチングネットワークを付加して成ることを特徴
    とする相互結合ネットワーク。
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