JPH0192898A - 車載用電子機器の制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載用電子機器、例えばコンパクトディスクの
プリセットプレイ等のためのリモートチェンジャー等の
プログラマブルカードを用いた制御システムの改良に関
する。

〔発明の背景〕

近時、上記したようにコンパクトディスクのリモートチ
ェンジャー等車載用電子機器にあって、その電子機器の
コントローラユニットにカードを挿し込むことでパワー
がＯＮＬ、作動するシステムが開示されている。この従
来のシステムはコントローラユニットにＲＯＭが搭載さ
れており、カードからの信号で例えば何曲目を演奏する
か等が制御される。

しかしながら、この従来の制御システムによると、車載
の電子機器の装置が盗難にあった際、ＲＯＭの内容が簡
単に調べられ、容易に作動させることが可能なものとな
っている。

（発明の目的〕 そこで、本発明は上記した従来の問題点に着目してなさ
れたもので、かかる問題点を解消してセキュリティ機能
を持たせ、カード側からの送られるデータがコントロー
ルユニット側で記憶しているデータと一致しないかぎり
通常の作動が得られないようにした車載用電子機器の制
御システムを提供することを目的としている。

〔問題を解決するための手段〕

この目的を達成するために、本発明に係る車載用電子機
器の制御システムは、車載バッテリーと電気的に接続さ
れるマイクロコンピュータを装填した電子機器用のコン
トロールユニットにカードを挿し込むことで電源入力さ
れる車載用電子機器の制御システムにおいて、前記カー
ドはコード設定が可能なマイクロコンピュータを装填し
たものとし、前記コントロール二二ツ）が車！／＜ツテ
リーと電気的に接続された時に、前記カードを操作して
コントロールユニットに挿し込むと、コーン ドナンバーがオイロールユニットのマイクロコンピュー
タに伝達されて記憶され、コントロールユニットの操作
部で入力したコードナンバーと一致した時に通常動作が
得られるようにしたことを特徴としている。

〔作用〕

１−記した構成としたことによって、コントロールユニ
ットが車載バッテリーと接続を保持された状態にあって
は、カードを挿入してコード設定部 バーがコアトロールユニット側で記憶されているものと
一致しない限り通常の動作が得られないものとなる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施の一例を第１図を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明の実施の一例を示すブロック回路図であ
り１図中１はコンパクトディスクのリモートチェンジャ
ー用のコントロールユニットである。このコントロール
ユニットｌにはメモリ３を有するマイクロコンピュータ
２が装填されており　、このマイクロコンピュータ２は
車載バッテリー４と電気的に接続されている。又、この
マイクロコンピュータ２はコントロールユニットｌに形
成されている操作部５によってコードナンバーの入力が
可能とされている。更に、６はＥＬ、液晶等による表示
部で、マイクロコンピュータ２によって制御され、状況
等を表示されるものとなっている。

一方、図中７は携帯用のプログラマブルカードであり、
このプログラマブルカード７をコントロールユニ”／　
ト１のカード挿し込み口１ａに挿し込むことによって、
コントロールユニットｌのスイッチ８が押され、コント
ロールユニー／　ト１　（Ｑｌｌ（７）パワーＯＮとな
り、又、同時にプログラマブルカード７側のスイッチ９
も押されて、カード７もＯＮとなる機構となっている。

プログラマブルカード７にはメモリ１０を有するマイク
ロコンピュータ１１が装填されており、このマイクロコ
ンピュータ１１は操作部１２で操作することができるも
のとされ、コード設定部１３によって独自のコードナン
バーを設定することができる。尚、プログラマブルカー
ド７自体の電源としては搭載されている電池１４が使用
される。更に、図中１５はプログラマブルカード７に装
填されているマイクロコンピュータ１１と接続された発
光素子で、この発光素子１５はカード７が挿し込まれた
位置でコントロールユニット１側のマイクロコンピュー
タ２と接続されている受光素子１６と対向するものとな
っている。

ここで、この実施例における制御システムの作動を説明
すると、自動車に当初コントロールユニット１を搭載し
、車載バッテリー４と電気的に接続された時に、プログ
ラマブルカード７の操作部１２を操作して任意のコード
を設定し、その後にプログラマブルカード７をコントロ
ールユニット１のカード挿し込み口１ａへ挿し込む、す
ると、スイッチ９及び８がＯＮし、設定されたコードナ
ンバーがその他のデータと共に発光素子１５、受光素子
１６を介してコントロールユニットｌのマイクロコンピ
ュータ２へ伝達され、メモリ３に記憶される。同時にコ
ントロールユニー／　）　ｌの表示部６にはｒｃｏｄｅ
Ｊの表示がなされるので、コントロールユニット１の操
作部５（特にＭ、ＳスイッチとＦＷＤ／ＢＷＤスイッチ
）を用いてコードナンバー（通例４桁）を入力する。こ
の入力されたコードナンバーがメモリ３に記憶されてい
るナンバーと一致するとマイクロコンピュータ２はコン
パクトディスクのリモートチェンジャーとしての通常動
作に入る。仮りにナンバーが不一致の場合はロック状態
が維持され通常動作はせず、本実施例では３回の入力で
一致しないと、コントロールユニット１を車載バッテリ
ー４と切り離し、入力作業をやり直さなければ通常動作
はしないものとしている。又、この入力作業が完了する
と１次回からは車載バッテリー４との接続の維持を前提
として、プログラマブルカード７が挿し込まれると、コ
ードナンバーが他のデータと共にコントロールユニット
１のマイクロコンピュータ２へ送られ、当初にメモリ３
に記憶されているナンバーと一致するか否かを照合し、
一致した場合にのみ通常動作に入る。不一致の場合には
プログラマブルカード７からのデータを受は取らないの
でプリセットプレイは行なわないが、スイッチ８がＯＮ
するので、他の動作は行なうものとなっている。又、−
担車載バッテリー４との電気的接続が切られた場合は当
初の入力操作を行なわなければならない。

尚、本実施例はコンパクトディスクのリモートチェンジ
ャーを例としたが、他の車載用電子機器に応用できるこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

上述したように本発明に係る車載用電子機器の制御シス
テムによると、通例プログラマブルカードは携帯して自
動車から離れるので、電子機器が盗難にあってもカード
がなければ通常動作しないものとなっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る車載用電子機器の制御システムの
実施の一例を示すブロック回路図である。 ■・・・コントロールユニット ２・１１・・・マイクロコンピュータ ３・１０・・・メモリ ４・・・車載バッテリー　　５・１２・・・操作部６・
・・表示部　　　７・・・プログラマブルカード８・９
・・・スイッチ　　　１３・・・コード設定部１４・・
・電池　　　　　　１５・・・発光素子１６・・・受光
素子 特許出願人　アルパイン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車載バッテリーと電気的に接続されるマイクロコンピュ
   ータを装填した電子機器用のコントロールユニットにカ
   ードを挿し込むことで電源入力される車載用電子機器の
   制御システムにおいて、前記カードはコード設定が可能
   なマイクロコンピューターを装填したものとし、前記コ
   ントロールユニットが車載バッテリーと電気的に接続さ
   れた時に、前記カードを操作してコントロールユニット
   に挿し込むと、コードナンバーがコントロールユニット
   のマイクロコンピュータに伝達されて記憶され、コント
   ロールユニットの操作部で入力したコードナンバーと一
   致した時に通常動作が得られるようにしたことを特徴と
   する車載用電子機器の制御システム。