JPH0214319Y2 - - Google Patents

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JPH0214319Y2
JPH0214319Y2 JP8818282U JP8818282U JPH0214319Y2 JP H0214319 Y2 JPH0214319 Y2 JP H0214319Y2 JP 8818282 U JP8818282 U JP 8818282U JP 8818282 U JP8818282 U JP 8818282U JP H0214319 Y2 JPH0214319 Y2 JP H0214319Y2
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voltage
power supply
dynamic brake
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は整流器等を介して直流出力を与えイン
バータ回路から交流出力を得る電圧形インバータ
による負荷駆動におけるダイナミツクブレーキ力
を得る電圧形インバータのダイナミツクブレーキ
装置の改良に関する。
電圧形インバータ(以下単にインバータとい
う)による負荷駆動においては、例えば誘導電動
機の回生エネルギーは交流電源入力より整流器を
介して直流出力を得るものとなるためにこれを電
源に戻すことはできない。このため前記回生エネ
ルギーにより直流ステージ出力の電圧は上昇させ
られて過電圧状態に陥り、インバータのスイツチ
ング素子部分などの破損を生じることになる。こ
れを防止するため通常過電圧トリツプ手段を用い
ることによりインバータを保護している。また、
この種のインバータにおいて、前記回生エネルギ
ーを消費してブレーキ力を得るには一般にダイナ
ミツクブレーキ回路を直流ステージ出力の正負端
子間に挿入する方法が採用されるものとなつてい
る。そのダイナミツクブレーキ回路を実現する方
法は種々あるが、直流ステージ出力の電圧上昇時
間が速いことから半導体スイツチによりブレーキ
抵抗を入切する方法を用いるようにしたものが数
多い。
しかしながら、かかるダイナミツクブレーキ装
置において、ブレーキ動作を必要とする直流電圧
レベルを電源変動、負荷変動等の状況をみて安全
な動作点に選定する必要があるに対し、一般に上
記過電圧トリツプ手段のトリツプ電圧値が保護協
調など種々の条件よりそう高いものにすることが
できず、これらダイナミツクブレーキ動作点と過
電圧トリツプ値との差が小さく余裕が少ないもの
になる。かようにして、ダイナミツクブレーキ動
作点の選定に当つては電源変動率、諸動作の安定
性と動作遅れおよび他の主回路定数等を吟味する
必要が生じる。
第1図および第2図は従来例を示す接続図およ
びその動作点と直流ステージ電圧の関係を示す説
明図である。
すなわち、第1図装置は、三相交流電源1がコ
ンバータ回路2により直流変換されてフイルタ回
路3を介して与えられ、このフイルタ回路3出力
が直流ステージ出力となる。また、その直流ステ
ージ電圧VDCはインバータ回路4を通して誘導電
動機5に印加され、図示していない制御回路によ
り可変電圧・可変周波数制御が行われて誘導電動
機5のインバータ駆動が行われるものとなる。さ
らに、例示の如く半導体スイツチ6および抵抗器
7からなるダイナミツクブレーキ回路が挿入さ
れ、ダイナミツクブレーキ量が制御される。な
お、半導体スイツチ6は説明を簡単化するためト
ランジスタの例によるものとする。
ここで8はダイナミツクブレーキ制御回路であ
る。つまり、ダイナミツクブレーキ制御回路8
は、トランス811とダイオードブリツチ812
とコンデンサ813,814より±の電源を供給
し、直流ステージ電圧VDCの入力より可変抵抗器
815にてその動作点を調整し得るものとなり、
この可変抵抗器815の取出点の電圧がツエナー
ダイオード816の電圧より上昇した際に抵抗器
817を介してトランジスタ818のベースエミ
ツタに通流する。ここに、819は抵抗器であ
る。したがつて、トランジスタ818が動作する
とベースアンプ820が半導体スイツチ6をドラ
イブする。ここで、トランジスタ818の不動作
時半導体スイツチ6にマイナス電源によつて逆バ
イアスをかけることより、ブレーキ電流すなわち
抵抗器7に流れる電流をしや断するよう動作され
るものとなる。
また、第2図は横軸に三相商用電源の交流電圧
を縦軸に直流ステージ出力の直流電圧を示して入
力電源電圧に対するダイナミツクブレーキ回路の
動作線を示すものであり、W1は直流ステージ電
圧VDCの特性線、W2はダイナミツクブレーキ回路
の動作点の移行を示す動作線である。かくの如
く、特に電源変動を考慮してダイナミツクブレー
キ装置の動作点を選定する必要があることがわか
る。すなわち、動作点が低すぎると電源電圧上昇
時に半導体スイツチ6も常時動作したままになつ
て無駄なエネルギーを抵抗器7で消費することに
なり、逆に高すぎるとスイツチング素子等の耐圧
を高くしなければならない。
第3図および第4図は別な従来例を示す接続図
およびその動作点と直流ステージ電圧の関係を示
す説明図である。すなわち、第3図および第4図
に示すものは、ダイナミツクブレーキ制御回路
8′が第1図に示すものに対して例示の如き抵抗
器821が付加されてなり、マイナス電源よりト
ランジスタ818のベースに抵抗器821を介し
接続されて動作点の電源変動補償機能を有するも
のである。したがつて、第4図に示される動作線
W2′の如くに動作点が電源電圧に比例して変つて
いるところが第2図と異なる。
かように第1図および第2図に示すものは、電
源変動補償回路をもたずに定格電源状態にあつて
も電源電圧が高いとき動作しない値に設定される
ため、例えばダイナミツクブレーキ回路の動作遅
れ時間の間に直流ステージ電圧VDCが余分に上昇
させられることにより過電圧トリツプ手段の動作
点との余裕が失われ、抵抗器7の抵抗値、直流ス
テージコンデンサの容量によつてその余裕度が異
なつてくる欠点をもつ。
また第3図および第4図に示すものは、電源変
動によりその動作点を可変移行して第1図および
第2図に示した欠点はなくなるが、電源低下時に
動作点が下がるために直流ステージ電圧VDCが低
くなつて最大ブレーキトルクも低下する欠点があ
る。
本考案は上述したような不具合点を解消するた
めなされたもので、電源変動に応じてダイナミツ
クブレーキ動作点を可変せしめて特にほぼ定格電
源電圧以下では一定の動作点位置となし、過電圧
トリツプ手段との間に余裕をもちかつ電源低下時
にブレーキトルクの低下を回避し得る電圧形イン
バータのダイナミツクブレーキ装置を提供するも
のである。以下本考案を実施例図面により詳細説
明する。
第5図および第6図は第1図に示す装置、第3
図に示す装置に類する本考案の一実施例の接続図
およびその動作点と直流ステージ電圧の関係を示
す説明図であり、8″はダイナミツクブレーキ制
御回路、W2″は動作線である。図中第1図〜第4
図と同符号のものは同じ機能を有する部分を示
す。
すなわち、第5図に示すものは、ダイナミツク
ブレーキ制御回路8″は第3図に示されるダイナ
ミツクブレーキ制御回路8′における抵抗器82
1にさらに直列にツエナーダイオード822が例
示の極性方向をもつて設けられてなるものであ
り、また第6図に示す動作線W2″を得る如く作用
し得るものである。かかる変更内容を除き他の部
分は第3図および第4図と同じであるのでその説
明は省略する。なお、前記ツエナーダイオード8
22は、ここでそのツエナー電圧を電源が定格の
ときマイナス電圧の値にほぼ等しいように選定し
ておくものとする。
つまり、ダイナミツクブレーキ制御回路8″は、
ツエナーダイオード822の電圧以下では抵抗器
821とツエナーダイオード822の直列回路が
不導通になるために、電源電圧補償が行われず一
定の動作点のものとなり、さらにその電圧値を超
えるにダイナミツクブレーキ制御回路8′と同一
の作用を奏するものとなる。したがつて、第6図
に示す如く、動作線W2″は定格電圧近くから動作
点が一定のものとなることは明らかである。な
お、かようなダイナミツクブレーキ制御回路8″
をトランジスタ、ツエナダイオード等の構成部品
によるもので示されるものとしたが、オペアン
プ、IC等を用いて構成するものであつてもよく、
他の構成部品より同一の動作を行うようにした回
路に置換させることも容易である。
以上説明したように本考案によれば、ダイナミ
ツクブレーキ動作点を有効に補償せしめて十分な
余裕度を有しかつブレーキトルクの低下を回避し
得る装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示す接続図およ
びその動作点と直流ステージ電圧の関係を示す説
明図、第3図および第4図は別な従来例を示す接
続図およびその動作点と直流ステージ電圧の関係
を示す説明図、第5図および第6図は本考案によ
る第1図装置、第3図装置に類する一例を示す接
続図およびその動作点と直流ステージ電圧の関係
を示す説明図である。 2……コンバータ回路、3……フイルタ回路、
4……インバータ回路、6……半導体スイツチ、
7……抵抗器、8,8′,8″……ダイナミツクブ
レーキ制御回路、W1……直流ステージ電圧VDC
特性線、W2,W2′,W2″……ダイナミツクブレー
キ回路の動作線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源を得て整流器等を介して直流出力を与
    えインバータ回路から交流出力を得る電圧形イン
    バータの直流ステージ正負端子間に抵抗器と半導
    体スイツチを直列にしてなる半導体形ダイナミツ
    クブレーキ回路を備え、直流ステージ出力の電圧
    上昇を検出する比較器出力で前記半導体スイツチ
    を制御する電圧形インバータのダイナミツクブレ
    ーキ装置において、前記比較器の動作点を電源変
    動に対して比例動作となる電源変動補償機能を有
    するとともに、この電源変動補償機能が不動作と
    なる基準値発生手段を備え、その基準値発生手段
    の基準値以上の電源電圧では前記電源変動補償機
    能が作動し、かつ基準値未満の電源電圧では補償
    機能が不動作となり、前記比較器の動作点が一定
    に作動するごとく構成したことを特徴とする電圧
    形インバータのダイナミツクブレーキ装置。
JP8818282U 1982-06-15 1982-06-15 電圧形インバ−タのダイナミツクブレ−キ装置 Granted JPS58193789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8818282U JPS58193789U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 電圧形インバ−タのダイナミツクブレ−キ装置

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JP8818282U JPS58193789U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 電圧形インバ−タのダイナミツクブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193789U JPS58193789U (ja) 1983-12-23
JPH0214319Y2 true JPH0214319Y2 (ja) 1990-04-18

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ID=30096869

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JP8818282U Granted JPS58193789U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 電圧形インバ−タのダイナミツクブレ−キ装置

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JPS58193789U (ja) 1983-12-23

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