JPH02117707A - 圧延ロール - Google Patents

圧延ロール

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Publication number
JPH02117707A
JPH02117707A JP26854888A JP26854888A JPH02117707A JP H02117707 A JPH02117707 A JP H02117707A JP 26854888 A JP26854888 A JP 26854888A JP 26854888 A JP26854888 A JP 26854888A JP H02117707 A JPH02117707 A JP H02117707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll shaft
shaft
ring
fluid
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP26854888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kojima
小嶋 達男
Tatsunobu Kobayashi
小林 達宜
Ichirou Emaki
一郎 江馬城
Koki Kato
加藤 幸喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP26854888A priority Critical patent/JPH02117707A/ja
Publication of JPH02117707A publication Critical patent/JPH02117707A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐摩耗性にすぐれたリングをロールシャフト
の外周部に嵌合してなる圧延ロールに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の圧延ロールとしては、第6図に示すよう
に、ロールシャフト1の外周部に、カラー2とリング3
とを交互に嵌合すると共に、ナツト4を螺着することに
よって、ロールシャフトlのフランジ部1aとナツト4
との間に上記カラー2及びリング3を固定するものが知
られている。
なお、第6図において、符号5は上記ロールシャフトl
を回転自在に支持するベアリング、6はこノヘアリング
5への水等の侵入を防止するために、ロールシャフト1
側に装着されたラビリンス(ベアリング5の固定側のラ
ビリンスは図示されていない)である。
ところで、上記従来の圧延ロールにあっては、そのシャ
フト1の温度制御について考慮されておらず、熱伝達や
放散によって6然に冷却されるだけであった。一方、圧
延中のリング3については、外から冷却水を多量にかけ
て冷却を行なうようにしていた。この結果、ロールシャ
フトlは、圧延機のベアリング等から発生する熱が伝わ
ることにより加熱され、時には、リング3以上に温度上
昇しくこの現象はリングを外部から冷却している場合に
顕著に現われる)、リング3の内周とロールシャフトl
との間に締りが発生して、リング3に引張力が働き、す
なわち、リング3に内圧が作用し、場合によっては、リ
ング3の損傷(割損)を招いていた。
また、冬期などにおいて、リング3とロールシャフト1
とがともに0℃近くの状態から使用されると、リング3
の方が早くあたためられるため、ロールシャフトlとの
間に必要以上のクリアランスが発生し、精度悪化やリン
グ3のすべり等の原因となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、耐摩耗性にすぐれたリング3をロールシャ
フト1に嵌合してなる従来の圧延ロールは、材料の耐摩
耗性と、シャフトの機械強度とを、別々の材質で受は持
つために、従来の一体形ロールに比べて大幅な生産性の
向上に役立っている反面、別々の材質を嵌合して使用す
るため、熱膨張係数の相違により(一般に、耐摩耗性の
高いリングの熱膨張係数が低い)、ロールシャフトlと
リング3との間に熱応力が発生し、条件の厳しい場合に
は、割損や精度不良が生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ロールシャフトを積極的に冷却できて
、ロールシャフトの温度制御を円滑に行なうことができ
、従って、ロールシャフトの熱歪を防止できる上に、リ
ングの割損あるいは精度悪化等を未然に防ぐことができ
る圧延ロールを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、ロー
ルシャフトに温度制御用の流体の管路を設けたものであ
る。
また、本発明の請求項2は、ロールシャフトに、該ロー
ルシャフトのベアリング取付部に通じる温度制御用の流
体の管路を設けたものである。
さらに、上記ロールシャフトに、上記流体の管路と連結
するロータリージゴントを設けたものである。
〔作用〕
本発明の圧延ロールにあっては、ロールシャフトに設け
た流体の管路に、温度制御用の流体を流すことによって
、ロールシャフトの熱歪を防止する。マタ、ロールシャ
フトのベアリング取付Hに流体を流通することによって
、ロールシャフトの温度上昇の主要因であるベアリング
部分で生じる熱を取り除くことができる上に、管路に圧
力を加えることによって、ベアリングのインナーレース
を拡大させて分解させることができる。
さらに、管路への流体の供給及び管路からの流体の排出
は、ロータリージョントによって円滑に行なうことがで
きる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第5図に基づいて本発明の詳細な説
明する。
第1図は本発明の第1実施例を示すもので、この第1実
施例において、第6図に示す上記従来例と同様の構成の
部分については同符号を付して説明を省略する。第1図
において、ロールシャフトlの内部には、一端(左端)
から一対の流通孔10が、該ロールシャフトlの軸線に
平行に形成されていると共に、上記軸線に直交する面内
において、両流通孔10の先端を互いに連通する連通孔
11が形成されている。そして、この連通孔IIの両開
口部はそれぞれ閉塞部材12によって閉塞されており、
上記両流通孔10と連通孔11とにより温度制御用の流
体(水や油)の管路I3が構成されている。また、上記
ロールシャフト1の一端にはロータリージョント14が
連結され、このロータリージョント14を介して、外部
から上記ロールシャフトl内の管路13に流体が供給さ
れるようになっている。
さらに、上′記ベアリング部を第2図に基づいて説明す
ると、上記ロールシャフト1の両端部は、ローラーベア
リング15及びアンギュラコンタクトベアリング16を
介してそれぞれ軸受ホルダー17に回転自在に支持され
ている。また、上記ロールシャフト1側のラビリンス6
に対句シて軸受ホルダー17には、ラビリンス18が取
付けられている。
上記のように構成された圧延ロールにあっては、ロール
シャフト1に温度制御用の流体の管路13を設け、かつ
ロータリージヨイント14を介してこの管路13に流体
を循環させることにより、ロールシャフトlの温度制御
が可能となり、ロールシャフト1に熱歪が生じるのを防
止できると共に、リング3の内径とロールシャフト1の
外径との相互差の温度変化を抑えることができ、従って
、リング3の割損の原因となるロールシャフト1とリン
グ3との間の熱応力の発生、あるいは低温時に生じるロ
ールシャフト1とリング3とのクリアランスの増大によ
るリング3のガタ、精度悪化などを未然に防ぐことがで
きる。
また、第3図は片持ち方式の圧延ロールの一例を示すも
ので、この図において符号20はケースであり、このケ
ース20には、中間ハウジング21がボルト、ナツトに
より連結されている。そして、これらのケース20及び
中間ハウジング2Iの内部には、ギャップ調整装置22
を介して上部アーム23及び下部アーム24が設けられ
ており、これらのアーム23.24には、それぞれベア
リング(油膜)25及びアンギュラベアリング26を介
してロールシャフト27が装着されている。
また、上記ロールシャフト27の一端部(第3図におい
て左端部)に形成されたテーバ部27Hには、テーバス
リーブ28が嵌合され、このテーバスリーブ28の外周
には、ホルダー本体29aと側板29bとからなるホル
ダー29を介してリング30が取付けられている。そし
て、上記各ロールシャフト27の一端には、テーバスリ
ーブ28及びホルダー29を押圧してリング30を固定
する抑圧機構31が設けられている。さらに、各ロール
シャフト27の内部には、他端からテーバ部27aの手
前まで一対の流通孔32が、該ロールシャフト27の軸
線に平行に形成されていると共に、上記軸線に直交する
面内において、両流通孔32の先端を互いに連通ずる連
通孔33が形成されている。そして、この連通孔33の
両開口部はそれぞれ閉塞部材34によって閉塞されてお
り、上記両流通孔32と連通孔33とにより温度制御用
の流体(水や油)の管路35が構成されている。
さらにまた、上記ロールシャフト27の他端にはロータ
リージヨイント36が連結され、このロータリージヨイ
ント36を介して外部から上記管路35に流体が供給さ
れるようになっている。
上記のように構成された圧延ロールにあっては、ロール
シャフト27の温度上昇の主要因であるベアリング25
.26部分からの熱を、上記管路35に流体を循環させ
ることにより、円滑に取り除くことができ、上述した第
1実施例と同様の効果を奏することができる。
さらに、第4図と第5図は、ロールシャフト1の温度上
昇の主要因であるベアリング5部からの熱を積極的に除
くために、各流通孔10の先端をベアリング5部までと
し、かつこれらの流通孔10と、上記ベアリング5のイ
ンナーレース40に対向するロールシャフトlの外周部
(ベアリング取付部)41に形成された流体溝42とを
連通して管路43としたものである。また、第5図にお
いて、ロールシャフトlの左端側にあっては、流通孔1
0がロールシャフト1の外周部に開口し、かつこの開口
部に外周型のロータリージヨイント44が装着されてい
る。
上記のように構成された圧延ロールにあっては、管路4
3が短くできるため、加工が容易な上に、熱の発生源(
ベアリング部)の近くで、この熱を取り除くことができ
、ロールシャフト1の全体ノ温度分布が均一となった。
また、管路43の一端側を閉じて、他端から高圧ポンプ
にて圧力をインナーレース40の内面に伝えることによ
り、インナーレース40を拡大させて、インナーレース
40の交換(取外し)を容易に行なうことができる。
なお、上記実施例において、温度制御用の流体としては
、ロール冷却水を用いるのが望ましい。
これにより、安価にしかもロールシャフトとリングとの
間の温度差をなくす目的が同時に達成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の請求項1は、ロールシャ
フトに温度制御用の流体の管路を設けたものであるから
、この管路に流体を流すことにより、ロールシャフトを
積極的に冷却できて、ロールシャフトの温度制御を円滑
に行なうことができ、従って、ロールシャフトの熱歪を
防止できる上に、リングの割損の原因となるロールシャ
フトとリングとの間の熱応力の発生、あるいは低温時に
生じるロールシャフトとリングとのクリアランスの増大
によるリングのガタ、精度悪化などを未然に防ぐことが
できる。
また、ロールシャフトのベアリング取付部に流体を流す
ことにより、ロールシャフトの温度上昇の主要因である
ベアリング部分の発熱を効率的に除去できる上に、管路
を短くできることにより加工が容易で、かつ、管路に圧
力を加えることにより、ベアリングのインナーレースを
拡大させてロールシャフトから容易に取外すことができ
る。さらに、ロールシャフトの管路への流体の供給ヲロ
ータリージョイントによって円滑に行なうことができる
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は断面図、第2図は詳細断面図、第3図は本発明の
第2実施例を示す断面図、第4図と第5図は本発明の第
3実施例を示すもので、第4図は断面図、第5図は詳細
断面図、第6図は従来の圧延ロールの断面図である。 1・・・・・・ロールシャフト、3・・・・・・リンク
、13・・・’t 路、l 4−−ロータリージヨイン
ト、27・・・ロールシャフト、30・・・・・・リン
グ、35・・・・・・管路、36・・・・・・ロータリ
ージヨイント、41・・・・・・ベアリング取付部、4
3・・・・・・管路、44・・・・・・ロータリージヨ
イント。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐摩耗性にすぐれたリングをロールシャフトの外
    周部に嵌合してなる圧延ロールにおいて、上記ロールシ
    ャフトに温度制御用の流体の管路を設けたことを特徴と
    する圧延ロール。
  2. (2)耐摩耗性にすぐれたリングをロールシャフトの外
    周部に嵌合してなる圧延ロールにおいて、上記ロールシ
    ャフトに、該ロールシャフトのベアリング取付部に通じ
    る温度制御用の流体の管路を設けたことを特徴とする圧
    延ロール。
  3. (3)ロールシャフトに、流体の管路と連結するロータ
    リージョイントを設けたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の圧延ロール。
JP26854888A 1988-10-25 1988-10-25 圧延ロール Pending JPH02117707A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255096A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Ueno Tekkusu Kk 熱間または温間圧延機
CN106001123A (zh) * 2016-07-26 2016-10-12 天津天重中直科技工程有限公司 一种平辊轧机辊系传动侧轴承座油气润滑进气结构
KR20170046658A (ko) * 2014-08-29 2017-05-02 빅톨릭 컴패니 복합 각도 플랜지를 갖는 롤러

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563126A (en) * 1979-06-20 1981-01-13 Kobe Steel Ltd Shear press of under drive type

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