JPH0153206B2 - - Google Patents

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JPH0153206B2
JPH0153206B2 JP58050565A JP5056583A JPH0153206B2 JP H0153206 B2 JPH0153206 B2 JP H0153206B2 JP 58050565 A JP58050565 A JP 58050565A JP 5056583 A JP5056583 A JP 5056583A JP H0153206 B2 JPH0153206 B2 JP H0153206B2
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JP
Japan
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zeolite
value
diffraction pattern
powder diffraction
methylquinuclidine
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JP58050565A
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English (en)
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JPS58181720A (ja
Inventor
Richaado Kyanan Tomasu
Mei Taku Roku Burento
Marii Furanijen Edeisu
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS58181720A publication Critical patent/JPS58181720A/ja
Publication of JPH0153206B2 publication Critical patent/JPH0153206B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B39/00Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
    • C01B39/02Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
    • C01B39/46Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition
    • C01B39/48Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition using at least one organic template directing agent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/70Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C4/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a larger number of carbon atoms
    • C07C4/02Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a larger number of carbon atoms by cracking a single hydrocarbon or a mixture of individually defined hydrocarbons or a normally gaseous hydrocarbon fraction
    • C07C4/06Catalytic processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • C07C2529/70Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups C07C2529/08 - C07C2529/65

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミノ珪酸塩組成物及びその調製
方法に関するものである。特には、本発明は、ア
ルカリ乃至アルカリ土類金属酸化物、シリカ、ア
ルミナ、水及びメチルキヌクリジンイオンから成
る反応混合物から熱水反応的に調製されたゼオラ
イト型の新規な結晶性アルミノ珪酸塩に関係す
る。 鉱物ゼオライトであるレビーナイトは1825年以
来知られておりそして次の酸化物モル比で表わし
た理想的化学組成を有している。 CaO:Al2O3:4SiO2:6H2O レビーナイトの結晶対称はa0=13.32Aそして
C0=22.51Aの単位セルパラメータを有する六方
晶である。レビーナイトのX線粉末回折模様は、
以下の表に呈示されるように「ゼオライト型モ
レキユラーシーブ」(D.W.Breck著、1974年)に
与えられている。
【表】
【表】 ZK−20として表示される形態学的に関連する
合成ゼオライト種が米国特許第3459676号に記載
されている。ZK−20は、型決定剤
(templatingagent)として有機陽イオン、即ち
1−メチル−1−アゾニア−4アザビシクロ
(2,2,2)オクタンイオンを使用して熱水反
応的に調製されそして次の酸化物モル比で表わさ
れる合成されたままの状態の化学組成を有してい
る: 0.1−0.2R2O:0.8−0.9Na2O:Al2O3
:4−5SiO2:1−5H2O ここで“R”は型決定剤として使用されるイオ
ンである。そのX線粉末回折模様は以下の表に
呈示される通りである:
【表】
【表】 ここで、強度値()に関して、“VW”は非
常に弱い、“W”は弱い、“M”は中間、“S”は
強い、そして“VS”は非常に強いことを表わす。
これら強度値記号は以下のX線粉末回折データに
ついても同じものとする。 上記ゼオライトはいずれもモレキユラーシーブ
ゼオライトの性質、即ち結晶性、イオン交換能、
及び水のような分子種を可逆的に吸収する能力を
有するけれども、いずれも有意義な工業的利用の
可能性を有するものとはみなされなかつた。これ
は、部分的に、それらが低モルSiO2/Al2O3比と
それに伴つての親水性を持つこと及び細孔が比較
的小さいことを原因とする。これら特性は、他の
そして一層望ましい物理的及び/或いは化学的属
性を有する多数の市販入手しうるゼオライト種に
共通する。更に、鉱物レビーナイトは比較的稀な
種である。 しかし、ここに、鉱物レビーナイト及び合成
ZK−20両方に形態学的に関連するが、化学的組
成においてこれら既知の種いずれもとは実質上異
なる新規な結晶性アルミノ珪酸塩ゼオライト種が
見出された。この新規なゼオライトは、LZ−132
と名づけられそしてそこから骨組構造アルミニウ
ムの抽出前に、次の酸化物のモル比で表わした化
学組成を有している: xM2/oO:Al2O3:ySiO2:zH2O ここで“M”は“n”価を有する少くとも一種
の陽イオンであり、“x”は零〜3.5の値を有し、
“y”は10〜80、好ましくは15〜50の値を有し、
そして“z”は0〜15、好ましくは0〜5の値を
有する。このアルミノ珪酸塩は以下に呈示する表
、表或いは表のd−間隔を少くとも含むX
線粉末回折模様を有している。 表 d(Å) 8.8±0.3 10.4−9.72 11.1±0.3 81.9−7.76 13.6±0.3 6.66−6.37 17.5±0.3 5.16−4.98 21.2±0.3 4.25−4.13 22.3±0.3 4.04−3.93 28.7±0.3 3.14−3.08 32.6±0.3 2.772−2.722 表のデータ並びに以下に呈示するLZ−132に
対する他のX線データを得るのに標準的X線技術
が使用された。放射X線は銅K二重線であり、そ
してストリツプチヤートペンレコーダを備えるガ
イガー計数管スペクトロメータが使用された。ブ
ラツグ角θの2倍の2θの関数としてのピーク高さ
及びそれらの位置はスペクトロメータチヤートか
ら読まれそして記録されたラインに対応するÅ単
位での面間距離が測定された。 合成状態のままのものとして、LZ−132の化学
組成は酸化物のモル比で表わして次の通りであ
る: aQ2/oO:bR2O:Al2O3:cSiO2:dH2O ここで、“a”は0.1〜1.5の範囲内の値であり、
“Q”は“n”価を有するアルカリ金属乃至アル
カリ土類金属陽イオンであり、“b”は0.5〜2.5
の範囲内の値であり、(a+b)の値は0.9〜3.5
であり、Rはメチルキヌグリジンイオンを表わ
し、“c”は10〜80、好ましくは15〜50の値を有
し、“d”は脱水度及び結晶内細孔容積部が有機
或いは金属陽イオン種により占められる程度に依
存して零〜約15の値を有する。合成されたままの
形態のゼオライト、−これは脱水された(活性化
された)形態を含みうるがイオン交換或いは有機
成分を分解するに充分に高い温度即ち少くとも
400℃、好ましくは500〜650℃においての仮焼か
ら生成する形態を含まない−は、少くとも以下の
表に呈示されるd−間隔を含む固有のX線粉末
回折模様を有する:
【表】 合成状態のゼオライトの有機陽イオンは、結晶
構造の原子空間配置への考察、有機陽イオン自体
及び結晶格子内でこれら陽イオンが占める位置に
より通常的な考え方においてはイオン交換可能で
あるとは考えられない。更に、これら大きな有機
陽イオンは孔系を閉塞しそして従来型式のイオン
交換機構による結晶機造内へのまたそこから外へ
のもつと小さな金属陽イオン種の通常の出入りを
阻止する傾向がある。しかし、有機陽イオン種並
びに吸蔵有機成分を孔系を通して取出すに充分小
さな分子或いは原子***片に熱的に或いは化学的
に分解することが可能である。AlO4四面体と関
連する有機陽イオンは、このやり方により、アン
モニウム或いは水素陽イオンに転換でき、後者は
通常の態様でイオン交換可能である。大気中650
℃において1時間合成状態のゼオライトを仮焼す
れば、メチルキヌクリジンを含まない脱陽イオン
化形態を創生するに充分である。仮焼が真空下で
実施されるなら、もつと低い温度及び(或いは)
もつと短い仮焼時間ですむ。当業者には容易に明
らかなように、有機及び金属陽イオン合計対骨組
構造アルミニウムの比率はゼオライトの合成され
たままの形態においては従来からのゼオライト化
学に基いての化学量論的考察が許容するより相当
に高いものと思われることがある。しかし、この
現象はLZ−132に特有のものでなくそして有機物
含有系から合成された高シリカゼオライトに一般
に観察された。ゼオライトの各有機及び金属陽イ
オン成分の正確な状態が知られていないが、有機
種の少くとも一部は構造中に単に包臓されている
だけであり、加えてAlO4四面体と関連して存在
しないアルカリ或いはアルカリ土類元素種を捕捉
していると理論づけすることができる。いずれに
せよ、LZ−132の形態が実質上ゼオライト型であ
ることに疑いはない。 存在する有機種を分解するに充分に高い温度で
の仮焼に際して、LZ−132のX線粉末回折模様は
幾分変化することを銘記されたい。もつとも顕著
な変化は多数のd間隔に対する強度値に表われ
る。ライン位置の僅かの変位並びに有機種の除去
による一本以上のラインの出現或いは消失も認め
られる。しかし、これら変化はゼオライト構造の
基本的形態の変化を示すものでなく、そのX線粉
末回折模様は以下の表に呈示される。
【表】 上述したような合成状態のLZ−132の仮焼によ
り調製されるような、有機物を含まない形態のゼ
オライトは、それ自体で或いは続いてのイオン交
換後、次の酸化物モル比で表わされる無水状態の
化学組成を有する: xM2/oO:Al2O3:ySiO2 ここで、“M”はアンモニウム、水素或いは金
属陽イオンであり、“x”は零〜1.1の値であり、
“y”は10〜80、好ましくは15〜50の値を有し、
該ゼオライトは前記表に呈示したd間隔を少く
とも含むX線粉末回折模様を持つ。 ゼオライトLZ−132は、酸化物のモル比で表わ
しての組成が次の範囲内に入るゲルからの結晶化
により熱水反応により調製されうる: 1.0Al2O3:19−80SiO2:0.3−5.6R2O:1.0
−5.0Q2/oO:160−600H2O ここで、“R”はメチルキヌクリジンイオンを
表わし、“Q”はアルカリ金属或いはアルカリ土
類金属陽イオンを表わし(好ましくはナトリウ
ム、カリウム或いはセシウムのようなアルカリ金
属陽イオン)、そして“n”は金属陽イオンの原
子価を表わす。好ましくは、酸化物モル比で表わ
してのゲル組成は次の範囲内に入るべきである: 1.0Al2O3:15−50SiO2:2.0−4.0(メチルキヌ
クリジン)2O: 1.0−4.5Na2O:350−450H2O 水性反応混合物を調製するに当つてゼオライト
合成に使用される従来からの試薬が好適に使用さ
れる。アルミナは、活性アルミナ、α−アルミ
ナ、γ−アルミナ、ベーマイト、凝似ベーマイ
ト、アルミナ三水塩、水酸化アルミニウム或いは
アルミン酸ナトリウムから得られる。シリカは、
沈澱シリカ、珪酸ナトリウム、シリカゾル或いは
シリカエーロゲルから得られる。 好適には、結晶化過程は約100〜200℃、好まし
くは125〜150℃の範囲内の温度で実施され、圧力
は自己発生圧である。生成物が晶出するまで行わ
れる。その後、生成物はろ過され、洗滌されそし
て乾燥される。 上記ゲル組成、温度及び時間全範囲にわたつて
LZ−132は純生成物としては生成されないことが
観察された。一般に、別の新規な結晶性ゼオライ
ト種も生成され、これはLZ−133と名づけられそ
してLZ−132と形態的に関連するものと考えられ
るが、その構造はまだ決定されていない。LZ−
133については、本願と同日の出願に詳しく記載
されている。反応混合物中のシリカ源としてシリ
カゾルの使用、低目の温度及び結晶化時間の延長
はLZ−132の生成を促成し、他方シリカ源として
の沈澱非晶質シリカを高目の温度及び短目の結晶
化時間と併用するとLZ−133の生成を促成する傾
向があるように思われる。 ゼオライトLZ−132を調製する為の方法を次の
例により例示する。 例 1 (a) 水酸化メチルキヌクリジン(MEQOH)の
調製 先ず、102.8gのキヌクリジン(1−アザビ
シクロ(2,2,2)オクタン)が凝縮器、温
度計及び不活性プラスチツク三日月状撹拌翼付
ガラス撹拌棒を装備した1容量の3ネツク丸
底フラスコ内の500gのエチレングリコール中
に溶解された。定滴ろう斗において、144.4g
の沃化メチル(CH8I)が500gのエチレングリ
コールにて希釈された。沃化メチル溶液は激し
く混合しながらキヌクリジン溶液中に徐々に添
加された。 50℃の温度上昇が観察された。沃化メチル溶
液の添加完了後、溶液全体がもう5時間激しく
混合された。その後、溶液は回転式蒸発器にお
いて真空蒸留された。総計130gの乾燥固体生
成物が回収された。生成物の 13CNMRによる
研究の結果沃化メチルキヌクリジン(MeQI)
が主たる生成物でありそして微量のエチレング
リコールを伴うことがわかつた。溶剤として水
を使用する類似の調製物に対する化学的分析結
果は、8.5の炭素対窒素比(理論比8.0)を与え
た(無水ベースにおいて5.2重量%N、37.6重
量%C;溶液は69.5重量%のMeQIを含んだ)。
合成されたままの生成物として128.4gの沃化
メチルキヌクリジンがその後定滴ろう斗におい
て128.4gの蒸留水中に溶解された。その後、
129.3gのAg2Oが、凝縮器、機械的撹拌器及び
定滴ろう斗を装備する500c.c.の3ネツクフラス
コ中で129.3gの蒸留水とスラリー化された。
激しい撹拌を行いいながら、沃化メチルキヌク
リジン溶液が滴下しつつ添加された。添加の完
了後、室内の光をフラスコにあてないようフラ
スコはアルミニウム箔で完全に包まれた。激し
い撹拌が一晩中続行された。最終溶液はろ過さ
れそして500mlポリプロピレン瓶内に保管され
た。最終溶液が化学的に分析されそして16.0重
量%炭素、1.86重量%窒素及び1.30meq/gの
アルカリ度を有することが見出された。これら
データから換算すると炭素対窒素比は10.0(8.0
の理論比と対照的に)となりそして総アルカリ
度に基いて1.3モルの水酸化メチルキヌクリジ
ン(MeQOH)となる。理論値より高いC/N
比は溶解エチレングリコール或いはカーボネー
トからもたらされたものであろう。 (b) LZ−132の調製 1.2g量のNaOHが2gのアルミナと共にビ
ーカ内で熱と撹拌を加えながら5gの蒸留水中
に溶解された。高温アルミン酸ナトリウム溶液
が72.9gの水性シリカゾルに添加されそして充
分に混合された。アルミン酸ナトリウムビーカ
が4gの蒸留水で洗滌されそして洗滌水はアル
ミナ−シリカゲルに加えられた。その後、上記
(a)に従つて調製された18.6重量%メチルキヌク
リジン溶液50.5gがアルミナ−シリカゲルに添
加されそして充分に混合された。最終ゲルは、
次のモル酸化物組成を有した: 1.0Al2O3:27.3SiO2:1.1NaO:4.9水酸化メ
チルキヌクリジン(MeQOH):420H2O その後、合成ゲルがポリテトラフルオルエチ
レン製容器内に置かれ、次いでこの容器はステ
ンレス鋼反応器内に密閉され、そして150℃で
168時間熟成された。固体反応生成物がろ過に
より回収され、水で洗滌されそして周囲温度で
乾燥された。生成物はX線回折によりゼオライ
トLZ−132として同定された。無水生成物の化
学組成は次の通りであつた: 4.4wt%Al2O3、70.9wt%SiO2、0.63wt%
Na2O、14.4wt%C、2.0wt%N、及び24.1wt%
損失(1000℃着火において) 酸化物モル比で表わしての化学組成は次の通
りであつた: 1.0Al2O3:27.4SiO2:0.24Na2O:1.74
(MeQ)2O(メチルキヌクリジン含量は炭素分析
に基く) 合成された状態のLZ−132は次のX線粉末回
折模様を示した。この回析模様は、混合ナトリ
ウム及びメチルキヌクリジン陽イオン形態にあ
る他のすべての仮焼前のゼオライトLZ−132組
成物の回折模様と実質上同じである。 表
d、Å I/I0 10.2 12 7.97 41 7.56 2 6.51 21 5.47 11 5,07 84 4.93 15 4.46 2 4.19 58 4.00 100 3.75 32 3.52 7 3.40 4 3.26 18 3.11 50 3.02 9 2.805 6 2.747 39 2.578 9 2.536 3 2.475 3 2.356 2 2.254 4 2.217 1 2.181 2 2.122 3 2.090 7 2.023 2 1.998 4 1.910 1 1.884 4 1.852 5 1.762 9 1.719 1 1.647 3 (c) 上記入手された固体結晶性生成物の一部が
大気中500℃において1時間仮焼された。仮焼
生成物は次のデータにより特性づけられるX線
回折模様を有した。この模様は、400℃以上で
有機陽イオンを排除するに充分の時間仮焼され
そして金属陽イオンがナトリウム陽イオンから
成る他のすべてのLZ−132組成物の回折模様と
実質上同じである。
【表】
【表】 (d) 前記(c)の仮焼生成物について標準的なマツク
ベイン−バクル(McBain−Bakr)重力式吸
着装置を使用して吸着容量が測定された。次の
データが350℃において真空下で16時間賦活さ
れたサンプルについて得られた。
【表】 仮焼生成物の孔寸はn−ヘキサン(動的直径
4.3Å)の吸着及びイソブタン(動的直径5.0
Å)の零吸着により示されるように4.3Åであ
つた。 例 2−7 上記例1に詳述したのと同様の合成手順を使用
して、LZ−132の6つの追加的調製物が以下の表
に示す試剤及び条件を使用して作製された。すべ
ての調製物において、生成物は不純物としてゼオ
ライトLZ−133を少量伴うLZ−132であつた。
【表】 例 8 LZ−132の疎水性表面特性がエタノール−水振
とう試験により示された。例1(b)の段階的仮焼を
受けたサンプルの1gサンプルが小さな血清びん
に添加された。段階的仮焼手順は、サンプル温度
を100℃に昇温し、続いて100℃/時間の昇温速度
により温度が200℃、300℃、400℃及び500℃に達
する時1時間の間欠的保持時間を置いて最終温度
が590℃に達するまで昇温した。昇温中サンプル
は窒素ガスパージ下に置かれた。温度が590℃に
達した時、サンプルは酸素中で1時間仮焼され
た。50容量%C2H5OH水溶液・10c.c.が導入され
た。びんは密閉されそして充分に振とうされた。
液体がガスクロマトグラフイーにより分析されそ
して結果は全体で14.9%エタノール除去を示し
た。比較として、酸洗滌シリカライトは同溶液か
ら23%エタノールを除去した。 例 9 ゼオライトLZ−132の触媒活性を示す為に、上
記例8に従つて仮焼された例1(b)のサンプルが
500℃におけるヘリウム中で2モル%n−ブタン
の接触分解用に試験された。使用した試験方法
は、1/2″外径の石英管反応器内で試験されるべき
ゼオライトの5g(20〜40メツシユ)上に予備混
合されたヘリウム中2モル%n−ブタンを流すこ
とによる接触分解であつた。サンプルはその場で
200cm3/分乾燥ヘリウムパージ下で500℃において
60分間賦活された。その後、50cm3/分の流量にお
いてヘリウム中2モル%n−ブタン流れがサンプ
ル上に40分間流され、生成物流れ分析が10分間隔
で実施された。ゼオライトLZ−132の触媒活性を
決定する為擬一次反応速度定数(K〓)が計算さ
れた。仮焼LZ−132サンプルに対するK〓値は6.7
であることが見出された。ちなみにNH4−Yゼ
オライトに対するK〓値は1.1である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無水状態において酸化物のモル比で表わして
    次の化学組成を有し、 xM2/oO:Al2O3:ySiO2:zH2O (ここで“M”は“n”価を有する少くとも一種
    の陽イオンであり、“x”は零〜3.5の値を有し、
    “y”は10〜80の値を有し、そして“z”は0〜
    15の値を有する。) そして詳細な説明において呈示する表、表
    或いは表に示すd−間隔を少くとも含むX線粉
    末回折模様を有する結晶性アルミノ珪酸塩ゼオラ
    イト組成物。 2 yが15〜50の値を有する特許請求の範囲第1
    項記載のゼオライト組成物。 3 表に呈示されるd−間隔を少くとも含むX
    線粉末回折模様を有する特許請求の範囲第1項記
    載のゼオライト組成物。 4 表に呈示されるd−間隔を少くとも含むX
    線粉末回折模様を有する特許請求の範囲第1項記
    載のゼオライト組成物。 5 酸化物のモル比で表わして次の範囲内の組成
    を有する反応混合物を形成する段階と、 1.0Al2O3:10−80SiO2:0.35−6.6R2O:1.0
    −5.0Q2/oO:160−600H2O (ここで、“R”はメチルキヌクリジンイオンを
    表わし、“Q”はn価を有するアルカリ金属或い
    はアルカリ土類金属陽イオンを表わす) 前記反応混合物をアルミノ珪酸塩の結晶が得ら
    れるまで約100〜200℃の温度において自己発生圧
    の下で維持する段階と、存在する有機物種を分解
    するに十分高い温度で前記結晶を仮焼する段階と
    を包含する、結晶性アルミノ珪酸塩ゼオライトを
    製造する方法。 6 反応温度が125〜150℃の範囲内にある特許請
    求の範囲第5項記載の方法。 7 酸化物のモル比で表わしての反応混合物組成
    物が 1.0Al2O3:15−50SiO2:2.0−4.0R2O:1.0
    −4.5Na2O:350−450H2O (Rはメチルキヌクリジンを表わす) の範囲内にある特許請求の範囲第6項記載の方
    法。
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