JPH02108680A - エポキシ化変性アセトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂 - Google Patents

エポキシ化変性アセトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂

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JPH02108680A
JPH02108680A JP1215891A JP21589189A JPH02108680A JP H02108680 A JPH02108680 A JP H02108680A JP 1215891 A JP1215891 A JP 1215891A JP 21589189 A JP21589189 A JP 21589189A JP H02108680 A JPH02108680 A JP H02108680A
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polyglycidyl ether
resin
formaldehyde
catalyst
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Jacques-Alain Cotting
ジャーク―アレーン コッティング
Alfred Renner
アルフレッド レンナー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアセトフェノンを該アセトフェノン1モル当り
ホルムアルデヒド 0.7ないし 1.4モルと反応さ
せ、次いで水素添加し、続いてこの生成物をポリグリシ
ジル化することにより製造されるエポキシ化変性アセト
フェノン/ホルムアルデヒド樹脂、並びに該樹脂を含む
硬化性エポキシ樹脂組成物及び架橋生成物を製造するた
めの、特に粉体塗料を製造するためのその使用方法に関
するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題1アセト
フエソン/ホルムアルデヒド樹脂は従来技術において公
知であり、例えばウルマンの工業化学辞典(Ullma
nns EncyclopAdie dertechn
ischen Chemie) 、第4版、第12巻、
第549及び550頁に記載されている。それらはアセ
トフェノンとホルムアルデヒドとのアルカリ触媒縮合に
より製造され゛、そして反応物の比率及び反応条件に応
じて、異なる分子量を有し且つ少量又は多量のヒドロキ
シル基を含む、水素添加により変性されるアセトフェノ
ン/ホルムアルデヒド樹脂も公知であり、そして同様に
上記出版物中に記載されている。
ケトンとホルムアルデヒドとの縮合は、アメリカ合衆国
特許明細書第2462031号に開示されている。縮合
のために使用し得るケトンのうちで、アセトフェノンに
ついても記載されている。
エポキシ樹脂をベースとし、且つビスフェノールA及び
/又はビスフェノールF型のエポキシ樹脂及びエポキシ
樹脂用アミン硬化剤を含み、更にケトン樹脂例えばシク
ロヘキサノン/ホルムアルデヒド樹脂も含む塗料は、ヨ
ーロッパ特許明細書第41200号に開示されている。
ケトン樹脂の添加は、耐候により生ずる表面フィルムの
分解を減少させ、且つ塗料の被覆面積を増加させる。
エポキシ樹脂成分がヒダントイン/ホルムアルデヒド縮
合物のグリシジル化により得られるエポキシ樹脂組成物
は、日本国特許公開公報昭50−67399号に開示さ
れている。しかしながら、前記系の耐水性はすべての点
において満足できるものではない。
〔課題を解決するための手段〕
特定の変性アセトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂をエ
ピクロロヒドリンと相間移動触媒の存在下で反応させ、
次いでそうして得られたクロロヒドリンエーテルの脱塩
化水素により優れた性質を有するポリグリシジルエーテ
ルが得られることが今や判った。
特に、本発明はアセトフェノンを該アセトフェノン1モ
ル当りホルムアルデヒド0.7ないし 1.4モルとア
ルカリ触媒の存在下で50ないし100°Cの温度範囲
内で反応させてカルボニル化アセトフェノン/ホルムア
ルデヒド樹脂と成し、該カルボニル化樹脂を水素添加し
て変性ヒドロキシル化アセトフェノン/ホルムアルデヒ
ド(剖脂と成し、続いて該樹脂をエピクロロヒドリンを
用いて相聞移動触媒の存在下で相当するポリクロロヒド
リンエーテルに変換し、次いで該エーテルを塩基を用い
て脱塩化水素することにより得ることができるポリグリ
シジルエーテルに関するものである。
本発明のポリグリシジルエーテルは、カルボニル化アセ
トフェノン/ホルムアルデヒド樹脂を製造する場合には
アセトフェノン1モル当りホルムアルデヒド0.7ない
し 1.4モルを使用することにより得られる。ホルム
アルデヒドを07モル未満使用すると、高い分子量及び
軟化点、低いカルボニル基含有率、及び小さな溶解度を
有するケトン/ホルムアルデヒド樹脂を得る。他方、ア
セトフェノン1モル当りホルムアルデヒドを 1.4モ
ルよりも多(使用すると、その結果粘稠又は液体生成物
が得られ、これは例えば粉体塗料の製造のためには適さ
ないポリグリシジルエーテルを与える。本発明の好まし
いポリグリシジルエーテルは、アセトフェノン1モル当
りホルムアルデヒド 0.9ないし 1.1モル、好ま
しくは1モルを使用することにより得られたものである
アセトフェノンとホルムアルデヒドとの反応は、好まし
くはアセトフェノン1モル当りアルカリ触媒0,05な
いし0.3モル、最も好ましくは0、lないし0,2モ
ルの存在下で行う。適するアルカリ触媒の例は、アルカ
リ金属水酸化物例えば水酸化リチウム、ナトリウム又は
カリウム、アルカリ土類金属水酸化物又は酸化物例えば
水酸化マグネシウム若しくはカルシウム又は酸化マグネ
シウム若しくはカルシウム、アルカリ金属アルコレート
例えばナトリウム若しくはカリウムメトキシド又はナト
リウム若しくはカリウムメトキシド、或いは有機塩基例
えばトリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシド又は
塩基性アミンである。好ましいアルカリ触媒は水酸化ナ
トリウムである。
アセトフェノンとホルムアルデヒドとの反応は、好まし
くは60ないし90°C1特に好ましくは70ないし9
0℃の温度範囲内で、2ないし5時間行い、そして好ま
しくは水溶液中で行う、この反応は更に好ましくは一定
pH例えば約pH12で、水性塩基例えば水酸化ナトリ
ウム溶液の必要量を連続的に加えることにより行っても
よい6縮合により得られるカルボニル化アセトフェノン
/ホルムアルデヒド樹脂は、公知方法により水素添加す
ると変性ヒドロキシル化アセトフェノン/ホルムアルデ
ヒド樹脂となる。水素添加は好ましくは不活性溶媒例え
ばブタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン中で又
は溶融物中で水素添加触媒の存在下で行う。適する触媒
の例はラネーニッケル及び金属触媒例えばニッケル、パ
ラジウム、パラジウム担持銅又はパラジウム担持ニッケ
ルである。
特に適する溶媒は、約180℃以上の温度で沸騰し、そ
の中で前記樹脂が水素添加され且つ水素添加生成物も溶
解し得る溶媒である。前記溶媒の例は高沸点のエーテル
、エステル及びアルコール、特にエチレングリコール又
はジエチレングリコールのアルキルエーテルである。ケ
トン/ホルムアルデヒド樹脂例えばアセトフェノン/ホ
ルムアルデヒド樹脂の水素添加方法は、例えばドイツ連
邦共和国特許明細書第826974号及び第90734
8号並びにヨーロッパ特許願111686号明細書に記
載されている。
水素添加により変性されるアセトフェノン/ホルムアル
デヒド樹脂も市販されている。前記る。
本発明のポリグリシジルエーテルは、ヒドロキシル化ア
セトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂をエピクロロヒド
リンと相間移動触媒の存在下で反応させ、次いで塩基例
えば水性水酸化ナトリウムを用いてこの縮合物を脱塩化
水素することにより続いて製造される。適する相聞移動
触媒の例は、第三ノ、ルホニウム塩、第四ホスホニウム
塩、及び好ましくは第四アンモニウム塩である0例えば
テトラエチルアンモニウム塩、テトラブチルアンモニウ
ム塩、ベンジルトリメチルアンモニウム塩、及び特にテ
トラメチルアンモニウム塩、例えば塩化物を使用するの
が好ましい。この反応を、無溶媒でエビクロロヒトノン
の過!II ffi 、相聞移動触媒を用い、次いで塩
基を水溶液として加えることにより行うのが好ましい。
反応中、溶媒の水及び反応の水は共沸蒸留により連続的
に除去することができる。
本発明のポリグリシジルエーテルは一般的に固体であり
、そして好ましくは分子fiMn(THF中のゲルパー
ミェーションクロマトグラフ ィ −)    goo
−iooo 、  Mw  / Mn  1.20− 
1.60 、エポキシ価2.5−3.5当量/kg、及
び軟化点70−100°Cを有する。
本発明のポリグリシジルエーテルは次式Iで表わされる
繰り返し単位を含む。
本発明の化合物の可能な構造は次式II新規ポリグリシ
ジルエーテルは、架橋生成物を作るために適するエポキ
シ樹脂である。それらのオリゴマー状構造及びそれらの
官能性に関しては、新規ポリグリシジルエーテルはエポ
キシフェノールノボラックにいく分か類似しているが、
しかしそれらは脂環式エポキシ樹脂の良好な性質例えば
優れた耐候性を特徴とする。
それ故、本発明は(a)本発明のポリグリシジルエーテ
ル及びfb)硬化剤及び/又はエポキシ樹脂用硬化触媒
からなる硬化性混合物にも関するものである。
硬化剤の代表例はエポキシ樹脂用の慣用硬化剤であり、
脂肪族、脂環式、芳香族及び複素環式アミン例えばビス
(4−アミノフェニル)メタン、アニリン/ホルムアル
デヒド樹脂、ビス(4−アミノフェニル)スルホン、プ
ロパン−1,3−ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、2,
2.4−トリメチルヘキサン−1,6−シアミン、m−
キシリレンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル
)メタン、2,2−ビス(4−アミノシクロヘキシル)
プロパン及び3−アミノメチル−3,5゜5−トリメチ
ルシクロヘキシルアミン(インホロンジアミン)、ポリ
アミノアミド例えば脂肪族ポリアミンと三量化又は三量
化脂肪酸とから得られるポリアミノアミド:ポリフェノ
ール例えばレゾルシノール、ヒドロキノン、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン及びフェノール
/アルデヒド樹脂:ポリチオール例えば“°チオコール
ズ(thiokols) ”として市販されているポリ
チオール:ポリカルボン酸及びその無水物例えばフタル
酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロ
フタル酸無水物、ヘキサクロロエンドメチレンテトラヒ
ドロフクル酸無水物、ピロメリト酸無水物、3.3′、
4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルポン酸二無水物
、前記無水物の酸並びにイソフタル酸及びテレフタル酸
である。触媒性硬化剤例えばアルカン酸の錫塩例えば錫
オクタノエート、フリーデル−クラフト触媒例えば三弗
化硼素及び三塩化硼素及び三弗化硼素を例えば1.3−
ジケトンと反応させることにより得られるそれらの錯体
及びキレートである6特に適する硬化剤は、好ましくは
1分子当り平均して二つよりも多くのカルボキシル基を
含み、酸価!5ないし】00を有し、且つ500ないし
10000の範囲内の平均分子量を有するカルボキシル
末端飽和ポリエステルである。用いられるポリエステル
は好ましくは室温で固体であり、且つ40ないし80°
Cの範囲内にガラス転移温度を有する。前記ポリエステ
ルは例えばアメリカ合衆国特許明細書第3397245
号及びドイツ連邦共和国特許公開公報筒2163962
号に記載されている。それらは例えばヒドロキシル末端
ポリエステルをトリカルボン酸又はテトラカルボン酸二
無水物と反応させることにより得ることができる。ヒド
ロキシル末端ポリエステルは、逆に、ポリオールとジカ
ルボン酸又はジカルボン酸無水物との反応生成物であり
、そして都合良くは少なくとも3、一般的に3ないし2
5、好ましくは5ないし12の平均重合度を有し5てい
る。適するポリマーの例はエチレングリコール、グリセ
ロール、1.4−ブタンジオール、ネオベンタンジオー
ル及びシクロヘキサンジオールである。ジカルボン酸の
例はイソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカ
ルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スペリン酸、アゼライン酸又はセバシン酸である
用いられる硬化剤の量は該硬化剤の化学的性質並びに硬
化性混合物及び硬化生成物の所望の性質に依存する。最
少量は容易に決定することができる。硬化剤がアミンで
ある場合には、エポキシド当量当りアミノ窒素原子に結
合した活性水素原子0.75ないし1.25当皿が通常
使用される。硬化剤がポリカルボン酸又はその無水物で
ある場合には、通常カルボキシル基又は無水物基0.4
ないし 1.5当量がエポキシ基当量当り使用される。
硬化剤がポリフェノールである場合には、エポキシド当
量当りフェノール性ヒドロキンル基075ないし1.2
5を使用するのが都合が良い。
触媒性硬化剤は、一般的にエポキシ樹脂100重量部当
りlないし40重量部の量使用される。
促進剤を硬化のために使用してもよい、前記促進剤の例
は:第三アミン、その塩又は第四アンモニウム化合物例
えばベンジルメチルアミン、2,4.6−1−リス(ジ
メチルアミノメチル)フェノール、l−メチルイミダゾ
ール、2−エチル−4−メイルイミダゾール、4−アミ
ノピリジン、トリノェニルアンモニウムフエル−ト、又
はアルカリ金属アルコレート例えば24−ジヒドロキシ
−3−ヒドロキシメチルペンクンのナトリウムアルコレ
ートである。
本発明の混合物の硬化は、都合良くは15ないし300
°C1好ましくは25ないし250°Cの温度範囲内で
行う。
硬化は二又はそれより多い段階で公知方法で行うことが
でき、最初の硬化段階は低温で行い、次いでより高温で
後硬化を行う。
所望により、硬化はポリグリシジルエーテルと硬化剤と
からまだ可融性及び/又は可溶性な硬化性予備縮合物(
B−段階)を得るために、硬化反応を最初に早めに中断
するか又は最初の段階をわずかに高められた温度で行う
ような二段F皆で行うことができる。前記縮合物は例え
ばワニス成分として、及びいくつかの場合にはプリプレ
グの製造のために使用することができる。
本文中で用いる用語°゛硬化は、可溶性で通常固体で可
融性のポリエポキシドの不溶性且つ不融性の三次元架橋
生成物又は成形材料(これらは退京同時に造形品例えば
注型品、成形品及び積層材に、そして含浸品、接着品及
び、特に塗料又はワニスフィルムに加工される)への変
換を意味する。
本発明の効果性混合物は、最終用途に応じて、適する可
塑剤例えばジブチルツクレート、ジオクチルフタレート
又はトリクレジルフタレートを含んでもよい。
最後に、前記硬化性混合物は硬化前にいかなる相におい
ても希釈剤、充填剤及び強化剤例えばコールタール、ビ
チューメン、紡織繊維、ガラス繊維、石綿繊維、硼素繊
維、炭素繊維、鉱物硅酸塩、雲母、石英粉末、アルミナ
三水和物、ベントナイト、カオリン、硅酸エーロゲル又
は金属粉末例えばアルミニウム粉末又は鉄粉末、及び更
に顔料及び染料例えばカーボンブラック、酸化物顔料、
二酸化チタン及び同種のものを配合することができる。
他の慣用の変性剤例えば難燃剤例えば三酸化アンチモン
、及びチキソトロープ剤を硬化性混合物に対して加える
こともできる。
本発明の硬化性混合物の製造は、公知混合装置(攪拌機
、混線機、ロール機及び同種のもの)を使用して慣用の
方法で行うことができる。
本発明の硬化性エポキシ樹脂混合物は、特に表面保護、
電気工学、積層及び構造の分野において使用される。そ
れらは、各々の特別の最終用途に適するように調合され
た製剤として、非充填又は充填状態で、ペイント、ワニ
ス例えば焼結粉体塗料として、圧縮成形材料、浸漬樹脂
、注型樹脂、射出成形用配合物、含浸樹脂及び接着剤、
成形型樹脂、積層樹脂、封止及びパッチ化合物、床材料
及び鉱物骨材用結合剤として使用することができる。
ポリグリシジルエーテルの低塩素含有率により、前記エ
ポキシ樹脂は樹脂と接触する金属の腐食が問題を起す用
途例えば金属の電気被覆においてワニス及びペイントの
、並びに接着剤及び電気的封止材料の成分として特に適
している。
本発明のポリグリシジルエーテルを用いて得られた硬化
生成物は、良好な化学的、熱的及び機械的性質、特に溶
媒、光及び大気の影響に対する優れた堅牢度、並びに良
好な接着性を特徴とする。
その性質によって、本発明の硬化性混合物は架橋生成物
、特に粉体塗料の製造のために適している。それ故、本
発明は更に架橋生成物を作るための前記硬化性混合物の
使用方法及び特に粉体塗料の成分としてのその使用方法
に関するものである。
所望により、更に変性剤例えば光安定剤、染料及び特に
脱泡剤、流れ調整剤及び/又は顔料を前記粉体塗料に加
えてもよい。
流れ調整剤の例は:ポリビニルアセクール例えばポリビ
ニルブチラール〔“°モヴイクル■ (Movital) ” B 30H、ヘキストfHo
echst1社により供給される]、ポリエチレングリ
コル、ポリビニルピロリドン、グリセロール、アクリル
コポリマー例えば゛モダフロー(Moda−flowi
 ”■又は“アクリルロン(Acrylron) ”■ MFP  、各々モンサンド(MONSANTO)社及
びプロテックス(PROTEX)社により供給される、
並びにシリコーン、ワックス又はステアレー1・(これ
らのいくつかは離型剤として使用することもできる)で
ある。ベンゾインは脱泡剤として使用するのが好ましい
新規粉体塗料は、例えばボールミル中で各成分と単に混
合することにより製造することができる。別の可能な製
造方法は、好ましくは押出機例えばバス コニ−グー(
Buss Kokneader)中で各成分を一緒に溶
融し、次いで冷却した溶融物を細かく砕(ことからなる
。この組成物は好ましくは0015ないし 500μm
、最も好ましくは10ないし75umの範囲内の粒径を
有している。
前記粉体塗料は被覆されるべき基材に公知方法で塗布さ
れ、次いで樹脂を硬化させるために、好ましくは120
℃よりも低くない温度、好ましくは150ないし250
°Cの範囲内の温度に加熱される。そうして得た被膜は
硬く、それらは溶媒及び気候に対して抵抗性であり、且
つそれらは優れた光沢及び良好な接着性を有している。
〔実施例および発明の効果〕
下記の実施例により本発明を更に詳細に説明する。
1:ポリグリシジルエーテルの クンスタルツ(KU口5tharzl S K■〔変性
ヒドロキシル化アセトフェノン/ホルムアルデヒド樹脂
、フェルス社(Hijlls A G )により供給さ
れる;ヒドロキシル含有率;5.3当量/ kg150
0gとテトラメチルアンモニウムクロリドの50%水溶
液197gとをエピクロロヒドリン1470gに60℃
で溶解する。エピクロロヒドリンが水分離機を通して蒸
留し始めるように、圧力は15kPaに低下させる。2
時間かけて、50%水酸化ナトリウム水溶液240gを
適下し、次いで反応水を蒸留により連続的に除去し、一
方エピクロロヒドリンは反応槽に戻す、水を完全に除去
した後、この混合物を更に2時間加熱し、次いで室温に
冷却する。沈殿したNaCQを濾過により除去し、次い
で濾液をエピクロロヒドリンを用いて洗浄する。混合し
たエピクロロヒドリン溶液を10%NaH2PO,水溶
液300m !!、を用いて洗浄し、次いでNatS0
4上で乾燥する。
溶媒をロータリーエバポレーター中で除去し、次いで残
部を135℃/2kPaで乾燥すると、下記の性質を有
するわずかに黄味を帯びた固体樹脂587.2gを得る
: Mn  (THF中でゲルパーミェーションクロマトグ
ラフィーにより測定) = 891Mw /Mn = 
 1.41 エポキシ価=3.02当量/kg 軟化点=84°C 全塩素含有率=0.1重量% 2・の 成分 実施例1のポリグリシジルエーテル170g、固体カル
ボキシル末端飽和ポリエステル〔ウララック■(LIR
A!JC■) 3400.スカド[5cado1社によ
り供給される、酸含有率: 0.61当量/ kg18
30g、アルキルトリメチルアンモニウムプロミド [
モルパン■(Morpan■)CH3A、ABM化学(
A B M  Chemicals )社により供給さ
れる]125部の混合部20g、及び 固体の飽和カルボキシル末端ポリエステル樹脂[ネオキ
シル■(Neoxil■) TPC83、サヴイソド(
Savid1社により供給される) 87.5重量部。
各成分を自由落下ミキサー中で30秒間−緒に粉砕する
。次いで粉末をアルミニウムシートに塗布し、そして1
80℃で30分間硬化させる。そうして得られたワニス
フィルムは40−60μmの厚さを有している。試験値
を表に示す。
公知重量を被覆アルミニウムシートの裏面に特定の高さ
から落下させることによる力。得られた値(高さ×重量
)は、フィルムがまだ完全に残っている最大の衝撃を示
す。
アセトンを含浸させたぼろを被覆表面上に1分間放置す
る。次いで処理表面を耐溶媒性を試験するために手の爪
を用いて引っか(、評価は0ないし5の評点を用いるこ
とにより行い、0は優れた耐性を、そして5は乏しい耐
性を示す。
評価は0ないし5の評点を用いることにより行い、 0は優れた接着性を、 そして5は 乏しい接着性を示す。
特 許 出 願 人 チバーガイギー アクチェンゲゼルシャフト

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アセトフェノンを該アセトフェノン1モル当りホ
    ルムアルデヒド0.7ないし1.4モルとアルカリ触媒
    の存在下で50ないし100℃の温度範囲内で反応させ
    てカルボニル化アセト フェノン/ホルムアルデヒド樹脂と成し、該カルボニル
    化樹脂を水素添加して変性ヒドロキシル化アセトフェノ
    ン/ホルムアルデヒド樹脂と成し、続いて該樹脂をエピ
    クロロヒドリンを用いて相間移動触媒の存在下で相当す
    るポリクロロヒドリンエーテルに変換し、次いで該エー
    テルを塩基を用いて脱塩化水素することにより得ること
    ができるポリグリシジルエーテル。
  2. (2)アセトフェノン1モル当り、ホルムアルデヒド0
    .9ないし1.1モル、好ましくは1.0モルが使用さ
    れる請求項1記載のポリグリシジルエーテル。
  3. (3)アセトフェノン1モル当り、アルカリ触媒0.0
    5ないし0.3モル、好ましくは0.1ないし0.2モ
    ルが使用される請求項1記載のポリグリシジルエーテル
  4. (4)アルカリ触媒がアルカリ金属水酸化物、アルカリ
    土類金属水酸化物若しくは酸化物、アルカリ金属アルコ
    レート又は有機塩基である請求項1記載のポリグリシジ
    ルエーテル。
  5. (5)カルボニル化アセトフェノン/ホルムアルデヒド
    樹脂への反応が、60ないし90℃の温度範囲内で2な
    いし5時間にわたって、好ましくは水溶液中で行われる
    請求項1記載のポリグリシジルエーテル。
  6. (6)ヒドロキシル化樹脂へのカルボニル化樹脂の水素
    添加が、不活性溶媒中又は溶融物中で水素添加触媒の存
    在下で行われる請求項1記載のポリグリシジルエーテル
  7. (7)ヒドロキシル化アセトフェノン/ホルムアルデヒ
    ド樹脂のポリグリシジルエーテルへの反応を無溶媒でエ
    ピクロロヒドリンの過剰 量、相間移動触媒を用い、次いで塩基を水溶液の形態で
    加えることにより行う請求項1記載のポリグリシジルエ
    ーテル。
  8. (8)分子量Mn800−1000、@M@w/@M@
    n1.20−1.60、エポキシ価2.5−3.5当量
    /kg、及び軟化点70−100℃を有する請求項1記
    載のポリグリシジルエーテル。
  9. (9)次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる繰り返し単位を含む請求項1記載のポリグ
    リシジルエーテル。
  10. (10)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、nは1ないし5の整数を表わす]で表わされる
    請求項1記載のポリグリシジル エーテル。
  11. (11)(a)請求項1記載のポリグリシジルエーテル
    、及び (b)硬化剤及び/又はエポキシ樹脂用硬化触媒、 からなる硬化性混合物。
  12. (12)架橋生成物の製造のための請求項11記載の硬
    化性混合物の使用方法。
  13. (13)粉体塗料の成分としての請求項11記載の硬化
    性混合物の使用方法。
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