JPH02141543A - Ａｌ−Ｓｉ合金の製造方法 - Google Patents
Ａｌ−Ｓｉ合金の製造方法Info
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- JPH02141543A JPH02141543A JP63296954A JP29695488A JPH02141543A JP H02141543 A JPH02141543 A JP H02141543A JP 63296954 A JP63296954 A JP 63296954A JP 29695488 A JP29695488 A JP 29695488A JP H02141543 A JPH02141543 A JP H02141543A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は過共晶のＡｌ−Ｓｉ合金の製造方法に係り、と
りわけ初晶Ｓｔ結晶を球状化することができるＡｌ−Ｓ
ｉ合金の製造方法に関する。
りわけ初晶Ｓｔ結晶を球状化することができるＡｌ−Ｓ
ｉ合金の製造方法に関する。
（従来の技術）
過共晶のＡｌ１−３ｉ合金（Ｓｉがｗｔ％で１２％以上
のもの）は、初晶のＳｔ結晶とＡｌ−Ｓｉの共晶を有す
る組織を呈している。この過共晶のＡｌ１−Ｓｉ合金を
溶融状態または半溶融状態から冷却凝固させると、初晶
Ｓｔ結晶は角張った結晶となる。
のもの）は、初晶のＳｔ結晶とＡｌ−Ｓｉの共晶を有す
る組織を呈している。この過共晶のＡｌ１−Ｓｉ合金を
溶融状態または半溶融状態から冷却凝固させると、初晶
Ｓｔ結晶は角張った結晶となる。
一般に、角張っている初晶Ｓｉ結晶より球状化している
初晶Ｓｔ結晶を有するＡｊ）−Ｓｉ合金の方が機械的強
度は向上する。
初晶Ｓｔ結晶を有するＡｊ）−Ｓｉ合金の方が機械的強
度は向上する。
（発明が解決しようとする課題）
従来、過共晶のＡΩ−３ｉ合金において、初晶Ｓｉ結晶
を球状化する技術は、まだ確立されていない。
を球状化する技術は、まだ確立されていない。
一方、黒鉛鋳鉄では、溶湯中にＭｇやＣａを添加したり
、気体吹込み等を行なって溶湯中に気泡を生成し初晶黒
鉛結晶を球状化する方法が知られている。
、気体吹込み等を行なって溶湯中に気泡を生成し初晶黒
鉛結晶を球状化する方法が知られている。
しかしながら、過共晶のＡｌ１−５ｉ合金は低融点を有
するものであるから、溶湯中にＭｇやＣａを添加しても
気泡は生成されず、初晶Ｓｉ結晶を球状化することはで
きない。また、ＡＪ−Ｓｉ合金の溶湯中に気体吹込みを
行なうことにより初晶Ｓｉを球状化する技術も未確立で
ある。
するものであるから、溶湯中にＭｇやＣａを添加しても
気泡は生成されず、初晶Ｓｉ結晶を球状化することはで
きない。また、ＡＪ−Ｓｉ合金の溶湯中に気体吹込みを
行なうことにより初晶Ｓｉを球状化する技術も未確立で
ある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
容易かつ確実に初晶Ｓｔ結晶を球状化することができる
Ａ１１−８ｔ合金の製造方法を提供することを目的とす
る。
容易かつ確実に初晶Ｓｔ結晶を球状化することができる
Ａ１１−８ｔ合金の製造方法を提供することを目的とす
る。
（課題を解決するための手段）
本発明は、過共晶のＡｇ−８Ｌ合金を半溶融状態まで加
熱し、その後所定圧力で加圧成形加工を施しながら冷却
凝固することにより、初晶Ｓｉ結晶を球状化することを
特徴とするＡｇ−Ｓｉ合金の製造方法である。
熱し、その後所定圧力で加圧成形加工を施しながら冷却
凝固することにより、初晶Ｓｉ結晶を球状化することを
特徴とするＡｇ−Ｓｉ合金の製造方法である。
（作 用）
本発明によれば球状化した初晶Ｓｔ結晶を有する過共晶
のＡｇ−８ｔ合金を得ることができるので、機械的強度
の高いＡｌ１−８ｔ合金を得ることができる。
のＡｇ−８ｔ合金を得ることができるので、機械的強度
の高いＡｌ１−８ｔ合金を得ることができる。
（実施例）
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第１ａ図および第１ｂ図は、Ａ、Ｑ−Ｓｉ合金の金属組
織を示す写真であり、第２図はＡ１１−８ｔ合金を溶融
状態にするための電気炉を示す側断面図であり、第３図
は加圧成形金型を示す斜視図であり、第４ａ図および第
４ｂ図はプレス機を示す図である。
織を示す写真であり、第２図はＡ１１−８ｔ合金を溶融
状態にするための電気炉を示す側断面図であり、第３図
は加圧成形金型を示す斜視図であり、第４ａ図および第
４ｂ図はプレス機を示す図である。
第２図において電気炉１１は、その内面にヒータ１２を
取付けて構成されており、電気炉１１内部にはＡｇ−Ｓ
ｉ合金の素材１４を収容したルツボ１３が配設されてい
る。
取付けて構成されており、電気炉１１内部にはＡｇ−Ｓ
ｉ合金の素材１４を収容したルツボ１３が配設されてい
る。
また、第３図において加圧成形金型１５は２つ割型とな
っており、この加圧金型１５の開口部１５ａにはパンチ
１８が装着されるようになっている。また加圧成形金型
１５には、温調機１７により制御される棒状ヒータ１６
が設けられている。
っており、この加圧金型１５の開口部１５ａにはパンチ
１８が装着されるようになっている。また加圧成形金型
１５には、温調機１７により制御される棒状ヒータ１６
が設けられている。
なお、第３図に示す加圧成形金型１５における加圧作業
は、第４ａ図および第４ｂ図に示すプレス機によって行
なわれる。第４ａ図および第４ｂ数において、プレス機
２０は、上部に固定板２２を有するベース２１と、ベー
ス２１に垂設されたガイド２１によって上下方向に可動
する可動部２３とを備えている。また可動部２３の下端
には、ベース２１の固定板２２と協動して加圧作業を行
なう加圧板２４が設けられている。
は、第４ａ図および第４ｂ図に示すプレス機によって行
なわれる。第４ａ図および第４ｂ数において、プレス機
２０は、上部に固定板２２を有するベース２１と、ベー
ス２１に垂設されたガイド２１によって上下方向に可動
する可動部２３とを備えている。また可動部２３の下端
には、ベース２１の固定板２２と協動して加圧作業を行
なう加圧板２４が設けられている。
次に本発明によるＡｌｌ−８ｔ合金の製造方法について
詳述する。
詳述する。
まず、第２図に示す電気炉１１のルツボ１３内に過共晶
のＡｌ７−８ｔ合金（Ａ Ｃ９Ａ）累月１４を収容し、
電気炉１１のヒータ１２でルツボ１３内のＡｇ−８ｔ合
金を半溶融状態（５５０℃〜６５０℃）まで加熱し保持
する。
のＡｌ７−８ｔ合金（Ａ Ｃ９Ａ）累月１４を収容し、
電気炉１１のヒータ１２でルツボ１３内のＡｇ−８ｔ合
金を半溶融状態（５５０℃〜６５０℃）まで加熱し保持
する。
続いて、ルツボ１３内で半溶融状態となったＡｇ−８Ｌ
合金を、２６０℃±４０℃に加熱した加圧成形金型１５
の開口１５ａ内に収容し、更に開口１５ａ内にパンチ１
８を装着する。続いて、この加圧成形金型］５をプレス
機２０の固定板２２上に載置する。その後、加圧成形金
型１５を冷却しながら、プレス機２０の可動部２３を下
降させ、可動部２３の加圧板２４によってパンチ１８を
下方へ押圧する。このように、半溶融状態のＡｇ−Ｓｉ
合金を冷却凝固させるとともに、加圧成形金型１５の開
口１５ａ内で加圧成形加工する。
合金を、２６０℃±４０℃に加熱した加圧成形金型１５
の開口１５ａ内に収容し、更に開口１５ａ内にパンチ１
８を装着する。続いて、この加圧成形金型］５をプレス
機２０の固定板２２上に載置する。その後、加圧成形金
型１５を冷却しながら、プレス機２０の可動部２３を下
降させ、可動部２３の加圧板２４によってパンチ１８を
下方へ押圧する。このように、半溶融状態のＡｇ−Ｓｉ
合金を冷却凝固させるとともに、加圧成形金型１５の開
口１５ａ内で加圧成形加工する。
この加圧成形加工は、約２．ＯＯＯｋｇｆ／ｃ−で行な
う。
う。
このようにして、ｍｌｂ図に示すように角が取れ、丸味
を持った（球状化した）初晶Ｓｉ結晶を有する過共晶の
Ａ、１ｌｌ−Ｓｉ合金を得ることができる。
を持った（球状化した）初晶Ｓｉ結晶を有する過共晶の
Ａ、１ｌｌ−Ｓｉ合金を得ることができる。
比較のために、第１ａ図に通常の製造方法で得られた過
共晶のＡＮ−Ｓｉ合金を示す。すなわち、第１ａ図は溶
融状態または半溶融状態のＡ１１−Ｓｉ合金を砂型によ
って凝固方法で製造したものであり、初晶の８１結晶は
角張った結晶となっている。
共晶のＡＮ−Ｓｉ合金を示す。すなわち、第１ａ図は溶
融状態または半溶融状態のＡ１１−Ｓｉ合金を砂型によ
って凝固方法で製造したものであり、初晶の８１結晶は
角張った結晶となっている。
以上説明したように、本実施例によれば球状化した初晶
Ｓｉ結晶を有する過共晶のＡｌ−Ｓｉ合金を得ることが
できるので、引張り強さ、疲労強さ、耐衝撃性、および
伸びに対して優れた過共晶のＡ１１−Ｓｉ合金を得るこ
とができる。
Ｓｉ結晶を有する過共晶のＡｌ−Ｓｉ合金を得ることが
できるので、引張り強さ、疲労強さ、耐衝撃性、および
伸びに対して優れた過共晶のＡ１１−Ｓｉ合金を得るこ
とができる。
以上説明したように、本発明によれば球状化した初晶Ｓ
ｉ結晶を有する過共晶Ａ１−Ｓｉ合金を得ることができ
るので、容品かつ簡単に機械的強度の高いＡ、７７−Ｓ
ｉ合金を得ることができる。
ｉ結晶を有する過共晶Ａ１−Ｓｉ合金を得ることができ
るので、容品かつ簡単に機械的強度の高いＡ、７７−Ｓ
ｉ合金を得ることができる。
第１ａ図は通常の製造方法によって得られたＡｇ−３Ｌ
合金の金属組織写真を示す図、第１ｂ図は本発明の製造
方法によって得られたＡＩＱＳｉ合金の金属組織写真を
示す図、第２図は電気炉を示す側断面図、第３図は加圧
成形金型を示す斜視図、第４ａ図はプレス機を示す側断
面図、第４ｂ図は第４ａ図■線矢視図である。 １１・・・電気炉、１２・・・ヒータ、１３・・・ルツ
ボ、１４・・・素材、１５・・・加圧成形金型、１５ａ
・・・開口、１６・・・棒状ヒータ、１８・・・パンチ
、２０・・・プレス機。 出願人代理人 佐 藤 −雄
合金の金属組織写真を示す図、第１ｂ図は本発明の製造
方法によって得られたＡＩＱＳｉ合金の金属組織写真を
示す図、第２図は電気炉を示す側断面図、第３図は加圧
成形金型を示す斜視図、第４ａ図はプレス機を示す側断
面図、第４ｂ図は第４ａ図■線矢視図である。 １１・・・電気炉、１２・・・ヒータ、１３・・・ルツ
ボ、１４・・・素材、１５・・・加圧成形金型、１５ａ
・・・開口、１６・・・棒状ヒータ、１８・・・パンチ
、２０・・・プレス機。 出願人代理人 佐 藤 −雄
Claims (1)
- 過共晶のＡｌ−Ｓｉ合金を半溶融状態まで加熱し、そ
の後所定圧力で加圧成形加工を施しながら冷却凝固する
ことにより、初晶Ｓｉ結晶を球状化することを特徴とす
るＡｌ−Ｓｉ合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296954A JP2800012B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | Ａｌ−Ｓｉ合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296954A JP2800012B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | Ａｌ−Ｓｉ合金の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141543A true JPH02141543A (ja) | 1990-05-30 |
| JP2800012B2 JP2800012B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=17840334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63296954A Expired - Lifetime JP2800012B2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | Ａｌ−Ｓｉ合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800012B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102423798A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-04-25 | 沈阳工业大学 | 一种过共晶Al-Si合金挤压铸造成型方法及其模具 |
| CN106521376A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-03-22 | 常州大学 | 一种过共晶铝硅合金中共晶硅快速球化退火方法 |
| CN107201488A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-09-26 | 常州大学 | 一种共晶铝硅合金中共晶硅快速球化处理方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136733A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-13 | Hitachi Ltd | 過共晶Ａｌ−Ｓｉ合金の初晶Ｓｉ微細化方法 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP63296954A patent/JP2800012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136733A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-13 | Hitachi Ltd | 過共晶Ａｌ−Ｓｉ合金の初晶Ｓｉ微細化方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102423798A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-04-25 | 沈阳工业大学 | 一种过共晶Al-Si合金挤压铸造成型方法及其模具 |
| CN106521376A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-03-22 | 常州大学 | 一种过共晶铝硅合金中共晶硅快速球化退火方法 |
| CN107201488A (zh) * | 2017-05-02 | 2017-09-26 | 常州大学 | 一种共晶铝硅合金中共晶硅快速球化处理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2800012B2 (ja) | 1998-09-21 |
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