JPH02120539A - 超大型減速歯車装置およびその組立方法 - Google Patents

超大型減速歯車装置およびその組立方法

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JPH02120539A
JPH02120539A JP27528588A JP27528588A JPH02120539A JP H02120539 A JPH02120539 A JP H02120539A JP 27528588 A JP27528588 A JP 27528588A JP 27528588 A JP27528588 A JP 27528588A JP H02120539 A JPH02120539 A JP H02120539A
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JP
Japan
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gear
bearing
reduction gear
gears
reduction
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JP27528588A
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Ryosuke Eto
江藤 亮介
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気タービン等の出力側に配置される超大型
減速歯車装置とその組立方法に関し、特に組立て時にお
ける歯車の、噛合調整の容易な超大型i*歯車装置とそ
の組立方法に関する。
〔従来の技術〕
−7112に、タービンを原動力とするn;)舶にあっ
ては、主タービンが2台配置されており、各主タービン
の出力は、2系統の入力系の減速小歯車をそなえた歯車
減速父方に、この減速車fD車を介して入力され、上記
減速小歯車がその両側で噛合する出力系の超大型の減速
用人1打車を介しで取り出されるように構成されている
そして、従来の船舶用主タービンの出力側に配置される
超大型の減速歯車装置は、出力系の超大型の減速用大歯
車が、その歯車軸が歯車室内に装着された固定軸受に支
承されて設けられると共に、この減速用大歯車の両側に
それぞれ噛合う入力系の減速用小歯車も、それらの歯車
軸が歯車室内に装着された固定軸受に支承されて設けら
れている。
〔発明が解決しようとするyN題) ところで、−aに、船舶用主タービンの出力側に配置さ
れる超大型の減31¥歯車装πでは、出力系の超大型の
減速用大歯車は、直径が例えば5涌くらいと超大型であ
るため、これが配置される歯車室も、幅が8鴎、長さが
6111という巨大ならのである。
したがって、多数の歯車を満足のいく噛合状態とするた
めには、歯車室の機械加工に対し、各歯車の軸受部のポ
ーリング精度や軸受相互間の平行度あるいは水平継手面
との半割精度や通りの精度などに、ミクロン単位の極め
て厳しい管理が要求される。
しかしながら、現在の工作[iでは、上述のような巨大
な歯車室を要求精度に加工することは不可能であると言
うのが現状である。
一方、従来は、σ1車箱への各歯車の装着には、上述の
ように、固定軸受が用いられていた。
すなわち、その1例を示す第3図において、固定軸受は
、歯車室の支持台25に形成された半円状の受部25a
に抱持される軸受下半部22と、この軸受下半部22に
対向して配置される軸受上半部21をその内側面に抱持
して上記支持25に結合される軸受部え23とからなり
、軸受下半部22と軸受上半部21とで(J’x車II
Ith20を回転可能に支承するよう構成されている。
したがって、固定軸受では、組立て時に位置および姿勢
の調節が行なえず、そのため、歯車室や軸受の製作誤差
あるいは据付は誤差は、組立て時に軸受上半部21や軸
受下半部22の支持台25および軸受部え23への背面
当たりの修正を施すことにより、さらに歯車軸20と軸
受上半部21や軸受下半部22との当たりの修正を施す
ことにより、吸収するよ・うにしていた。
ところが、上述の修正は、熟練者による手作業であるた
め、多くの時間を費やすと共にコスト面でも不利である
という問題点がある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、出力系の超大型の減速用大歯車をは車室内に固定
軸受を介して支承すると共に、上記減速用大歯車の両側
にそれぞれ噛合する入力系の減速用小(1>車を、歯車
室内に取付けられて位置および姿勢の調節が可能な可動
軸受を介して支承することにより、減速歯車装置の組立
てが噛合い調J3をしながら行なえるようにした超大型
減速山車装πの提供を目的とし、さらに、出力系の超大
型の減速用大歯車を歯車箱内にまず固定棚受を介して支
承し、−)いで、上記減速用大歯車の両側にそれぞれ噛
合する入力系の減速用小歯車を、歯車箱内に取付けられ
て位置および姿勢の調節が可能な軸受を介して、上記大
歯車を基型にして、噛合いを調整しながら歯車室に装着
するようにして減速歯車装置の組立が行なえるようにし
た超大型減速山車装置の組立方法の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため5本発明の超大型減速m車装
置は、出力系における超大型の減速用人U↑車と、同大
歯車の1b車1!Il’&支承して歯車室内に装着する
固定軸受と、上記大歯1iの両側にそれぞれ噛会う入力
系の減速用小歯車と、これらの小歯車のの車軸を支承し
て上記山車室内に装置する可動軸受とをそなえ、同可動
軸受が、上記歯車室の支持台側に配設される軸受下1部
と、同軸受下半部に対向して配設される軸受上半部と、
同軸受上半部を内側面に抱持する軸受部えと、同軸受部
えに結合され上記軸受下半部を抱持して、上記歯車室の
支持台に対し位置および姿勢の′A整を行なって装着さ
れる軸受支えと3そなえて構成されたことを特徴とし、
また、そのfil立方法は、超大型減速山車を組立てる
に際し、出力系における超大肥の減速用大歯車の歯車軸
を、固定軸受を介して歯車室内に装ル゛シてから、同歯
車室内に、上記大街車の両側にそれぞれ噛合う入力系の
減速用小歯車の歯車軸を可動軸′受を介して装着するよ
うにし、同可動軸受による上記小歯車の歯車軸の位置お
よび姿勢の調整を、上記大歯車を基準にして行なうこと
を特徴とする。
〔作  用〕
上述の本発明の超大型減速歯車装置では、減速用小1n
車の歯車室への装着が、その歯車軸の位置および姿勢を
調節することにより、噛合い調整をしながら行なうこと
ができ、また、そのm立方法では、最初に固定した減速
大歯車を基準にして、噛合い調整をしながら、減速用小
歯車を歯車室に装着して超大型減速歯車装Uの組立てを
行なうことができる。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての超大!i!
減速歯車装置およびその組立方法について説明すると、
第1U2は超大型減速歯車装置の平面図であり、第2図
は可動軸受の縦断面図である。
なお、第3図と同じ符号は、はぼ同一の部材を示す、山
車室の支持台25の上面には、両側にリプ状の支え面2
4aの突設された軸受支え24が配置され、この軸受支
え24の内側面に、軸受下)I”部22が抱持されてい
る。そして、この軸受下半部22に対向して配置される
軸受上半部21をその内側面に抱持する軸受押え23は
、その両端部に突設されたリブ状の接合面2311を上
記支え面24aの上面にボルト(図示せず)で締結する
ことにより、可動軸受はIn立てられる。
なお、上記の軸受上半部21と上記軸受下半部22とで
歯車軸20を回転可能に支承する点は、第3図の場合と
同様である。
そして、軸受支え24が支持台25の上面に沿って、前
後方向ならびに左右方向に調節可能に取付けられるよう
に、締結ボルト(図示せず)が貫通しうる孔が支え面2
4+1に穿設されている。
なお、支持台25の円弧状部分25.は、軸受支え24
の姿勢調整く詳しくは後述)が容易に行なえるように、
軸受支え24に対して少許の間隔ひとった形状とされて
いる。
」−記の構成により、可動軸受が、支持台21に対して
、前後ならびに左右の位ごが調整可能であるとノ(に、
ライ・す26を支持台25の上面と支え面24aの下面
との間、こ介設することにより、高さ方向の位置調岱も
可能である。
また、このライナ26を支持台25の左右いずれか−・
方にのみ、あるいは前後いずれか一方のみ、またはこれ
らを組合せた位置に配こするときは、可動軸受の姿勢の
調整が可能となることは明らかで11ろう。
次に、減速歯車装置の組立て方法について説明すると、
第1図において、出力系における超大型の減速用大歯車
7が、m車箱内に取付けられた前fJcl対の固定軸受
14.14に、その出力軸たる歯車軸14aが支承され
て、歯車室内に回転可能に装着される。符号14bは1
1 m llk 14 a)Itt端に設けられたカッ
プリング部材を示す。
上記の大歯車7の左右両側には、左側および右側の小1
1all’E5.6が噛合すべく配置される。すなわち
、小山車5はその歯車軸5aが歯車室内に取付けらられ
な前後1対の可動軸受12.12に支承されて装着され
るほのであるが、この装着は、小DI車5が上記大歯車
を基準にして最良の噛6い状態が得られるように、小歯
車5の歯車軸5aの位置および姿勢が調整されながら行
なわれるものである。
なお、この実施例の場き、歯車軸5aは、第2大ω車2
の歯車軸2aと共通であるため、上述の′A慾によって
、その可動軸受10.10も自動的に設定されることに
なる。そして、この大歯車2に呻きする第2小歯車1の
+A着については、大歯車2に対して最良の噛合い状態
が得られるように、その歯車軸1aを支承する1対の可
動軸受8.8を、小aj車5の場合と同様に、調整しな
がら行なわれるものである。
図中の符号1’b、9bは、歯車軸1a、9aの前端に
設けられそれぞれタービン回転1IllIl(図示ぜず
)に連るカップリング部材を示す。
また、左側の各歯車3,4.6の歯車室への装着が、こ
れと同様に行なわれることは、8うまでもない。
」二連の構成により、最大のfh車であり、かつ、位置
的に中央にl)る出力系にお(プる超大型の減速用大歯
車をまず固定L、これを基準にして他の歯車を、その1
1′X車軸を可動軸受を介して、位置および姿勢を調整
しながら、順次歯車室に装着して歯車装置を組立てるよ
うにしたから、組立て作業が極めて簡単となると共に、
歯車室や軸受なとの製作誤差や据付は誤差が、可動軸受
の調整により吸収されるため、特に熟練作業口による手
作業を必要とせず、したがって、組立て時間やコストの
面からみて有利である。
〔発明の効果〕
以上3T述したように、本発明の超大型減速歯車!A置
およびその4■立方法によれば、次のような効果ないし
利点が得られる。
(1)最大の歯車でありかつ、位置的に中央にある出力
系における超大型の減速用大歯車をまず固定し、これを
基準にして、入力系の小歯車を、その歯車軸を可動軸受
を介して、位置および姿勢を7A整しながら、歯車室に
装着して歯車装置を組立てるようにしたため、組立て作
業が極めて簡Jpとなる。
(2)歯車室や軸受の機械加工精度に起因する誤差や据
付は誤差が可動軸受の調整により吸収されるため、特に
熟練作業員による手作業が不要になる。また、11立て
時間やコストの面からみて有利である。
(3)軸受支えは単体として、山車室とは別個に機械加
工できるので、軸受支えの加工も1度を良好なものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明の一実施例としての超大型減速歯車
装置およびそのm立方法により組立てられた超大W、’
44速由車装置を示すもので、第1図はその平面図であ
り、第2図は第1図の11I車装置に使用される可動軸
受の縦断面図である。第3図は従来の超大型減速歯車装
置に使用された固定軸受の縦断面図である。 5.6・・減速用小歯車、7・・減速用大歯車、8.9
.10,1.1.12.13・・可動軸受、14固定軸
受、20・・歯車軸、21・・軸受上〒部、22・・、
軸受下半部、23・・軸受押え、24・・軸受支え、2
5・・支持台、26・・ライナ。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第1図 4b +4a

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力系における超大型の減速用大歯車と、同大歯
    車の歯車軸を支承して歯車室内に装着する固定軸受と、
    上記大歯車の両側にそれぞれ噛合う入力系の減速用小歯
    車と、これらの小歯車の歯車軸を支承して上記歯車室内
    に装置する可動軸受とをそなえ、同可動軸受が、上記歯
    車室の支持台側に配設される軸受下半部と、同軸受下半
    部に対向して配設される軸受上半部と、同軸受上半部を
    内側面に抱持する軸受押えと、同軸受押えに結合され上
    記軸受下半部を抱持して上記歯車室の支持台に対し位置
    および姿勢の調整を行なって装着される軸受支えとをそ
    なえて構成されたことを特徴とする、超大型減速歯車装
    置。
  2. (2)超大型減速歯車を組立てるに際し、出力系におけ
    る超大型の減速用大歯車の歯車軸を、固定軸受を介して
    歯車室内に装置してから、同歯車室内に、上記大歯車の
    両側にそれぞれ噛合う入力系の減速用小歯車の歯車軸を
    可動軸受を介して装着するようにし、同可動軸受による
    上記小歯車の歯車軸の位置および姿勢の調整を、上記大
    歯車を基準にして行なうことを特徴とする、超大型減速
    歯車装置の組立方法。
JP27528588A 1988-10-31 1988-10-31 超大型減速歯車装置およびその組立方法 Pending JPH02120539A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10138062A (ja) * 1996-09-10 1998-05-26 Staubli Faverges 遊星歯車減速装置の組立方法及び遊星歯車減速装置
JP2005325847A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 軸受構造、及び、複数系統タービンシステム

Cited By (2)

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JPH10138062A (ja) * 1996-09-10 1998-05-26 Staubli Faverges 遊星歯車減速装置の組立方法及び遊星歯車減速装置
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