JPH0199347A - 電子交換機におけるファクシミリ通信の一時記憶方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ通信に関し、特に電子交換機にお
ける通信データの一時蓄積も−よび割込み受信の方式に
関する。

（従来の技術） 従来、この種のファクシミリ通信では、交！機を通して
送信端末と受信端末とを直接的に接続していた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来のファクシミリ通信では、端末を直接的に
接続しているため、個々の端末の機能および性能に応じ
て通信時間などに大きな影響がある。したがって、通信
速度の異なる端末間の通信では必然的に速度が遅い端末
に合わせる念めに通信時間が長くなるという欠点がある
。

また、データの受信時に他の緊急性の高い通信データを
受信する必要性が生じた場合においても現在、受信中の
相手端末との通信が終了するまで待たなければならない
という欠点がある。

以上の２点から、個々のファクシミリ端末が一つのファ
クシミリ通信用ハードウェアで専有される時間が長くな
り、これによって加速度的に上記の悪循環が生じるとい
う欠点がある。

本発明の目的は、ファクシミリ通信データの補助記憶装
置を有し、受信要求のあったファクシミリ端末の照合符
号や時刻を情報として付加し、ある単位ごとに一時記憶
装置へ蓄積すると同時に、そのファクシミリ端末の状態
が空き状ゆであればデータの送出を行い、相手のファク
シミリ端末がデータの受信中であれば蓄積を続け、当該
ファクシミリ端末が空き次第、データ送出を開始するこ
とができるようにしておき、当該ファクシミリ端末が受
信中であっても割込み受信要求が送出されていれば、現
在、受信中の補助記憶装置からのデータを停止させ、割
込み要求で指定されたファクシミリ端末からのデータを
優先的に受信することによって上記欠点を除去し、通信
時間や待ち時間が長くならないように構成した電子交換
機におけるファクシミリ通信の一時記憶方式を提供する
ことにある。

（問題点分解法するための手段） 本発明による電子交換機におけるファクシミリ通信の一
時記憶方式は、複数の７アククｚ　’Ｊ端末、および複
数のファクシミリ端末に接続された複数の電子交換機か
ら成るシステムに使用されるものであって、さらに補助
記憶手段と、補助記憶制御手段とを具備して構成したも
のである。

補助記憶手段は、受信要求のあったファクシミリ端末や
時刻を情報として付加し、ある単位ごとにデータととも
に一時的に蓄積するためのものである。

補助記憶制御手段は上記データの蓄積を制御すると同時
に、受信要求のあったファクシミリ端末が空き状態であ
ればデータを送出し、ファクシミリ端末がデータの受信
中であれば蓄積を続け、ファクシミリ端末が空き次第、
データの送出ができるるようにしておき、ファクシミリ
端末がデータの受信中であっても割込み受信要求が出さ
れていれば現在のデータを停止させ、割込み要求によっ
て指定された他のファクシミリ端末からのデータを優先
させて受信するように制御するためのものである。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明による電子交換機におけるファクシミ
リ通信の一時記憶方式を実現する装置の一実施例を示す
ブロック図である。第１図において、１０．２０はそれ
ぞれ電子交換機、１１゜１４．２１はそれぞれ７アク７
ミリ端末、１２は補助記憶制御装置、１３は補助記憶装
置である。

第２図は、第１図の装置における処理子Ｉ［を示すフロ
ーチャートである。

以下、第１図および第２図に従って動作を説明する。

現在、ファクシミリ端末１１はファクシミリ端末２１よ
りデータを受信中とする。このとき、ファクシミリ端末
１４よりファクシミリ端末１１へ送信の要求があった場
合、補助記憶制御装置１２は上記データ【必要な情報（
送信先、送信元、ならびに時刻など）を付加し、補助記
憶装置１３に一時的に記憶しておき、ファクシミ’）端
末１１が受信可能になり次第、送出する。

ファクシミリ端末１１よりファクシミリ端末１４のデー
タを割込み受信する旨の指示があった場合には、現在性
われている補助記憶装置１３よりファクシミリ端末１１
へのデータの送出全停止し、データを蓄積する。

代りに、要求の送出されたファクシミリ端末１４からの
データを送出し、補助記憶制御装置１２によりファクシ
ミリ端末１１の空き状態を検出し次第、蓄積されたデー
タの送出全再開する。

一方、ファクシミリ端末１１がファクシミリ端末２１よ
りデータを受信しないときか、または受信していないと
き、あるいはデータを受信したファクシミリ端末１４よ
シ割込み要求が送出されないときには、ファクシミリ端
末２１よりデータを送出した後、補助記憶装置１３の内
部に送出データがあるか否かが判定される。送出データ
がなければ停止し、送出データがあれば開始ステップに
戻る。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、電子交換機にファクシミ
リ通信用の補助記憶袋ｅｆ：付加することにより、個々
のファクシミリ端末の通信速度の差異を吸収し、データ
受信中の端末に対する送信要求も受付け、一端末に対す
る複数の端末からの送信要求を同時に処理できるという
効果がある。

筐た、補助記憶装置と端末との間でデータ受信処理を切
換えることにより、緊急性の高いデータの割込み受信が
できるようになるという効果がある。

以上により再送速度、あるいは転送速度の相違による端
末のファクシミリ通信用のハードウェアの専有時間を短
縮し、全体としてファクシミリ通信？円滑化できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による電子交換機におけるファクシミ
’）通信の一時記憶方式を実現する装置の一実施例を示
すブロック図である。 第２図は、第１図の装置におけるデータ受信時の処理を
示すフローチャートである。 ｔｒ・・ファクシミ・順物末

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のファクシミリ端末および前記複数のファクシミリ
   端末に接続された複数の電子交換機から成るシステムに
   使用される電子交換機におけるファクシミリ通信の一時
   記憶方式であつて、受信要求のあつたファクシミリ端末
   や時刻を情報として付加し、ある単位ごとにデータとと
   もに一時的に蓄積するための補助記憶手段と、前記蓄積
   を制御すると同時に、前記受信要求のあつたファクシミ
   リ端末が空き状態であれば前記データを送出し、前記フ
   ァクシミリ端末がデータの受信中であれば蓄積を続け、
   前記ファクシミリ端末が空き次第、データの送出ができ
   るようにしておき、前記ファクシミリ端末がデータの受
   信中であつても割込み受信要求が出されていれば現在の
   データを停止させて前記割込み要求によつて指定された
   他のファクシミリ端末からのデータを優先させて受信す
   るように制御するための補助記憶制御手段とを具備して
   構成したことを特徴とする電子交換機におけるファクシ
   ミリ通信の一時記憶方式。