JPH0214122Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214122Y2 JPH0214122Y2 JP1982140543U JP14054382U JPH0214122Y2 JP H0214122 Y2 JPH0214122 Y2 JP H0214122Y2 JP 1982140543 U JP1982140543 U JP 1982140543U JP 14054382 U JP14054382 U JP 14054382U JP H0214122 Y2 JPH0214122 Y2 JP H0214122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- thickness
- glass mat
- laminated
- microporous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
本考案は、鉛蓄電池の短絡等を防止して長寿命
をもたらす鉛蓄電池用積層式セパレーターに関す
る。従来、陰極板と陽極板との間の1.5〜2.0mm程
度の比較的大きい空間内に電解液の保持と極板間
の短絡とを防止するべく使用されるセパレーター
とガラスマツトの積層式セパレーターは、一般に
セパレーターの厚さがガラスマツトの厚さに比し
著しく小さく、例えば該陰陽極板間の空間が2mm
の場合、厚さ0.7mmのセパレーターとその2倍の
厚さの1.4mmのガラスマツトとを積層した式のも
のが使用されて居る。然るにかゝるものでは、こ
れを陰陽極板間に介在させたものを電槽内に収納
し、例えば極板の活物質の脱落等を防止すべく20
Kg/dm2の圧力で不動に組み込み、その電池を化
成した場合は、その原因は明確ではないが、ガラ
スマツトが電解液に浸されることにより互いに支
承し合つているガラス繊維同士が緩んだり、ある
いはマツト中に結合剤が配合されている時は該結
合剤が剥がれたりして、ガラスマツトの厚みが乾
燥時に比し減少し、極板群への加圧力が減少して
0〜5Kg/dm2となる。従つて極板群に対し所要
の圧迫固定が消失乃至著しく不足し、従つて、活
物質の脱落や電池の短絡等による寿命の短縮等が
生じ勝ちである。 本考案はかゝる化成後の極板群の加圧力の減少
を防止し、活物質の脱落、電池の短絡等による寿
命の短縮等を防止し、セパレーターとしての信頼
性を向上した此種の積層式セパレーターを提供す
るもので、セパレーターとガラスマツトとを積層
して成る積層式セパレーターに於いて、セパレー
ターの厚さをガラスマツトの厚さより厚くすると
共に、該セパレーターは多数の微孔を有する微多
孔性にしてその孔径を異にする2枚のセパレータ
ーを重合した重合セパレーターで構成して成る。 次に本考案実施例を添付図面につき説明する。
セパレーターSは多数の微孔を有する微多孔性に
してその厚さは、ガラスマツトGMの厚さに比し
大きく構成する、好ましくはガラスマツトの厚さ
の約1.5倍以上とする。例えば、厚さ約2mmの陰
極板と厚さ約3mmの陽極板間に2mmの間隔で積層
式セパレーターを介在させる場合、厚さ1.4mmの
セパレーターSと厚さ0.6mmのガラスマツトGM
とを積層したときセパレーターを使用する。一般
にセパレーターとガラスマツトを合わせた厚さを
1としたときセパレーターの厚さは0.6以上を占
めることが好ましい。かかるセパレーターSを1
枚のセパレーターで構成する場合はセパレータの
微孔が途中が途切れることなくその厚み方向に連
続して形成されて活物質の通過が比較的容易とな
り好ましくなく例えば厚さ1.2〜1.4mmでセパレー
ターの有する微孔の孔径が20〜50μmのパルプ系
セパレーターの場合、過放電、過充電使用に対し
貫通短絡を生じ易く、又極板基板がPb−Sb合金
からなる時は電解酸化により陽極基板から溶解し
たSb2+イオンが陰極に電気的に吸引されセパレ
ーターの微孔を介して容易に陰極板へ移行して容
量を低下させてしまう。 本考案は、セパレーターSに多数の微孔を有し
その孔径を異にする微多孔性セパレーターS1とS2
とを重ね合わせた重合セパレーターを使用する。
好ましくはこれら2種のセパレーターは貼り合わ
せて一体的なセパレーターSに構成する。例えば
厚さが1.2〜1.4mmのセパレーターSは、厚さ0.8〜
1.0mmで孔径20〜50μmの微多孔性のパルプセパレ
ーターS1と厚さ0.4mmで孔径0.1μm程度の微多孔
性ポリエチレンセパレーターS2との貼り合せたセ
パレーターとする。因み、微多孔性ポリエチレン
セパレーターのみで厚さ1.2〜1.4mmとした場合は
前記の如き欠点の他、製造コストが高くなる等の
欠点がある。 比較試験 陰陽極板間の空間2mmを埋めるため、下記の従
来の積層式セパレーターと本考案セパレーターと
を夫々使用し6セルモノブロツク式の鉛蓄電池を
組み立て、化成して電池を夫々構成し、そのサイ
クル充電・電池容量等を測定し下記の表に示す結
果を得た。
をもたらす鉛蓄電池用積層式セパレーターに関す
る。従来、陰極板と陽極板との間の1.5〜2.0mm程
度の比較的大きい空間内に電解液の保持と極板間
の短絡とを防止するべく使用されるセパレーター
とガラスマツトの積層式セパレーターは、一般に
セパレーターの厚さがガラスマツトの厚さに比し
著しく小さく、例えば該陰陽極板間の空間が2mm
の場合、厚さ0.7mmのセパレーターとその2倍の
厚さの1.4mmのガラスマツトとを積層した式のも
のが使用されて居る。然るにかゝるものでは、こ
れを陰陽極板間に介在させたものを電槽内に収納
し、例えば極板の活物質の脱落等を防止すべく20
Kg/dm2の圧力で不動に組み込み、その電池を化
成した場合は、その原因は明確ではないが、ガラ
スマツトが電解液に浸されることにより互いに支
承し合つているガラス繊維同士が緩んだり、ある
いはマツト中に結合剤が配合されている時は該結
合剤が剥がれたりして、ガラスマツトの厚みが乾
燥時に比し減少し、極板群への加圧力が減少して
0〜5Kg/dm2となる。従つて極板群に対し所要
の圧迫固定が消失乃至著しく不足し、従つて、活
物質の脱落や電池の短絡等による寿命の短縮等が
生じ勝ちである。 本考案はかゝる化成後の極板群の加圧力の減少
を防止し、活物質の脱落、電池の短絡等による寿
命の短縮等を防止し、セパレーターとしての信頼
性を向上した此種の積層式セパレーターを提供す
るもので、セパレーターとガラスマツトとを積層
して成る積層式セパレーターに於いて、セパレー
ターの厚さをガラスマツトの厚さより厚くすると
共に、該セパレーターは多数の微孔を有する微多
孔性にしてその孔径を異にする2枚のセパレータ
ーを重合した重合セパレーターで構成して成る。 次に本考案実施例を添付図面につき説明する。
セパレーターSは多数の微孔を有する微多孔性に
してその厚さは、ガラスマツトGMの厚さに比し
大きく構成する、好ましくはガラスマツトの厚さ
の約1.5倍以上とする。例えば、厚さ約2mmの陰
極板と厚さ約3mmの陽極板間に2mmの間隔で積層
式セパレーターを介在させる場合、厚さ1.4mmの
セパレーターSと厚さ0.6mmのガラスマツトGM
とを積層したときセパレーターを使用する。一般
にセパレーターとガラスマツトを合わせた厚さを
1としたときセパレーターの厚さは0.6以上を占
めることが好ましい。かかるセパレーターSを1
枚のセパレーターで構成する場合はセパレータの
微孔が途中が途切れることなくその厚み方向に連
続して形成されて活物質の通過が比較的容易とな
り好ましくなく例えば厚さ1.2〜1.4mmでセパレー
ターの有する微孔の孔径が20〜50μmのパルプ系
セパレーターの場合、過放電、過充電使用に対し
貫通短絡を生じ易く、又極板基板がPb−Sb合金
からなる時は電解酸化により陽極基板から溶解し
たSb2+イオンが陰極に電気的に吸引されセパレ
ーターの微孔を介して容易に陰極板へ移行して容
量を低下させてしまう。 本考案は、セパレーターSに多数の微孔を有し
その孔径を異にする微多孔性セパレーターS1とS2
とを重ね合わせた重合セパレーターを使用する。
好ましくはこれら2種のセパレーターは貼り合わ
せて一体的なセパレーターSに構成する。例えば
厚さが1.2〜1.4mmのセパレーターSは、厚さ0.8〜
1.0mmで孔径20〜50μmの微多孔性のパルプセパレ
ーターS1と厚さ0.4mmで孔径0.1μm程度の微多孔
性ポリエチレンセパレーターS2との貼り合せたセ
パレーターとする。因み、微多孔性ポリエチレン
セパレーターのみで厚さ1.2〜1.4mmとした場合は
前記の如き欠点の他、製造コストが高くなる等の
欠点がある。 比較試験 陰陽極板間の空間2mmを埋めるため、下記の従
来の積層式セパレーターと本考案セパレーターと
を夫々使用し6セルモノブロツク式の鉛蓄電池を
組み立て、化成して電池を夫々構成し、そのサイ
クル充電・電池容量等を測定し下記の表に示す結
果を得た。
【表】
上記表から明らかなように、セパレーターの厚
さをガラスマツトの厚さに比し厚くしたものを積
層し、且つそのセパレーターを微多孔性とし孔径
の大きいものと孔径の小さいものとで構成した本
考案の積層式セパレーターは、極板間における積
層式セパレーターの厚み方向におけるガラスマツ
トの厚さが相対的に薄くなるので極板群の化成後
の加圧力が従来のものに比し著しく増大して300
サイクル後の充電末期電圧も従来に比し高く又該
300サイクル後における初期容量比も高く寿命が
延びると共に孔径の異なるセパレーターを重合し
たことにより貫通短絡等もなくなり良好な電池を
提供することが認められる。 このように本考案によるときは、セパレーター
の厚さをガラスマツトの厚さより厚いものを使用
し且つ該セパレーターを孔径を異にする少なくと
も2枚のセパレーターを重合した重合セパレータ
ーで構成したので、従来のガスラマツトがセパレ
ーターより厚いものに比し化成後の極板群の加圧
力の減少を著しく防止し得られ且つ貫通短絡も防
止し得て電池寿命を延長し得る等の効果を有す
る。
さをガラスマツトの厚さに比し厚くしたものを積
層し、且つそのセパレーターを微多孔性とし孔径
の大きいものと孔径の小さいものとで構成した本
考案の積層式セパレーターは、極板間における積
層式セパレーターの厚み方向におけるガラスマツ
トの厚さが相対的に薄くなるので極板群の化成後
の加圧力が従来のものに比し著しく増大して300
サイクル後の充電末期電圧も従来に比し高く又該
300サイクル後における初期容量比も高く寿命が
延びると共に孔径の異なるセパレーターを重合し
たことにより貫通短絡等もなくなり良好な電池を
提供することが認められる。 このように本考案によるときは、セパレーター
の厚さをガラスマツトの厚さより厚いものを使用
し且つ該セパレーターを孔径を異にする少なくと
も2枚のセパレーターを重合した重合セパレータ
ーで構成したので、従来のガスラマツトがセパレ
ーターより厚いものに比し化成後の極板群の加圧
力の減少を著しく防止し得られ且つ貫通短絡も防
止し得て電池寿命を延長し得る等の効果を有す
る。
図面は本考案実施の1例の1部を截除した斜面
図を示す。 S……セパレーター、S1……孔径の大きな微多
孔性セパレーター、S2……孔径の小さな微多孔性
セパレーター、GM……ガラスマツト。
図を示す。 S……セパレーター、S1……孔径の大きな微多
孔性セパレーター、S2……孔径の小さな微多孔性
セパレーター、GM……ガラスマツト。
Claims (1)
- セパレーターとガラスマツトとを積層して成る
積層式セパレーターに於いて、セパレーターの厚
さをガラスマツトの厚さより厚くすると共に、該
セパレーターは多数の微孔を有する微多孔性にし
てその孔径を異にする2枚のセパレーターを重合
した重合セパレーターで構成して成る鉛蓄電池用
積層式セパレーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982140543U JPS5945857U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 鉛蓄電池用積層式セパレ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982140543U JPS5945857U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 鉛蓄電池用積層式セパレ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5945857U JPS5945857U (ja) | 1984-03-27 |
JPH0214122Y2 true JPH0214122Y2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=30314622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982140543U Granted JPS5945857U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 鉛蓄電池用積層式セパレ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5945857U (ja) |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP1982140543U patent/JPS5945857U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5945857U (ja) | 1984-03-27 |
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