JPH02136228A - Ｆｒｐ成形品の連続製造方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はＦＲＰ成形品の連続製造方法及び装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 近年、熱硬化性樹脂によるＦＲＰ　（繊維強化プラスチ
ック）がその強度、均質性、耐候性、断熱性、軽量、外
観の良さ等の点から、一般建築材料、種々の構成部材、
及びパネル化することによる冷凍車のボディ構成材料等
、広範囲に利用されつつあり、その利用範囲は拡大され
つつある。

従来、ＦＲＰ平板の製造方法としては、手作業に頼る部
分が多大であり、ステンレス等の定盤上に樹脂を塗布し
、所要長さに切断した無機繊維或は有機繊維を基材とし
たマット（代表的なものとしてガラスチョップトストラ
ンドマット含浸・脱泡作業を行い、さらにマットを張っ
て樹脂を塗布し含浸・脱泡作業を繰返し最後にフィルム
で全体を覆って空気中の酸素との接触を防止し脱泡作業
を行った後自然硬化させる方法（ハンドレイアップ法）
が主流であった。

しかし、この方式は手作業によっているために品質が作
業員の技量に左右され、安定した製品が得られず、又量
産ができず、コストが高いものとなってし，まう問題か
ある。

このため、第８図に示すようなＦＲＰ平板連続装造装置
が１是案されている。即ち、ポリエチレンフィルム等を
巻いたロールａから巻出された下側フィルムｂ上にノズ
ルＣからＦＲＰ樹脂ｄを吹き付けた後、加圧ロールＣに
より含浸・脱泡を行い、続いてその上面を別のロールｒ
から巻出された上側フィルムｑで覆った後、加熱装置り
に導入して加熱硬化させ、その後、フィルム巻取ロール
１，ｊにより前記各フィルムｂ，９の剥離、巻取りを行
い、続いて形成されたＦＲＰ平板平板力ッタータにより
所要寸法に切断するようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記従来の連続製造装置においては、同一寸法
のＦＲＰ平板を製造する場合には量産か可能で有利であ
る反面、平板の製造に限定されてしまい凹凸があるよう
なＦＲＰ成形品の連続製造は困難であり、又例えば冷凍
車等のように大きさの異なるパネルの組合せによって箱
形状を形成するような場合には平板サイズが車のサイズ
等によって各々異なるために、このような場合にはサイ
ズに合わせて切断するようにしており、よって歩留りが
非常に悪くなる問題がある。又、上記熱硬化性樹脂によ
るＦＲＰ平板の製造時に生じた切断屑は、再刊用ができ
ず、粉砕機等で細断して廃棄処理する方法しかない。

従って、できるたけ無駄のない効率的な製造か望まれる
。

又、前記従来の連続装造装置において、多層ＦＲＰ平板
を製造しようとした場合、ラインか非常に長大化すると
共に、層数に応しただけの加熱装置り等か必要となって
設備か著しく大型化する問題があると共に、ポリエチレ
ン等の多量のフィルムｂ．９が使い捨てとなるためにコ
ストが上昇する等の問題を何していた。

本発明は、上記従来方式の問題点に着目してなしたもの
で、任意形状、サイズでしかも複数層からなるＦＲＰ成
形品を小型の設備で連続的に効率良く製造することかて
きるＦＲＰ成形品の連続製造方法及び装置を提供するこ
とを目的としている。

［課題を解決するだめの手段］ 本発明は、樹脂型を搬送しなからその上面に樹脂を塗布
して加熱硬化させ、続いて樹脂型を上下方向に移載して
上記と同様の操作を繰返し行うことにより、所要層数の
積層ＦＲＰを成形した後、積層ＦＲＰと樹脂型とを脱型
し，て積層ＦＲＰ成形品を取り出すと共に、前記樹脂型
を洗浄し、該洗浄した樹脂型を前記積層ＦＲＰの成形に
供することを特徴とするＦＲＰ成形品の連続製造方法、
及び装置に係るものである。

［作　　　用］ 樹脂型が上下複数段の搬送コンベヤに順次移載されて搬
送される間に樹脂の塗布と加熱硬化により積層ＦＲＰが
成形され、続いて脱型コンベヤ装置により積層ＦＲＰ成
形品か樹脂型から取り出され、樹脂型は洗浄されて再び
前記搬送コンベヤに送られることにより循環使用される
。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図は本発明の一例を示すもので、ＦＲＰ成形装
置ｌと樹脂型供給装置２によりＦＲＰ成形品の連続装造
装置を構成している。

ＦＲＰ成形装置１は、上下方向に複数段の搬送コンベヤ
３．４，５．８を有しており、且つ該各段の搬送コンベ
ヤ３，４，５．６は第２図中矢印で示すように交互に逆
方向に樹脂型７　（第３図参照）を搬送する如く駆動さ
れるようにしである。

前記搬送コンベヤ３，４，５．８の途中には、それらを
包囲するようにした加熱装置８か設けられており、該加
熱装置８内には、各段の搬送コンベヤ３，４，５．８が
通るように区画された加熱室８ａ。

８ｂ、８ｃ、８ｄが形成され、且つ該加熱室８ａ、８ｂ
、８ｃ。

８ｄは別個に温度設定することができ、しかも各加熱室
８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄを第３図に示すように更に予熱
ゾーンイと、加熱ゾーン口と除熱ゾーンハとに分けて温
度調整ができるようにした加熱ユニット９が設けである
。

前記第１段の搬送コンベヤ３における加熱装置８の入側
上部位置には、ＦＲＰ成形品の表面層となる樹脂Ａを樹
脂型７の上面に吹き付ける第１の塗布装置１０を設けて
おり、又、第２段の搬送コンベヤ４における加熱装置８
の入側上部位置には樹脂Ｂを吹き付ける第２の塗布装置
１１を設けており、又第３段の搬送コンベヤ５における
加熱装置８の入側上部位置には樹脂Ｃを吹き付ける第３
の塗布装置１２を設けている。又、必要に応じて第４段
の搬送コンベヤθ上にも樹脂りを吹き付ける同様の塗布
装置１３を設けても良い。

又、前記加熱装置８には、加熱室８ａ、８ｂ、８ｃ、８
ｄ内を搬送される樹脂型７上に吹き付けられた樹脂が空
気中の酸素と接触することによって樹脂の重合が阻害さ
れる場合には、樹脂の上面を覆って搬送コンベヤ３．４
，５．６と一緒に移動する耐熱強度を有したエンドレス
の離型性被覆ベルト１４を設ける。離型性被覆ベルト１
４としては第４図に示すように、ポリエステル帆布１５
を２層としたものの一側面（裏面）をポリウレタン樹脂
１６でコーティングし、他側面（表面）をシリコン１７
にてコーティングしたシリコンコーティングベルト、又
は第５図に示すようにガラスクロス１８をテフロン１９
により仕上げしたテフロンコーティングベルト等を使用
し、且つ前記離型性被覆ベルト１４における加熱装置８
の搬出側位置には、ＦＲＰ樹脂から剥離された離型性被
覆ベルト１４の表面をベルトの進行方向に対して逆方向
に回転して表面を洗い落すブラシロール２０、及びエア
ーワイパー２１を備えたベルト洗浄装置２２を設けて前
記離型性被覆ベルト１４を連続的に繰返し使用できるよ
うにしている。

又、前記搬送コンベヤ３，４，５．６の一端部位置には
、第１段の搬送コンベヤ３と同一高さに固定された上部
固定コンベヤ２３、及び第４段の搬送コンベヤ６と同一
高さに固定された下部固定コンベヤ２４を備え、且つ両
固定コンベヤ２３．２４の中間位置には昇降装置２５に
より吊下索２６を介して前記第２と第３の搬送コンベヤ
４．５との間を移動できるようにした昇降コンベヤ２７
を備えた移載コンベヤ装置２８を、又他端には昇降装置
２５により昇降可能な上部昇降コンベヤ２３゛及び下部
昇降コンベヤ２４′を存した移載コンベヤ装置２９を設
けている。

前記樹脂型供給装置２は、前記移載コンベヤ装置２８の
延長上に隣接し、上下の固定コンベヤ２３．２４と一致
する高さの上側固定コンベヤ３０゜下側固定コンベヤ３
１と、その間に上下方向に多段に設けられた型保管棚３
２とををする型保管コンベヤ装置３３を有している。

更に、該型保管コンベヤ装置３３の延長上に、第６．７
図に示すように、前記下側固定コンベヤ３１と同一高さ
位置からシリンダ装置３４により下方に所要量たけ沈み
込むことができるように支持された下側コンベヤ３５と
、前記下側固定コンベヤ３１に一致した位置と前記型保
管コンベヤ装置３３の型保管棚３２及び最上段の上側固
定コンベヤ３０との間を、上部に設けた昇降装置３６に
より吊下索３７を介して昇降可能な昇降コンベヤ３８と
、前記下側固定コンベヤ３１より僅かに低い高さを有し
て前記下側コンベヤ３５部分に直交するように設けたシ
フトコンベヤ３９とを有するリフティングコンベヤ装置
４０を設ける。

更に、該リフティングコンベヤ装置４０の延長上に、架
台４１に設けた駆動モータ４２により回転駆動される垂
直軸４３に沿って昇降する昇降コンベヤ４４と、前記架
台４１に沿って前記昇降コンベヤ４４と直角方向に、該
コンベヤ４４の上方と一側に設けたＦＲＰ成形品搬送装
置４５（第１図）との間をレール４６を介して移動する
吸引パット４７及び４８ａ、４８ｂを有した吸着装置４
９と、下部において前記昇降コンベヤ４４と直交する方
向に設けた樹脂型シフトコンベヤ５０とを有する脱型コ
ンベヤ装置５１を設ける。尚、前記昇降コンベヤ４４は
下部樹脂型シフトコンベヤ５０より僅かに低い位置まで
下降できるようにしである。

該脱型コンベヤ装置５１における前記ＦＲＰ成形品搬送
装置４５と反対の側部には、前記樹脂型シフトコンベヤ
５０の延長−りに同一高さを有して設けた樹脂型シフト
受コンベヤ５２、及び該樹脂型シフト受コンベヤ５２に
対してシリンダ装置５３を介して昇降可能に前記昇降コ
ンベヤ４４と平行な送りコンベヤ５４と、該送りコンベ
ヤ５４上に設けたスプレーノズル５５及びバフロール５
６等からなる洗浄装置５７とを有した洗浄コンベヤ装置
５８を設ける。

更に、前記リフティングコンベヤ装置４０の洗浄コンベ
ヤ装置５８と同側部には、前記シフトコンベヤ３９の延
長上に同一高さををして延びる樹脂型送りコンベヤ５９
と、該樹脂型送りコンベヤ５９に対してシリンダ装置６
０を介して昇降可能で且つ前記洗浄コンベヤ装置５８と
平行に連設された受取りコンベヤ６１とを有した返送コ
ンベヤ装置６２を設ける。

又、上記において、洗浄コンベヤ装置５８に液体による
洗浄装置を設けるようにしても良く、その場合には返送
コンベヤ装置６２にエアー等を噴射して乾燥を行う乾燥
装置等を設置する。

次に作用を説明する。

移載コンベヤ装置２８の上部固定コンベヤ２３により第
１段の搬送コンベヤ３上に矢印方向に搬送されて来た樹
脂型７上に、塗布装置ｌＯにより樹脂Ａを塗布し、続い
て加熱装置８の加熱室８ａを通る間に加熱硬化させ、そ
の後移載コンベヤ装置２９の上部昇降コンベヤ２３°に
送り込んた後該上部昇降コンベヤ２３°を下降させて第
２段の搬送コンベヤ４に一致させることにより該搬送コ
ンベヤ４上に移載する。

続いて、搬送コンベヤ４上を移動する樹脂Ａを硬化した
樹脂型７上に、塗布装置１１を介して樹脂Ｂを塗布し、
更に加熱装置８の加熱室８ｂによって加熱硬化を行わせ
た後、移載コンベヤ２８の昇降コンベヤ２７によって第
３段の搬送コンベヤ５上に移載させ、その後前記と同様
に塗布装置Ｉ２による樹脂Ｃの塗布を行い、且つ加熱室
８Ｃを通る際に加熱硬化を行わせ、その後移載コンベヤ
装置２９の下部昇降コンベヤ２４°により第４段の搬送
コンベヤ６に移載されて搬送される。

上記においては、樹脂型７上に３層からなるＦＲＰ樹脂
層を形成する場合を示したが、塗布装置１３により樹脂
りを塗布することにより、４層とすることもでき、又各
樹脂Ａ、　　Ｂ、　　Ｃ，Ｄは別の物質であっても或い
は同一物質であっても良く、第２図の場合は樹脂Ｂ、　
Ｃが空気中の酸素に接触すると樹脂の重合が阻害される
物質からなっているために、離型性被覆ベルト１４によ
ってその上面を覆うようにしている。又、上記加熱装置
８によって加熱硬化されて各室から出て来る樹脂型７上
の樹脂は、移載コンベヤ装置２８．２９により下段の搬
送コンベヤに移載される間に充分な養生を行えるように
している。

上記ＦＲＰ成形装置ｌにより、積層と加熱硬化が行われ
た積層ＦＲＰを上面に一体に有した樹脂型７は、前記第
４段の搬送コンベヤ６から移載コンベヤ装置２８の下部
固定コンベヤ２４及び型保管コンベヤ装置３３の下側固
定コンベヤ３１を介し、最下部に位置されたリフティン
グコンベヤ装置４０の昇降コンベヤ３８により最下部に
位置した脱型コンベヤ装置５１の昇降コンベヤ４４上に
送り込まれる。

脱型コンベヤ装置５１においては、昇降コンベヤ４４が
仮想線位置まで上昇された後、上部から下降して来る吸
着装置４９の吸引バラＨ７，４８ａ。

４８ｂが樹脂型７上面の積層ＦＲＰに吸着し、続いてま
ず吸引パット４７が上昇することにより積層ＦＲＰの端
部が剥された後、吸引パット４７゜４８ａ、４８ｂ全体
が上昇されることにより、積層ＦＲＰが樹脂型７から剥
！（脱型）される。剥離された積層ＦＲＰ成形品は吸着
装置４９の走行によりＦＲＰ成形品搬送装置４５側に取
出される。

一方、積層ＦＲＰか剥離された樹脂型７は、駆動モータ
４２の作動によって昇降コンベヤ４４が下降させられる
ことにより樹脂型シフトコンベヤ５０に受は渡され、更
に樹脂型シフトコンベヤ５０の駆動により洗浄コンベヤ
装置５８の樹脂型シフト受コンベヤ５２上に送られる。

このとき送りコンベヤ５４は樹脂型シフト受コンベヤ５
２より下側に下げられている。

続いて、シリンダ装置５３の伸長により送りコンベヤ５
４を上昇させて樹脂型７を支持し、返送コンベヤ装置６
２の受取コンベヤ６【側への搬送を開始すると共に、洗
浄装置５７により樹脂型７上面の洗浄を行う。このとき
、送りコンベヤ５４の樹脂型送りコンベヤ５９より上側
に位置している。

続いて、シリンダ装置６０を縮小することにより、洗浄
されて返送コンベヤ装置６２に送り込まれた樹脂型７は
、樹脂型送りコンベヤ５９によって支持され、該樹脂型
送りコンベヤ５９の駆動によりリフティングコンベヤ装
置４０のシフトコンベヤ３９に送られる。このとき、昇
降コンベヤ３８をシフトコンベヤ３９より下側に下降さ
せておく。

続いて、樹脂型７を受けた昇降コンベヤ３８は昇降装置
３６にて２点鎖線位置まで上昇され、樹脂型７が型保管
コンベヤ装置３３の上側固定コンベヤ３０に送り出され
る。これにより、樹脂型７は移載コンベヤ装置２８の上
部固定コンベヤ２３に再び搬送されて循環使用される。

積層ＦＲＰの大きさの変更要求によって樹脂型７の大き
さを切替えて使用する場合は、第６図の状態において、
昇降駆動装置３６により昇降コンベヤ３８の高さを変更
して任意の型保管棚３２の樹脂型７を昇降コンベヤ３８
上に取り出した後、昇降コンベヤ３８を型保管コンベヤ
装置３３の上側固定コンベヤ３０に一致させて該上側固
定コンベヤ３０に送り出すことにより行う。

前記使用した樹脂型７を前記型保管棚３２に戻して保管
する場合は、前記リフティングコンベヤ装置４０の昇降
コンベヤ３８をシフトコンベヤ３９より下側に下降させ
た状態にして、洗浄後の返送コンベヤ装置６２からの樹
脂型７をシフトコンベヤ３９上に取り込んだ後、昇降コ
ンベヤ３８を所要高さに移動させて目的の型保管棚３２
に戻す。

上記によれば、樹脂型を、上下多段に設けた搬送コンベ
ヤに順次移載して移動させながら樹脂の塗布と加熱硬化
を行って積層ＦＲＰを成形し、且つ脱型と樹脂型の返送
を連続的に行って樹脂型を循環使用するようにしている
ので、設備を集約させて占有スペースを小さくした状態
で作業の連続化を可能にすることかできる。又、使用す
る樹脂型を変更する際も、コンベヤライン上に設けた型
保管棚３２からリフティングコンベヤ装置４０により樹
脂型を取り出し、又そこに収納する作業を自動的に行う
ことができるので、更に占有スペースの減少と省力化が
計れる。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、積層ＦＲＰの形状は種々の凹凸形状を有した場合にも
実施し得ること、搬送コンベヤの段数及び積層ＦＲＰの
層数等は種々変更し得ること、樹脂型を下段の搬送コン
ベヤから上段方向に向って移載させるようにしても良い
こと、各コンベヤの昇降等の作動は種々の方式を採用し
得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ること、等は勿論である。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のＦＲＰ成形品の連続製造方法
及び装置によれば、次のような種々の優れた効果を奏し
得る。

（１）多段に備えた搬送コンベヤと、その両端部に備え
た移載コンベヤ装置により、狭いスペース内で複数層の
積層ＦＲＰの成形を連続的に効率良く行わせることがで
きる。

（ｎ）　　上下２段のコンベヤラインの一方によって、
積層ＦＲＰを成形した樹脂型の搬入、脱型を行い、脱型
後の樹脂型を側部に取出して洗浄した後、前記コンベヤ
ラインの他方に返送して循環使用するようにしているの
で、装置全体を効果的に集約させて占有スペースを減少
させることができる。

（ロ）種々の大きさ、形状を有した積層ＦＲＰ成形品を
能率的に製造することができる。

［株］　樹脂型の移動をすべてコンベヤ装置にて行うよ
うにしているので、樹脂型が傷付くようなことを防止で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体平面図、第２図は
第１図の■方向矢視図、第３図は第２図における加熱装
置の一部を拡大して示した詳細断面図、第４図及び第５
図は離型性被覆ベルトの材質例を示す断面図、第６図は
第１図を■方向から見た拡大矢視図、第７図は第１図の
■方向から見た拡大矢視図、第８図は従来のＦＲＰ平板
の連続製造装置の一例を示す側面図である。 ＩはＦＲＰ成形装置、２は樹脂型供給装置、３．４，５
．６は搬送コンベヤ、７は樹脂型、８は加熱装置、１０
，１１，１２．１３は塗布装置、１４は離型性被覆ベル
ト、２８．２９は移載コンベヤ装置、３３は型保管コン
ベヤ装置、４０はリフティングコンベヤ装置、５１は脱
型コンベヤ装置、５８は洗浄コンベヤ装置、６２は返送
コンベヤ装置を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）樹脂型を搬送しなからその上面に樹脂を塗布して加
   熱硬化させ、続いて樹脂型を上下方向に移載して上記と
   同様の操作を繰返し行うことにより、所要層数の積層Ｆ
   ＲＰを成形した後、積層ＦＲＰと樹脂型とを脱型して積
   層ＦＲＰ成形品を取り出すと共に、前記樹脂型を洗浄し
   、該洗浄した樹脂型を前記積層ＦＲＰの成形に供するこ
   とを特徴とするＦＲＰ成形品の連続製造方法。 ２）樹脂型を搬送するための上下複数段の搬送コンベヤ
   と、該搬送コンベヤの端部において上下方向に順次乗移
   りを行わせるための移載コンベヤ装置と、前記搬送コン
   ベヤの中間位置において各搬送コンベヤを包囲するよう
   に設けた加熱装置と、前記各搬送コンベヤにおける加熱
   装置への樹脂型搬入側に配置した樹脂塗布装置と、樹脂
   型上に成形された積層 ＦＲＰを樹脂型から取り外す脱型コンベヤ装置と、脱型
   後の樹脂型を洗浄する洗浄コンベヤ装置と、洗浄後の樹
   脂型を前記搬送コンベヤに戻すリフティングコンベヤ装
   置とからなることを特徴とするＦＲＰ成形品の連続製造
   装置。