JPH0192696A - 円筒状構造物の切削解体工法 - Google Patents

円筒状構造物の切削解体工法

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JPH0192696A
JPH0192696A JP24998687A JP24998687A JPH0192696A JP H0192696 A JPH0192696 A JP H0192696A JP 24998687 A JP24998687 A JP 24998687A JP 24998687 A JP24998687 A JP 24998687A JP H0192696 A JPH0192696 A JP H0192696A
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cutting
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cut
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crane
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実 原田
Kohei Mio
三尾　興平
Yorihaya Yokota
横田　依早弥
Kenjiro Nakamura
中村　健次郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば沸騰水型（ＢＷＲ型）原子力発電所の
熱遮蔽壁（Ｒ３Ｗ）など円筒状構造物の切削解体工法に
関する。
［技術的背景と従来技術］ かかるコンクリート構造物の解体が一般構造物の解体と
大きく異なる点は、放射化（新放射性物質に変化するこ
と）されていること、放射化された物質で汚染されてい
ること、および全体的に鉄筋量の多いアラシブなコンク
リート構造物が多いことである。
このため、放射化された部分については、作業者が接近
できないので遠隔操作による解体処理および放射化され
た解体片や粉塵の飛散防止が必要となる。
［発明の目的］ 従って本発明の目的は、鉄筋コンクリート製の円筒状構
造物をブロック状に切削、撤去する構造物の切削解体工
法を提供するにある。
［発明の構成］ 本発明によれば、円筒状構造物を外壁側から切削解体す
る工法において、遠隔操作でアブレイシブジェットによ
り該構造物を上方から下方に向けて順次軸線方向および
円周方向に切削して所定寸法の小ブロックに切断し、切
断したブロックを搬出するようにしている。
［発明の作用効果］ 従って、例えばＢＷＲ型原子力発電所の熱遮蔽壁を解体
するに際し、遠隔操作により上方から下方に向けて所定
寸法に切削して小ブロックに切断し、切断した小ブロッ
クを搬出して人体に危険を及ぼすことなく安全に解体撤
去することができる。
［好ましい実施の態様］ 本発明の実施に際し、スラリーおよび排気の処理装置を
用いるのが好ましい。このようにすると、例えば放射化
された解体片や粉塵の飛散を防止することができる。
［実施例コ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の切削解体方法を例えばＢＷＲ型原子力
発電所の熱遮蔽壁（以下Ｒ８Ｗという）１に適用する場
合を示している。
図において、ＢＳＷＩは直径的１０ｍ、高さ約１５ｍ、
厚さ約６０■の円筒形で、厚さ約３０〜４５■の厚内鋼
板による内外表面シェルおよびシェル間仕切板で構成さ
れた鋼構造物にコンクリートまたはモルタルを充填した
もので、生体遮蔽壁（ＢＳＷ）２に覆われた原子炉格納
容器（ＰＣＶ）３内に収納されている。
本発明を実施するアブレイシブジェットによる切削解体
装置は、ＢＳＷＩの切断部にセットする切削装置１０と
、アブレイシブジェット装置２０と、スラリー処理装置
３０と、排気処理装置４０とからなり、揚重処理装置と
しては建屋４内の既設のクレーン５および５１が用いら
れている。
第２図および第３図において、切削装置１０は、ＢＳＷ
Ｉをまたぎ、押付はジヤツキ１１により固定される下向
きコ字状で下端から円筒一方向（図示の例では右方）に
延長部１２ａが突設されたガイドフレーム１２と、ガイ
ドフレーム１２の昇降ガイドレール１３に昇降ローラ１
４を介してガイドされ、昇降ラック１５ａに噛み合う昇
降ピニオンギヤのモータ１６により昇降され、延長部１
２ａに設けられた横行ラック１５ｂに噛み合う横行ピニ
オンギヤのモータ１７により横行される防音・漏水カバ
ー１８と、カバー１８にＢＳＷＩの中心に向けて設けら
れたジェットノズル１９とからなっている。
第１図において、アブレイシブジェット装置２Ｏは、超
高圧ポンプ２１と、研磨材タンク２３と、監視制御盤２
５とからなっている。超高圧ポンプ２１は図示しない供
給水源に接続され、高圧水管２２を介してジェットノズ
ル１９に接続され、研磨材タンク２３は研磨材管２４を
介してジェットノズル１９に接続されている。なお監視
Ｉ（Ｊ押盤２５はアブレイシブジェット装置２０を含み
、切削解体装置全体をわ遠隔操作により制御するように
なっている。
スラリー処理装置３０は、ＢＳＷＩの底部に設けられた
スラリー受槽３０ａと、槽３０ａとＰＣＶ３の底部に設
けられた水中ポンプ３１ａとにスラリー排出管３１を介
して接続されたポンプ３２と、ポンプ３２の下流側に設
けられな磁選機３３と、磁選ｆｉ３３で分離された研磨
材を受ける研磨材受け３４と、磁選機３３からの水を受
ける原水槽３５と、原水ポンプ３６、原水管３６ａを介
して原水槽３５に接続された凝集反応槽３７と、凝集反
応槽３７の下流側に設けられた沈澱槽３８と、沈澱！３
８で分離されたスラッジを受けるスラリジ受け３８ａと
、沈澱槽３８からの水を受ける処理水槽３９とからなっ
ている。なお、図中符号３１ｂは吊り上げたスラリー受
槽３０ａ用のスラリー排出管である。
排気処理装置４０は、ＢＳＷＩの上端開口部を覆う＃ｌ
製蓋４１に排気管４２を介して接続された冷却用熱交換
器４３と、熱交換器４３の下流側に順に設けられたミス
トエリミネータ４４、電気ヒータ式加熱器４５、フィル
タ４６およびターボブロア４７からなり、熱交換器４３
とミストエリミネータ４４とは配管４８を介してスラリ
ー処理装置３０のスラリー排出管３１に接続され、ター
ボブロア４７は図示しない既設の排気処理設備に接続さ
れている。
次に本発明の実施の態様を説明する。
先ず、クレーン５でワイヤ６により切削装置１０を吊り
、ガイドフレーム１２がＢＳＷＩをまたぐように下ろし
、押付はジヤツキ１１を伸長してＢＳＷＩに固定し、ワ
イヤ６を外して鋼製蓋４１をセットする。
次いで、アブレイシブジェット装置２０、スラリー処理
装置３０および排気処理装置４０を稼動し、昇降ピニオ
ンギヤのモータ１６を駆動しノズル１９を例えば２．９
８ｍ下降させ、横行ピニオンギヤのモータ１７を駆動し
ノズル１つを例えば１．４８ｍ横行させアブレイシブジ
ェットによりＲ８ＷＩをＬ字状に切削する。この際、ス
ラリーはＲ３ＷＩ内方底部のスラリー受槽３０ａに集め
られ、ＲＳＷＩ外方に洩れたスラリーはＰＣＶ３底部の
水中ポンプ３１ａを介してスラリー処理装置３０で処理
され、粉塵、ガスは排気処理装置４０で処理される。な
お、受槽３０ａは適時クレーン５で吊り上げ、スラリー
排出管３１ｂにスラリーを排出する。
次いで、前記と同様にしてガイドフレーム１２を円周方
向右方に例えば１．４８ｍ移動して先に切断したＬ字状
の部分の右寄りの部分に固定し、Ｒ３ＷＩをＬ字形に切
断して例えば１．４８ｍ角で長さ２．９ｍの小ブロック
ＩＡに切断する。
次いで、クレーン５で小ブロックＩＡを吊り上げ（第４
図）、建屋４に搬出し、クレーン５１で吊り直しく第５
図）、コンテナ５２に収納する（第６図）。
［まとめ］ 以上説明したように本発明によれば、遠隔操作によりＲ
８Ｗ等の構造物を上方から下方に向けて所定寸法の小ブ
ロックに切断し、コンテナに収納するので、人体に危険
を及ぼすことなく安全に解体処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を実施する装置の全体構成図、第２図は
切削装置を示す斜視図、第３図は第２図の半径方向断面
図、第４図、第５図および第６図はそれぞれ小ブロック
の搬出工程を示す斜視図である。 １・・・熱遮蔽壁（Ｒ３Ｗ）　　　ＩＡ・・・小ブロッ
ク　　１０・・・切削装置　　１８・・・防音・漏水カ
バー　　１９・・・ジェットノズル２０・・・アブレイ
シブジェット装Ｗ３０・・・スラリー処理装置　　４０
・・・排気処理装置 第５図 第４図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状構造物を外壁側から切削解体する工法において、
    遠隔操作でアブレイシブジェットにより該構造物を上方
    から下方に向けて順次軸線方向および円周方向に切削し
    て所定寸法の小ブロックに切断し、切断したブロックを
    搬出することを特徴とする円筒状構造物の切削解体工法
    。
JP62249986A 1987-10-05 1987-10-05 円筒状構造物の切削解体装置 Expired - Fee Related JPH07111477B2 (ja)

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US07/401,843 US5001870A (en) 1987-10-05 1989-09-01 Method of cutting and disassembling cylindrical structure

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