JPH02119083A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、誘導加熱調理器、特にその調理鍋の温度検
出用センサに関するものである。

〔従来の技術〕

第８図に、例えば実開昭５５−３５４４９号公報に開示
された従来の６誘導加熱調理器の一例の要部断面構成図
を示す。

（構成） 図において、１は誘導加熱調理器の本体、２は加熱コイ
ル、３は電源回路、４は調理鍋、５は詠鍋内の調理物、
６は調理鍋４を載置するだめの上板、７は５感’ＩＡ素
子８のカバー、９は導線、１０は制御回路である。また
、第９図は、温度センサの取付部の要部断面図で、１１
は、永久磁石より成る温度センサである。

（動作） 次に、以上の構成おける動作について説明する。

電源回路３により加熱コイル２へ高周波電流が通電さね
、調理鍋４を誘導加熱する。調理物５を調理に通した温
度にするために、感温素子８で調理物５の温度を検知し
て制御回路１０により加熱出力を制御することにより温
度を制御する。

また、第９図においては、調理鍋４の所定場所に、感温
素子８を備えた温度センサ１１を磁着、調理鍋４の温度
を検知することにより、間接的に調理物５の温度を検知
して制御回路１０に′より加熱出力を制御し、調理温度
を制御するようにしている。この方式は、調理物５自体
に直接感温素子８を入れなくてもよいため、衛生面、調
理の作業性の面で優わている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しか１７ながら、前記従来例の誘導加熱調理器は以Ｖの
ように構成されていたため、もしも、温度センサ８が調
理鍋４にイ４け忘れた場合は、調理鍋４の温度が検知で
きず、また、調理鍋４の空焼き（からやき）等が防止で
きないなど、調理−ト／安全−トの問題点があった。

この発明は以十のような従来例の問題点を解消するため
になさねたもので、前記温度センサのイ」け忘わ等を検
知できるとともに、調理鍋の温度を績度よく検知できる
温度センサを提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） このため、この発明に係る誘導加熱調理器においては、
それぞわ感温素子、永久磁石、この永久磁石により磁化
する鉄板、前記感温素子を調理鍋に当接さゼるためのば
ね手段、この調理鍋に磁着させた時にオンするスイッチ
手段を備えた温度センサと、その上に前記調理鍋をａ置
するための上板の下面に配設した上板温度センサと前記
スイッチ手段のオン／オフにより前記両温度センサを選
択して加熱出力を制御するための制御回路とを備えるよ
う構成することにより、前記目的を達成しようとするも
のである。

（作用） 以上のような構成により、この発明の温度センサにおい
ては、永久磁石により磁化された鉄板により調理鍋に磁
着し、感温素子は調理鍋に当接１７て、スイッチをオン
にする。温度センサは制御回路に接続され前記スイッチ
のオン／オフによりこの温度センサが正しく調理鍋に磁
着さねているか否かを判別することができるため、温度
センサの付は忘れ等による調理鍋の空焼き等を防１トシ
得る。

〔実施例〕

以ドに、この発明を実施例に基づいて説明する。

（構成） 第１図に、この発明に係る誘導加熱調理器の実施例の要
部断面構成図、第２図（ａ）、（ｂ）にその温度センサ
１１のそれぞれ水平／手直断面図、第３図にその斜視図
を示し、前記従来例第８，９図におけると同一　（相当
）構成要素１〜１１は同一符号で表わし、重複説明は省
略する。

第１図において、１２は−Ｌ上板温度センサ、通常の誘
導調理器に最もよく用いられるものであり、調理鍋４の
鍋底および上板６を介して間接的に調理５の温度を検知
する。１３は、温度センサ１１を収納するケース、１４
は永久磁石、１５は鉄板であり、永久磁石１４により磁
化されて調理ｗ４４に磁着するだめのものである。１６
は、比較的高い熱伝達率を有するアルミニュームなどの
金属片で内部に感湿素ｒ９を納め、ケース１３内を軸方
向に慴動可能に挿入され、調理鍋４に接触して熱応答性
を向上させるためのものである。

１７は圧縮コイルばねであり、金属片１６を調理鍋４に
押イー１けて当接させるためのものである。

１８はスイッチで、温度センサ１１が調理鍋４に磁着し
た場合に金属片１６により閉路（オン）するよう構成し
である。

第４図は、温度センサ１１及び上板温度センサ１２のい
ずれかを制御回路１０の入力とするかを示す切換回路構
成図である。スイッチ１８がオンの時は温度センサ１１
を、オフの時は上板温度センサ１２を制御回路１０の人
力とするように切換スイッチ１９が切替わるよう構成し
である。

（動作） 次に、以トのような構成における動作について説明する
。温度センサ１１は、永久磁石４および鉄板１５により
調理鍋４に磁着する。金属片１６は調理鍋４に接触しな
がらケース１３内に押込まねスイッチ１８をオンにする
。もしも、温度センサ１１が、′Ｊｊ４理鍋４に取付け
られない時は、圧縮コイルばね１７により金属片１６が
押し戻されてスイッチ１８がオフする。制御回路１０内
部の抵抗と温度センサ１１の感温素子８をスイッチ１８
を介して接続し、スイッチ８の開路／閉路状態を電圧値
の変化により判別し、スイッチ８がオンならば切替スイ
ッチ１９を温度センサ１１側に接続し、加熱出力制御に
より調理鍋４の温度を制御する。こむに反して、スイッ
チ１８がオフならば、切替スイッチ１９を上板温度セン
サ１２側に接続し、調理鍋４の温度を間接的に制御する
ように作動するものである。

（他の実施例） なお、上記実施例においては、感温素子８を金属片１６
に納めたものを示ｌノだが、感温素子８が外力により損
傷の怖わのないものである場合は、第５図（ａ）、（ｂ
）及び第６図に千わぞわ前記第２図（ａ）、（ｂ）及び
第３図相当図を示すように、金属片１６の代りに弾力性
を有する耐熱性ゴム２０としてもよい。このようにする
ことにより、調理鍋４に感温素子８が接触したとき、耐
熱性ゴム２０が感温素子８の周りを覆い、外気に影響さ
れない温度検知か可能となる。

また、第７図に面記第３図相当図を示すように、第１実
施例の温度センサ１１の調理鍋４虹当接する面の周囲に
弾性を有する耐熱ゴムフード２１を設けて金属片１６を
外気がら遮断してその影響を受けないようにしてもよい
。この場合は、調理物５の調理鍋４外への吹きこぼれな
どからも感温素子８を保護することができる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、この発明によれば、誘導加熱調
理器の温度センサを、調理鍋に磁着させたか否かを温度
センツ内部のスイッチのオン／オフにより判別し、磁着
されていない場合は調理器内部の上板温度センサで温度
制御をするように構成したため、温度センサの付は忘わ
等による調理鍋の空焼き等を防止でき、安全性を向上す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る誘導加熱調理器の実施例の要
部断面構成図、第２図（ａ）、（ｂ）は、その温度セン
サのそれぞれ水平／垂直断面図、第３図はその斜視図、
第４図は、この実施例による温度センサと−Ｌ板温度セ
ンサの切替回路構成図、第５図（ａ）、（ｂ）及び第６
図は、そゎぞれ他の実施例を示す温度センサの面記第２
図（ａ）、（ｂ）及び第３図相当図、第７図は、温度セ
ンサの他の実施例の斜視図、第８図は、従来の誘導加熱
調理器の一例の要部断面構成図、第９図は、その温度セ
ンサ取付部の要部断面図である。 なお、各図中、同一符号は同一または構成要素を示す。 図において、１は調理器本体、４は調理鍋、６は上板、
８は感温素子、１０は制御回路、１１は温度センサ、１
２は上板温度センサ、１９は切替スイッチである。 第１図 茗２図 ソ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感温素子、永久磁石、該永久磁石により磁化する鉄板、
   前記感温素子を調理鍋に当接させるためのばね手段、該
   調理鍋に磁着させた時に閉路するスイッチ手段をそれぞ
   れ備えた温度センサと、前記調理鍋を載置するための上
   板の下面に設けた上板温度センサと、前記スイッチ手段
   の閉路／開路により前記両温度センサを選択し加熱出力
   を制御するための制御回路とを備えたことを特徴とする
   誘導加熱調理器。