JPH0211442Y2 - - Google Patents

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JPH0211442Y2
JPH0211442Y2 JP17187684U JP17187684U JPH0211442Y2 JP H0211442 Y2 JPH0211442 Y2 JP H0211442Y2 JP 17187684 U JP17187684 U JP 17187684U JP 17187684 U JP17187684 U JP 17187684U JP H0211442 Y2 JPH0211442 Y2 JP H0211442Y2
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road
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JP17187684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、道路橋の伸縮装置に関するものであ
る。
(従来技術とその問題点) 道路橋は、温度変化による伸縮に起因する歪み
の発生を防止するため、道路に伸縮遊間が設けら
れ、路面の平滑性を保つために鋳鋼製や鋼板製の
櫛形継手や重ね継手等の伸縮装置が取付られてい
る。
これらの伸縮装置は、大型で重量があるため、
表面舗装下の路床部分から工事を行う必要があつ
て、その施工や修理が極めて厄介であり、また継
手個所の止水が困難なため、別途に遊間に沿つた
排水路が必要となり、工事全体としては大掛りな
ものとなつていた。
この遊間は、道路長さ1mに対して1mmの割合
を標準として設計されているため、通常継手間の
幅は約50mmになつており、この空隙が、走行する
自動車に対して瞬時の強い振動を与える不都合が
あつた。
(技術課題) 本考案は、この問題を解決するために、道路橋
の桁及び継手を弾性材料で連結して振動の吸収と
防水とを図ることを課題としたものである。
(技術的手段) この技術課題を解決するために、本考案では、
道路橋の伸縮遊間を形成する左右の桁端部の路面
側コーナー部に補強部材とを固設し、両補強部材
間に跨がつて断面T字形の架設部材を吊設し、補
強部材と架設部材の接触部ではいずれかの部材に
防振ゴムを接着し、対面する左右の桁端面上部間
を弾性シーリング材で連結すると共にこれに架設
部材の脚部を埋入させて道路端面と架設部材の脚
部とを接着させたこと、を技術的手段としたもの
である。
(技術的手段の作用及び考案の効果) この技術的手段によれば、道路桁端部のコーナ
ー部の補強部材とこれに吊設したT字形の架設部
材とで伸縮装置が構成されるため、伸縮装置の部
材を小型のものにすることができ、しかも、後述
の実施例で示すように、伸縮装置は、路床部分に
までは及ばないで路面の舗装厚さ内に納まるた
め、工事が大掛りなものとはならず施工、修理の
双方において好都合となる。
また、継手部の路面側は、桁端部の補強部材と
その間に吊設された断面T字形の架設部材の天井
壁とから成つているため、継手によつて形成され
る空隙は、架設部材の天井壁の左右に分割される
ことになる。従つて、1つの空隙は従来のものの
約半幅となり、しかも架設部材と補強部材との間
には防振ゴムが介在させてあるために、路面を走
行する自動車にあたえるシヨツクを和らげ、不快
感を与えることがない。
また、桁端面の間には弾性防水シール材層が形
成されていて、これが架設部材の脚部と桁端面と
を接着しているため、遊間における完全な止水が
図られ、路面から補強部材と架設部材の天井壁と
の間に侵入した雨水等は、シール材に沿つて路肩
側へ流出するため、遊間に沿つて別途に排水路を
設ける必要もない。
(実施例) 図面は、道路橋の伸縮遊間1の縦断面を示した
もので、左右の道路桁端部2,3における路面
6,7はモルタルや樹脂モルタルを打設して形成
され、そのコーナー部に切り欠かれて断面T字形
となつている。
路面6,7を形成するに際しては、路床4,5
に対して適宜数のアンカーボルト8,9を遊間1
に沿つて植立して固定し、このアンカーボルト群
8,6を夫々補強鉄筋10,11で連結するとと
もにアンカーバー12,13を固定し、その先端
を前記コーナー部のL字形切り欠き部下面に臨ま
せておけば、路面6,7及びそのコーナー部を強
固に補強することができる。
L字形切り欠き部には、L字形の鋼材が固設さ
れ、その底壁上面には防振ゴム16,17が焼付
接着されている。
遊間1には、天井壁19の両側縁部を夫々防振
ゴム16,17上に位置させ、脚部20を遊間1
内に位置させた状態で断面T字形の鋼製架設部材
18が吊設され、この天井壁19と路面6,7と
は略同一面上にある。
脚部20の下方には、桁端部4,5間に発泡ポ
リエチレン製のバツクアツプ材21が接着固定さ
れ、桁端部4,5、バツクアツプ材21、脚部2
0及び遊間1に臨んだ天井壁19下面で形成され
る空間に防水性の弾性シール材22が充填され、
桁端部4,5と脚部20とを接着している。
このように伸縮装置を構成すると、架設部材の
脚部と桁端面との間には弾性のシール材が介在し
て両者に接着しているため、温度変化にも十分対
応して架設部材が外れることもなく、また十分な
止水効果を果たすことができる訳である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、道路橋
の遊間の縦断面図である。 1:遊間、2,3:道路桁端部、4,5:道
床、14,15:架設部材、16,17:防振ゴ
ム、18:架設部材、22:弾性シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路橋の伸縮遊間を形成する左右の桁端部の路
    面側コーナーに固設した補強部材と、両補強部材
    間に跨がつて吊設した断面T字形の架設部材とか
    ら成り、補強部材と架設部材の接触部ではいずれ
    かの部材に防振ゴムを接着し、対面する左右の桁
    端面上部間を弾性シーリング材で連結すると共に
    これに架設部材の脚部を埋入させて道路端面と架
    設部材の脚部とを接着させたことを特徴とする道
    路橋の伸縮装置。
JP17187684U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH0211442Y2 (ja)

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JP17187684U JPH0211442Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JP17187684U JPH0211442Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6189003U JPS6189003U (ja) 1986-06-10
JPH0211442Y2 true JPH0211442Y2 (ja) 1990-03-23

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KR100618404B1 (ko) 2005-08-10 2006-08-30 주식회사 대흥종합엔지니어링건축사사무소 장애인을 위한 도로경계석 설치구조

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JPS6189003U (ja) 1986-06-10

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