JPH0210087A - 断熱箱体及びその製造方法 - Google Patents

断熱箱体及びその製造方法

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JPH0210087A
JPH0210087A JP15804388A JP15804388A JPH0210087A JP H0210087 A JPH0210087 A JP H0210087A JP 15804388 A JP15804388 A JP 15804388A JP 15804388 A JP15804388 A JP 15804388A JP H0210087 A JPH0210087 A JP H0210087A
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JP
Japan
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injection
resin liquid
box
injection tube
foamed resin
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Pending
Application number
JP15804388A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Inoue
洋 井上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は冷蔵庫の躯体等を構成する発泡断熱体を注入、
発泡させた断熱箱体とその製造方法に関するものである
(従来の技術) 冷蔵庫等の躯体である断熱箱体はその製造過程において
、予め組立てた外箱と内箱との間に空間をあけておき、
外部よりこの空間に発泡樹脂液を注入し、発泡させて前
記空間を発泡断熱体で充填し一体化して形成する。
第7図は従来の発泡樹脂液の注入方法を示す箱体の断面
図で、先ず第7図(a)に示すように、外箱1と内箱2
を空間3を隔てて組立てた箱体4を、水平に支持してお
き、外箱1の底部5で背面近くに設けた注入口6に、図
示しない発泡樹脂液注入機からの注入ノズル7を差込ん
で発泡樹脂液8を注入した後、箱体4全体を第7図(b
>に示すように注入口6を上に傾斜させて、発泡樹脂液
8を外箱1の背面に沿って流下させ広範囲で略均−に分
布させる。この後箱体4を水平に戻して、図示しない押
え型で空間3の寸法を維持したまま、発泡樹脂液8を発
泡させる。発泡樹脂液8は膨張して外箱1の背面のみな
らず、上部の天井部9、仕切部10の空間3仝体に充填
されて断熱体を構成し断熱箱体が完成する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら最近は製造時間の短縮化から、急速発泡樹
脂液の採用や脱型時間の短縮化が要望されており、上記
した従来の発泡樹脂液注入方法では、発泡樹脂液8の発
泡か速い場合や、注入時において既に発泡が進行してい
るフロス化液を採用した場合には、発泡樹脂液8が注入
途中で発泡膨脂して注入口6より遠い天井部9に到達せ
ず、均一な分布状態が得難い。また高速注入を実施する
ために注入圧力を高めると、発泡樹脂液80大部分か遠
方に噴出されて、注入口6付近の底部5には行渡らす断
熱体が未充填となって、空洞を生じる等の不具合があっ
た。当然この空洞は断熱効果が低下するので、製品とな
ってから所定の冷蔵能力が得られず、また低湿で凹んだ
りクラックが入り、しかも外箱1の外壁に露滴か発生す
る等の問題かあった。ざらに均一分布が困難となると空
洞をなくずために発泡樹脂液8を余分に注入することに
なり、発泡樹脂液8の所要量が増してコストアップや脱
型時間か延びる等の不具合が生じる。
また発泡工程中に箱体4に押え型を装着したままで揺動
させることも、設備が大規模となる欠点であった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは断熱箱体を形成するに際し、発泡樹脂液の均一
分布を可能にして、少量の発泡樹脂液で断熱体に空洞や
凹みが生じず断熱能力の低下しない、経済的で機能に優
れた断熱箱体及びその製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 外箱と内箱との間に空間を設けた箱体内に発泡樹脂液を
注入、発泡させて断熱体を充填させる断熱箱体の発泡断
熱体注入方法において、外箱に装着した注入筒より注入
する発泡樹脂液に複数の注入方向と注入速度差をつりる
。また外箱に装着する注入筒は、注入路の少なくとも一
部に抵抗部を設ける。
(作 用) 組立てた箱体を水平に支持して、外箱の底部て背面近く
に装着した注入筒より発泡樹脂液を高圧で少量短時間に
注入する。発泡樹脂液の大部は、注入筒より直接外箱の
背面に沿って遠方の天井部方面に噴出し、一部は、注入
筒先端の抵抗部で速度が低下し、下方に噴出するので、
発泡樹脂液は箱内広範囲で均一に分布され、発泡膨張し
た発泡樹脂は箱体の背面のみならず、上部の天井、仕切
部及び底部等の空間全体に均等に空洞なく充填されて断
熱体となり、箱体と一体化した断熱箱となる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
なお上記した従来技術と同一の構成部分については同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。第1図(a)は冷
蔵庫の断熱箱体における発泡樹脂液の注入状態を示す縦
断面図、第1図(b)は完成した断熱箱体の縦断面図で
、第2図(a)は注入筒の斜視図、(b)は縦断面図で
おる。
第1図(a)に示ずように、外箱1と内箱2を空間3を
設りて組立てた箱体4の、外箱1の底部5で背面近くに
注入筒11を装着して、図示しない押え型で水平に支持
する。なお注入筒11は第2図に示すように、断熱材よ
り成り、円筒12の基部に軸心に傾斜して外箱1に密着
する円環13を取付り、先端の下部には半弧状の抵抗板
14を設けて上部に穴15を形成する。さらに先端下部
には穴16をありで構成し、円筒部を外箱1の背面と略
平行に装着する。
次に上記構成における作用について述べる。箱体4を水
平に支持し、注入筒11に図示しない発泡樹脂液注入機
からの注入ノズル7を差込んで、発泡樹脂液8を高圧例
えば100(K’j/ cri)で注入する。発泡樹脂
液8は注入筒11の先端において、上部の穴15より大
部分が直進し、外箱1の背面で遠方の天井部9まで広範
囲に分布噴出する。さらに発泡樹脂液8の一部は、抵抗
板14により直進を妨げられて低速となり、下部の穴1
6より注入筒11の周辺である底部5に広く噴出する。
このように発泡樹脂液8が外箱1の背面に沿って高速で
広く均一に分布されるので、例え発泡樹脂液8の発泡時
間か速くても、またフロス化したものでも短時間で所定
の範囲に十分に分布される。その後、発泡膨張工程にお
いて空間3の隅々まで充填されて断熱体か構成されるの
で、内部に空洞の無い断熱箱体17か形成される。
第3図(a)は本発明の注入筒の他の実施例を示す斜視
図で、第3図(b)はその縦断面図である。注入筒18
は円筒19の先端か上向き傾斜した構成で、発泡樹脂液
8の噴射方向が上記第2図の一実施例と比較して仰角と
したもので、上記一実施例とは発泡樹脂液8の噴射方向
や分布範囲は異なるか分イ「が均一となり、同様の効果
が得られる。
また第4図は注入筒のその他の実施例の斜視図で、注入
筒20の円筒21の先端下部に半弧状の網目から成る網
板22を設けて抵抗部としたもので、基部より注入され
た発泡樹脂液8の大部は直進して穴15より遠方に噴出
するが一部は網板22て減速され、かつ網目の形状や大
きさによる整流板の作用から注入筒20の付近に噴出さ
れるので、これによる効果は上記−実施例と同様である
なお上記した注入筒の各実施例において、抵抗部である
抵抗板14や網板22の形状とその面積及び円筒の基部
や先端の傾斜、形状は発泡樹脂液8の注入速度、所望す
る分布面積さらに分布量等により適宜変更できることは
勿論である。
また通常上記第2図に示した注入筒11を外箱1に装着
して、発泡樹脂液注入機からの注入ノズル7を差込んで
発泡樹脂液8を高圧で注入するが、所定量の注入が終了
した後は発泡樹脂液8の供給を停止して注入ノズル7を
引扱く。
第5図も上記第4図と同様に注入筒の別の実施例である
が、注入筒23の網板24は円筒25の先端全面に設【
プてあり、この網板24の網目は上部が粗く、下部を密
にして発泡樹脂液8の注入時には、その注入路の抵抗差
により箱体4内の分布を均一とする。この網板24はそ
の抵抗だけでなく、断面形状を考慮して製作すればその
整流作用により発泡樹脂液8の噴出方向を変化させて、
分布を良好にすることも容易である。
なお第6図(a)の斜視図と(b)断面図に示す、プラ
スチック等からなり円盤状で中央に外箱1゛の内側で、
互いに重なり合った複数の舌状の弁31を設けた逆止枠
30を、予め注入筒11の基部に装着しておけば、注入
ノズル7引抜き後の発泡樹脂の逆流か防止できる。
「発明の効果] 以上本発明によれば、発泡速度の速い発泡樹脂液ヤフロ
ス化したもの及び高速での注入に際しても、少量の発泡
樹脂液で所望の分布を均一に行なえるので、発泡後の断
熱体が低密度で箱体空間に空洞なく充填されて、断熱効
果の優れた断熱箱体が得られると共に、工程も短縮され
るので製造時間が大幅に短縮できる経済的な効果もある
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例で冷蔵庫の断熱箱体に
おける発泡樹脂液の注入状態を示す縦断面図、第1図(
b)は第1図(a)の完成した断熱箱体の縦断面図、第
2図(a)は本発明の一実施例の注入筒の斜視図、第2
図(b)は第2図(a)の縦断面図、第3図(a)は注
入筒の他の実施例を示ず斜視図、第3図(b)は第3図
(a)の縦断面図、第4図(a)は注入筒のその他の実
施例の斜視図、第4図(b)は第4図の縦断面図、第5
図(a)は注入筒の別の実施例の斜視図、第5図(b)
は第5図(a)の縦断面図、第6図(a)は逆止枠の斜
視図、第6図(b)は第6図(a)の断面図、第7図(
a)は従来の断熱箱体の発泡樹脂液注入状態を示す縦断
面図、第7図(b)は第7図(a)の断熱箱体製造過程
を示す縦断面図である。 4・・・箱体    8・・・発泡樹脂液11、18.
20.23・・・注入筒 12、19.21.25・・・円筒 13・・・円環    14・・・抵抗板15、16・
・・穴   22.24・・・網板30・・・逆止枠 
  31・・・弁。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 (bン 第 囚 第 図 (o−2 (bン 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内箱と外箱間に断熱樹脂を一体発泡させるものに
    おいて、外箱に設けた注入路の少なくとも一部に抵抗部
    を設けた注入筒を具備したことを特徴とする断熱箱体。
  2. (2)外箱と内箱との間に空間を設けた箱体内に発泡樹
    脂液を注入、発泡させて断熱体を充填させるものにおい
    て、外箱に装着した注入筒より注入する発泡樹脂液の注
    入方向に変化をつけたことを特徴とする断熱箱体の製造
    方法。
JP15804388A 1988-06-28 1988-06-28 断熱箱体及びその製造方法 Pending JPH0210087A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007128735A1 (de) * 2006-05-08 2007-11-15 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät
DE102008043284A1 (de) 2008-10-29 2010-05-06 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät
JP2016114267A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 シャープ株式会社 断熱箱体およびこれを備える冷蔵庫
CN106642952A (zh) * 2016-09-30 2017-05-10 青岛海尔股份有限公司 冰箱

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