JPH0198769A - 磁気端面シール - Google Patents

磁気端面シール

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Publication number
JPH0198769A
JPH0198769A JP63225525A JP22552588A JPH0198769A JP H0198769 A JPH0198769 A JP H0198769A JP 63225525 A JP63225525 A JP 63225525A JP 22552588 A JP22552588 A JP 22552588A JP H0198769 A JPH0198769 A JP H0198769A
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JP
Japan
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ring
bore
annular
radius
magnetic end
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Application number
JP63225525A
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English (en)
Inventor
William V Adams
ウィリアム・ヴィ・アダムス
Duane A Avard
デュアン・エイ・エヴァード
Leroy A Waling
ルロイ・エイ・ウォリング
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Durametallic Corp
Original Assignee
Durametallic Corp
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Publication date
Application filed by Durametallic Corp filed Critical Durametallic Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/3436Pressing means
    • F16J15/3444Pressing means by magnetic attraction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は改良された磁気端面シール及び、軸受保護装置
に関し、特に軸受箱と、前記軸受箱外壁より内部に開口
するボアから同軸上に張出す回転軸との間をシール状態
に維持するための磁気端面シールに関する。
〔従来の技術〕
多(のポンプが軸受箱を外部の汚染因子から密封状態に
絶縁するためにリップシールやラビリンスシールを採用
しているが、かかるシールは多くの欠点を有している。
また軸受箱と回転軸との間に磁気端面シールを使用する
試みも成されてきた。第1図は従来の磁気端面シールの
例を示しており、かかる磁気端面シールは気密性の点で
優れている。しかしながら、従来の磁気端面シールの取
付けは慎重かつ正確に行う必要がある。例えば、公知の
典型的な磁気シールは軸受箱のボア内に磁気インサート
を取付けるために別個に絶縁体を必要とするため、必然
的に構造が複雑になりコストもかかることになる。公知
のシールはまた通常はエラストマー製のOリングを用い
て絶縁体すング内に磁気インサートを密封状態に取付け
るが、インサートリングは傾き歪むことがあり、かかる
場合にはシール機構は適切に作動しない。
この歪みは挿入時の0リングのローリングや伸縮に起因
する。このような従来のシールの内部では対向するシー
ルリングの間に環状空間が形成され、かかる空間にはオ
イルが溜まりやすく、溜まったオイルは軸受の油溜に吐
出されにくいため、結果的にシール面の間で漏れが生じ
ることになる。磁気端面シールの公知例としては、米国
特許第2,843.403号、同第3,050,319
号、同第3,080,170号、同第3,788.65
0号などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の課題は上記課題を解決し改善可能な改
良された磁気端面シールを提供するにある。
すなわち取付けが容易で、しかも不都合なインサートの
歪曲が生じにくい改良された磁気端面シールを提供する
にある。
さらに、磁気吸引可能な材料製の固定子を使用し、軸受
箱のボア内に位置決めさせるためのインサートとして機
能させ、軸に取付けられた磁石を含む回転子のシール面
を上記固定子のシール面に磁気吸引させて良好なシール
状態を得ることが可能な改良された磁気端面シールを提
供するにある。
本発明に基づく改良された磁気端面シールでは、上記固
定子に硬い非磁性体材料製のシート部材を取付けること
により、軸受箱のボア内に固定子を垂直にしっかりと密
封状態に係合させ固定子に生じるコツキングや歪みを防
止可能な磁気端面シールを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明は、軸受箱と、該軸受
箱外壁より内部に開口するボアから同軸上に張出す回転
軸との間をシール状態に維持するための磁気端面シール
において、環状固定子が前記回転軸を囲むように該ボア
内に配設され、該固定子が磁気吸引可能な材料から成る
固定リングを含み、該回転軸が該固定リングと接触せず
に該ボア手段を貫通できるように、該固定子には該回転
軸と同軸上に伸長し該回転軸よりも大きな半径を有する
ボア手段が形成され、該固定リングの軸方向外側端面上
には略平面形状の環状第1シール面が形成され、該固定
子は該固定リング外周にリング状シート部材を有し、該
シート部材は該固定リング上に固着され、該シート部材
の断面は非円形形状であり、該シート部材は弾性の低い
硬い合成樹脂材料から形成され、該シート部材の最大半
径は、該シート部材を該ボア内に挿入した時に生じる半
径方向変形により該ボア内面と密着固定状態に係合可能
なように、非圧縮状態で該ボアの半径よりもやや長めに
形成され、回転子は該回転軸を囲み、かつ該回転軸の回
転運動に伴って回転自在に配設され、さらに該回転子は
該固定子の近傍に同軸上に配設され、該回転子は回転リ
ングを有し、該回転リングの軸方向内側端面上には略平
面形状の環状第2シール面が形成され、該第2シール面
ば該回転軸の中心線に対し略垂直平面上に形成され、該
第2シール面は該第1シール面に相対するように係合維
持され、さらに、該回転子が該回転リングに固着された
リング状磁石を含み、該磁石は該回転軸に対しては半径
方向に距離を置くように配設され、該固定リングに対し
ては軸方向近傍かつ小さな軸方向隙間を置くように配設
され、該磁石の該固定リングに対する磁気吸引力により
、該回転子が該固定子に軸方向に吸引され、該第1フェ
ース面と該第2フェース面とのシールが得られることと
特徴とする、磁気端面シールを提供する。
〔実施例〕
以下図面を参照し、まず従来技術に基づく磁性端面シー
ルについて説明し、次に本発明に基づく磁性端面シール
の実施例について詳述することにより本発明の特徴を明
らかにする。
第1図は、従来技術に基づく磁性端面シールを示す断面
図である。この磁性端面シールは軸12を中心線13の
回りを回転自在に支承する軸受箱11を含む。軸12は
公知の転がり軸受14.15により回転自在に支承され
る。軸受箱11は転がり軸受14.15に注油するため
の油溜16を有している。ボア17は軸受箱11の外壁
18を通って外部に開口し、軸12を外部に張出させて
いる。そしてこの軸受箱11と回転軸120間に従来技
術に基づく磁性端面シール19が配設され、外部環境か
らリザーバとしての油溜16を密封状態に絶縁している
この従来技術に基づく磁性端面シール19は、回転リン
グ21を有し、この回転リング21は軸12の回りを囲
むように軸受箱11の外部に配設された支持リング22
を含んでいる。この支持リング22は公知のエラストマ
ー製0リング23によって軸12と液密にかつ駆動自在
に係合される。支持リング22はその内面に形成された
環状溝を有し、該環状溝の内部には公知のカーボン製の
フェースリング24が取付けられる。該フェースリング
24は支持リング22の軸方向内側面を超えて軸方向内
側に張出し、フェースリング24の軸方向内側端に環状
シール面25が形成される。該環状シール面25は中心
線13に対して略垂直な平面を形成している。
磁性端面シール19は、また固定リング27を有してい
る。該固定リング27は軸受箱17内に配設され、軸受
箱エフに対し液密にかつ回転不能に取付けられている。
この固定リング27の軸方向外側端面上にはシール面2
6が形成され、対向する2つのシール面25及び26の
間で液密状態を保ちながら回転自在に接触可能な平面が
形成される。
固定リング27は磁石であり、従って磁性体材料から形
成される。これとは対称的に、回転リング22は磁気吸
引可能な材料、すなわちスチールのような公知のフェラ
イト材から形成される。
そのため回転リング22は磁石である固定リング27の
方向、すなわち軸方向内側に磁気吸引され、対向するシ
ール面25及び26の間に好適なシール接触が維持され
る。
固定リング27は通常は「インサート」と称され、中間
リング28によって軸受箱11に回転不能に取付けられ
る。該中間リング28はインサートである固定リング2
7の周辺に配設され、ボア17を規定する周辺壁に密着
される。この中間リング28により、通常は鋳鉄やスチ
ールなどのフェライト材製の軸受箱11から磁石である
固定リング27が絶縁される。
インサートである固定リング27と軸受箱11とのシー
ルを確保するために、上記中間リング28と上記固定リ
ング27との間には公知のエラストマー製Oリング29
が配設される。しかし、このような0リングにはい(つ
かの欠点が観察される。すなわち、取付は時にOリング
の圧縮が生じ、さらに絶縁体である固定リング27の内
部にインサートである固定リング27を軸方向に挿入す
るため0リングが軸方向に動かされ、その結果軸方向へ
のローリングや弾性的歪みが生じることになる。さらに
いわゆる「スプリングバック」が生じ、固定リング27
の大きなコツキングや傾動が観察され、端面26が軸の
中心線に対して所望の垂直面を形成することが困難とな
る。
かかる状態は通常「歪み」として観察されている。
さらに、第1図に示す従来例では、軸12と固定リング
27との間に環状隙間通路31が配設されている。この
環状隙間通路31の軸方向内側端部は油溜16に連通さ
れ、゛この環状隙間通路31を介して注油される。この
環状隙間通路31の軸方向外側端部は周方向外側に張出
し、支持リング22と固定リング27とフェースリング
24とによって規定される環状溝32に連通している。
この環状溝32はシール面26の内半径がシール面25
の内半径よりも小さいために生じるものである。この環
状溝32内部には通路31を介して注油された油が集ま
る傾向があり、溜まった油は油溜16内に戻ることがで
きない。従って幾らかの油がシール面25及び26の間
に漏れるおそれがあった。
第2図には、本発明に基づく改良された磁気端面シール
41が示されており、この磁気端面シールも固定された
軸受箱11と回転軸12の間に設置されるものである。
当該磁気端面シール41は回転子42を含み、該回転子
42は軸12の回りに液密にかつ回転不能に取付けられ
る。回転子42はリング状磁石43を含み、該磁石43
には通常はカーボン製の回転リング44が取付けられて
いる。回転リング44は磁石43を超えて軸方向内側に
張出し、その軸方向内側の端面上にシール面45が形成
される。こめシール面45は公知例と同様に軸に対し垂
直方向に伸長している。さらに「ヴイトン(Viton
) Jや「ブナ・エヌ(Buna”N”)」のようなエ
ラストマー製0リング46が回転リング44内の溝に配
設され、軸に回転子42を液密に取付けている。リング
状磁石43と回転リング44とは締まりばめ又はプレス
ばめにより相互に固定される。リング状磁石43は磁性
体材料から形成される。リング状磁石43の材料として
は、バリウム・フェライト(セラミック)、アルニコ5
、アルニコ8、プラスチックベースのネオジムなどを使
用することができる。特にアルニコ5を支持リング43
の磁性体として使用することが好ましい。
回転子42は固定子51に隣接し協働してシール状態が
得られる。該固定子51は軸受箱11のボア17の開放
端内に液密にかつ回転不能に取付けられる。この固定子
51はさらに固定リング52を含み、その軸方向外側端
面上にシール面53が形成され、該シール面53は軸の
中心線に対し垂直な面上に形成され、対向するシール面
45に対し相互に回転及び摺動自在に接触している。
固定子52は磁気吸引可能な材料から形成され、リング
状磁石43から軸方向に強い磁気吸引力を受け、対向す
るシール面45と53の間に適当な係合が確保される。
このように固定リング52は公知のスチールにより形成
することができるが、該固定リング52にはニッケル/
クロム保護面や酸化クロム保護面のように保護表面加工
を施すことも好ましい。
固定リング52は軸方向に張出す階段状の環状外面を有
し、該環状外面は2段に構成されることが好ましい。さ
らにこの構造について詳述すると、固定リング52はそ
の内側端面から軸方向に張出す環状の第1外面54を有
し、半径方向外側に張出す第1ショルダー55に連続し
ている。
この第1ショルダー55はさらに環状環状の第2外面5
6に連続し、該環状の第2外面56は環状の第1外面5
4よりも半径方向外側で、軸受箱11のボア17よりも
半径方向内側に位置するように調整される。さらに該環
状の第2外面56は軸方向外側かつ半径方向外側に伸長
する環状の第2ショルダー57に連続している。この環
状の第2シッルダ−57により環状フランジ58が規定
される。
この環状フランジ58は軸受箱外壁18を半径方向に覆
う程度に十分な半径方向を有している。これにより環状
の第2ショルダーにより外壁を囲むことが可能になる。
固定リング52の外周には環状のシート部材61が固定
される。この環状シート部材61はブロック状断面を有
し、さらにその環状内面は固定リング52の環状外面に
密着可能である。固定リング52と環状シート部材61
とは締まりばめ又はプレスばめによって固定されること
が好ましい。
さらに該環状シート部材61は第1ショルダー55に密
着可能な軸方向外側端面を有している。
シート部材61は軸方向内側から軸方向外側に向けて半
径方向長さが漸増するように形成された環状外面62を
有している。すなわち、シート部材61の軸方向内側(
第2図では左側)の端面に連続する環状外面62は軸受
11のボア17よりも小さい半径方向長さを有している
。この環状外面62の半径は軸方向に向けて(第2図で
は左側から右側に向けて)その軸方向幅の3分の1にわ
たり徐々に増加するように構成され、シート部材61が
圧縮されていない状態では、ボア17の内半径よりも若
干長めの半径方向長さを有するように構成される。さら
にその若干長めの長さが軸方向幅の残り部分にわたって
維持される。
本実施例ではシート部材61が圧縮されていない状態で
、環状外面62の最大半径は通常は0.127mo+(
0,005in)乃至2.794 mm(0,11in
)の範囲でボア17の半径よりも長く構成されているが
、リングのサイズに応じてこの超過長さが可変であるこ
とは言うまでもない。
シート部材61の材料としては、少な(ともデュロメー
タ硬さA95を有する硬いプラスチック又は合成樹脂を
使用し、極力限定的な弾性力を持たせる。軸受箱のボア
17内に挿入する際には、シート部材61の軸方向外側
付近に限定的な圧縮が生じ、該圧縮により固定リング5
2が適切に固定支持され、また軸受箱11との液密な係
合が達成される。かくしてスプリングバック(すなわち
、軸方向への膨らみ(axial bulging))
は防止され、インサートである固定リング52及び特に
そのシール面53を軸中心線に対し垂直方向に非常に正
確に維持することが可能となる。
シート部材61の材料としては、低い摩擦係数を有し軸
受箱11のボア17内への挿入が容易なものが好適であ
り、かくしてインサートである固定リング52のローリ
ングやスプリングバッグを最小限にすることが可能とな
る。
好適な実施例においては、シート部材61は炭素繊維強
化テフロン又はガラス繊維強化テフロンのようなテフロ
ンにより形成される。しかしテフロンと同様の性質を有
する他の材料を使用・することも可能である。例えばリ
ドン(Ryton)などで代替させることができる。ま
たデュロメータ硬さは少なくともショア硬さA95であ
ることが好ましい。さらにボア17内に圧縮されて密着
されるため君子軸方向への膨らみ(0,508ma+(
0,0021n))を材料に持たせる必要がある。
インサートである固定リング52は軸12の半径より大
きな半径を有し、軸方向に伸長する開口部を有しており
、該開口部はほぼ同じ半径を有し、シール面53より内
部に開口するボア64を含んでいる。しかしこのボア6
4は固定リング52内の一部に伸長するにすぎず、さら
に軸方向内側の端部は同軸上に配列されたボア63に連
通している。該ボア63はテーパ面を有し、該テーパ面
は固定リング52の半径方向内側表面に相当し、軸方向
内側に向かって半径が漸増していくように構成される。
リング状磁石43と磁気吸引可能な固定リング52の間
には小さな半径方向隙間66が確保される。
〔発明の効果〕
本発明は以上のような構造を有しているため、以下に説
明するような顕著な効果を示す。
すなわち本発明に基づく磁気端面シートを配設したアセ
ンブリを作動させた場合、軸12の回転により対応する
回転リング42の回転が引き起こされる。磁石である支
持リング43とインサートである固定リング52との間
に生じる磁気吸引力により、回転リング42は第2図中
左方向に引付けられ、回転リング42上のシール面45
が対向する固定リング52上のシール面53に対して磁
気的に密着される。そのため本発明に基づく磁気端面シ
ールによれば、軸の回転によりシール面45とシール面
53との間に摺動回転が生じた場合であっても、両面間
では効果的なシール状態が維持され減摩材の外部への漏
出を防止可能であると同時に、水分又は湿気を含んだ汚
染因子の内部への侵入をも防止することが可能である。
また本発明に基づく磁気端面シールにおいては、固定リ
ング52と軸受箱11の間に配設されたシート部材61
は固定リング52を液密状態に固定支持すると同時に、
軸受IIの端面に垂直な第2ショルダー57がフランジ
58の内面上に形成される。このため本発明に基づく磁
気端面シールによれば、好ましくないシール面53の傾
斜を防止可能であり、対向し接触するシール面45及び
53の間の好適は摺動密着状態を維持することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術に基づく磁性端面シールを備えた軸
支持用の軸受のフレームを示す中央断面図である。 第2図は、本発明に基づく改良された磁性端面シールを
示す部分断面図である。 41・・・磁性端面シール、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸受箱と、前記軸受箱外壁より内部に開口するボ
    アから同軸上に張出す回転軸との間をシール状態に維持
    するための磁気端面シールにおいて、 環状固定子(51)が前記回転軸(12)を囲むように
    前記ボア(17)内に配設され、前記固定子が磁気吸引
    可能な材料から成る固定リング(52)を含み、前記固
    定子には前記回転軸と同軸上に伸長し前記回転軸よりも
    大きな半径を有するボア手段(63、64)が形成され
    、前記回転軸は前記固定リングと接触せずに前記ボア手
    段を貫通可能であり、 前記固定リング(52)の軸方向外側端面上には略平面
    形状の環状第1シール面(53)が形成され、 前記固定子は前記固定リング外周にリング 状シート部材(61)を有し、前記シート部材は前記固
    定リング(52)上に固着され、前記シート部材の断面
    は非円形形状であり、 前記シート部材(61)は弾性の低い硬い合成樹脂材料
    から形成され、前記シート部材の最大半径は、前記シー
    ト部材を前記ボア内に挿入した時に生じる半径方向変形
    により前記ボア内面と密着固定状態に係合可能なように
    、非圧縮状態で前記ボア(17)の半径よりもやや長め
    に形成され、 回転子(42)は前記回転軸を囲み、かつ前記回転軸の
    回転運動に伴って回転自在に配設され、さらに前記回転
    子は前記固定子(51)の近傍に同軸上に配設され、 前記回転子(42)は回転リング(44)を有し、前記
    回転リングの軸方向内側端面上には略平面形状の環状第
    2シール面(45)が形成され、前記第2シール面は前
    記回転軸の中心線に対し略垂直平面上に形成され、前記
    第2シール面(45)は前記第1シール面に相対するよ
    うに係合維持され、さらに、 前記回転子(42)が前記回転リング(44)に固着さ
    れたリング状磁石(43)を含み、前記磁石(43)は
    前記回転軸に対しては半径方向に距離を置くように配設
    され、前記固定リング(52)に対しては軸方向近傍か
    つ小さな軸方向隙間を置くように配設され、前記磁石(
    43)の前記固定リングに対する磁気吸引力により、前
    記回転子が前記固定子に軸方向に吸引され、前記第1フ
    ェース面と前記第2フェース面とのシールが得られるこ
    とと特徴とする、磁気端面シール。
  2. (2)前記シート部材(61)がブロック状断面を有し
    、さらに軸方向外側位置から軸方向内側位置に移行する
    につれ半径が漸増する環状外面(62)を有し、前記環
    状外面は前記ボアの半径よりも小さい半径を軸方向内側
    位置において有し、前記環状外面はシート部材の非圧縮
    時にボア17の半径よりも大きな半径を軸方向外側位置
    において有することを特徴とする、請求項第1項に記載
    された磁気端面シール。
  3. (3)前記シート部材(61)と前記固定リング(52
    )が相互に締まりばめ又はプレスばめされることにより
    前記シート部材と前記固定リングとが相互に固着され、
    前記シート部材が前記固定リングの軸方向内側面に形成
    された第1ショルダー(55)に接していることを特徴
    とする、請求項第1項又は第2項に記載された磁気端面
    シール。
  4. (4)前記固定リング(52)が軸方向外側端面の近傍
    に半径方向外側に張出す環状フランジ(58)を有し、
    前記環状フランジが前記ボアを囲むように前記軸受箱外
    壁に重なり接するように半径方向外側に張出しているこ
    とを特徴とする、請求項第1項乃至第3項のいずれか1
    項に記載された磁気端面シール。
  5. (5)前記回転リング(44)がカーボン製であり、前
    記回転軸を通すためのボアを有し、前記回転リング(4
    4)が前記ボアから半径方向外側に開口する環状溝を有
    し、前記環状溝は前記回転リングの軸方向反対側端面か
    ら内側に向けて間隔を有し、エラストマー製シールリン
    グ手段(46)が前記環状溝内に配設され、前記回転軸
    に圧縮されることにより液密状態が保たれ、前記回転軸
    と前記回転リング(42)との間に回転不能なシール状
    態が得られることを特徴とする、請求項第1項乃至第4
    項のいずれか1項に記載された磁気端面シール。
  6. (6)リング状前記磁石(43)が前記回転リング(4
    4)の半径方向外側を囲み固着されていることを特徴と
    する、請求項第1項乃至第5項のいずれか1項に記載さ
    れた磁気端面シール。
  7. (7)前記磁石(43)が前記回転リングを囲むリング
    形状をしていることを特徴とする、請求項第1項乃至第
    6項のいずれか1項に記載された磁気端面シール。
JP63225525A 1987-09-10 1988-09-08 磁気端面シール Pending JPH0198769A (ja)

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