【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]
本発明は舗装面における雑草の発生を長期にわ
たり防止しうるアスフアルト組成物に関する。
アスフアルトは道路等の地面に舗装資材として
広く用いられているが、舗装面がひび割れ、摩
耗、崩壊、変形等の破損を引き起す原因の１つ
に、舗装面における雑草の発生があげられる。雑
草は地面から伸長して舗装面を突き破り、破損の
直接的な原因となるだけでなく、既に破損してい
る舗装面には雑草種子が侵入し定着するため、破
損部の亀裂を拡大し、はく離を促進するなど破損
を助長する原因となつている。
舗装面に発生する雑草の種類は数多くあり、一
年草、多年草、あるいは狭葉雑草、広葉雑草のみ
ならず、羊歯類、菌類にも及んでいる。代表的な
雑草としては、スギナ、ヨシ、イタドリ、チガヤ
等を挙げることができる。これらの発生は、舗装
面を破損するだけでなく、美観を損ね、道路にお
いては交通の障害になるなど非常に有害なもので
あり、その根絶はひとしく道路管理者等の願うと
ころであるが、舗装資材の改良等によつて未だ解
決されていない。
とくに近年、アスフアルト舗装面積が増大する
につれ、車道のみならず、歩道、住宅地内道路、
サイクリングロード、農道、林道、駐車場、グラ
ンド、テニスコート、道路路肩等の簡易舗装面に
おいて雑草被害が増加しており、除草に係わる作
業量も増大している。従来から実施されている主
な除草方法は、舗装面に発生した生育中の雑草茎
葉部を入力または機械力で刈取つたり、あるいは
舗装面に除草剤を散布する方法である。しかしこ
のような方法では雑草の地下部まで枯殺させるこ
とはできないので、一時的、対処的手段にすぎず
雑草は直ちに再生する。仮に雑草の地下部まで枯
殺できたとしても、別個体の雑草の発生を防止す
ることは出来ないし、またこれらの方法はいずれ
も雑草の発生を未然に防止するものではない。さ
らに除草剤を散布する方法は、施用時に散布液が
飛散や蒸散して隣接地の有用植物に被害をもたら
すおそれがあり、さらに降雨により流亡して除草
効果が減退するだけでなく、流亡した除草剤は田
畑、池、地下水などに侵入し、自然環境を汚染す
る欠点があつた。
本発明者らは、上記の緒問題点を改善し、舗装
面における雑草の発生を長期にわたり抑え、雑草
面の破壊を未然に防止する方法につき検討を重ね
本発明をなした。
本発明はアスフアルトに除草薬剤を混合した舗
装用アスフアルト組成物である。
本発明におけるアスフアルトは、舗装用に用い
られる天然アスフアルト及び石油アスフアルトを
含み、天然アスフアルトとしては、レーキアスフ
アルト、ロツクアスフアルト、サンドアスフアル
ト、アスフアルタイト等があげられ、石油アスフ
アルトとしては、ストレートアスフアルト、ブロ
ーンアスフアルトおよび変性アスフアルトである
カチオン系アスフアルト乳剤、アニオン系アスフ
アルト乳剤、ノニオン系アスフアルト乳剤、カツ
トバツクアスフアルト等があげられ、これらを単
独または２種以上混合したものが用いられる。さ
らに、これらのアスフアルトに天然ゴムまたはブ
タジエン・スチレン共重合ゴム、クロロプレンゴ
ム、イソプレンゴム等の合成ゴム、エチレン酢酸
ビニル樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重
合樹脂、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂、エポ
キシ樹脂などの熱硬化性樹脂等を単独または２種
以上を混合変性して得られた変性アスフアルトも
含まれる。
除草薬剤としては、雑草の種類や使用場面の状
況等に応じて適宜選択することができ、特に限定
されるものではないが、２，６−ジクロロベンゾ
ニトリル、２，６−ジクロロチオベンズアミド、
Ｎ−ヒドロキシメチル−２，６−ジクロロチオベ
ンズアミド、２，２，３，３−テトラフルオルプ
ロピオン酸もしくはその塩、５−ブロモ−３−
sec−ブチル−６−メチルウラジル、Ｓ−エチル
Ｎ，Ｎ−ジ−ｎ−プロピルチオカ−バメート、Ｓ
−エチルＮ，Ｎ−ジイソブチルチオカーバメー
ト、２−クロロ−４−エチルアミノ−６−イソプ
ロピルアミノ−ｓ−トリアジン、４−アミノ−６
−tert−ブチル−３−メチルチオ−１，２，４−
トリアジン−５（4H）−オン、３−（５−tert−ブ
チル−１，３，４−チアジアゾール−２−イル）
−４−ヒドロキシ−１−メチル−２−イミダゾリ
ドン、２−メトキシ−３，６−ジクロロ安息香酸
もしくはその塩、２，３，６−トリクロロ安息香
酸もしくはその塩、２，４−ジクロロフエノキシ
酢酸またはその塩もしくはエステル、４−アミノ
−３，５，６−トリクロロピコリン酸またはその
塩、１，３−ジメチル−３−（５−トリフルオロ
メチル−１，３，４−チアジアゾール−２−イ
ル）ウレア、３−（３，４−ジクロロフエニル）−
１，１−ジメチルウレア、α，α，α−トリフル
オロ−２，６−ジニトロ−Ｎ，Ｎ−ジプロピル−
Ｐ−トルイジン等を例示することができる。
本発明のアスフアルト組成物の実施態様として
は、アスフアルト乳剤またはカツトバツクアスフ
アルトのような液状アスフアルトに除草薬剤を混
合したものは、液状のまま地面または舗装面に散
布等の方法で、あるいは舗装用骨材と混合して使
用される。アスフアルトと砕石等の骨材の配合物
に除草薬剤を混合したものは、これを地面に敷き
ならして使用される。また液状アスフアルトと除
草成分の混合物を布、紙、樹脂板、網等の被覆材
に塗布または含浸させたものは、地面の被覆用と
して使用される。
除草薬剤の投下量は、除草効果をあげるに必要
な量でなければならないが、除草薬剤の種類、雑
草の種類、使用場面等から適宜に算出することが
でき、通常は100m2当り５〜5000gである。
本発明のアスフアルト組成物は、除草薬剤を含
まないアスフアルトと同様に舗装用として用いら
れるが、補修用としてひび割れ等のすき間に注入
して用いることもできる。
本発明のアスフアルト組成物により舗装した場
合、除草薬剤の配合量は極めて少ないので舗装資
材としての品質を損うことはなく、長期にわたり
舗装面の雑草の発生を防止することができる。ま
た施行後アスフアルトは直ちに乾燥固化して不透
水層を形成するので、除草薬剤の流亡がなく、環
境を汚染することなく除草効果も長期間持続す
る。
次に実施例および試験例を示して本発明のアス
フアルト組成物を具体的に説明する。
実施例 １
カツトバツクアスフアルト１Kgを試験用小型コ
ンクリートミキサー中で回転させながら、これに
２，６−ジクロロチオベンズアミド50％水和剤
1gをブロアーで均一に散布し、よく混合して液
状アスフアルト組成物１Kgを得た。
実施例 ２
アスフアルト乳剤（土壌浸透用）１Kgに常温下
で撹拌しながら、５−ブロモ−３−sec−ブチル
−６−メチルウラシル80％水和剤20gを分散媒
30gで増量した液を徐々に注入し、均一に混合し
てアスフアルト乳剤約１Kgを得た。
実施例 ３
アスフアルト乳剤（土壌混合用）１Kgに常温下
で撹拌しながら、２，６−ジクロロベンゾニトリ
ル45％水和剤0.7gを水6.3gに希釈した液を注入し
てよく混合したのち、さらにＳ−エチルＮ，Ｎ−
ジ−ｎ−プロピルチオカーバメート75％乳剤0.4g
を滴下し、よく撹拌し均一に分散させてアスフア
ルト乳剤約１Kgを得た。
このように製造した実施例１〜３のアスフアル
ト組成物は、外観、性状ともに除草薬剤の配合前
と同じであつた。
実施例 ４
130〜140℃に加熱乾燥した道路用粒度調整砕石
9.2Kgを小型コンクリートミキサー中で回転させ
ながら、これに約130℃に加熱した針入度100〜
120のストレートアスフアルト0.8Kgを投入し、混
合物の温度が90〜100℃になつた時、２，６−ジ
クロロチオベンズアミド（98％原体）0.3gをメチ
ルナフタレン30mlに溶解した液を徐々に注入し、
均一に混合してアスフアルト組成物約10Kgを得
た。
実施例 ５
乾燥させた道路用粒度調整砕石9.4Kgを小型コ
ンクリートミキサー中で常温下で回転させなが
ら、これに実施例３で得られたアスフアルト乳剤
0.6Kgを注入し、均一に混合してアスフアルト組
成物10Kgを得た。
実施例 ６
カツトバツクアスフアルト0.1Kgを試験用小型
コンクリートミキサー中で回転させながら、これ
に２，６−ジクロロベンゾニトリル45％水和剤
2.8gをブロアーで均一に散布してよく混合したの
ち、さらにＳ−エチルＮ，Ｎ−ジ−ｎ−プロピル
チオカーバメート75％乳剤1.6gを滴下し、よく混
合して液状アスフアルト組成物約0.1Kgを得、こ
のアスフアルト組成物50gを1m四方のクラフト紙
の両面に均一に塗り、乾燥して被覆用アスフアル
ト組成物を得た。
試験例
上記実施例および次の比較例によつて得られた
試料について、下記の試験方法により除草効果試
験を行つた。
比較例 １
実施例２において除草成分無添加のアスフアル
ト乳剤。
比較例 ２
実施例４において除草成分無添加の砕石を混合
したストレートアスフアルト。
試験方法
試験装置：
内径16cm、高さ25cmの硬質塩化ビニール製無
底円筒をビニールハウス内の土壌表面に設置
し、５cmの深さに砂壌土を詰め、これにスギナ
（Equisetum arvense L.）およびシバムギ
（Agropyron repens L.BeanV.）の15cmの長さ
に切り揃えた新鮮な地下茎を、それぞれ５本ず
つ埋め込んだ。この上に水道水で洗浄した1.41
mm通過海砂を厚さ４cmに詰め、次に20〜40mmの
程度の砕石を厚さ８cmに詰め、さらにその上に
13mm通過砕石を敷いて軽く突き固め約４cmの層
を形成させた（以下ポツトと呼ぶ）。
施用方法：
(A) 上記のポツトの表層に実施例１〜３あるいは
比較例１のアスフアルト組成物をそれぞれ１ポ
ツト当り40gムラなく散布した。
(B) 上記のポツトの表層に実施例４，５あるいは
比較例２のアスフアルト組成物をそれぞれ１ポ
ツト当り１Kg投入し平らにならした後、ポツト
の内径とほぼ同じ直径の鋼鉄製円盤（直径15.5
cm、厚さ4.5cm）を上からあてがい、小型圧縮
機で軽度に加圧した。
(C) 上記のポツトの表層に実施例２のアスフアル
ト組成物を施用方法(A)で施用した後、その上に
実施例４のアスフアルト組成物を施用方法(B)で
施用した。
(D) 実施例６の被覆用アスフアルト組成物を直径
16cmの円形に切り取り、上記のポツトの表層に
敷き、その上から比較例２のアスフアルト組成
物を施用方法(B)で施用した。
除草効果調査方法：
施用後45日目にポツト表層に発生した雑草の
地上部を抜き取り、生草重を秤量し除草効果を
調査した。除草効果は比較例を施用したポツト
の雑草発生量を100％として、下記の評価基準
に従つて表わした。
評価基準
無 雑草発生量 71〜100％
微 〃 51〜 70％
小 〃 31〜 50％
中 〃 11〜 30％
大 〃 2〜 10％
極大 〃 0〜 1％
試験結果
The present invention relates to an asphalt composition capable of long-term prevention of weed growth on paved surfaces. Asphalt is widely used as a paving material for roads and the like, but one of the causes of damage such as cracking, abrasion, collapse, deformation, etc. on the pavement surface is the growth of weeds on the pavement surface. Weeds not only grow from the ground and break through the pavement surface, directly causing damage, but also weed seeds invade and settle on already damaged pavement surfaces, expanding the cracks in the damaged area. This causes damage by promoting peeling. There are many types of weeds that grow on pavement surfaces, including not only annuals, perennials, narrow-leaved weeds, and broad-leaved weeds, but also odontocetes and fungi. Typical weeds include horsetail, reed, Japanese knotweed, and Japanese knotweed. These occurrences are extremely harmful, not only damaging the pavement surface, but also impairing the aesthetic appearance and impeding traffic on the road.It is equally the desire of road administrators and others to eradicate these occurrences. This problem has not yet been resolved through improvements in materials, etc. Particularly in recent years, as the area of asphalt pavement has increased, not only roads but also sidewalks, roads in residential areas,
Weed damage is increasing on simple paved surfaces such as cycling roads, farm roads, forest roads, parking lots, grounds, tennis courts, and road shoulders, and the amount of work involved in weeding is also increasing. The main weeding methods that have been practiced in the past include cutting off the growing weeds that have grown on the pavement surface using input or mechanical force, or spraying herbicides on the pavement surface. However, since this method cannot kill the weeds underground, it is only a temporary measure and the weeds will immediately regenerate. Even if it were possible to kill the weeds underground, it would not be possible to prevent the growth of other weeds, and none of these methods would prevent the growth of weeds. Furthermore, when spraying herbicides, there is a risk that the spray liquid may scatter or evaporate during application, causing damage to useful plants in adjacent areas. The drug had the disadvantage of entering fields, ponds, groundwater, etc. and contaminating the natural environment. The inventors of the present invention have developed the present invention by repeatedly studying methods for improving the above-mentioned initial problems, suppressing the growth of weeds on pavement surfaces over a long period of time, and preventing the destruction of weed surfaces. The present invention is an asphalt composition for pavement in which a herbicide is mixed with asphalt. Asphalt in the present invention includes natural asphalt used for pavement and petroleum asphalt. Examples of natural asphalt include lake asphalt, rock asphalt, sand asphalt, and asphaltite. Examples of petroleum asphalt include straight asphalt and blown asphalt. and modified asphalts such as cationic asphalt emulsions, anionic asphalt emulsions, nonionic asphalt emulsions, cutback asphalts, etc. These may be used alone or in combination of two or more. Furthermore, natural rubber or synthetic rubber such as butadiene-styrene copolymer rubber, chloroprene rubber, isoprene rubber, ethylene-vinyl acetate resin, ethylene-ethyl acrylate copolymer resin, thermoplastic resin such as polypropylene, epoxy resin, etc. can be added to these asphalts. Also included are modified asphalts obtained by modifying thermosetting resins alone or in combination of two or more. Herbicidal agents can be selected as appropriate depending on the type of weed and the circumstances of use, and include, but are not limited to, 2,6-dichlorobenzonitrile, 2,6-dichlorothiobenzamide,
N-hydroxymethyl-2,6-dichlorothiobenzamide, 2,2,3,3-tetrafluoropropionic acid or its salt, 5-bromo-3-
sec-butyl-6-methyluradyl, S-ethyl N,N-di-n-propylthiocarbamate, S
-ethyl N,N-diisobutylthiocarbamate, 2-chloro-4-ethylamino-6-isopropylamino-s-triazine, 4-amino-6
-tert-butyl-3-methylthio-1,2,4-
Triazin-5(4H)-one, 3-(5-tert-butyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl)
-4-hydroxy-1-methyl-2-imidazolidone, 2-methoxy-3,6-dichlorobenzoic acid or its salt, 2,3,6-trichlorobenzoic acid or its salt, 2,4-dichlorophenoxyacetic acid or a salt or ester thereof, 4-amino-3,5,6-trichloropicolinic acid or a salt thereof, 1,3-dimethyl-3-(5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) Urea, 3-(3,4-dichlorophenyl)-
1,1-dimethylurea, α,α,α-trifluoro-2,6-dinitro-N,N-dipropyl-
Examples include P-toluidine. In an embodiment of the asphalt composition of the present invention, a liquid asphalt such as an asphalt emulsion or cutback asphalt mixed with a herbicide may be sprayed on the ground or paving surface in a liquid state, or by a method such as spraying it on the ground or pavement surface, or used in combination with wood. A mixture of asphalt and aggregate such as crushed stone mixed with a herbicide is used by spreading it on the ground. Also, coating materials such as cloth, paper, resin boards, nets, etc. coated with or impregnated with a mixture of liquid asphalt and herbicidal components are used for covering the ground. The amount of herbicide applied must be the amount necessary to achieve a weeding effect, but it can be calculated as appropriate based on the type of herbicide, type of weed, usage situation, etc., and is usually 5 to 5000 g per 100 m2 . It is. The asphalt composition of the present invention can be used for paving like asphalt that does not contain herbicides, but it can also be used for repair by injecting it into gaps such as cracks. When paving with the asphalt composition of the present invention, the amount of herbicidal agent blended is extremely small, so the quality as a paving material is not impaired, and weed growth on the paved surface can be prevented for a long period of time. Furthermore, after application, the asphalt immediately dries and solidifies to form an impermeable layer, so there is no run-off of the herbicidal agent, and the herbicidal effect lasts for a long time without polluting the environment. Next, the asphalt composition of the present invention will be specifically explained with reference to Examples and Test Examples. Example 1 While rotating 1 kg of cutback asphalt in a small concrete mixer for testing, 2,6-dichlorothiobenzamide 50% hydrating agent was added to it.
1 g was uniformly dispersed with a blower and mixed well to obtain 1 kg of liquid asphalt composition. Example 2 20 g of 5-bromo-3-sec-butyl-6-methyluracil 80% hydrating agent was added as a dispersion medium to 1 kg of asphalt emulsion (for soil penetration) while stirring at room temperature.
The liquid, which was increased in volume by 30 g, was gradually injected and mixed uniformly to obtain about 1 kg of asphalt emulsion. Example 3 A solution obtained by diluting 0.7 g of 2,6-dichlorobenzonitrile 45% hydrating agent in 6.3 g of water was poured into 1 kg of asphalt emulsion (for soil mixing) while stirring at room temperature, and the mixture was thoroughly mixed. Furthermore, S-ethyl N,N-
D-n-propylthiocarbamate 75% emulsion 0.4g
was added dropwise and stirred well to uniformly disperse the mixture to obtain about 1 kg of asphalt emulsion. The asphalt compositions of Examples 1 to 3 produced in this manner had the same appearance and properties as those before the herbicidal agent was added. Example 4 Particle size-adjusted crushed stone for roads heated and dried at 130-140°C
While rotating 9.2Kg in a small concrete mixer, it was heated to approximately 130℃ with a penetration of 100~
Inject 0.8 kg of straight asphalt of 120, and when the temperature of the mixture reaches 90-100℃, gradually inject 0.3 g of 2,6-dichlorothiobenzamide (98% raw material) dissolved in 30 ml of methylnaphthalene. death,
Approximately 10 kg of asphalt composition was obtained by uniformly mixing. Example 5 While rotating 9.4 kg of dried crushed stone for road use at room temperature in a small concrete mixer, the asphalt emulsion obtained in Example 3 was added to it.
0.6 kg was injected and mixed uniformly to obtain 10 kg of asphalt composition. Example 6 While rotating 0.1 kg of cutback asphalt in a small concrete mixer for testing, 2,6-dichlorobenzonitrile 45% hydrating agent was added to it.
Spread 2.8g uniformly with a blower and mix well, then add 1.6g of S-ethyl N,N-di-n-propylthiocarbamate 75% emulsion dropwise and mix well to obtain approximately 0.1Kg of liquid asphalt composition. 50 g of this asphalt composition was uniformly applied to both sides of a 1 m square piece of kraft paper and dried to obtain an asphalt composition for coating. Test Example A herbicidal effect test was conducted on the samples obtained in the above Examples and the following Comparative Examples using the following test method. Comparative Example 1 Asphalt emulsion in Example 2 with no herbicidal ingredients added. Comparative Example 2 Straight asphalt mixed with crushed stone without herbicidal ingredients added in Example 4. Test method Test equipment: A bottomless cylinder made of hard vinyl chloride with an inner diameter of 16 cm and a height of 25 cm was placed on the soil surface in a plastic greenhouse, filled with sandy loam to a depth of 5 cm, and filled with horsetail (Equisetum arvense L.) and Five fresh rhizomes of Agropyron repens L.BeanV. cut to a length of 15 cm were embedded in each. 1.41 washed with tap water on top of this
Pack sea sand that has passed through mm to a thickness of 4 cm, then pack crushed stone of about 20 to 40 mm to a thickness of 8 cm, and then add on top of that.
13mm crushed stone was laid down and lightly tamped to form a layer of approximately 4cm (hereinafter referred to as pot). Application method: (A) 40 g of each of the asphalt compositions of Examples 1 to 3 or Comparative Example 1 was evenly spread on the surface of the above pots. (B) 1 kg of the asphalt composition of Examples 4 and 5 or Comparative Example 2 was poured into the surface layer of each pot and leveled, and then a steel disk (diameter 15.5
cm, thickness 4.5 cm) was applied from above and lightly pressurized with a small compressor. (C) The asphalt composition of Example 2 was applied to the surface layer of the pot using application method (A), and then the asphalt composition of Example 4 was applied thereon using application method (B). (D) The diameter of the coating asphalt composition of Example 6
A 16 cm circular piece was cut out, placed on the surface layer of the pot, and the asphalt composition of Comparative Example 2 was applied thereon using application method (B). Method for investigating herbicidal effect: 45 days after application, the above-ground parts of weeds that had grown on the surface of the pot were pulled out, the weight of fresh grass was weighed, and the herbicidal effect was investigated. The herbicidal effect was expressed in accordance with the following evaluation criteria, with the amount of weeds in pots to which the comparative example was applied taken as 100%. Evaluation criteria None Amount of weeds 71-100% Slight 51-70% Small 31-50% Medium 11-30% Large 2-10% Extremely 0-1% Test results
【表】【table】
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