JPH01503158A - 耐摩耗性飛行場標識光発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は滑走路、誘導路等の飛行場標識光発生装置に関する。本発明装置は地上 面と同一面に配されるケーシングと地上面と実質的に同一面に位置するよう設け られる実質的に平坦な上部面を有する少くとも一部透明な上部カバープレートと からなり、前記ケーシングは少くとも一つの光源と前記カバープレートの少くと も１部分から一つ又は二つ以上の光ビームを放射できるように設けた光学手段を 含み、この場合前記カバープレートの１部分が“生区域ゝ　（ａｃｔｉｖｅ　ｚ ｏｎｅ）を形成し１前記カバープレートの他の一部分が光を発生しない“死区域 ”　（ｄ　ｅ　ａ　ｄ　ｚ　ｏ　ｎ　ｅ）を形成するよう構成され上述の地上同 一面設置Ｅ型の標識光発生装置はスエーデン特許公開公報５Ｅ−Ｃ−７８０３６ １１−８号、デンマーク特許公開公報ＤＫ−Ｃ−１１３９１２号及びヨーロッパ 特許公開公報ＥＰ−Ｂｌ−２２１０６号にも既に紹介されている。この種の装置 は地上に突出する部分がないので滑走路又は誘導路の上又は隣接して設けた飛行 機等の車輪に接しても問題ない。しかし、問題となる点は滑走路等の清浄に鉄製 のスクレーパーを用いなければならないので、例えば光発生装置から発生される 熱により路面が氷うてしまった場合など特に、そのようなスクレーパーを使用す ると装置のカバープレート光放射表面に引っかき傷等の損傷を与えることになる 。この問題を解決するのにスエーデン特許公開公報５Ｅ−Ｃ−７８０３６１１− ８号によるとカバープレートの“生区域°に硬質粉体を埋め込む方法が提案され 、この粉体をカバープレートの透明材料の僅か上方に突出させて鉄製スクレーパ ー等によるカバープレートの表面を損傷から護るように構成したものである。し かし硬質粉体を用いると当然光強度が低下したり放射された光の欠点が生じる。

本発明の目的は上記の問題を解決し、光発生特性を損うことなく使用可能な耐摩 耗性標識光発生装置を提供することにある。

この目的を達成すＳ本発明装置に於て、カバープレートの透明材料より実質的に 硬い耐摩耗性材料を用いこれをカバープレートを横切る部分又はその周縁部分、 即ち光を発生しない“死区域”の少くとも一部から上方に突出させて設ける。こ の構成により装置の機械的保護を達成すると共に、所定の光の発生効率を維持で きるものである。

他の本発明の利点、特徴に特許請求の範囲４項乃至７項に記載された通りであり 、以下図面に従って詳述する実施例から明らかになる。

第１図は、中央垂直断面に切断して視た本発明による標識光発生装置の斜視図、 第２図は、該装置の上面図、 第３図は、光の成分と主光線を示す略図。

と実質的に四方形の頂部座板を有する例えばアルミニウム合金からなるほぼ円筒 状金属ケーシング（１）と、ブラケット（２）及び取付板（３）を介して底部板 （ｌａ）に設けた反射板（４）と、色フイルタ−（５）と透明断熱板（６）と、 光屈折板（７）と頂部座板（１ｂ）に取付けた上部透明カバープレート（８）と から構成される。

第１図に示す如く、ケーシング（１）はふた（１０）を有するハウジング（９） 内に収められ、カッく−プレート（８）の上表面が地上面と実質的に同一平面に 配されるようになっている。

カバープレート（８）は好ましくは透明なエポキシ樹脂等の耐摩耗性物質からな り、必要であれば更に別個の表面層を設けこれによりキズ°等の損傷を修復でき るようにすることも好ましい。そのような損傷を防ぐために硬質セラミック粉体 を一部縦縁部（１１，１２）と一部中央条片部（１３）に沿った表面層内に埋め 込んでいる。条片ビームを放射する二つの四方形表面部分（８ａ、　８ｂ）に分 割されている。光ビームは地上面に接近して伝ばする（第３図参照）。地上面近 傍で最大の光強度を得るために、表面部分（８ａ、　８ｂ）をそれぞれ中央条片 （１３）から水平面に対して約３＠下方に向って傾斜するように構成する。

カバープレート（８）の縦縁部（１１，１２）と中央横条片部（１３）は光を放 射しない所謂°死区域″を構成する。

この死区域は“生区域”　（８ａ、　８ｂ）に対する位置関係は、カバープレー ト（８）の極く一部を横切って延びるのと該プレート（８）の有効部分の殆どを 残してその周縁に沿って延びているので、除雪車の鉄製スクレーパー（スクレー パーの長さはカバープレートより相当長いと考えられる）作動位置にかかわらず 、これによりカバーブレー）（８）の光放射面が損傷を受けることはない。この ように硬質粉体は１死区域２の一部に埋め込まれるがカバープレート（８）の露 出表面より僅か突出するように配する。この硬質粉体は鉱物性硬質金属、焼結金 属、セラミック等の物質からなる。又この物質を１体の帯状にカバープレート（ ８）の“死区域“の形状とか使用する硬質物質等については特許請求の範囲１項 記載の範囲内で当事者に明らかかな通り種々に変更ができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕地上面と同一面に配されたケーシング（１）と、地上面と実質的に同一面 に設けられる実質的に平坦な上部面を有する少くとも一部透明な上部カバープレ ート（８）とからなり、前記ケーシング内には少くとも一つの光源（４）と該カ バープレート（８）の少くとも一部分（８ａ，８ｂ）から一つ又は二つ以上の光 ビーム（Ｌ１２，Ｌ３４）を放射する光学的手段（７，８）を設け、前記部分（ ８ａ，８ｂ）が“生区域”を形成し、カバープレートの少くとも他の一部分（１ １，１２，１３）が“死区域”を形成する装置に於て、前記カバープレート（８ ）の透明材料より実質的に硬質の耐摩耗性材料を前記カバープレート（８）を横 切って又はその周縁部に沿って延びる少くとも一つの“死区域”亙って突出する ように設けたことを特徴とする飛行場標識光発生装置。 〔２〕前記耐摩耗性材料がカバープレート（８）の表面の一部に埋め込まれた粉 体からなることを特徴とする特許請求の範囲１項記載の装置。 〔３〕前記耐摩耗性材料からなる少くとも一つの“死区域”（１３）が帯状にカ バープレート（８）を横切って延びたことを特徴とする特許請求の範囲１項又は ２項記載の装置。 〔４〕前記耐摩耗性材料からなる少くとも一つの“死区域”（１１，１２）がカ バープレート（８）の周縁部の少くとも一部に沿って延びたことを特徴とする特 許請求の範囲１項乃至３項記載の装置。 〔５〕光を互いに反対方向に放射する二つの“生区域”（８ａ，８ｂ）が前記耐 摩耗性材料からなる帯状の“死区域”（１３）により分離されたことを特徴とす る特許請求の範囲３項記載の装置。 〔６〕前記二つの“生区域”（８ａ，８ｂ）が中間“死区域”（１３）から僅か 下方に傾斜したことを特徴とする特許請求の範囲５項記載の装置。 〔７〕前記耐摩耗性材料からなる二つの縦方向に延びる共通“死区域”（１１， １２）を前記二つの“生区域”（８ａ，８ｂ）の対向側に沿って設け、“死区域 ”（１１，１２，１３）がＨ字状を呈することを特徴とする特許請求の範囲５項 又は６項記載の装置。