JPH02142353A - パルスモータ - Google Patents

パルスモータ

Info

Publication number
JPH02142353A
JPH02142353A JP29536588A JP29536588A JPH02142353A JP H02142353 A JPH02142353 A JP H02142353A JP 29536588 A JP29536588 A JP 29536588A JP 29536588 A JP29536588 A JP 29536588A JP H02142353 A JPH02142353 A JP H02142353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
magnetic
phase
pole
magnetic flux
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29536588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0759143B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nakagawa
洋 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP63295365A priority Critical patent/JPH0759143B2/ja
Priority to EP89403214A priority patent/EP0373987B1/en
Priority to DE68910649T priority patent/DE68910649T2/de
Priority to US07/440,623 priority patent/US5218250A/en
Publication of JPH02142353A publication Critical patent/JPH02142353A/ja
Publication of JPH0759143B2 publication Critical patent/JPH0759143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、産業用ロボットなどのように比較
的大きな推力が要求されるI?A(ファクトリ−オート
メーション)機器に用いて好適なパルスモータに関する
ものである。
「従来の技術」 周知のように、リニアパルスモータはスライダに供給さ
れるパルス信号に基づき、スライダまたは二次側スケー
ル(以下、単にスケールと称す)をステップ状に歩進動
作させるものであり、その磁気回路の構成は、第9図に
示す通りである。この図において、1は長尺板状の磁性
体によって構成されたスケールであり、その上面には、
凹凸状の歯部1 a、 I a、・・・が長手方向(図
面左右方向)に沿って等間隔に形成されている。このス
ケール!の上面にはスライダ2が図示せぬローラ等から
なる支持機構によってスケール1の長手方向へ移動自在
に指示された状態で載置されている。スライダ2は、コ
字状のA相鉄心4およびB相鉄心5と、A相鉄心4のA
相磁極4aおよび人相磁極4bに各々巻回されたコイル
6aおよび6bと、B相鉄心5のB相磁極5aおよび0
相磁極5bに各々巻回されたコイル7aおよび7bと、
鉄心4および5の上面に図示する極性で取り付けられた
永久磁石8および9と、永久磁石8および9の上面に取
り付けられた板状の磁性体によって構成されるバックプ
レートIOとから構成されている。そして、磁極4aの
下面には、スケール1の歯部1aのピッチPと同一ピッ
チの極fJ414 aが3個形成されており、磁極4b
、5a、5bの各下面にら同様に極歯14b。
15 a、 15 bh(3々形成されている。また、
これらの極歯15b、I 4b、I 5aは極@ 14
 aに対して順次P/4ずつずらして配置されており3
、極歯!4a、l 4b、I 5a、15bの各下面と
歯部1aの上面との間には、所定の間隙Gが各々形成さ
れている。
そして、コイル6 a、 6 b、 7 a、 7 b
に所定のパルス信号を順次供給することにより、コイル
6 a、 6 b。
7g、7bが発生゛・j゛ろ磁束と、永久磁石8.9が
発生ずる磁束とが各磁極4a、4b、5a、5bにおい
て、順次加減され、スケール1に対するスライダ2の磁
気的安定位置が順次移動し、これにより、スライダ2が
スケールlの長手方向に沿って移動する。
ここで、2組のコイル6 a、 6 bおよび7 a、
 7 bに常に電流を供給する2相励磁力式によってス
ライダ2を駆動する場合を例にして説明する。
■第10図(a)に示す様に、コイル6 a、 6 b
に端子6cから6dへ向って所定の電流を流すと共に、
コイル7a、7bに端子7dから7cへ向って所定の電
流を流すことによって、コイル6aが発生する磁束と、
永久磁石8が発生する磁束とがAIg磁極4aにおいて
相加わり、入相磁極4bにおいて互いに打ち消し合う一
方、コイル7aが発生する磁束と、永久磁石9が発生す
る磁束とがB相磁極5aにおいて相加わり、0相磁極5
bにおいて、互いに打ち消し合うので、図に実線φ1で
示す主磁束が発生し、この結果、A相磁極4aおよびB
相磁極5aの各極歯14aおよび15aと、スケールI
の歯部1aとが上下に対向した位置が磁気的に安定した
位置となる。
■第10図(b)に示す様に、コイル6 a、 6 b
に■と同一方向へ所定の電流を流すと共に、コイル7a
、7bに■と逆方向へ所定の電流を流すことによって、
図に実線φ、で示ず主磁束が発生し、この結果、各極歯
14aおよび+5bと歯部1aとが上下に対向した位置
が磁気的に安定した位置となる。
■第10図(c)に示す様に、コイル6a、6bに■と
逆方向へ所定の電流を流すと共に、コイル7a。
7bに■と同方向へ所定の電流を流すことによって、図
に実線φ、で示す主磁束が発生し、この結果、各極歯1
4bおよび+5bと歯部1aとが上下に対向した位置か
磁気的に安定した位置となる。
■第1O図((j)に示す様に、コイル6 a、 6 
bに■と同方向へ所定の電流を流すと共に、コイル7a
7bに■と逆方向へ所定の電流を流すことによって、図
に実線φ4で示す主磁束が発生し、この結果、各極歯1
/Ibおよび15aと歯部1aと上下に対向した位置が
磁気的に安定した位置となる。
以上の■−■−■−■の各励磁モードの順にパルス励磁
を繰り返すことによって、スライダ2が図面右方向、す
なわち磁極4aから5bに向かう方向へ移動し、■−■
−■−■の各励磁モードの順にパルス励磁を繰り返すこ
とによって、スライダ2が図面左方向、すなわち磁極5
bから48に向かう方向へ移動する。なお、スライダ2
を固定してスケールlを移動させる場合ら同様である。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、一般に、リニアパルスモータは才一プンルー
プで高精度な位置決めが可能なことから、OA(オ、フ
ィスオートメーション)機器のプリンタのキャリッジ駆
動等に用いられているものの、大きな推力か得られない
ため、産業用ロボットなどのように比較的大きな推力が
要求されるFA機器には、適用することが困難であった
。すなわち、上述したリニアパルスモータにおいては、
第1θ図(a)〜(d)に示すように、一方のA相磁極
4aもしくはB相磁極5aにおいてコイル6aらしくは
7aが発生ずる磁束と永久磁石8.9が発生する磁束と
が相加わり、推力が発生している期間、他方の人相磁極
4bもしくは0相磁極5bにおいては、コイル6bもし
くは7bが発生する磁束と、永久磁石8.9が発生する
磁束とが互いに打ち消し合い、推力が発生しないように
構成されている。逆に、入相磁極4bらしくはD相磁極
5bにおいて推力が発生している期間、A相磁極4aも
しくはB相磁極5aにおいては、推力が発生しないよう
に構成されている。したがって、実際に推力発生に寄与
する推力発生面積は、スケール1と対向する各磁極4m
、4b、5a、5bの総面積の内、50%しかなく、こ
の推力発生面積を広げることが、推力向上を図る際の重
要な課題となっていた。また、このような推力向」−を
図ったパルスモータを実用化する際において、可能な限
り簡素な構成とし、容易に製造し得ると共に、充分な剛
性強度が、得られる構造とすることら重要な課題と成っ
ていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ス
ケールと対向する各磁極の総面積を推力発生用に有効に
利用し得て、大きな推力が得られると共に、簡素な構成
で、容易に製造することができ、かつ充分な剛性強度が
得られるパルスモータを提供することを目的としている
「課題を解決するだめの手段」 この発明は、特定方向に沿って等間隔に歯部を有する二
次側スケールと、面記二次側スケールに対して前記特定
方向へ移動自在に支持された一次側磁束発生部とからな
り、前記一次側磁束発生部の各磁極と前記二次側スケー
ルの各歯部との間に形成された各間隙に順次磁束を発生
させることにより、前記一次側磁束発生部を二次側スケ
ールに対して相対移動させるパルスモータにおいて、前
記二次側スケールを、前記特定方向に沿って一定間隔P
/2で歯部と溝部が交互に形成された磁性部材と、nN
記各溝部に、隣合うもの同志の極性が互いに逆方向とな
るように各々挿入配置された永久磁石とから構成する一
方、前記一次側磁束発生部を、面記二次側スケールの各
m部と一定の間隙を隔てて各々対向するN個の磁極を有
すると共に、前記各磁極が前記特定方向へ所定寸法P/
Hの変位を存して各々配置された鉄心と、前記各磁極に
各々巻回されたコイルとから構成したことを特徴として
いる。
「作用」 上記構成によれば、コイルに電流を流すと、一次側磁束
発生部の鉄心の一方の磁極から二次側スケールのS極側
の歯部に流入した磁束が、永久磁石を介して隣合うN極
側の歯部に流入し、該歯部から一次側磁束発生部の鉄心
の他方の磁極へ流入する主磁束ループが形成されるので
、二次側スケールと対向する各磁極の総面積を推力発生
用に有効に利用することができ、大きな推力が得られる
「実施例j 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の第1実施例によるリニアパルスモー
タの磁気回路のhM成を示す図である。
この図において、20は固定されたスケール、21は図
示U゛ぬローラ等の支持機構によってスケール20の長
平方向(図に示す矢印M方向)へ移動自在に支持された
スライダである。
スケール20は、その長平方向に沿って一定間隔P/2
で歯部22 a、 22 a、−と凹i?+722b、
22b。
・・・とが交互に形成された磁性部材22と、前記各凹
溝22bに、隣合うもの同志の極性が互いに逆方向とな
るように各々挿入配置された永久磁石23.23.・・
・とから構成されている。
一方、スライダ21は、スケール20と一定の間隙Gを
隔てて各々対向する4個の磁極、すなわちA相磁極24
Aと人相磁極24八とB相磁極24Bと0相磁極24r
3とを有する鉄心24と、各磁極24 A、24人、2
4B、24flに各々巻回されたコイル25 A、25
人、25B、21とから構成されている。この場合、各
磁極24 A、24人、24B、24flの相対位置関
係は次の通りである。すなわち、磁極24Aに対して、
磁極24Bは(5P−P/4)隔てて位置し、また各磁
極24Aおよび24Bに対して、各磁極24人および、
24nは各々(2p+p/2)隔てて位置し、これによ
り、各磁極24 A、24 B、24人、240の順に
、その移動方向(矢印M方向)へ所定寸法P/4ずつの
変位を有して配置されている。また、各磁極24A、2
4人、2413,24 flのスケール21と対向する
端面には、スケール21の歯部22aと略同−の対向面
積を有する極歯24 As、24 Ab。
24八a、24人す、24 Ba、24 Bb、241
11a、24f13bが各々形成されている。
以上の構成において、各コイル25 A、25人。
25B、25Qに電流を供給しない状態においすは、第
2図に点線矢印によって示すように、各永久磁石23,
23.・・・のN極から各々のS極に戻る磁束ループか
形成されると共に、同図に実線矢印によって示すように
、スケール20のN極側の歯部22aからスライダ2I
の各磁極24 A、24人。
24 B、24 r3+、:流入L、再びスケール20
のS極側の歯部22aに戻る磁束ループが形成され、こ
の状態で静止している。
ここで、A相と入相コイル25 A、25への組、また
はB相とn相コイル2ss、2st>の組の一方に電流
を供給するI相励磁方式によってスライダ21を駆動す
る場合の動作について第3図を参照して説明する。
■第3図(a)に示す状態において、A相と入相コイル
25A、25八に対して、図に示す×印から・印の方向
へ所定の電流を流すと、鉄心24には入相磁極2/1人
からA相磁極24Δに向ってコイル25Δ、25八によ
る起磁力か発生し、これにより図にφ1で示すように、
鉄心24のA相磁極24△の各極歯24Aa24Abか
らスケール20のS極側の歯部22aに流入した磁束が
、永久磁石23を介して隣合うN極側の歯部22aに流
入し、この歯部22aから鉄心24の入相磁極24Aの
各極歯24八a、24八すへ流入する主磁束ループか形
成される。この結果、A相磁極24Aの6極(a24 
Aa、24 Aaがス’r−420c7)S極側の歯部
22aと対向し、人相磁極24への各極歯24八a、2
4八すがスケール2oのN極側の歯部22aと対向する
位置が磁気的に安定した位置となる。
■第3図(b)に示す様に、B相と0相コイル25 B
、25 f)に対して、図に示すX印から・印の方向へ
所定の電流を流すと、図にφ、で示す主磁束ループか発
生し、この結果、B相磁極24B。
241’lの各極歯24 Ba、24 Bbがス)y”
−)Ii20のS極側の歯部22aと対向し、0相磁極
24flの各極歯24111a、24 r:3bがスケ
−42(1)N極側の歯部22aと対向する位置が磁気
的に安定した位置となる。
■第3図(c)に示す様に、A相と人相コイル25A、
25八に■と逆方向へ所定の電流を流すと、図にφ3で
示す主磁束ループが発生し、この結果、A相磁極24Δ
の各極歯24Aa、24Δbがスケール20のN極側の
歯部22aと対向し、入相磁極24人の各+蓼f匂24
八a、24八すがスケール20のS極側の114部22
aと対向する位置が磁気的に安定した位置となる。
■第3図(d)に示ず様に、B相と0相コイル25B、
251mに■と逆方向へ所定の電流を流すと、図にφ4
で示す主磁束ループが発生し、この結果、B相磁極24
Bの6極ta 24 Ba、24 Bbがスケール20
のN極側の歯部22aと対向し、n相磁極240の6極
i241:!a、24 mbがスケール20のS極側の
歯部22aと対向する位置が磁気的に安定した位置とな
る。
以上の■−■−■−■の各励磁モードの順にパルス励磁
を繰り返すことによって、スライダ2Iが図面右方向へ
移動し、■−〇−■−■の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ2!が図面左方向
へ移動する。
次に、第4図を参照して、この発明の第2実施例である
3相リニアパルスモータについて説明する。この図にお
いて、42は図示せぬローラ等の支持機構によってスケ
ール21の長平方向(図に示す矢印M方向)へ移動自在
に支持されたスライダである。スライダ42は、A相磁
極43Aと、B相磁極43Bと、CIO磁極43Cとを
有する鉄心43と、各磁極43A〜43Gに各々巻回さ
れたコイル44A〜44Cとから構成されている。゛こ
の場合、−側部に位置する磁極43A1中央部に位置す
る磁極43B1他側部に位置する磁極43Cの順に、ス
ケール20の長平方向(M方向)へ順次P/3ずつ変位
して配置され、これにより、A相磁極43Aがスケール
20の歯部22aと対向している状態において、B相磁
極43Bが歯部22aからPのI/3だけ変位し、C相
磁極43Cが歯部22aからPの2/3だけ変位する位
置関係となる。
以上の構成において、第5図に示すような励磁シーケン
スで、A相コイル44Aと、B相コイル44Bと、C相
コイル44Gに極性が反転するパルス電流を供給し、い
わゆるバイポーラ駆動する場合の動作について説明する
まず、第6図は、スライダ42の各磁極43A〜43C
とスケール20の各歯部22aとの間に発生ずる推力ベ
クトルを示す図である。この図において、AはA相コイ
ル44Aに正方向、に駆動電流を供給した場合に生じる
推力ベクトルを示し、八はA相コイル44Aに負方向に
駆動電流を供給した場合に生じる推力ベクトルを示し、
同様に、BおよびCはB相コイル44BおよびC相コイ
ル44Gに正方向に駆動電流を供給した場合に各々生じ
る推力ベクトルを示し、0およびCはB相コイル44[
3およびC相コイル44Cに負方向に駆動電流をO(給
した場合に各々生じる推力ベクトルを示している。
そして、第5図に■で示す期間においては、A相コイル
44Aに正方向へ駆動電流が供給され、B相コイル44
BとC相コイル44Cには負方向へ駆動電流が供給され
ており、第6図に示すように、ベクトル八と、ベクトル
0と、ベクトル○を合成したベクトルが推力ベクトルと
なって、スケール22とスライダ42間に作用する。そ
の後、■−■−・・・−〇で示す順序で、各コイル44
A〜44Cに駆動電流を供給すると、スライダ42の各
磁極43A〜43Gとスケール20の各歯部22aとの
間に発生する推力ベクトルが第6図に■−■−・・・−
■で示す順序で変化し、スケール20に対するスライダ
42の磁気的安定点が移り変わる。このように■−■−
■−・・・−■の各励磁モードの順、または■−■→・
・・→■→■の各励磁モードの順にパルス励磁を繰り返
すことによって、スライダ42が移動する。
次に、この発明の第3実施例であるディスク・ロータ型
・両面駆動式のパルスモータに適用した場合の構成につ
いて第7図(イ)〜(ニ)を参照して説明する。これら
の図において、50はハウジングであり、51はハウジ
ング50にベアリング52.53を介して回転自在に支
持されているシャフトである。このシャフト51には、
円板状のロータ54がキー55によって固定されており
、また、ハウジング50内には、ロータ54の両面と各
々所定の間隙を隔てて対向する環状のステータ56.5
7が各々取り付けられている。ロータ54は、非磁性体
によって構成される環状部材59および60と、これら
の部材59と60間に配置され、放射状にかつ等間隔に
歯部61 a、、61 a、・・・と凹111(31b
、61b、・・・が形成された円板状の磁性部材61と
、各凹溝61b、61b、・・・に、隣り合うもの同士
の極性が互いに逆方向となるように各々挿入配置された
永久磁石G2,62.・・・とから構成されている。ま
た、ステータ56は、第1図に示す各磁極24 A、2
4八、24B、24iThと同様の位置関係を有する磁
極65a〜65dが形成された鉄心65と、これらの磁
極65a〜65dに各々巻回されたコイル66a〜66
dとから構成され、ステータ57も同様に構成されてい
る。以上の構成において、第3図と同様の動作原理でロ
ータ54が回転駆動され、シャフト51が回転する。
次に、この発明の第4実施例であるアウター・ロータ型
のパルスモータに適用した場合の構成について第8図を
参照して説明する。この図において、70は円筒状のア
ウター・ロータであり、内周面に等間隔に歯部71a、
71a、・・・と凹溝7!b。
71b、・・・が交互に形成された磁性部材71と、各
凹溝71b、71b、・・・に、隣り合うもの同士の極
性が互いに逆方向となるように各々挿入配置された永久
磁性72,72.・・・とから構成されている。また、
ステータ74は、第4図に示す各磁極43A。
43B、43Cと同様の位置関係を有するA相磁極75
A、B相磁極75B、C相磁極75Cと、人相ff14
175人、r34’1lat極75 f3.(1’1l
ati75 Qh<形成された鉄心75と、これらの磁
極75A〜75Cに各々巻回されたコイル76A〜76
Cとから構成され、シャフト78に固定されている。以
上の構成において、第4図の実施例と同様の動作原理で
アウター・ロータ70が回転駆動される。
なお、この発明は、上述した実施例に限定されることな
く、以下に挙げる種々の変形が可能である。
■−次側スライダに、二次側スケールに対する相対移動
mを検出するセンサを設け、サーボモータとして駆動さ
U・るようにしてもよい。
■コギングの除去、もしくは推力波形歪の改善のために
、スキュー構造としたり、同一極内における若干のピッ
チずらしく等価スキュー)を施しても構わない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、二次側スケー
ルを、特定方向に沿って一定間隔P/2で歯部と溝部が
交互に形成された磁性部材と、各溝部に、隣合うしの同
志の極性が互いに逆方向となるように各々挿入配置され
た永久磁石とから構成する一方、一次側磁束発生部を二
次側スケールの各歯部と一定の間隙を隔てて各々対向す
るN個の磁極をHすると共に、各磁極が特定方向へ所定
寸法P/Hの変位を有して各々配置された鉄心と、各磁
極に各々巻回されたコイルとから構成し、これらのコイ
ル゛に電流を流した場合に、一次側磁束発生部の鉄心の
一方の・磁極から二次側スケールのS極側の南部に流入
した磁束が、永久磁石を介して隣合うN極側の歯部に流
入し、該歯部から一次側磁束発生部の鉄心の他方の磁極
へ流入する主磁束ループが形成されるようにしたので、
二次側スケールと対向する各磁極の総面積を推力発生用
に有効に利用することができ、従来の2倍の推力を得ら
れ、例えば、産業用ロボットなどのように比較的大きな
推力が要求されるFA機器にも適用することが可能にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるリニアパルスモー
タの磁気回路構成を示す正面図、第2図は同実施例の静
止時における磁束経路を説明するための正面図、第3図
(a)〜(d)は同実施例を1相励磁刃式によって駆動
した場合の動作を説明するための正面図、第4図はこの
発明の第2実施例による多相リニアパルスモータの磁気
回路構成を示す斜視図、第5図は同リニアパルスモータ
における励磁シーケンスを説明するための図、第6図は
同リニアパルスモータの各励磁モードにおける推力ベク
トルを説明するための図、第7図(イ)はこの発明の第
3実施例によるディスク・ロータ型パルスモータの構成
を示す部分断面図、同図(ロ)は同パルスモータのステ
ータ側の構成を示す部分正面図、同図(ハ)は同パルス
モータのディスク・ロータの構成を示ず部分断面図、同
図(ニ)は同パルスモータのディスク・ロータの構成を
示す部分正面図、第8図はこの発明の第4実施例による
アウター・ロータ型パルスモータの内部構成を示す正面
図、第9図は従来のリニアパルスモークの磁気回路構成
を示す図、第10図(a)〜(d)は同リニアパルスモ
ータを2相励磁力式によって駆動した場合の動作を説明
ずだめの図である。 0・・・・・・スケール(二次側スケール)、!・・・
・・・スライダ(一次側磁束発生部)、2・・・・・・
磁性部材、 2a・・・・・・歯部、22b・・・・・・凹溝(溝部
)、3・・・・・・永久磁石、24・・・・・・鉄心、
4A・・・・・・A相磁極、25A・・・・・・A相コ
イル、4人・・・・・・入相磁極、25八・・・・・・
入相コイル、24B・・・・・・B相磁極、25B・・
・・・・B相コイル、240・・・・・・0相磁極、2
511・・・・・・0相コイル。 出顎人 神 鋼 電 機 株 式 (al 第3図 c1 城

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)特定方向に沿って等間隔に歯部を有する二次側スケ
    ールと、前記二次側スケールに対して前記特定方向へ移
    動自在に支持された一次側磁束発生部とからなり、前記
    一次側磁束発生部の各磁極と前記二次側スケールの各歯
    部との間に形成された各間隙に順次磁束を発生させるこ
    とにより、前記一次側磁束発生部を二次側スケールに対
    して相対移動させるパルスモータにおいて、 前記二次側スケールを、前記特定方向に沿って一定間隔
    P/2で歯部と溝部が交互に形成された磁性部材と、前
    記各溝部に、隣合うもの同志の極性が互いに逆方向とな
    るように各々挿入配置された永久磁石とから構成する一
    方、 前記一次側磁束発生部を、前記二次側スケールの各歯部
    と一定の間隙を隔てて各々対向するN個の磁極を有する
    と共に、前記各磁極が前記特定方向へ所定寸法P/Nの
    変位を有して各々配置された鉄心と、前記各磁極に各々
    巻回されたコイルとから構成したことを特徴とするパル
    スモータ。 2)前記二次側スケールの両面に、前記歯部および溝部
    を形成し、前記各溝部に永久磁石を、各々挿入配置する
    一方、前記二次側スケールの両面の各歯部と各々対向す
    る一対の一次側磁束発生部を設け、これらの一次側磁束
    発生部は、互いに連結され、かつ前記二次側スケールに
    対して前記特定方向へ相対移動自在に支持されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のパルスモータ。
JP63295365A 1988-11-22 1988-11-22 パルスモータ Expired - Lifetime JPH0759143B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63295365A JPH0759143B2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 パルスモータ
EP89403214A EP0373987B1 (en) 1988-11-22 1989-11-21 Strong magnetic thrust force type actuator
DE68910649T DE68910649T2 (de) 1988-11-22 1989-11-21 Betätigungsgerät mit starker magnetischer Schiebekraft.
US07/440,623 US5218250A (en) 1988-11-22 1989-11-22 Strong magnetic thrust force type actuator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63295365A JPH0759143B2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 パルスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142353A true JPH02142353A (ja) 1990-05-31
JPH0759143B2 JPH0759143B2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=17819682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63295365A Expired - Lifetime JPH0759143B2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 パルスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0759143B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002335666A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Smc Corp リニアモータ
JP2010149613A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kanto Auto Works Ltd 自動車の座席

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002335666A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Smc Corp リニアモータ
KR100439076B1 (ko) * 2001-05-10 2004-07-14 에스엠씨 가부시키 가이샤 선형모터
JP2010149613A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kanto Auto Works Ltd 自動車の座席

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0759143B2 (ja) 1995-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5647307B1 (ja) 直流励磁界磁型同期電動機
JP3791080B2 (ja) 永久磁石界磁同期機
JPH06225513A (ja) リニアモータ
US6570274B2 (en) Electric motor
JP2650438B2 (ja) パルスモータ
JPH02142353A (ja) パルスモータ
JPH0759144B2 (ja) パルスモータ
JPH03139159A (ja) パルスモータ
JP3410520B2 (ja) 環状コイル方式の3相クロ−ポ−ル式永久磁石型回転電機
JP2782847B2 (ja) パルスモータ
JP2650442B2 (ja) パルスモータ
JP2782846B2 (ja) パルスモータ
JP2663533B2 (ja) パルスモータ
JP2650367B2 (ja) パルスモータ
JP2663576B2 (ja) パルスモータ
JP2730326B2 (ja) 回転型パルスモータ
JP2782848B2 (ja) パルスモータ
JP2531408B2 (ja) ステッピングモ−タ
JPH0811047Y2 (ja) パルスモータ
JPH0681483B2 (ja) パルスモータ
JP3456760B2 (ja) ブラシレスdcモータ
JP2576286B2 (ja) アウタロータ型パルスモータ
JP2730325B2 (ja) 回転型パルスモータ
JPH0134553Y2 (ja)
JP2782845B2 (ja) パルスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 14