JPH0197201A

JPH0197201A - 使い捨て下着

Info

Publication number: JPH0197201A
Application number: JP62255045A
Authority: JP
Inventors: Akira Takeda; 武田　彰
Original assignee: Daio Paper Corp
Current assignee: Daio Paper Corp
Priority date: 1987-10-09
Filing date: 1987-10-09
Publication date: 1989-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は、幼児のトイレットトレーニング等排尿便の仕
付け時および失禁者等用に供される使い捨て下着に関す
る。

（従来の技術）従来のこの種の使い捨て下着は、たとえＧキ、特開昭５
８−１１５１０７号公報、特開昭ｆｉｌ−２０７６０５
号公報、特開昭６２−４１３０２号公報などに記載され
ている。

すなわち、特開昭５８−１１５１０７号公報には、−方
の身頃が他方の身頃に重ねられ、両端が互いに接合され
た２つの身頃から作られているものが記載されている。

また特開昭６１−２０７６０５号公報には、脚部開口と
腰部開口とを有する立体的なパンツを形成するように、
前板部、後板部、側縁部分の一部を互いに接合するシー
ム部を有しているものが記載されている。

さらに特開昭６２−４１３０２号公報には、パンツ本体
が、クロッチを中心として折り返えされ、−対のレッグ
ホールを中心とする現前領域に形成されているものが記
載されている・（発明が解決しようとする問題点）前述のように、従来の使い捨て下着は、パンツ状に構成
されているため、そのパンツ状加工には、大規模な設備
が必要になり、かつ、その加工工程が煩雑であって高速
加工が困難となり、ロス率が高くなるという問題点があ
る。またパンツ状使い捨て下着は穿くことにより着用す
るため、着用者へのフィツト性に欠けて隙間が生じやす
く、漏れが生じやすいという問題点があり、しかも、着
用者が幼児の場合等では、トイレ時作業が煩雑になると
いう問題点がある。

本発明は上記のような問題点を解決しようとするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

着用者の肌に接する液透過性トップシートと、該トップ
シートと反対側に位置する液不透過性バックシートと、
前記両シートの間に介在する吸収体とからなる使い捨て
下着において、使い捨て下着本体が実質的に縦長の形状
を有し、かつ、前記下着本体の長辺方向のいずれか一端
に、該下着本体の短辺方向に渡って取付けられた弾性伸
縮性バンドを有し、しかも、脚まわりにあたる該吸収体
の短辺方向両端付近のそれぞれには、前記長辺方向に渡
る脚まわり用伸縮部材を有し、さらに、該下着本体には
、その前身頃と後身頃を自在に付け外し可能な接合手段
を有するものとした。

〔作　　用〕

本発明によれば、下着本体が実質的に縦長であり、その
長辺方向のいずれか一端に弾性伸縮性バンドが短辺方向
に渡って取付けられているため、これを製造するには、
従来のパンツ状使い捨て下着の場合のような新たな設備
を必要とすることなく使い捨ておむつ製造工程に弾性伸
縮性バンドを取付ける簡単な設備を付加することにより
可能となる。また前身頃と後身頃を付け外し可能な手段
によって接合するので、穿くことによる着用ではないた
め、着用者に対する着脱が容易であり、かつ、着用者の
体形に自在に装着ができてフィツト性がよく、また幼児
でもトイレ作業が楽に行なうことができる。しかも、着
用時には、該弾性伸縮性バンドが着用者のウェスト腰ま
わりに適度に密着するので、不用意にすり下ることがな
い。

〔実施例〕

第１図は本発明の第１実施例を示した平面図で、使い捨
て下着本体を伸張状態で示している。また第２図は第１
図の切断線Ａ−Ａに沿う断面図である。

第１図および第２図において、１は使い捨て下着本体で
、第１図にみられるように、実質的に縦長の形状を有し
ており、また着用者の肌に接する液透過性トップシート
２と、該トップシート２の反対側に位置する液不透過性
バックシート３と、該両シート２．３の間に介在する吸
収体４とからなっている。

５は弾性伸縮性バンドで、第１図にみられるように、該
下着本体１の長辺方向の上端に、該下着本体１の短辺方
向に渡って取付けられており、該バンド５の両端は、第
２図にみられるように、吸収体４のない部分の該両シー
ト２，３のフラップ部の所で接着（接着部６）されてい
る。

そして、第１図にみられる７は前記吸収体４のない上縁
部、８．−９．１０はそれぞれ、同じく下縁部、左縁部
、右縁部である。また１１は脚まわり用伸縮部材で、前
記下着本体１の吸収体４の短辺方向両端付近のそれぞれ
に前記長辺方向に渡って設けられている。

１２は前記下着本体１の前身頃と後身頃を接合する手段
としての付け外し可能な感圧性粘着テープまたはベルク
ロ式テープあるいは接着テープ、１３はそのテープ１２
の受けである。

さらに説明すると、液透過性トップシート２は、不織布
などからなり、一般に２０〜５０ｇ／ｍ２の不織布がよ
い、液不透過性バックシート３は、ポリエチレンフィル
ムまたは合成樹脂フィルムなどがよい。弾性伸縮性バン
ド５は、つレタンゴムまたは合成ゴムなどがよく、全体
を弾性化するか、一部のみを弾性化してもよい。

また該バンド５の幅Ｗは、吸収体４の端縁からフラップ
部の端縁までの距１１ｉｆｔＷｏの２０〜２０帖がよく
、該バンド５の弾性伸縮部分の長さ文は適宜でよいが、
全幅の１７４以上の長さが好ましい。

また該バンド５の伸縮率は１１０〜２　ｓ　ｏ＊、　と
くに１５０〜２００％が好ましく、弾性強度は５０〜４
００ｇ。

とくに　１００〜２００ｇが好ましい。

なお前記縁部７，８．９．１０には、１０〜１００ｇ／
ｍ２程度の法王透過薄膜を該トップシート２の裏面に設
けることが好ましい。

第１図および第２図に示すように構成された使い捨て下
着においては、第３図に示すように、弾性伸縮性バンド
５を伸ばして着用者１４のウェスト腰まわりにあて、第
４図に示すように、接合手段１２．１３により、使い捨
て下着本体１の前身頃と後身頃を付け外し可能に接合す
ればよい。

第５図および第６図は本発明の第２実施例を示している
が、第１図および第２図に示した第１実施例とは、前記
両シート２．３の上下のフラップ部分の形状が異なり、
弾性伸縮性バンド５の長さが短くなっているだけで、全
体としては大差がないので、詳細説明は省略する。

〔発明の効果）以上説明したように、本発明は、使い捨て下着本体が実
質的に縦長であり、その長辺方向のいずれか一端に弾性
伸縮性バンドが短辺方向に渡って取付けられており、か
つ、該下着本体の前身頃と後身頃を接合する手段として
自在に付け外し可能な手段を有しているから、従来のパ
ンツ状のものに比し、着用者に対する着脱が容易となり
、また脚まわり部が脚まわり用伸縮部材によって適度に
緊締されるので、前後漏れが防止され、しかも、着用感
にも優れたものとなる。また製造工程においても、従来
のパンツ状のもののような新たな設備を必要とすること
なく、きわめて簡単であり、かつ、着用時には、弾性伸
縮性バンドが着用者のウェスト腰まわりに適度に密着す
るので、フイ・ント性がよく、不用意にすり下ることが
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示した平面図、第２図は
第１図の切断線Ａ−Ａに沿う断面図、第３図は第１図の
使い捨て下着の使用時の１つの説明図、第４図は同じく
もう１つの説明図°、第５図は本発明の第２実施例を示
した斜視図、第６図は第５図の切断線Ｂ−Ｂに沿う断面
図である。１・・・使い捨て下着本体２・・・液透過性トップシート３・・・液不透過性バックシート４・・・吸収体５・・・弾性伸縮性バンド１１・・・脚まわり用伸縮部材１２．１３・・・接合手段第１図第２図第３図第４図第Ｓ図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

　着用者の肌に接する液透過性トップシートと、該トッ
プシートと反対側に位置する液不透過性バックシートと
、前記両シートの間に介在する吸収体とからなる使い捨
て下着において、使い捨て下着本体が実質的に縦長の形
状を有し、かつ、前記下着本体の長辺方向のいずれか一
端に、該下着本体の短辺方向に渡って取付けられた弾性
伸縮性バンドを有し、しかも、脚まわりにあたる該吸収
体の短辺方向両端付近のそれぞれには、前記長辺方向に
渡る脚まわり用伸縮部材を有し、さらに、該下着本体に
は、その前身頃と後身頃を自在に付け外し可能な接合手
段を有することを特徴とする使い捨て下着。