JPH02100567A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

Info

Publication number
JPH02100567A
JPH02100567A JP63252148A JP25214888A JPH02100567A JP H02100567 A JPH02100567 A JP H02100567A JP 63252148 A JP63252148 A JP 63252148A JP 25214888 A JP25214888 A JP 25214888A JP H02100567 A JPH02100567 A JP H02100567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main scanning
reading
flat cable
vibration
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63252148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2632387B2 (ja
Inventor
Masaji Suda
須田 正司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP63252148A priority Critical patent/JP2632387B2/ja
Publication of JPH02100567A publication Critical patent/JPH02100567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2632387B2 publication Critical patent/JP2632387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機の読取光学系に適用され、又は複写機、
プリンタ等に接続される原稿読取装置に関し、特に原稿
の光像を受光部に導くため移動する読取部を備えた原稿
読取装置に関する。
(従来の技術) 近年、複写機にあっては、原稿の光像を感光体に導くこ
とにより画像を形成する所謂アナログ複写機に代わって
、CODイメージセンサ等の読取手段により原稿画像を
読み取り電気信号として出力する原稿読取装置と、この
電気信号に従って記録紙に原稿像を形成するプリンタと
から構成される所謂デジタル複写機が増えてきている。
従来、このような原稿読取装置においては、入手の都合
及びコストダウンの観点から、第12図に示す如く、短
い幅(16mm程度)を読み取るのに十分なごく短いC
CDを読取手段100として用いている。そして、原稿
の画像を読み取る場合には、原稿を照明しつつ読取手段
100を矢印Y方向(主走査方向)に走行させて所定領
域の読み取りを行い、次に読取手段100を矢印X方向
(副走査方向)に移動させて次の領域を読み取るという
動作を繰り返し、原稿の全面を読み取ることとしている
。而して、このような構成を採用することにより、軽量
、コンパクトで安価な装置を提供することができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、斯かる従来例にあっては、上記読取手段10
0は、照明ランプ、レンズ等と共に読取部に組み込まれ
ており、この読取部が前述した如く縦横に動き回るため
、読取部に対して、安全でコンパクト注つ耐久性のある
配線(給電、信号の受は渡し等)を行うことが必要であ
る。
しかしながら、従来は、配線用ケーブルに余分な力が加
わらないよう、かなり長い距離にわたってケーブルを装
置底部に垂して配線を行ってい、たため、又はフラット
ケーブルを用いこのフラットケーブルがふらつく分を見
越して装置を設計を行っていたため、それぞれ余分なス
ペースが必要となり、装aが大型化するという問題があ
った。
また、特にA1程度の大判の原稿を読み取る場合には、
ケーブルの這い回る領域が広くなるためケーブルの腰や
硬さが一定せず、読取部の走行が不安定になり画像に影
響を及ぼすという欠点もあった。
さらに、上記従来例においてはケーブルが他の部材と摺
擦する場合があり、このため、ケーブルの被覆部や芯線
が摩耗しショートや誤作動の原因となっていた。
加えて、従来例にあっては、読取部の移動に伴うノイズ
、又は外部からのノイズ等により読取画像が乱されると
いう問題もあった。
そこで、本発明は上記した従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、ぞの目的とするところは、読取部
を移動する際に配線用ケーブルを確実に安定した状態で
支持することができ、しかも、かかる移動時等のノイズ
による画像の乱れを防止し得る小型の原稿読取装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) と足口的を達成するため、本発明にあっては。
原稿の光像を受光部に導くため、読取光学系を有し且つ
該読取光学系の電気部品に対しフラットケーブルを用い
て配線を行った読取部を所定の速度で移動させる原稿読
取装置において、前記読取部から延びるフラットケーブ
ルを支持するため導電性の弾性材料からなる板状の支持
部材を前記読取部の移動方向に屈曲した状態で配設し、
さらに、該支持部材を前記読取部に接続することにより
該読取部を接地してなることを特徴とする。
(作 用) 上記構成を有する本発明にあっては、フラットケーブル
を支持する板状の支持部材を設けたことから、読取部か
ら延びるフラットケーブルの動く領域が規制され、読取
部が移動する際に、フラットケーブルが予期しない部分
へはみ出したり、他の部材に接触することが防止される
。この場合。
支持部材は読取部の移動方向に屈曲した状態で配設しで
あるので、読取部の移動を妨げることなく、またフラッ
トケーブルをその腰の強さにかかわらず常に同一の屈曲
した配線状態に保持することができる。
また、導電性の支持部材を読取部に接続することにより
読取部を接地したので、該読取部は、停止時のみならず
移動時にもアースされた状態になる。
(実施例〕 以下本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る原稿読取装置の一実施
例の要部を示す平面図及び斜視図である。同図に示すよ
うに、本実施例の主走査台lは、副走査部U上に設けら
れ、これらにより読取部が構成されている。そして、主
走査台1は、以下のような構成により原稿面と平行な平
面内を移動可能に取り付けられている。まず、主走査台
1は、結像用のレンズL、受光部としてのC0D20等
を保持して、主走査方向(矢印A又はB方向)に設けた
副走査部Uの一対のレール2a、2b上を往復動する。
このレール2a。
2bは、副走査前側板3と後側板4との間に保持されて
いる。そして、主走査台lをこのレール2a、2b上に
おいて矢印A、B方向に往復することにより一行分の主
走査が行われる。この場合、往復の駆動は、ステッピン
グモータMに圧入されたワイヤプーリ5及びプーリ22
に巻回され且つ主走査台1に接続されたワイヤ6を移動
することにより行う。
ここで、本実施例にあっては、ワイヤ6を主走査方向両
側から主走査台1に接続することとしているが、その際
に所定のばね定数を有するバネ7及びテンションバネ8
を介在させている。
而して、主走査台1を矢印A方向に移動してCCD20
による読み取りを行うときには、主走査台lがバネ7に
より駆動され、ステッピングモータMで生じた振動又は
この振動との共振によるワイヤ6の振動がバネ7にて吸
収されるため、ワイヤ6の振動は主走査台lに伝達され
ない。
従って、主走査台1はレール2a、2bに沿って滑らか
に移動し、CCD20に振動が生じないので、延び縮み
のないきれいな読取画像を得ることができる。尚、矢印
B方向側に設けたテンションバネ8は、バネ7とほぼ同
じか弱いバネで、駆動スタート時のショックや長期的な
ワイヤ6の伸びなどを吸収するものである。また、19
はバネ7及びテンションバネ8が伸びた場合にバネ7を
固定するための固定板である。
副走査前後側板3.4は、副走査方向(矢印C又はD方
向)に設けた一対の副レール9上に載置されている。そ
して、主走査が一回行われる毎にモータ16を回転させ
、小プーリ15の回転をタイミングベルト14で大プー
リ13に伝えて副走査ワイヤプーリ12を回転し、該プ
ーリ12及び副走査前後側板3,4に接続したワイヤ1
0゜11によりこれら前後側板3.4を矢印C方向に移
動させる。尚、従来、駆動側にバネ等の弾性体を介して
往復動させると、過渡的振動により却って読み取りむら
が発生するといわれていたが、バネ7.8について適正
なバネ定数のものを選択すれば、このむらが発生せず滑
らかに主走査台1を移動させることができる。
また、第2図において、Slは主走査台1の停止位置を
検知するセンサで、この位置から主走査台lの走査をス
タートし、センサS1の近傍に設けたセンサS2の位置
から原稿の読み取りを開始する。さらに、S3は副走査
方向の主走査台lの停止位置(ホームポジション)を検
知するセンナで、第1図に示すように副走査部Uの端部
を検知するようになっている。
ところで、このような構成を有する装置においては、移
動する主走査台1に設けられたランプ33、C0D20
等の電気部品に配線を行い、給電や信号のやり取りを行
う必要がある。
移動体への給電をする一つの方法として、ビニールやゴ
ムを被覆したコードを複数リボン状にしたフラットケー
ブルや、フィルム上に銅線をプリントしたフレキフィル
ム(以下総称してフラットケーブルという)が使用され
るが、デジタルやカラーによる読み取りでは多数の信号
線を必要とし、さらに使用される素子やコネクターに合
わせて、ケーブルのピッチや太さが異ったケーブルが複
数必要なため、従来、これらの配線のスペースが装置構
成を犬きくしていた。
第3図はフラットケーブルが接続される部分近傍を明示
した斜視図、第4図は第3図におけるQ方向矢視図、第
5図は第3図におけるR方向矢視図である。
同図に示すように、装置本体の所定部から配線されてき
たフラットケーブルCI、C2,C3は、固定具26に
より底板Oに固定され、弾性を有する金属板(リン青銅
や、ステンレスなど)からなる支持部材としての背板2
7にそれぞれがほぼ密着するように固定され、さらに背
板27はネジNlにより固定具26の上面に固定される
。そして、背板27はフラットケーブルC1〜C3とも
ども副走査方向に円弧を描いて固定具28により金属製
で断面略U字形のケーブルガイド25の底部25aに固
定される。この場合、フラットケーブルCl−C5はケ
ーブルガイド25の左端部にて略90°の角度を設けて
矢印A方向に折り返される。ケーブルガイド25は、第
1図に示すごとく、前記主走査方向に延びて副走査前後
側板3.4に固定されており、副走査部Uとともに矢印
方向C又はD方向へ移動するようになっている。この場
合、ケーブルガイド25は主走査台1の主走査方向への
移動時に干渉しないψ域に設けである。従って、主走査
台lとケーブルガイド25とは接触せず、故障の原因と
なることはない。
フラットケーブルC3は、ケーブルガイド25の左端部
近傍でバネ7の長さ調整用のモータ21への配線コード
C3aと、ステッピングモータMへの配線コードC3b
とに分かれる。尚、29はケーブルカイト25の右端部
において配線コードC3を固定する止め具である。
主走査台lへ配線されるフラットケーブルC2は、上記
背板27と同様の支持部材としての背板31とともに固
定具30でケーブルガイド25の略中央近傍に固定する
。この固定部分については、前記固定具26の場合と同
様に、固定具30の下面にフラットケーブルCI、C2
を固定し、他方、固定具30の上面にネジN2を用いて
背板31を固定する(第5図参照)。この件に関しては
後述する。そして、フラットケーブルCI。
C2と背板31とは第3図に示すように主走査方向(矢
印B方向)に折り返され、それぞれをほぼ密着するよう
に固定板32により主走査台1の配線ガイド35に固定
し、さらにフラットケーブルC2についてはファン34
への配線コードとランプ33への配線コードに分かれる
。フラットケーブルC1は、図示のごとく配線ガイド3
5上において折り返され、下方のプリント板PCBにコ
ネクタ36.37を介して接続される。
U字型のケーブルガイド25の幅については、フラット
ケーブル01〜C3の幅よりわずかに広くしておけば良
い、この構成によりフラットケーブル01〜C3は、ケ
ーブルガイド25の底面25aにより支えられるため、
主走査台1の主走査方向の移動中も、底板Oなどにこす
ることなく給電が行われる。尚、ケーブルガイド25の
上方を末広がりにしであるのは、フラットケーブル01
〜C3が第4図の2点鎖線のごとく屈曲状態が乱れてわ
ずかにずれたときでも円滑にガイドされて該ガイド25
内に収まるようにするためである。この場合、配線の仕
方によっては、長い間の使用中にフラットケーブルが、
その両側のケーブルガイド25に摺擦するため、被覆部
が摩耗して、芯線が金属製のケーブルガイド25と接触
してショートしたり、信号がやり取りできなくなったり
する場合がある。そこで、本実施例にあっては、かかる
故障が発生しないように、第3図に示す如く最も幅の広
いフラットケーブルC1の両端の配線コードC1a、C
1bの底板O側及び主走査台1側の部分をネジN3 、
N4によって夫々固定し、これらが底板Oと同電位にな
るように構成しである。従って、仮に両端の配線コード
C1a、C1bの被覆が破れて、金属の部分と接触して
も、その部分はいわゆるアース電位となっているので同
等問題は生じない、尚、この構成は、U字型のケーブル
ガイドを用いない場合でも有効である。
次に固定板32の効果について述べる。
一般に機械は、高さ方向も低く作成されているほうが場
所を取らず設置上の自由度があって操作もしやすい、し
かし、第5図において示すように、固定板32を設けな
いで装置本体の高さを低くすると、読み取り時の移動に
ともなってフラットケーブルCI、C2及び背板31は
図中−点鎖線aに示すごとく屈曲して、原稿を載せるガ
ラスGにこすってしまい、フラットケーブルCI。
C2や主走査台1の動きを阻害したり、ガラスG下面に
ごみを付着させたりしてしまう、一方、これを防ぐため
ガラスGの位置を高くすると装置本体が大きくなってし
まう、そこで1本実施例にあっては、固定板32を同図
に示す如く下方に曲げてフラットケーブルCI、C2及
び背板31を下に押さえ付け、フラットケーブルCI、
C2とガラスGとの接触を防ぐ構成としである。更に、
屈曲の力が最も強くなる位置、即ち第5図の2点鎖線の
如くバネの自由長が短くなる走査の終了近くでは固定板
32は、フラットケーブルCI、C2や背板31を押さ
ない位首にあり、フラットケーブルC1,C2等を押す
反力で逆に主走査台1が押し上げられることを防止して
いる。
ここで背板27,31の効果について述べると (1)フラットケーブルの腰が弱くなった場合、具体的
には、走査する長さが長い場合や、気温が高い場合 (2)長い時間放置されてフラットケーブルが自重で垂
れ下がってしまった場合 (3)もともと細くて腰の弱いケーブルを使わなければ
ならない場合 などでもバネ材(ステンレスや、リン青銅製で厚み0.
1〜0.3mm )の背板を入れることによって。
第5図の点線すのようなフラットケーブルCI。
C2垂れ下がりの発生を防ぐことができる。ケーブルが
屈曲して上下のケーブルが接触するとケーブルの被覆は
ビニールやゴムなどの摩擦係数の高い材質でできている
ため、接触したまま動かなくiつたり、屈曲がうまく行
なわれないため主走査台の動きを阻害したりして、読み
取り画像が乱れたり次の行の読み取り画像とつながなら
いといった不都合が発生するが、この対策として上記構
成は非常に有効である。
前述したようなフラットケーブルC1の両端の配線のア
ースと同様に背板27,31をアースラインとして使う
のも非常に有効であるのでこれに関して述べる。
第6図は第3図の装置を矢印S方向から見た図であり、
主走査台lはレール2a、Zb上を移動可能に構成され
ている。即ち、主走査台1に固定された軸39.40に
取り付けられたベアリング43a、43b、及び主走査
台lに固定された板バネ41に固定された軸42に取り
付けられたベアリング43でレール2aを挟みつけてお
り、同じく軸38に取り付けられたベアリング43cl
は軸2b上に乗っており、この結果、主走査台1は第1
図の矢印A又はBの方向に極めて軽く移動出来るように
構成されている。この場合、第6図に示すごとく、主走
査台1はベアリング43a〜43dを介してレール2a
、2bに乗っているため、アースを取られた状態となっ
ておらず、ノイズの面で好ましくない、同様に第8図は
第3図の装置を矢印T方向から見た図であるが、副走査
前後側板3,4に固定されたスライド部材44がレール
9に乗っておりアースを取られた状態とはなっていない
、従って、主走査と副走査を繰り返して読み取りを行う
場合、このままでは主走査方向に動く主走査台lも副走
査方向に勤〈副走査部Uも移動可能に構成する関係上電
気的に浮いた状態になりやすい0本実施例にあっては、
前述した如くフラットケーブルCIの端部の配線コード
C1a、C1bをアース用の配線とすることに加え、更
に背板27,31をアースすることによりインピーダン
スを下げることとしている。即ち、第3図に示すように
背板27,31をネジNl。
N2により締め付けるか、固定具28や固定板32で押
し付けることにより、主走査中または副走査中に移動す
る部材(主走査台l又は副走査部U)を底板0と同電位
に、即ちアースに完全に落とすことができる。一般に、
浮いた(アースされておらず、信号用にも使ってない)
金属はノイズの発生源となったりしやすいが、上記した
対策により面状の金属をアースしているので、シールド
効果も持つため外からのノイズにも強くまた自分から発
生したノイズも外に出にくくなる。
尚、この背板27,31は重ねたフラットケーブルCl
−C5の勝手な動きを規制する機能をも営むものである
次に背板27,31.及びフラットケーブルCl−C5
の重ね方について述べる。
いままで述べてきたように、複数のフラットケーブルを
重ねて使うことにより読取部に対し狭い領域で配線を行
なうことができるが、このとき第9図のごとく最も腰の
強い背板27を内側にし、さらにフラットケーブル01
〜C3を順次腰の強い順に外側になるように重ねる。
また、フラットケーブル01〜C3については、巾の広
い順に外側となるようにすることにより安定した屈曲が
行なわれる。すなわち、仮に、第10図のように巾の狭
いフラットケーブルc3を内側にすると、背板27が巾
方向に倒れたり、はなはだしい時には背板27から外れ
たりして故障の原因となることがあり、従って、腰の強
い順に背板27.フラットケーブル01〜C3を重ね、
さらに巾の広い順にフラットケーブル01〜C3を重ね
ることが安定した屈曲状態を維持するのに必要である。
また、第11図に示すごとく背板27aを屈曲方向と直
角方向に曲率を持たせて、かつ曲がり方向をフラットケ
ーブルC1−C5を内側に包み込む側とすることによっ
て、フラットケーブルC1〜C3が背板27aから外れ
にくくすることもできる。この曲げ量jは背板27aの
巾iに対して0.1〜0.2倍程度で効果がある。この
場合、背板に曲率を持たせることにより背板27aが屈
曲するときの曲率がほぼ一定になるため、第5図の、最
も曲率が大きくなる点(−点鎖線aの位置)に於てもフ
ラットケーブルC1,C2の高さは低く押えられるため
、配線のスペースが狭く出来るという付随的な効果もあ
る。尚、背板27aの巾は最も巾の広いフラットケーブ
ルC1の巾により広ければ良い。
次に前記第6図を用いてフラットケーブルの配置につい
て述べる。
同図に示すように、本実施例にあっては、主走査台1を
ガイドするレール2a、2bのほぼ中央に読み取りのた
めにレンズL、及びCCD20を配し二本のレール2a
、2bの外側にフラットケーブル01〜C3を配置して
いる。このことにより、背板27やフラットケーブル0
1〜C3の腰が強すぎる場合でも主走査台1は3点で支
持されたレール2aを中心に矢印方向(反時計方向)の
力が働くため主走査台1はレール2a、2bから浮き上
がってしまうということはない0例えば、低温時の使用
状態ではフラットケーブルC1〜C3が硬くなって屈曲
しにくくなるので、フラットケーブルc1.−C3をレ
ール2a、2bc7)間に配置した場合に、背板27や
フラットケーブルCl−C5の腰が強過ぎると主走査台
1が浮き上がってしまいいわゆるピンボケとなったり、
動きが阻害されたりする。しかし、本構成ではそのよう
なことは生じない。
次に、主に副走査方向(矢印C又はDの方向)における
フラットケーブルCl−C5の配置方法に関して述べる
本発明に係る装置では副走査方向の送り量は極めて正確
である必要がある。また装置本体の大きさは種々の面で
小型であるほうが設置スペースや重さの面から好ましい
この一方、主走査台1を載置して矢印C,Dの方向に移
動する副走査部Uに対してフラットケーブル01〜C3
は、十分余裕を持たせて自由に屈曲するような構成にし
ておく必要がある。本実施例にあっては、これらの点を
考慮して、第1図及び第6図に部分Eで示す如くフラッ
トケーブルCl−C5を副走査部Uから矢印り方向に突
出する構成としである(突出しない構成とするためには
副走査部U、及び主走査台1の動きと干渉しない領域に
配置する必要があるため、第1図で装置本体の横巾もし
くは高さが大きくなる。)。
尚、フラットケーブルC1−C5に予期しない力が加わ
ると、例えば第6図の矢印Fの位置に力が4加わった場
合に副走査部Uの位置がずれて読み取り画像がつながら
なくなる。従来使われてきた、−走査で画像を読み取る
装置、の場合は、ホームポジションでフラットケーブル
がフレームに当たっていても、数十mlの助走距離があ
るので読み始める位置で当たっていなければ問題となら
なかったが、本実施例の装置ではホームポジション、即
ち、第1図において副走査部UがセンサーS3により検
知された位置から主走査台lを矢印A方向に移動して読
み取りを行なうため、副走査部Uがホームポジションに
あるときにフラットケーブルに他の部材が触れて、次の
行とつながらなくなることを防がなければならない。そ
こで本実施例にあっては、フレーム45にフラットケー
ブル01〜C3の逃げ孔45aを設けて副走査部Uがホ
ームポジションにあるときにもフラットケーブル01〜
C3にフレーム45などが当たって外力を与えないよう
に構成している。この目的を達成するためには、第7図
のフレーム45Aの如く当該部分をへこませてもよい、
特に樹脂などでフレームを作る場合は第7図に示すフレ
ーム45Aの方が作り易さや強度の面から好ましい。
尚、以上の実施例にあってはJ受光部としてCCD20
に原稿の光像を導く装置に例をとって説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、感光体に原稿の光像
を導く装置についても適用することができる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明にあっては、読取部から延びる
フラットケーブルを弾性材料からなる板状の支持部材を
用い読取部の移動方向に屈曲した状態で支持することと
したので、読取部に対する配線を確実に且つ狭い領域で
行うことができ。
従って、特に異なる方向へ移動する読取部への給電、信
号のやり取り等を常に安定した状態で行うことができる
また、この結果、配線用のケーブルが他の部材に接触す
ることがなく、その耐久性が向上するとともに、装置構
成の小型化を図ることができる。
さらに、読取部を導電性の支持部材を用いて接地したこ
とから、その移動等の際にノイズが発生することはなく
、常に質の高い読み取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明に係る原稿読取装置の一実施
例を示すもので、第1図は同実施例の要部を示す平面図
、第2図は第1図の装置を示す斜視図、第3図は主走査
台及び副走査部へのフラットケーブルの配線状態を示す
拡大斜視図、第4図は副走査部へのフラットケーブルの
配線状態を示す第3図のQ方向矢視図、第5図は主走査
台の移動に伴うフラットケーブルの状態を示す第3図の
R方向矢視図、第6図は主走査台の副走査部への組み付
は状態を示す側面断面図、第7図はフレームの他の例を
示す側面断面図、第8図は副走査部の本体レールへの組
み付は状態を示す正面断面図、第9図はフラー/ トケ
ーブル及び背板の組み付は状態を示す説明図、第10図
はフラットケーブルの配置を変えた場合の背板の状態を
示す説明図、第11図は背板の他の例を示す説明図、第
12図は読み取り動作を示すための説明図である。 符号の説明 l・・・主走査台    2a、2b・・・レール6・
・・ワイヤ     9・・・副レール20・・・CC
D (受光部) 25・・・ケーブルガイド 25a・・・底部    26・・・固定具27.31
・・・背板(支持部材) 32・・・固定板    33・・・ランプA、B・・
・主走査方向矢印 C,D・・・副走査方向矢印 CI 、CI 、C3・・・フラットケーブルU・・・
副走査部 第9図 第10図 第11図 第12図 −に一旨則秋向 杓16mm

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿の光像を受光部に導くため、読取光学系を有
    し且つ該読取光学系の電気部品に対しフラットケーブル
    を用いて配線を行った読取部を所定の速度で移動させる
    原稿読取装置において、 前記読取部から延びるフラットケーブルを支持するため
    導電性の弾性材料からなる板状の支持部材を前記読取部
    の移動方向に屈曲した状態で配設し、さらに、該支持部
    材を前記読取部に接続することにより該読取部を接地し
    てなることを特徴とする原稿読取装置。
  2. (2)フラットケーブルを固定部材により読取部に固定
    し、さらに該固定部材に支持部材を固定したことを特徴
    とする請求項1記載の原稿読取装置。
JP63252148A 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置 Expired - Fee Related JP2632387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63252148A JP2632387B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63252148A JP2632387B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02100567A true JPH02100567A (ja) 1990-04-12
JP2632387B2 JP2632387B2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=17233148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63252148A Expired - Fee Related JP2632387B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2632387B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175157A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175157A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5836538B2 (ja) * 2013-04-26 2015-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9423754B2 (en) 2013-04-26 2016-08-23 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2632387B2 (ja) 1997-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008116977A (ja) フラットベッドイメージスキャナにおけるフラットフレキシブルケーブルを所定の位置に制限することによる摩耗防止機構
US8243345B2 (en) Scan unit having EMI noise blocking unit and image forming apparatus having the scan unit
CN102017604A (zh) 图像抖动校正装置
KR100821605B1 (ko) 화상 판독 장치
US6819896B2 (en) Image reading apparatus with wire twist preventing structure and imaging apparatus using the same
US6731896B2 (en) Image-reading device having a contact prevention member preventing a lamp harness from contacting other elements
US6879414B2 (en) Scanner unit and carriage therefor
JPH02100567A (ja) 原稿読取装置
JPH02101868A (ja) 原稿読取装置
JPH02101863A (ja) 原稿読取装置
JPH02101864A (ja) 原稿読取装置
US6144465A (en) Guiding mechanism for slidable movement of a carrier in an image processor
JPH02101867A (ja) 原稿読取装置
JP2001230895A (ja) ハーネスの取付構造
US5191377A (en) Original scanning apparatus with electrical connecting member
JPH0698107A (ja) 画像入力装置
US8576676B2 (en) Flexible cable for optical pickup and optical disc drive including the same
JP2001337399A (ja) 給電ケーブル及び画像読取装置
JP2004271865A (ja) 画像読取装置
JP2004274613A (ja) 画像形成装置
WO2017073583A1 (ja) 画像読取装置
JP5009596B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
US6166829A (en) Image scanner with intrinsic biasing of a scan head
JP4810207B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP2000078367A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees