JPH02139394A - 飲料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （り産業上の利用分野 本発明は、冷却した飲料を供給する飲料供給装置に関す
る。

（ロ）従来の技術 従来、冷却された飲料を飲料供給弁より供給する飲料供
給装置としては、実公昭５７−４６３１７号公報に開示
される構成が公知である。

かかる公報に開示される飲料供給装置では、飲料供給部
と冷却装置が一体となっているため、飲料供給バルブに
連通した飲料供給管路が、冷却装置を内蔵した冷蔵室内
に配管されている。そして該冷蔵室内を送風機によって
該冷却装置より発生する冷気が循環するため、冷蔵室は
保冷された状態にある。このため飲料供給バルブより常
に冷却された飲料を供給することができる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら近年の傾向としては、飲料供給装置の設置
場所であるファーストフード店、飲食店、居酒屋等では
、飲料供給装置の載置場所であるカウンター上を有効に
利用するため、飲料供給部であるディスペンスヘッドだ
けカウンター上に載置し、飲料供給装置を構成する他の
部分としての冷却装置、飲料貯蔵部等はカウンター下に
配置される場合が多くなっている。

このためカウンター下に配置された冷却装置により冷却
された飲料は長い飲料供給管路を介してディスペンスヘ
ッドへと導かれるため、飲料供給バルブより飲料が供給
される時には暖まってしまうという課題が存在する。

また特に外気温が高い時に飲料供給の間隔が長時間あく
場合、飲料供給部を構成する熱容量の大きい飲料供給弁
、流量調整器等の部品は暖まってし−まうため、飲料が
飲料供給弁及び流量調整器を通過する際に暖まってしま
い、飲料供給開始時にはよく冷えていない飲料が供給さ
れるという飲料品質上好ましくない不具合が生じるとい
う課題が存在する。

上記課題を解決するためにディスペンスヘッドにディス
ペンスヘッド専用の冷却ユニットを設けることも考えら
れるが、飲料供給が続く場合には該冷却ユニットは不要
となり、またディスペンスヘッドの大型化及び大幅なコ
ストアップを招くため実用的ではないという課題が存在
する。

本発明は前記課題を解決するために、飲料供給弁を備え
た供給部と既存の飲料冷却ユニットの間にヒートパイプ
を配設することにより、該供給部専用の冷却ユニットを
設けることなく前記供給部を冷却することを可能とした
飲料供給装置を提供するものである。

く二）課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであり
、飲料供給ユニットと飲料冷却ユニットが分離して配置
された飲料供給装置において、飲料供給ユニット内に配
置され飲料供給弁を備えた供給部と、飲料冷却ユニット
と該供給部との間に配置され、該飲料冷却ユニットと前
記供給部との間で熱伝導を行い、前記供給部を冷却する
ヒートパイプとを具備したことにより前記課題を解決す
る。

（ホ）作用 本発明の飲料供給装置によれば、飲料供給ユニット内に
配置され、飲料供給弁を備えた供給部と飲料冷却ユニッ
トの間にヒートパイプを配設し、該ヒートパイプは該飲
料冷却ユニットと該供給部との間で熱伝導を行って前記
供給部を冷却するため、前記供給部での飲料の暖まりを
防止する。

（へ）実施例 図面に従って本発明の詳細な説明する。と、第１図は一
実施例としての飲料供給装置の構成配置図、第２図は同
飲料供給装置の飲料供給ラインの横断面図である。

第１図及び第２図について符号及び構成を説明すると、
（１）は飲料供給ユニットであり、内部に供給部（２）
を配置している。

（３）は該供給部（２）内に設けられた飲料供給弁（１
）としての電磁バルブであり、開弁ずれば供給ノズル（
４）からの飲料の注出を許容する。

（５）・・・（５）は飲料供給ラインであり、図示しな
い各々独立して設けられた飲料貯蔵部から送出される各
種シロップ、Ｒ酸水、希釈水等を該供給ノズル（４）へ
と導く。

（６）は飲料供給ユニットであり、冷却ユニット（７〉
の運転によりエバポレータ（８）と冷却水槽（９）内の
水槽水との熱交換を行い、該水槽水を冷却し、該冷却水
槽（９）内には前記飲料供給ライン（５）・・・（５〉
の冷却コイル部（１０）が収容されており、前記飲料供
給ライン（５）・・・（５）内の飲料を前記水槽水との
熱交換により冷却する。

（１１）は前記冷却水槽（９）内に備えられた撹拌棒で
あり、モータ（１２）の駆動力により回転し、前記冷却
水槽（９）内の水槽水を攪拌し、該水槽水の温度を均一
にする。

（１３）は容器内に収容された作動液が蒸発部にて外部
より熱を奪い蒸発し、蒸気となって凝縮部へと移動し、
該凝縮部にて該蒸気は外部へと凝縮潜熱を放出し、液化
して再び作動液は蒸発部へと戻るという作動液の還流に
より熱伝導を行うヒートパイプであり、蒸発部を前記供
給部（２）に配置し、凝縮部を前記冷却ユニット（７）
側に配置した状態で前記供給部（２）と前記飲料冷却ユ
ニット（６）の間に配設され、前記供給部（２〉と前記
飲料冷却ユニット（６）との間で熱伝導を行い、前記供
給部（２）を冷却する。尚該ヒートパイプ（１３）は前
記飲料供給ユニット（１）と前記飲料冷却ユニット（６
）を連結する区間において第２図に示す様に前記ヒート
パイプ（１３）の外周に添わせて前記飲料供給ライン（
５）・・・（５）を配設し、更に前記飲料供給ライン（
５）・・・＜５）の外方から断熱材（１４）により被覆
もれている。尚前記飲料供給ユニット（１）と前記飲料
冷却ユニット（６）との間の距離が大きくて一本のヒー
トパイプで足りない場合はヒートパイプの蒸発部−が前
記飲料供給ユニット（１）側になる様に複数継ぎ合せれ
ばよい。

以上が第１図及び第２図に示す一実施例としての飲料供
給装置の符号及び構成の説明である。

上記の構成にて、供給ノズル（４）からの飲料の供給を
行えば、供給部（２）はヒートパイプ（１３）にて飲料
冷却ユニット（６）も連結されており、該供給部〈２）
は常に冷えた状態となっているため、該飲料冷却ユニッ
ト（６）にて冷却された飲料供給ライン（５）・・・（
５）内の飲料は、前記供給部（２）にて暖まることなく
、前記供給ノズル（４）より注出される。

以上が第１図及び第２図に示す一実施例としての飲料供
給装置の説明である。

また第３図及び第４図には他の実施態様を示し、上記の
実施例と同様の構成にて飲料供給ユニット（１）内に複
数の供給部としての飲料供給バルブ（１５）が設けられ
た場合には、各飲料供給バルブ（１５）毎にヒートパイ
プ（１３）を冷却水槽又はコールドプレート等の飲料冷
却ユニットから導き、各飲料供給バルブ（１５）を冷却
する。

尚第３図及び第４図は各々同飲料供給バルブ（１５）の
縦断面図及び横断面図であり、第３図及び第４図におけ
る第１図及び第２図の同一符号は同−物又は同等物を示
す。

また第３図及び第４図に示す飲料供給／スルノ（１５）
ではレバー（１６）を操作すれば飲料供給弁としての供
給弁（１７）は開弁し、混合室（１８）で混合された後
供給ノズルク４）より飲料は注出され、この詩語飲料供
給バルブ（１５〉はヒートパイプ（１３）により冷却さ
れているため、前記飲料供給バルブ（１５）内で暖まる
ことはない。

以上が他の実施態様の説明である。

（ト）発明の効果 本発明の飲料供給装置によれば、飲料供給ユニットでの
飲料の暖まりを、新たに飲料供給ユニット専用の冷却装
置を設けることなく１．既存の飲料冷却ユニットと供給
部とをヒートパイプにより連結するという簡単な構成で
該供給部を冷却することを可能とし、飲料供給開始時及
び飲料供給の間隔が開いた場合でも常に良く冷却された
飲料を供給することを可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例としての飲料供給装置の構成配置図、
第２図は同飲料供給装置に用いる飲料供給ラインの横断
面図、第３図及び第４図は各々他の実施態様の飲料供給
装置に用いる飲料供給バルブの縦断面図及び横断面図で
ある。 （１）・・・飲料供給ユニット、（２）・・・供給部、
　（３）・・・電磁バルブ、　（６）・・・飲料冷却ユ
ニット、（１３）・・・ヒートパイプ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、飲料供給ユニットと飲料冷却ユニットが分離して配
   置された飲料供給装置において、飲料供給ユニット内に
   配置され飲料供給弁を備えた供給部と、飲料冷却ユニッ
   トと該供給部との間に配置され、該飲料冷却ユニットと
   前記供給部との間で熱伝導を行い、前記供給部を冷却す
   るヒートパイプとを具備したことを特徴とする飲料供給
   装置。