JPH018504Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018504Y2 JPH018504Y2 JP6788584U JP6788584U JPH018504Y2 JP H018504 Y2 JPH018504 Y2 JP H018504Y2 JP 6788584 U JP6788584 U JP 6788584U JP 6788584 U JP6788584 U JP 6788584U JP H018504 Y2 JPH018504 Y2 JP H018504Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- box
- flap
- cardboard box
- living
- type
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 101100148779 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) SCP160 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
産業上の利用分野
本願は段ボール函の改良に関し、更に詳しくは
Ａ式段ボール函の四隅高さ内側部分に内側フラツ
プを利用した補強片を以つて補強するＡ式段ボー
ル函に係る。 従来の技術 従来、Ａ式段ボール函は下フラツプを閉塞して
底部を形成し、収納物を収納後、上フラツプを閉
塞して簡易に収納物の函詰をなし得る包装函とし
て構成されているものである。 考案が解決しようとする問題点 然るに従来、開発されている上記Ａ式段ボール
函は収納物の重量が増大するにつれて、搬送、保
管中などの積載の際、胴張れが発生し、函の荷崩
れを起す欠陥のあるものが多く、従つて胴張れを
防止する為例えば圧縮強度大なる材質を使用する
こと或は中枠などを函の内側に入れるなど工夫し
ているが今末満足の行くもののないのが現状であ
る。本考案は従来のこれらの問題に鑑み開発され
た全く新規な技術に関するものである。 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決した本考案はＡ式段ボール
函を形成する各棲面の上下に連設する各内側フラ
ツプの四隅に縦切目線を切刻して補強片を形成
し、その補強片を各棲面の内方に折曲げ、先端を
突合せ状に貼合せて補強することを特徴とする内
側壁に補強片を有する段ボール函に係るものであ
る。 作 用 本考案に係る内側壁に補強片を有する段ボール
函は上記の如く構成するものであるから、従来品
の同一大きさの段ボール函に比し低坪量の原紙構
成であつても強度を充分に保持するＡ式段ボール
函を開発したものである。 図面と共に本考案の一実施例を詳述する。 第１図は従来のＡ式段ボール函の一部を切除し
て示す斜視図である。第２図は第１図の展開平面
図であつて棲面１、側面２、棲面１′、側面２′及
び貼代３を一方向に連接し、各々の上下部に内側
フラツプ４′，４、外側フラツプ５′，５、内側フ
ラツプ６′，６、外側フラツプ７′，７を設け貼代
３を棲面１の内側端部に貼着させて枠組みとな
し、まず４，６の両内側下フラツプを内方に折曲
げてから５，７の両下外側フラツプを内方に折曲
げて底部を形成する。次いで内容物を収納後蓋部
も底部と同様にして各々のフラツプを内方に折曲
げて封緘するものであり外側各フラツプの幅は両
方つき合せて函幅即ち棲面の長さｂとなるもので
あるから1/2ｂとなつている。従つて内側各フラ
ツプの幅も1/2ｂとなつているので側面ａが棲面
の長さｂより大であるときは当然底部の両内側フ
ラツプ４，６の中間にａ−ｂの長さ丈け両外側フ
ラツプ５，７の露出している部分ｃ，ｃを生じる
ものである。又蓋部についても同様である。 本考案はこの内側各フラツプ４′，４，６′，６
の両端に相平行する２本の縦切目線８，８を上下
対象位置に切刻して両端に補強片９ｂ，９ｂを中
央に１０ｂ，１０ｂの中央内側フラツプを構成す
る。そしてこの補強片９ｂ，９ｂを内方に各々折
曲げて棲面１，１′の内側に突合せ状に貼合せて
本考案の段ボール函としたものである。 本考案は斯くの如くであるから函を組立てた場
合の各棲面の高さ方向内面両隅に補強片が突合せ
状に貼合されているので、従来の第１図にみるＡ
式段ボール函に比し、函の高さ方向の圧縮強度が
著しく増大する。以下従来のＡ式段ボール函と本
考案の段ボール函の圧縮強度の測定比較結果の例
を上げて説明する。 （試料） 品名 食品収納函 寸法 455mm（側面）×305mm（棲面）×260（深さ
面） 材質 K220×SCP160×K220（原紙構成） 上記により構成される従来型のＡ式函と本考案
のＡ式函の圧縮強度測定
Ａ式段ボール函の四隅高さ内側部分に内側フラツ
プを利用した補強片を以つて補強するＡ式段ボー
ル函に係る。 従来の技術 従来、Ａ式段ボール函は下フラツプを閉塞して
底部を形成し、収納物を収納後、上フラツプを閉
塞して簡易に収納物の函詰をなし得る包装函とし
て構成されているものである。 考案が解決しようとする問題点 然るに従来、開発されている上記Ａ式段ボール
函は収納物の重量が増大するにつれて、搬送、保
管中などの積載の際、胴張れが発生し、函の荷崩
れを起す欠陥のあるものが多く、従つて胴張れを
防止する為例えば圧縮強度大なる材質を使用する
こと或は中枠などを函の内側に入れるなど工夫し
ているが今末満足の行くもののないのが現状であ
る。本考案は従来のこれらの問題に鑑み開発され
た全く新規な技術に関するものである。 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決した本考案はＡ式段ボール
函を形成する各棲面の上下に連設する各内側フラ
ツプの四隅に縦切目線を切刻して補強片を形成
し、その補強片を各棲面の内方に折曲げ、先端を
突合せ状に貼合せて補強することを特徴とする内
側壁に補強片を有する段ボール函に係るものであ
る。 作 用 本考案に係る内側壁に補強片を有する段ボール
函は上記の如く構成するものであるから、従来品
の同一大きさの段ボール函に比し低坪量の原紙構
成であつても強度を充分に保持するＡ式段ボール
函を開発したものである。 図面と共に本考案の一実施例を詳述する。 第１図は従来のＡ式段ボール函の一部を切除し
て示す斜視図である。第２図は第１図の展開平面
図であつて棲面１、側面２、棲面１′、側面２′及
び貼代３を一方向に連接し、各々の上下部に内側
フラツプ４′，４、外側フラツプ５′，５、内側フ
ラツプ６′，６、外側フラツプ７′，７を設け貼代
３を棲面１の内側端部に貼着させて枠組みとな
し、まず４，６の両内側下フラツプを内方に折曲
げてから５，７の両下外側フラツプを内方に折曲
げて底部を形成する。次いで内容物を収納後蓋部
も底部と同様にして各々のフラツプを内方に折曲
げて封緘するものであり外側各フラツプの幅は両
方つき合せて函幅即ち棲面の長さｂとなるもので
あるから1/2ｂとなつている。従つて内側各フラ
ツプの幅も1/2ｂとなつているので側面ａが棲面
の長さｂより大であるときは当然底部の両内側フ
ラツプ４，６の中間にａ−ｂの長さ丈け両外側フ
ラツプ５，７の露出している部分ｃ，ｃを生じる
ものである。又蓋部についても同様である。 本考案はこの内側各フラツプ４′，４，６′，６
の両端に相平行する２本の縦切目線８，８を上下
対象位置に切刻して両端に補強片９ｂ，９ｂを中
央に１０ｂ，１０ｂの中央内側フラツプを構成す
る。そしてこの補強片９ｂ，９ｂを内方に各々折
曲げて棲面１，１′の内側に突合せ状に貼合せて
本考案の段ボール函としたものである。 本考案は斯くの如くであるから函を組立てた場
合の各棲面の高さ方向内面両隅に補強片が突合せ
状に貼合されているので、従来の第１図にみるＡ
式段ボール函に比し、函の高さ方向の圧縮強度が
著しく増大する。以下従来のＡ式段ボール函と本
考案の段ボール函の圧縮強度の測定比較結果の例
を上げて説明する。 （試料） 品名 食品収納函 寸法 455mm（側面）×305mm（棲面）×260（深さ
面） 材質 K220×SCP160×K220（原紙構成） 上記により構成される従来型のＡ式函と本考案
のＡ式函の圧縮強度測定
【表】
【表】
上記測定結果の表記の如く、本考案Ａ式函は従
来型Ａ式函に比較し上記の原紙構成及び寸法にお
いては概ね20％圧縮強度が増大する。 従つて、上記の例にみるごとく本考案のＡ式段
ボール函のように、上下各内フラツプを利用し補
強片を形成して棲面の高さ方向内面隅の両側に貼
着することによつて圧縮強度を増大することによ
り、物品収納後の搬送、保管中などの積載重量等
による胴張れを完全に防止することができる。 よつて本考案段ボール函のように改良すること
によつて同一寸法の函を形成させる場合、原紙構
成が従来使用していた材質より低坪量の原紙構成
であつても充分圧縮強度は従来型Ａ式段ボール函
と同等に保持することができる効果がある。
来型Ａ式函に比較し上記の原紙構成及び寸法にお
いては概ね20％圧縮強度が増大する。 従つて、上記の例にみるごとく本考案のＡ式段
ボール函のように、上下各内フラツプを利用し補
強片を形成して棲面の高さ方向内面隅の両側に貼
着することによつて圧縮強度を増大することによ
り、物品収納後の搬送、保管中などの積載重量等
による胴張れを完全に防止することができる。 よつて本考案段ボール函のように改良すること
によつて同一寸法の函を形成させる場合、原紙構
成が従来使用していた材質より低坪量の原紙構成
であつても充分圧縮強度は従来型Ａ式段ボール函
と同等に保持することができる効果がある。
第１図は従来のＡ式段ボール函の一部を切除し
て示す斜視図、第２図は第１図の展開平面図、第
３図は本考案段ボール函の展開平面図、第４図は
補強片を棲面に各々貼合せたときの展開平面図、
第５図は本考案の段ボール函の斜視図、尚図中各
符号は１，１′は棲面、２，２′は側面、３は貼
代、４，４′は内側フラツプ、５，５′は外側フラ
ツプ、６，６′は内側フラツプ、７，７′は外側フ
ラツプ、８，８は縦切目線、９ｂ，９ｂは補強
片、１０ｂ，１０ｂは中央内側フラツを各々示す
ものである。
て示す斜視図、第２図は第１図の展開平面図、第
３図は本考案段ボール函の展開平面図、第４図は
補強片を棲面に各々貼合せたときの展開平面図、
第５図は本考案の段ボール函の斜視図、尚図中各
符号は１，１′は棲面、２，２′は側面、３は貼
代、４，４′は内側フラツプ、５，５′は外側フラ
ツプ、６，６′は内側フラツプ、７，７′は外側フ
ラツプ、８，８は縦切目線、９ｂ，９ｂは補強
片、１０ｂ，１０ｂは中央内側フラツを各々示す
ものである。
Claims (1)
- 棲面、側面、棲面、側面及び貼代を一方向に連
設し各々の上下部に内側フラツプ、外側フラツ
プ、内側フラツプ、外側フラツプを連設させたＡ
式段ボール函形状を有する段ボール函において、
内側各フラツプ両側に相平行する２本の縦切目線
を上下対象位置に切刻し、内側各フラツプを中央
内側フラツプと補強片とに区分し、該両補強片を
棲面の高さ方向内面隅に各々突合せ状に貼着せし
めた内側壁に補強片を有する段ボール函。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6788584U JPS60179619U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 内側壁に補強片を有する段ボ−ル函 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6788584U JPS60179619U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 内側壁に補強片を有する段ボ−ル函 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179619U JPS60179619U (ja) | 1985-11-29 |
| JPH018504Y2 true JPH018504Y2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=30602127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6788584U Granted JPS60179619U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 内側壁に補強片を有する段ボ−ル函 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179619U (ja) |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP6788584U patent/JPS60179619U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60179619U (ja) | 1985-11-29 |
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