JPH0212544Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0212544Y2
JPH0212544Y2 JP16058582U JP16058582U JPH0212544Y2 JP H0212544 Y2 JPH0212544 Y2 JP H0212544Y2 JP 16058582 U JP16058582 U JP 16058582U JP 16058582 U JP16058582 U JP 16058582U JP H0212544 Y2 JPH0212544 Y2 JP H0212544Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
intake
wall
intake port
heat pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16058582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5965376U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16058582U priority Critical patent/JPS5965376U/ja
Publication of JPS5965376U publication Critical patent/JPS5965376U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0212544Y2 publication Critical patent/JPH0212544Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、給湯装置や冷暖房装置、或いは、温
室等の加熱熱源装置として用いられるエンジン駆
動式ヒートポンプの防音パツケージ構造で、詳し
くは、1つの箱状ケーシング内をエンジン及びこ
れにより駆動される冷媒圧縮機を内装する室と、
凝縮器及び蒸発器を内装する室とに壁を介して区
画し、これら両区画室のうち、少なくとも前者区
画室を対外的に遮音してあるエンジン駆動式ヒー
トポンプの防音パツケージ構造に関する。
従来のかかるエンジン駆動式ヒートポンプの防
音パツケージ構造においては、エンジンの吸気管
吸気口が箱状ケーシング外に突出構成されていた
が、これによるときは、吸気管吸気口からの吸気
に伴なつて発生する吸気音が諸に大気に放出され
て、エンジン、圧縮機を防音パツケージ構成とす
る割には十分な防音効果が得られない欠点があつ
た。
本考案は、かかる従来欠点を簡単かつ、安価な
構造改造をもつて解消しようとする点に目的を有
する。
本考案によるエンジン駆動式ヒートポンプの防
音パツケージ構造は、前記エンジンの吸気管吸気
口を後者区画室に開口させるとともに、後者区画
室の外壁には、前記吸気口の吸気面積よりも大な
る面積を有する外気取入口を、前記後者区画室が
前記吸気管吸気口からの吸気に伴なつて発生する
吸気音の対外的な消音室となる状態に形成させて
ある事を特徴とする。
このような本考案の特徴構成によれば、凝縮
器、蒸発器を内装する後者区画室を吸気消音用の
吸気路に兼用構成させてあるから、吸気を確実に
行ない乍も、後者区画室を遮音壁や吸音壁とし
て、後者区画室内に開口する吸気口で発生した吸
気音の外部(大気)への放出を抑制することがで
きる。
従つて、本考案によれば、特別な吸気消音室を
設けることなく、後者区画室を吸気消音室に兼用
した簡単、かつ、安価な構造改造をもつて、吸気
音による騒音問題を解消できるに至つた。しか
も、箱状ケーシングから吸気管が外部に突出しな
い構成とできるから、箱状ケーシングの外面をす
つきりとしたもの、つまり、全体設備に有利なコ
ンパクトなものにできる利点もある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
負荷装置A(給湯装置、冷暖房装置、温室等)
の被加熱流体を加熱可能はエンジン駆動式ヒート
ポンプBと、このヒートポンプBにおけるエンジ
ン1の排熱で前記被加熱流体に加熱可能な排熱回
収装置Cとを設けて、熱源装置を構成する。
前記ヒートポンプBは、エンジン1で駆動され
る冷媒圧縮機2を備えた冷媒回路aに、圧縮冷媒
との熱交換により被加熱流体を加熱させる凝縮器
3と、レシーバー4と、膨張弁5及び、熱源流体
との熱交換により膨張冷媒を蒸発させる蒸発器6
とを介装して、構成されている。
前記エンジン1は、水冷エンジンである。
前記排熱回収装置Cは、被加熱流体循環路b
に、前記凝縮器3と並列接続する状態に介装され
ており、かつ、エンジン冷却水との熱交換により
被加熱流体を加熱させるエンジン冷却兼用の第1
熱交換器7と、エンジン排気との熱交換により被
加熱流体を加熱させる第2熱交換器8とを備えて
いる。
前記エンジン1、圧縮機2、前記凝縮器3、蒸
発器6、第1、第2熱交換器7,8は、枠組9に
外壁を取付けて構成された1つの箱状ケーシング
10に内装されている。
前記箱状ケーシング10内は、エンジン1、圧
縮機2、第1、第2の熱交換器7,8を内装する
下部室11Aと、凝縮器3、蒸発器6を内装する
上部室11Bとに壁12を介して区画されてい
る。
前記下部室11Aは、その外側壁11a及び区
画壁12を防音壁とすることにより、上部室11
B及び外部に対して遮音されており、上部室11
Bも、その外側壁11b及び天井壁11cを防音
壁とすることにより、外部に対して遮音されてい
る。
前記エンジン1の吸気管13は、前記区画壁1
2を貫通してその吸気口13aを前記上部室11
Bに開口させる状態に設けられており、排気管1
4は、マフラ15を上部室11B内に配置させる
状態で、かつ、上部室11Bを上下に貫通する状
態に設けられている。
前記上部室11Bの外壁には、前記吸気口13
aの吸気面積よりも大なる面積を有する外気取入
口16が前記上部室11Bを吸気口13aからの
吸気に伴なつて発生する吸気音の対外的な消音室
とさせる状態に形成されている。具体的には、前
記外側壁11bの上端縁と天井壁11cの外周縁
との間に側方開口状態に形成された上下狭巾なス
リツトである。
17はエマークリーナ、18と19は、ケーシ
ング10内に配する被加熱流体配管と熱源水配管
である。
前記下部室11Aの外側壁11aの1つ及び上
部室11Bの外側壁11bの1つは、夫々開閉自
在な取手20,21付きの扉に構成されている。
上記実施例構成によれば、吸気口13aからの
吸気に伴なつて吸気音が発生するものの、上部室
11Bの外側壁11b及び天井壁11cが遮音や
吸音壁として作用して、発生吸気音の外部への放
出が抑制され、又、外気取入口16の面積が吸気
口13aの面積よりも大であることによつて、外
気取入口16を通過する空気の流速が吸気口13
aを通過する空気の流速が遅いから、外気取入口
16での空気通過によつて発生する音は、非常に
小さい。
本考案は、両区画室11A,11Bを横方向に
並置して実施しても良く、又、エンジン1を内装
する区画室11Aのみを対外的に遮音して実施し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒートポンプの配管系統図、第2図は
切欠き側面図、第3図は切欠き正面図である。 10……箱状ケーシング、1……エンジン、2
……冷媒圧縮機、3……凝縮器、6……蒸発器、
11A,11B……区画室、12……区画壁、1
3……吸気管、13a……吸気口、16……外気
取入口、15……マフラ、11b……外側壁、1
1c……天井壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1つの箱状ケーシング10内を、エンジン1
    及びこれにより駆動される冷媒圧縮機2を内装
    する室11Aと、凝縮器3及び蒸発器6を内装
    する室11Bとに壁12を介して区画し、これ
    ら両区画室11A,11Bのうち、少なくとも
    前者区画室11Aを対外的に遮音してあるエン
    ジン駆動式ヒートポンプの防音パツケージ構造
    であつて、前記エンジン1の吸気管13吸気口
    13aを後者区画室11Bに開口させるととも
    に、後者区画室11Bの外壁には、前記吸気口
    13aの吸気面積よりも大なる面積を有する外
    気取入口16を、前記後者区画室11Bが前記
    吸気管吸気口13aからの吸気に伴なつて発生
    する吸気音の対外的な消音室となる状態に形成
    させてある事を特徴とするエンジン駆動式ヒー
    トポンプの防音パツケージ構造。 前記エンジン1のマフラ15が、後者区画室
    11B内に配置されている実用新案登録請求の
    範囲第項に記載のエンジン駆動式ヒートポン
    プの防音パツケージ構造。 前記外気取入口16が、前記後者区画室11
    Bにおける外側壁11bの上端縁と天井壁11
    cの外周縁との間に側方開口状態に形成された
    上下狭巾なスリツトである実用新案登録請求の
    範囲第項又は第項に記載のエンジン駆動式
    ヒートポンプの防音パツケージ構造。
JP16058582U 1982-10-22 1982-10-22 エンジン駆動式ヒ−トポンプの防音パツケ−ジ構造 Granted JPS5965376U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16058582U JPS5965376U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 エンジン駆動式ヒ−トポンプの防音パツケ−ジ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16058582U JPS5965376U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 エンジン駆動式ヒ−トポンプの防音パツケ−ジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965376U JPS5965376U (ja) 1984-05-01
JPH0212544Y2 true JPH0212544Y2 (ja) 1990-04-09

Family

ID=30353160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16058582U Granted JPS5965376U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 エンジン駆動式ヒ−トポンプの防音パツケ−ジ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5965376U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814441B2 (ja) * 1985-10-02 1996-02-14 ヤマハ発動機株式会社 エンジン駆動熱ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5965376U (ja) 1984-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20140126644A (ko) 항온항습기용 사일런트 실외기
JPH0212544Y2 (ja)
JP2600351Y2 (ja) 空気調和機
JPH0327254Y2 (ja)
JPH074695A (ja) エンジンヒートポンプ式空調装置
JP2003186479A (ja) 能動消音装置
JP3067679U (ja) 消音装置
JPH0511599Y2 (ja)
JP3528827B2 (ja) 屋内空気熱源形ヒートポンプ式空調機
JPH0424373Y2 (ja)
JPH0754733Y2 (ja) Oa機器の排熱を吸収する空調パネル
JPH068411Y2 (ja) 底面吸排型空気調和機
JPH0142745Y2 (ja)
JPH027389Y2 (ja)
JPH1194394A (ja) エンジン駆動空気調和装置
JPS6233408B2 (ja)
JPS6391438A (ja) 低騒音型空調機
JP4408326B2 (ja) エンジン用排気消音装置
JPS6221857Y2 (ja)
JPS6030699Y2 (ja) 冷蔵庫
JPH0141864Y2 (ja)
KR19990017293U (ko) 공조기기용 실외기
JPH04121537A (ja) トイレ用空気調和機
JPS5938668Y2 (ja) 防音形換気装置
JPH031708Y2 (ja)