JPH02109878A - 保冷輸送方法 - Google Patents

保冷輸送方法

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JPH02109878A
JPH02109878A JP25531488A JP25531488A JPH02109878A JP H02109878 A JPH02109878 A JP H02109878A JP 25531488 A JP25531488 A JP 25531488A JP 25531488 A JP25531488 A JP 25531488A JP H02109878 A JPH02109878 A JP H02109878A
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Shinji Ito
晋次 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、食肉等を良好な保存状態で輸送するだめの
保冷輸送方法に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、食肉等を輸送する方法として、低温輸送、塩蔵輸
送、乾燥輸送、熱処理輸送(加熱、薫製等)及び密封(
真空包装)等があるが、従来においては、これらのうち
の何れか1の方法が採用されており、食肉等を新鮮な保
存状態で輸送するためにはより完成された輸送方法の出
現が望まれていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって
、良好に食肉を鮮度保持し、生の状態で輸送し得る輸送
方法を提供せんことを目的とし、その要旨は、食肉等の
収納空間を有し、内部に不通気、不通水性のシート材を
貼着したポリスチレンペーパー等の断熱材にて形成され
たケース体を用い、該ケース体の前記収納空間の底面側
に蓄冷された保冷シートを配置させるとともに、その上
に食肉等を収納させ、前記収納空間内を偏性好気性とし
得るガスを該収納空間内に充填させ、かつ前記ケース体
の上面側にシート材をシールして収納空間内を密封しつ
つ輸送することである。
(作用) 輸送用のケースとして本発明においては内部にシート材
を貼着した断熱能を有するポリスチレンベーパー等が使
用されており、その内部には蓄冷された保冷シートが配
設され、かつケース内は密封されるとともに内部にガス
が充填されるため、保冷シートが輸送中に徐々に冷気を
発して内部を保冷するとともに、内部に充填されたガス
が良好に雑菌の繁殖を押さえて、内部の食肉等を極めて
良好に鮮度保持した状態で輸送することができ、しかも
ケース体は断熱材を使用しているため、外部の熱変化に
対しても良好な保冷状態を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本例輸送方法に使用される輸送ケースの断面構
成図を示し、第2図はケース内に配置される保冷シート
の拡大構成図を示す。
図において、ケース体1は上方が開口した収納空間Sを
形成しており、本例においてはポリスチレンベーパーに
て形成されている。このポリスチレンベーパーは発泡構
造であり、断熱効果がある。このケース体1の内面側に
は内壁シート2がラミネートされており、この内壁シー
ト2はアクリルニトリル系樹脂等にて構成されたもので
あり、前記ケース体1の内側にドライラミネート又はエ
クストリュウジョンラミネート等の方法により一体状に
貼着されたものである。尚、ケース体1の上面側に密封
状にシールされる密封シート3もアクリルニトリル樹脂
にて構成されたものであり、この密封シート3はインパ
ルス又はヒートシール等の方法により、ケース体1の鍔
部1aに後発的にシールされたものである。
又、輸送時にケース体1の収納空間Sの底部に配設され
る保冷シート4を、第2図に基すいて説明すると、保冷
シート4は複数の袋空間Kを一列方向に形成したシート
であって、各袋空間に内には吸水性ポリマー9,9.9
及び遠赤外線を放出し得るセラミック粒子10,10.
10が封入きれている。
保冷シート4め裏面側は裏シート材5となっており、表
面側は表シート材6となっている。この表シート材6と
前記裏シート材5はシール部Cに熱シールが施されるこ
とにより、中間部に配設された接着フィルム7を介し強
固にシールされたものとなっている。
ここで保冷シート4を構成する各素材について説明する
と、前記吸水性ポリマー9として、例えば、特開昭52
−14689号及び特開昭52−27455号記載の架
橋されたビニルエステルー不飽和カルボン酸共重合体ケ
ン化物、架橋されたポリアクリル酸塩及びアクリル酸−
アクリル酸エステル共重合体、架橋されたインブチレン
−無水マレイン酸共重合体、及び架橋ポリエチレンオキ
シド等が用いれる。さらに自己架橋性を有する重合物、
例えば自己架橋型ポリアクリル酸、特公昭54−307
10号に記載の樹脂や分子中に少なくとも水酸基とカル
ボキシラード基を含有する高分子重合体、例えば特公昭
54−37994号に記載の樹脂でもよい。
上記の吸水性ポリマーは1種類であっても又2種以上用
いたものであってもよく、吸水性能としては20〜20
00 g/g程度が好ましく、又、吸水性ポリマー9の
形状については特に限定はなく、粉末状2粒子状、フレ
ーク状、繊維状の何れの形状であってもよい。
又、前記裏シート材5は、例えばエステルとボッエチレ
ンを網状化して積層したものを使用することができ、通
水性を有するものとなっており、水分及び食品等から流
出するドリップ等を良好に内部の袋空間に内に導入する
ことができるものとなっている。
又、前記表シート材6はナイロン等の熱可塑性樹脂から
なり、単体フィルムで形成される場合と、ラミネートさ
れた複合フィルム等が使用される場合がある。又、この
表シート材6内には紫外線吸収剤等が添加されて構成さ
れる場合もある。
要は不通気性を有すれば良く、その他、耐寒性のフッ化
・ハロゲン化炭素、アイオノマー、ポリアミドサランコ
ート、ブライオフィルム、ポリブチレン、ポリカポネー
ト、ポリエステルサランコート等でも良く、軟質塩ビフ
ィルム、ポリビニルアルコール、ポリウレタン等を用い
ることもできる。
又、前記接着フィルム7は低密度ポリエチレンが用いら
れるが、これに代えて低密度ポリエチレンとエチレン酢
酸ビニルとの共重合体を使用することもできる。さらに
、この接着フィルム7をアイオノマー樹脂で構成するこ
ともでき、アイオノマー樹脂で構成した場合には、アイ
オノマー樹脂は加熱されると長鎖分子間のイオン架橋が
弱化し熱流動性を示すため、前記不織布で構成される裏
シート材5側にアルミ等の金属粉を含浸させておくと、
熱により流下したアイオノマー樹脂が前記裏シート材5
内に染み込んで内部の金属イオンと置換し、冷却された
後にはイオン結合により分子の網状構造が固定化されて
、極めて強度の強いシール部Cを得ることができる。又
、アイオノマー樹脂は低温でシールすることができるた
め、熱シールを低温で完了することができる。
尚、本例においては前記表シート材6と接着フィルム7
間の適所に示温塗料8,8.8を密封状に封入させてあ
り、この示温塗料8は表シート材6と接着フィルム7間
にドライラミネート又はエクストリュウジョンラミネー
ト等の方法を用いて印刷等されたもので、との示温塗料
8として金属油性系のインクを使用することができ、密
封されているため外部への流出が完全に防止された状態
となっている。この示温塗料8,8.8は袋空間に内の
温度変化により色変化を生ずるものであり、袋空間に内
の吸水性ポリマー9の凍結温度及び融解温度等を外部か
ら簡易に目視可能としたものである。尚、この示温塗料
8,8.8を利用して表シート材6に宣伝文字又は図形
等を描くことができ、温度の変化によりこの図形等が変
色することにより、より保冷シート4の宣伝効果を良好
化させることができる。
尚、シール部Cにはミシン目等を入れておけば、保冷シ
ート4の各袋空間Kを個別に分離させることも可能とな
る。尚、吸水性ポリマー9に水を染み込ませる際に、同
時に消臭剤を吸水性ポリマー9に染み込ませておけば、
トリメチルアミン、メルカプタン等の腐敗臭をも良好に
除去することができる。
前記ケース体1及び保冷シート4を用いて保冷輸送を行
なう時には、先ずケース体1の収納空間S内に冷却した
保冷シート4を配設する。この保冷シート4は予め吸水
ポリマー9内に水を含水させておいた状態で冷凍庫内等
で蓄冷されたものである。その保冷シート4の上方に魚
F等の食品を収納させ、収納後に、例えば0.とCO3
とN1等を混合したガスを収納空間S内に充填させ、同
時に上方よりケース体1の鍔部1aに密封シート3をシ
ールし、内部にガスを充填させた状態で密封する。この
時には収納空間Sの内部は充填されたガスにより偏性好
気性状態となる。この状態でケース体1ごと保冷車に入
れ、保冷車で目的地まで輸送を行なう。
この輸送中においては保冷シート4の吸水性ボッマー9
から徐々に冷気が発せられて、収納空間S内の食品等は
この冷気により保冷されるとともに、内部に充填されて
いるガスにより腐敗雑菌等の活動が良好に押さえられて
、内部の食品は良好に鮮度保持された状態で輸送が行な
われる。尚、内部に充填されるガス成分は適宜内部の食
品等に適応させて成分を可変することができる。
尚、前記保冷シート4の吸水性ポリマー9内に消臭剤等
を水とともに染み込ませておけば、収納空間Sの内部で
発生するトリメチルアミン、メルカプタン等の腐敗臭を
良好に吸収することができるものであり、又、保冷シー
ト4内に封入されているセラミック粒子10が遠赤外線
を発し、吸水性ポリマー9,9のくっつきを良好に防止
することができるとともに、食品等の細胞の活性を促し
、より良好な鮮度保持効果を上げることができる。
(発明の効果) 本発明の保冷輸送方法は、食肉等の収納空間を有し、内
部に不通気、不通水性のシート材を貼着したポリスチレ
ンペーパー等の断熱材にて形成されたケース体を用い、
該ケース体の前記収納空間の底面側に蓄冷された保冷シ
ートを配置させるとともに、その上に食肉等を収納させ
、前記収納空間内を偏性好気性とし得るガスを該収納空
間内に充填させ、かつ前記ケース体の上面側にシート材
をシールして収納空間内を密封しつつ輸送することとし
たため、保冷シートの発する冷気により低温を維持させ
ることができるとともに、ガスを充填した密封状態とす
ることにより雑菌等の活動を良好に押さえ、低温処理と
密封処理との相乗効果により、内部の食品等の劣化及び
変成を極力押さえて良好な輸送を行なうことができる効
果を有する。
又、ケース体が断熱材で構成されているため、外気温の
変化に強く、又、ケース内に発生ずる結露水等を素早く
吸収して良好な保冷状態を得ることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は本例輸送方法に
使用されるケース体の断面構成図、第2図はケース体内
に配置される保冷シー 面構成図である。 1・・・ケース体 3・・・密封シート S・・・収納空間 2・・・内壁シート 4・・・保冷シート ドの拡大断

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 食肉等の収納空間を有し、内部に不通気、不通水性のシ
    ート材を貼着したポリスチレンペーパー等の断熱材にて
    形成されたケース体を用い、該ケース体の前記収納空間
    の底面側に蓄冷された保冷シートを配置させるとともに
    、その上に食肉等を収納させ、前記収納空間内を偏性好
    気性とし得るガスを該収納空間内に充填させ、かつ前記
    ケース体の上面側にシート材をシールして収納空間内を
    密封しつつ輸送することを特徴とする保冷輸送方法。
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CN102730320A (zh) * 2012-07-09 2012-10-17 曾宪俊 高压氮气保鲜容器及利用其对产品进行保鲜的方法

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JPS59178273U (ja) * 1983-05-18 1984-11-28 呉羽化学工業株式会社 包装用容器
JPS6065259U (ja) * 1983-10-07 1985-05-09 有限会社オリエンタル容器工業 生鮮食品の腐敗防止用敷板

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