JPH02127328A - 給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、レーザプリンタ等における給紙装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、複写機においては、同一サイズの用紙を使用する
場合でも、複写倍率、原稿の載置方向勿に応じて用紙の
搬送方向を縦送りと横送りのいずれかに切り換えるよう
にしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、その場合、用紙の搬送方向を変更するだめに
は複写機本体に対する給紙カセットの差し換えを行わな
ければならないという煩雑さが生じ、万一、用紙の搬送
方向を誤ったまま複写動作を行うとミスコピーとなる不
具合があった。

なお、複写機本体に装着可能な給紙カセットの数を増せ
ば用紙搬送方向の変更に伴う給紙力セントの差し換えは
不要となるが、その場合は、複写機が大型化するととも
にコストアップを招くという問題を有していた。なお、
上述のような問題はレーザプリンタ等の給紙装置にも共
通するものであった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る給紙装置は、上記の課題を解決するために
、複数枚の用紙を積層して収容可能な給紙部と、この給
紙部を用紙の縦送り位置と横送り位置との間で回転させ
る回転駆動手段とを備えていることを特徴とするもので
ある。

〔作　用〕

上記の構成によれば、回転駆動手段により給紙部が縦送
り位置と横送り位置との間で回転可能とされているので
、従来のように、用紙の搬送方向の変更のために一々給
紙力セントを手動にて差し換える等の手間が不要となる
。

〔実施例１〕 本発明の一実施例を第１図乃至第４図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。

第２図に示すように、複写機本体１内の原稿載置ガラス
台２の下部には光源３が設置され、この光源３の下方に
は複数のミラー４・４・・・及びレンズ５を備えた光学
系６が配置されている。光学系６の下方には感光体ドラ
ム７が回転自在に設置され、光源３から照射され、図示
しない原稿で反射されて光学系６により導かれる光学像
が感光体ドラム７に露光されるようになっている。

感光体ドラム７の周囲には、上記光学像の露光に先立っ
て感光体ドラム７の表面を帯電させる帯電器８、帯電後
の感光体ドラム７に上記光学像が露光されることにより
形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を
形成する現像器１０、複写機本体１内の下部に配置され
た給紙装置１■ から感光体ドラム７に送られる用紙に上記トナー像を転
写する転写器１２及びトナー像の転写後に感光体ドラム
７の表面に残留するトナーを除去するクリーニングユニ
ット１３等が設けられている。

感光体ドラム７の後方側には、トナー像の転写器の用紙
を搬送する搬送部１４及び搬送部１４により搬送されて
来る用紙°にトナー像を定着する定着ローラ１５が設け
られ、定着ローラ１５を通過した用紙は排出トレイ１６
上に排出されるようになっている。

次に、給紙装置１１につき述べる。給紙装置１１は、複
写機本体１の下部に収容され、複数枚の用紙を積層して
収容可能な給紙部としての給紙カセット１７と、複写機
本体ｌの前方位置に設けられた手差し給紙用トレイ１Ｂ
とを備えている。

第１図（ａ）（ｂ）にも示すように、給紙カセット１７
の底部には固定台２０が取り付けられている。給紙カセ
ット１７は回転駆動手段としての給紙カセット回転モー
タ２１により支持され、該給紙カセット回転モータ２１
により実線で示す縦送り位置と２点鎖線で示す横送り位
置との間の９０°の角度範囲で回転させられるようにな
っている。なお、給紙カセット回転モータ２１としてス
テッピングモータを使用すると、回転角度の制御等が容
易に行える利点がある。

固定台２０には、給紙カセット１７が縦送り位置と横送
り位置のいずれの方向を向いているかの判定を行う突起
２０ａが下方へ突設されるとともに、給紙カセット１７
の下方には、給紙カセット１７が縦送り位置を向いてい
る時に突起２０ａを検出する第１のカセット位置検出ス
イッチ２２と、給紙カセット１７が横送り位置を向いて
いる時に突起２０ａを検出する第２のカセット位置検出
スイッチ２３とが設けられている。

複写機本体１内には、給紙カ七ッ）１７が縦送り位置に
ある時に給紙力セラ）１７から順次給紙を行うための第
１の給紙ローラ２４及びそれに後続する第１の給紙路２
５と、給紙カセット１７が横送り位置にある時に給紙カ
セット１７から順次給紙を行うための第２の給紙ローラ
２６及びそれに後続する第２の給紙路２７とが備えられ
ている。

次に、本複写機の制御系につき述べる。

第３図に示すように、本複写機は制御部としてのＣＰＵ
　（中央処理装置）２８を備えている。ＣＰＵ２Ｂには
、原稿サイズ及び原稿載置ガラス台２上での原稿の載置
方向を検出する原稿サイズ検知センサ３０、操作パネル
上に設けられた複写倍率設定キー３１、第１及び第２の
カセット位置検出スイッチ２２・２３等からそれぞれ信
号が入力され、ＣＰＵ２　Ｂはそれらの信号に基づいて
給紙カセット回転モータ２１の駆動を制御し、給紙カセ
ット１７の方向を縦送り位置と横送り位置の間で切り換
えるようになっている。

以下、第４図のフローチャートに基づいて、ＣＰＵ２８
による制御手順を説明する。

本実施例では、原稿載置ガラス台２上での原稿の載置方
向及び複写倍率に応じてＣＰＵ２　Ｂが給紙カセット１
７の方向を縦送り位置と横送り位置との間で自動的に切
り換えられるように構成されている。

すなわち、第４図において、待機状態から複写の開始が
指令されると、まず、複写倍率設定キー３１により設定
された複写倍率が等倍であるか否かが判定され（Ｓ　１
　）　、等倍であれば、続いて、原稿載置ガラス台２上
で原稿の載置方向が横置きであるか否かが原稿サイズ検
知センサ３０により検出される（Ｓ２）。

原稿の載置方向が横置きであれば、次に、給紙カセット
１７が横送り位置にあるか否かが判定され（Ｓ３）、給
紙カセット１７が横送り位置にあれば、原稿の載置方向
と給紙力セラ！−１７の方向とが対応しているので、そ
のまま複写動作が開始される（Ｓ４）。

一方、Ｓ３において、給紙カセット１７が樅送り位置に
あれば、給紙力セント回転モータ２１により給紙カセッ
ト１７が六方向に９０’回転させられて横送り位置を向
けられ、給紙カセット１７の方向と原稿の載置方向とが
対応させられた（Ｓ５）後、複写動作が開始される（Ｓ
４）。

又、Ｓ２において、原稿の載置方向が＠１置きであれば
、続いて、給紙カセット１７が縦送り位置にあるか否か
が判定され（Ｓ７）、給紙カセット１７が縦送り位置に
あれば、そのまま複写動作が開始される（Ｓ４）。

一方、Ｓ７において、給紙カセット１７が横送り位置に
あれば、給紙カセット回転モータ２工により給紙カセッ
ト１７がＢ方向に９０’回転させられて縦送り位置を向
けられ、給紙カセット１７の方向と原稿の載置方向とが
対応させられた（Ｓ８）後、複写動作が開始される（Ｓ
４）。

又、Ｓｌにおいて、複写倍率が等倍でなければ、続いて
、複写倍率が縮小であるが否がが判定される（Ｓ６）。

そして、複写倍率が縮小であれば、原稿の載１方向が縦
置き、横置きいずれの場合も用紙の搬送方向は継送りで
良いので、Ｓ７で給紙力セント１７の方向が判定され、
横送り位置であれば、Ｓ８で纒送り位置に変更された後
、複写動作が開始される（Ｓ４）。一方、Ｓ６において
、複写倍率が拡大であれば、用紙の搬送方向の自動選択
は行われず、そのまま複写動作が開始される（Ｓ４）。

〔実施例２〕 次に、第２実施例を説明する。

第２実施例は上記第１実施例と同様の構成を有する複写
機において、電源投入時及び複写完了後所定時間経過時
に給紙カセット１７の方向を予め選択した標準方向に設
定するようにしたものである。なお、この標準方向とし
ては、縦送り位置と横送り位置のうちで使用頻度の高い
方向又は複写処理速度の速い方向を選択するのが好まし
い。

以下、第５図のフローチャートに基づいて具体的に説明
する。

複写機の電源スィッチが投入されると、給紙カセット１
７の方向が予め選択された標準方向であるか否かが第１
及び第２のカセット位置検出スイッチ２２・２３からの
信号に基づいて判定される（ＳＬ）。給紙カセット１７
の方向が標準方向であれば、そのまま複写機各部のウオ
ーミングアツプが開始され（Ｓ２）、一方、給紙カセッ
ト１７の方向が標準方向でなければ、給紙カセット回転
モータ２１が駆動されて給紙カセット１７が標準方向を
向けられた（Ｓ３）後、複写機各部のウオーミングアツ
プが開始される（Ｓ２）。

ウオーミングアツプが終了すると、引続き、前記原稿サ
イズ検知センサ３０により検知される原稿の載置方向及
び複写倍率設定キー３１により設定された複写倍率に基
づいて、第１実施例と同様の手順で給紙力セント１７の
方向、つまり、用紙の搬送方向が自動的に選択された（
Ｓ４）後、複写動作が行われる（Ｓ５）。

そして、複写動作が完了して所定時間が経過すると、給
紙カセット１７の方向が標準方向であるか否かが判定さ
れ（Ｓ６）、標準方向であれば、そのまま処理が終了さ
れ、一方、標準方向でなければ、給紙カセット回転モー
タ２１により給紙カセット１７の方向が標準方向に変更
された（３７）後、処理が終了される。

なお、以上の実施例では、給紙カセット１７の方向を原
稿の載置方向及び複写倍率に基づいて自動的に選択する
ようにしたが、操作パネル上に給紙カセット１７の方向
を選択するための選択キーを設け、選択キーによる選択
及び上述した自動選択の双方を行えるように構成しても
良い。

又、上記の実施例では、複写機の給紙装置について述べ
たが、本発明はレーザプリンタ等複写機以外の電子写真
装置における給紙装置にも適用できるものである。

〔発明の効果〕

本発明に係る給紙装置は、以上のように、複数枚の用紙
を積層して収容可能な給紙部と、この給紙部を用紙の縦
送り位置と横送り位置との間で回転させる回転駆動手段
とを備えている構成である。

これにより、回転駆動手段により給紙部が縦送り位置と
横送り位置との間で回転可能とされているので、従来の
ように、用紙の搬送方向の変更のために一々給紙カセッ
トを手動にて差し換える等の手間が掛からなくなり、操
作性が向上するという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の第１実施例を示すものであ
って、第１図（ａ）は給紙装置の概略平面図、第１図（
ｂ）は給紙装置の概略正面図、第２図は複写機の縦断面
説明図、第３図は制御系を示すブロック構成図、第４図
は制御手順を示すフローチャート、第５図は本発明の第
２実施例における制御手順を示すフローチャートである
。 １１は給紙装置、１７は給紙力セント（給紙部）、２１
は給紙カセット回転モータ（回転駆動手段）である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数枚の用紙を積層して収容可能な給紙部と、この
   給紙部を用紙の縦送り位置と横送り位置との間で回転さ
   せる回転駆動手段とを備えていることを特徴とする給紙
   装置。