JPH021243A - 偽造指紋検出方法および装置 - Google Patents
偽造指紋検出方法および装置Info
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- JPH021243A JPH021243A JP63142305A JP14230588A JPH021243A JP H021243 A JPH021243 A JP H021243A JP 63142305 A JP63142305 A JP 63142305A JP 14230588 A JP14230588 A JP 14230588A JP H021243 A JPH021243 A JP H021243A
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 5
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は指紋照合装置に関連する偽造指紋の検出方法お
よび装置に関するものである。
よび装置に関するものである。
指紋を用いて個人を識別し、入門管理などを行う指紋照
合装置が開発されているが、このような指紋照合装置は
本人以外には無人の状態で使用できることが前提になる
。従って偽造指紋に対する対策が必要とされる。
合装置が開発されているが、このような指紋照合装置は
本人以外には無人の状態で使用できることが前提になる
。従って偽造指紋に対する対策が必要とされる。
前記の指紋照合装置には指紋を入力するための指紋入力
装置が付随しており、一般的に使われている指紋入力装
置として特開昭５５−１３４４６号公報に述べられてい
る装置の例がある。この指紋入力装置の原理の説明図の
うちその構成を第２図（ａ）に示す。プラテン２１と呼
ばれる透明な三角プリズムの物体の表面を指紋押捺面２
２とし、光源２３により指紋押捺面２２を裏面より照明
する。このとき指紋押捺面２２への入射角を臨界角以上
に設定し、全反射を起こさせる。この反射光は、撮像装
置２４で画像化される。指紋押捺面２２に指を載せた状
態を第２図（ｂ）に示す。指表面２６には指紋を構成す
る凹凸があるので、凸の部分すなわち指紋の隆線部分の
みが指紋押捺面２２に接触する。指表面２６の光学的な
屈折率は空気よりも大きく、プラテン２１の屈折率に近
いのでその部分では全反射しなくなり、光線の吸収が起
こる。従って撮像装置２４により、背景が明るく隆線が
暗い画像が得られる。
装置が付随しており、一般的に使われている指紋入力装
置として特開昭５５−１３４４６号公報に述べられてい
る装置の例がある。この指紋入力装置の原理の説明図の
うちその構成を第２図（ａ）に示す。プラテン２１と呼
ばれる透明な三角プリズムの物体の表面を指紋押捺面２
２とし、光源２３により指紋押捺面２２を裏面より照明
する。このとき指紋押捺面２２への入射角を臨界角以上
に設定し、全反射を起こさせる。この反射光は、撮像装
置２４で画像化される。指紋押捺面２２に指を載せた状
態を第２図（ｂ）に示す。指表面２６には指紋を構成す
る凹凸があるので、凸の部分すなわち指紋の隆線部分の
みが指紋押捺面２２に接触する。指表面２６の光学的な
屈折率は空気よりも大きく、プラテン２１の屈折率に近
いのでその部分では全反射しなくなり、光線の吸収が起
こる。従って撮像装置２４により、背景が明るく隆線が
暗い画像が得られる。
これが、一般に使われている指紋入力装置の原理である
が、フィルムなどの平面物体に指紋文様を転写した偽造
指紋や、指紋文様を形成する指表面の凹凸を複製した指
型による偽造指紋などを接触させても、指紋画像が入力
できる場合がある。
が、フィルムなどの平面物体に指紋文様を転写した偽造
指紋や、指紋文様を形成する指表面の凹凸を複製した指
型による偽造指紋などを接触させても、指紋画像が入力
できる場合がある。
たとえばフィルムに黒色のインクで指紋文様を印刷し、
指紋押捺面２２と密着させるために水を塗布してからの
そのフィルムを載せる。そうするとフィルタおよび水の
光学的な屈折率はプラテン２２とほぼ等しいので、フィ
ルムおよび水がプラテン２２の延長として働き、インク
のない部分では光線はフィルムの表面で全反射を起こす
が、インクのある部分では光線の吸収が起こる。従って
指を載せた場合と同様な画像が入力される。また前述の
原理から明らかなように、ゴムのように弾力性があり、
光学的な屈折率および光線の吸収率が指表面に近い材質
で指型を作れば、それにより指を載せたのと同様な指紋
を入力できる。
指紋押捺面２２と密着させるために水を塗布してからの
そのフィルムを載せる。そうするとフィルタおよび水の
光学的な屈折率はプラテン２２とほぼ等しいので、フィ
ルムおよび水がプラテン２２の延長として働き、インク
のない部分では光線はフィルムの表面で全反射を起こす
が、インクのある部分では光線の吸収が起こる。従って
指を載せた場合と同様な画像が入力される。また前述の
原理から明らかなように、ゴムのように弾力性があり、
光学的な屈折率および光線の吸収率が指表面に近い材質
で指型を作れば、それにより指を載せたのと同様な指紋
を入力できる。
偽造指紋の検出に関する技術の従来例は特開昭６１−５
９５７４号公報および特開昭６１−５９５８０号公報に
示されている。まず、特開昭６１５９５７４号公報の内
容をつぎに述べる。前述のようにフィルムなどを使った
偽造指紋の場合は、フィルムを指紋押捺面と密着させる
ためにフィルムを載せる前に水などの液体を塗布する必
要があるが、この際瞬時にして指紋押捺面全体に均一に
塗布することは困難である。従って指紋押捺前の画像に
部分的な濃度変化がないかを検出することで、水などの
液体が塗布されたかどうかを判断し、偽造指紋を検出し
ようというものである。特開昭６１−５９５８０号公報
に述べられている技術は、指表面の発汗による画像の変
化を利用して、偽造指紋を検出しようとするものである
。
９５７４号公報および特開昭６１−５９５８０号公報に
示されている。まず、特開昭６１５９５７４号公報の内
容をつぎに述べる。前述のようにフィルムなどを使った
偽造指紋の場合は、フィルムを指紋押捺面と密着させる
ためにフィルムを載せる前に水などの液体を塗布する必
要があるが、この際瞬時にして指紋押捺面全体に均一に
塗布することは困難である。従って指紋押捺前の画像に
部分的な濃度変化がないかを検出することで、水などの
液体が塗布されたかどうかを判断し、偽造指紋を検出し
ようというものである。特開昭６１−５９５８０号公報
に述べられている技術は、指表面の発汗による画像の変
化を利用して、偽造指紋を検出しようとするものである
。
偽造指紋の検出法として従来の技術のふたつの例を示し
たが、前者の場合には濃度変化が安定に検出できないと
か、前述の指型により偽造指紋の場合には効果がないな
どの欠点がある。後者の技術にも、個人の体質や気温な
どにより必ず発汗が認められるものではなく、また発汗
があったとしてもそれによる画像の変化が安定に検出で
きないなどの欠点がある。本発明の目的はこれらの欠点
を改善し、簡便で安定かつ精度がよい偽造指紋の検出方
法及び装置を提供することにある。
たが、前者の場合には濃度変化が安定に検出できないと
か、前述の指型により偽造指紋の場合には効果がないな
どの欠点がある。後者の技術にも、個人の体質や気温な
どにより必ず発汗が認められるものではなく、また発汗
があったとしてもそれによる画像の変化が安定に検出で
きないなどの欠点がある。本発明の目的はこれらの欠点
を改善し、簡便で安定かつ精度がよい偽造指紋の検出方
法及び装置を提供することにある。
本発明の第一の発明の偽造指紋検出方法は指紋押捺面に
指を載せ、該指の指紋文様を入力する指紋入力方法にお
いて、指紋押捺時の前記指紋押捺面と前記指との間の電
気抵抗を計測し、偽造指紋の検出を行って構成される。
指を載せ、該指の指紋文様を入力する指紋入力方法にお
いて、指紋押捺時の前記指紋押捺面と前記指との間の電
気抵抗を計測し、偽造指紋の検出を行って構成される。
本発明の第二の発明の偽造指紋検出装置は指紋押捺面を
持った指紋入力装置に付随し、前記指紋押捺面に設けら
れた電極と、該電極と電極に接触した物体との間の電気
抵抗を計測する装置と、前記電気抵抗の計測値により偽
造指紋を検出する装置とを備えて構成される。
持った指紋入力装置に付随し、前記指紋押捺面に設けら
れた電極と、該電極と電極に接触した物体との間の電気
抵抗を計測する装置と、前記電気抵抗の計測値により偽
造指紋を検出する装置とを備えて構成される。
本発明は前記指紋押捺面と該指紋押捺面に接触した物体
間の電気抵抗を計測することにより偽造指紋を検出する
方法および装置である。第１図は本発明の原理を示して
いる。指紋押捺面１１上に櫛形の電極１２が設置され電
源１３、電流計１４に接続されている。指１５を指紋押
捺面１１に載せると電極１２に接触するので電流が流れ
、オームの法則により電気抵抗値が計測できる。一般に
指はある程度の導電性を示し、指を電極１２に接触させ
たときには固有の電気抵抗値を示すが、前述の偽造指紋
を接触させた場合にはこれと異なる値を示す場合が多い
。従って指紋が押捺時に電極１２と電極１２に接触して
いる物体間の電気抵抗値を計測し、該抵抗値が指の接触
した場合に示す抵抗値の範囲内であるかを判断すること
により、偽造指紋の検出を行なうことができる。
間の電気抵抗を計測することにより偽造指紋を検出する
方法および装置である。第１図は本発明の原理を示して
いる。指紋押捺面１１上に櫛形の電極１２が設置され電
源１３、電流計１４に接続されている。指１５を指紋押
捺面１１に載せると電極１２に接触するので電流が流れ
、オームの法則により電気抵抗値が計測できる。一般に
指はある程度の導電性を示し、指を電極１２に接触させ
たときには固有の電気抵抗値を示すが、前述の偽造指紋
を接触させた場合にはこれと異なる値を示す場合が多い
。従って指紋が押捺時に電極１２と電極１２に接触して
いる物体間の電気抵抗値を計測し、該抵抗値が指の接触
した場合に示す抵抗値の範囲内であるかを判断すること
により、偽造指紋の検出を行なうことができる。
本発明の一実施例を示すブロック図を第３図に示す。指
紋押捺面１１上に設けられた電極１２は抵抗値計測部３
１に接続され、該抵抗値計測部３１の出力は計測値判断
部３２に接続される。計測値判断部３２は計測値を判断
し、判断結果を出力する。これら各部分は公知の技術を
用いて実現できる。ここでは最も一般的と思われる例に
ついて述べる。抵抗値計測部３１は第１図で示したよう
に電極１２に電圧を供給し、回路に流れる電流を計測す
れば良いが、電流を計測するには演算増幅器を使用して
電流電圧変換を行い、電圧値とし出力することが考えら
れる。計測値判断部３２はツェナーダイオードにより基
準電圧を作り、コンパレータを使用して入力値を基準電
圧と比較する構成や、Ｄ／Ａコンバータを用いてデジタ
ル計算機に入力し、プログラムにより判断する構成が考
えられる。
紋押捺面１１上に設けられた電極１２は抵抗値計測部３
１に接続され、該抵抗値計測部３１の出力は計測値判断
部３２に接続される。計測値判断部３２は計測値を判断
し、判断結果を出力する。これら各部分は公知の技術を
用いて実現できる。ここでは最も一般的と思われる例に
ついて述べる。抵抗値計測部３１は第１図で示したよう
に電極１２に電圧を供給し、回路に流れる電流を計測す
れば良いが、電流を計測するには演算増幅器を使用して
電流電圧変換を行い、電圧値とし出力することが考えら
れる。計測値判断部３２はツェナーダイオードにより基
準電圧を作り、コンパレータを使用して入力値を基準電
圧と比較する構成や、Ｄ／Ａコンバータを用いてデジタ
ル計算機に入力し、プログラムにより判断する構成が考
えられる。
電極１２は指紋押捺面１１上に設けるので指紋の入力の
妨げになる場合があるが、光学的な指紋画像入力装置の
場合には電極１２を透明な材質で作成するなどの対応策
が考えられる。また電極１２形状については前述したも
のの他に、平面状にしたり、第４図（ａ）に示すように
電極１２の片方を指紋押捺面１１以外に設ける、さらに
は第４図（ｂ）に示すように人体が接地されていること
を利用して電極１２の片方を接地とすることもできる。
妨げになる場合があるが、光学的な指紋画像入力装置の
場合には電極１２を透明な材質で作成するなどの対応策
が考えられる。また電極１２形状については前述したも
のの他に、平面状にしたり、第４図（ａ）に示すように
電極１２の片方を指紋押捺面１１以外に設ける、さらに
は第４図（ｂ）に示すように人体が接地されていること
を利用して電極１２の片方を接地とすることもできる。
以上説明したように本発明は、指紋押捺面の電極と電極
に接触している物体との間で電気抵抗を計測しその値に
よって真偽の判断ができるようにしたので、簡便でかつ
精度がよい偽造指紋の検出ができるという効果がある。
に接触している物体との間で電気抵抗を計測しその値に
よって真偽の判断ができるようにしたので、簡便でかつ
精度がよい偽造指紋の検出ができるという効果がある。
第１図は本発明の詳細な説明図、第２図（ａ）および（
ｂ）は指紋入力装置の原理の説明図、第３図は本発明の
一実施例を示したブロック図、第４図（ａ）および（ｂ
）は本発明の一実施例に使用する電極の形態を示した図
である。 １１・・・指紋押捺面、〜１２・・・電極、３１・・・
抵抗値計測部、３２・・・計測値判断部。
ｂ）は指紋入力装置の原理の説明図、第３図は本発明の
一実施例を示したブロック図、第４図（ａ）および（ｂ
）は本発明の一実施例に使用する電極の形態を示した図
である。 １１・・・指紋押捺面、〜１２・・・電極、３１・・・
抵抗値計測部、３２・・・計測値判断部。
Claims (2)
- （１）指紋押捺面に指を載せ、該指の指紋文様を入力す
る指紋入力方法において、指紋押捺時の前記指紋押捺面
と前記指との間の電気抵抗を計測し、偽造指紋の検出を
行って成ることを特徴とする偽造指紋検出方法。 - （２）指紋押捺面を持った指紋入力装置に付随し、前記
指紋押捺面に設けられた電極と、該電極と電極に接触し
た物体との間の電気抵抗を計測する装置と、前記電気抵
抗の計測値により偽造指紋を検出する装置とを備えて成
ることを特徴とする偽造指紋検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142305A JPH021243A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 偽造指紋検出方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142305A JPH021243A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 偽造指紋検出方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH021243A true JPH021243A (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=15312278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63142305A Pending JPH021243A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 偽造指紋検出方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021243A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5396804A (en) * | 1993-10-12 | 1995-03-14 | Gas Research Institute | Apparatus and method for force-controlled fatigue testing |
| JPH11513516A (ja) * | 1995-10-06 | 1999-11-16 | カロ，ペテル | 指紋認識装置における指の自然のままの特質を認識するための検出器 |
| DE19752051C1 (de) * | 1997-11-25 | 1999-11-25 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Herstellen von maßgenauen Formteilen mit nitrierter oder nitrocarburierter Oberflächenschicht sowie Formteil |
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| US6181808B1 (en) | 1997-07-29 | 2001-01-30 | Nec Corporation | Living body discriminating apparatus |
| JP2002112980A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-04-16 | Stmicroelectronics Inc | 指紋センサー用容量性指検知 |
| KR20030066920A (ko) * | 2002-02-06 | 2003-08-14 | (주)니트 젠 | 생체지문 판별장치 및 방법 |
| WO2005019767A1 (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-03 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 表面形状認識センサ装置 |
| US7362888B2 (en) | 2002-09-13 | 2008-04-22 | Fujitsu Limited | Living-body detecting apparatus and method, and authenticating apparatus having living-body detecting function |
| JP2009223462A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Kyushu Institute Of Technology | 個人認証装置とそれを用いる個人認証方法 |
| US7689013B2 (en) | 2004-01-13 | 2010-03-30 | Fujitsu Limited | Identifying device by biometrics information |
| US7907754B2 (en) | 2006-03-17 | 2011-03-15 | Fujitsu Limited | Biological detection device, fingerprint authentication device, and biological detection method |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63142305A patent/JPH021243A/ja active Pending
Cited By (14)
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|---|---|---|---|---|
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| US7366332B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-04-29 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Surface shape recognition sensor |
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