JPH0193222A

JPH0193222A - 無線選択呼出用受信機

Info

Publication number: JPH0193222A
Application number: JP62249944A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Omori; 茂樹大森; Yoshitaro Shimanuki; 島貫　義太郎
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1987-10-05
Filing date: 1987-10-05
Publication date: 1989-04-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の属する技術分野）本発明は、音声によってメツセージ情報を知らせること
ができる無線選択呼出用受信機に関するものである。

（従来の技術）従来用いられている無線選択呼出用受信機は、鳴音によ
り呼出しを行う機能のみのタイプの他、電話から入力し
た数字メツセージまたコンピュータから入力した文字メ
ツセージを表示する機能を有したタイプがあるが、呼出
される都度表示内容を見る煩しさがあった。この場合、
メツセージが表示部に表示できる文字数に比して長い場
合は、表示をスクロールさせる必要があり、さらに、目
の不自由な人にとっては、全く利用することができかっ
た。

これとは別に、音声メツセージを音声情報として伝送し
、これをそのまま音声で知らせる無線選択呼出用受信機
があるが、この場合には、１つの無線チャネル当りの伝
送容量が極端に減少し、また送信される音声メツセージ
の品質が悪く聞き取りにくい場合が多い等の欠点があっ
た。

（発明の目的）本発明の目的は、メツセージ情報を読む煩しさを解消し
、視覚情報の認識が不自由な人に音声によって、メツセ
ージ情報の伝達を可能とした無線選択呼出用受信機を提
供することにある。

（発明の構成）（発明の特徴と従来技術との差異）本発明は、メツセージ情報を受信機で合成した音声によ
って携帯者に伝達するためのメツセージ音声変換合成手
段を備えたことを最も主要な特徴とするものである。し
たがって１本発明は入力されたメツセージ情報を音声に
変換合成すること、およびある特定の信号によってそれ
に見合った定型のメツセージ情報を音声に変換合成する
こと、必要によりこれらメツセージ情報を再生し、確認
しうる点が従来技術と異なる。

（実施例）第１図は本発明の第１の実施例のブロック構成図を示し
、信号を任意の音声信号に変換する機能を有する。図に
おいて１は無線受信部で無線局波帯信号からの信号成分
を取出す回路である。２は信号復号部で前記無線受信部
１で受信した信号を復号するデコーダ回路である。３は
メツセージ音声合成部でメツセージ信号・音声信号変換
部３１とその音声合成部３２とで構成され、メツセージ
情報を音声に変換合成し、スピーカ４を駆動し放声する
。５はメツセージ表示部で表示制御部５１と表示部５２
（例えば液晶デイスプレィ）とで構成され。

受信したメツセージ情報を表示する。６は音声・表示切
替スイッチで、前記信号復号部２を制御してメツセージ
音声合成部３側またはメツセージ表示部５側への切替を
行なう。

次に本実施例の動作について説明すると、無線受信部１
で受信した信号を信号復号部２で復号する。いま、音声
・表示切替スイッチ６がメツセージ音声合成部３側に切
替っていれば、その後メツセージ信号・音声信号変換部
３１および音声合成部３２でメツセージ信号（情報）を
音声信号に変換合成し、スピーカ４からメツセージが放
声される。

また、音声・表示切替スイッチ６により、メツセージ表
示部５側に切替えれば、音声から表示に切替えられ、表
示制御部５１の制御により表示部５２にメツセージ情報
が表示される。

この実施例は、任意のメツセージ情報を音声で受信機携
帯者に伝達することが可能となり、呼出し時にメツセー
ジを確認するわずられしさを解消し、視覚情報の認識が
不自由な人に伝達する場合に効果が大きい第２図は本発明の第２の実施例のブロック構成図を示し
、信号を定型の音声信号に変換する機能を有する。第１
図と同一数字符号は同じものであり、第１図のメツセー
ジ音声合成部３の代りに音声記憶・合成部３３を備えた
ことを特徴とする。

これは、無線受信部１で受信した信号を信号復号部２で
復号し、ある特定の信号を受信した場合、その信号に見
合った定型文を音声記憶・合成部３３で音声信号に変換
合成し、スピーカ４から放声される。なお、音声・表示
切替スイッチ６の切替によるメツセージ表示部５への表
示は第１図と同様であるので、説明を省略する。（以下
同様）この実施例によれば、送信する信号数が少なくて
済むため、伝送効率が良くなり、１つの無線チャネル当
りの伝送容量が増加する。また、定型文に限り前記第１
の実施例で述べた効果が得られる。

第３図は本発明の第３の実施例のブロック構成図を示し
、記憶部にメツセージ信号を記憶し、必要な時に再生可
能な機能を有する。第１図と同一数字符号は同じもので
あり、第１図のメツセージ音声合成部にメツセージ信号
記憶部３４を備えたことを特徴とする。

これは、無線受信部１で受信、した信号を信号復号部２
で復号し、その後メツセージ信号・音声信事変換部３１
および音声合成部３２でメツセージ信号を音声信号に変
換合成し、スピーカ４から放声することは第１図の場合
と同じである。この実施例は更にメツセージ信号をメツ
セージ信号記憶部３４に記憶される。

したがって、この実施例では、必要な時に再度、メツセ
ージ情報をメツセージ信号記憶部３４から読出し、音声
で確認することができる。また、前記第１の実施例で述
べた効果もある。

第４図は本発明の第４の実施例のブロック構成図を示し
、前記第２および第３の実施例の機能を併用したもので
ある。第１図〜第３図と同一数字符号は同じもので、メ
ツセージ音声合成部３は音声記憶・−合成部３３とメツ
セージ信号記憶部３４とからなる。

これは、無線受信部１で受信した信号を信号復号部２で
復号し、ある特定の信号を受信した場合、その信号に見
合った定型文を音声記憶・合成部３３で音声信号に変換
合成しスピーカ４から放声する。

さらに、任意のメツセージ信号はメツセージ信号記憶部
３４に記憶され、必要な時に再度メツセージ情報を音声
で確認することができる。また、前記定型文のメツセー
ジ信号によるものは、第２の実施例と同様の効果も合せ
て得られる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、メツセージ情報
を音声によって伝達するため、呼出される都度、表示内
容を見る煩しさが解消し、また、視覚情報の認識が不自
由な人にメツセージ情報の伝達を可能とした。

また、音声を送信するのではなく入力されたメツセージ
信号を伝達するため、１つの無線チャネル当りの伝達容
量が増加する利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の各実施例のブロック構成
図を示す。１　・・・無線受信部、２・・・信号復号部、３　・・
・メツセージ音声合成部、４　・・・スピーカ、５　・
・・メツセージ表示部、６　・・・音声・表示切替スイ
ッチ、３１・・・メツセージ信号・音声信号変換部、３
２・・・音声合成部、３３・・・音声記憶・合成部、３
４・・・メツセージ信号記憶部、５１・・・表示制御部
、５２・・・表示部。特許出願人　日本電信電話株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）無線選択呼出信号を受信、復号しメッセージ情報
を表示する機能を備えた無線選択呼出用受信機に於いて
、前記無線選択呼出信号内の任意のメッセージ情報を音
声に変換合成し出力する手段を備えたことを特徴とする
無線選択呼出用受信機。
（２）特定の無線選択呼出信号を受信、復号した場合、
この信号に見合った定型メッセージ情報を音声に変換合
成し出力する手段を備えたことを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項記載の無線選択呼出用受信機。
（３）無線選択呼出用信号を受信、復号した場合、任意
のメッセージ情報を記憶し、これを音声に変換合成し再
生出力する手段を備えたことを特徴とする特許請求の範
囲第（１）項記載の無線選択呼出用受信機。
（４）特定の無線選択呼出信号を受信、復号した場合、
この信号に見合った定数メッセージ情報を音声に変換合
成し出力する手段と、任意のメッセージ情報を記憶し、
これを音声に変換合成し再生出力する手段とを備えたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の無線選
択呼出用受信機。