JPH01501838A - 取込みベクターによる核酸の外来配列の取込みに基づき真核細胞の代謝を変化させる方法 - Google Patents

取込みベクターによる核酸の外来配列の取込みに基づき真核細胞の代謝を変化させる方法

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JPH01501838A JP63501018A JP50101888A JPH01501838A JP H01501838 A JPH01501838 A JP H01501838A JP 63501018 A JP63501018 A JP 63501018A JP 50101888 A JP50101888 A JP 50101888A JP H01501838 A JPH01501838 A JP H01501838A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 取込みベクターによる核酸の外来配列の取込みに基づき真核細胞の代謝を変化さ せる方法 主里坐分1 本発明は、外来の核酸の真核細胞への導入に関し、この核酸はそれら細胞におい て活性機能を果たすことが可能であり、例えば細胞機構のある作用を増強または 抑制する、即ち細胞代謝を変化させることが可能である。
この目的のため、本発明は、前記核酸を前記受容細胞へ運びそして実質的にそれ らの本来の生物機能を損傷または抑制することなく細胞膜を通過してその中への 浸透を促進することができる、適当なベクターまたは伝達物を提案するものであ る。−皮細胞に取り込まれた外来核酸は、その中で遺伝子の発現もしくは抑制、 ウィルス活性の封鎖、細胞増殖の抑制またはその種の他のものといった、ある特 性の機能を成し遂げることにより前記の活性を示す。
それ故に、本ベクターを使って本発明はまた細胞のトランスフェクション法、即 ち、核酸の外来配列を適当な真核受容体または宿主細胞へ導入しそして取り込む 方法を開示する。
前記核酸は前記細胞中で機能的に活性であり、即ちそれらは謝を変化させること ができ、またはその成長もしくは調節されない増殖を抑制することができよう。
これらの核酸が細胞核へ運ばれそしてそのゲノムの一部となる場合には、その結 果が細胞の形質転換の要因となるかもしれない。
先丘茨血 現在までに細胞のトランスフェクション(および/または形質転換)は、例えば 、Ca−沈澱した核酸の細胞による優先的取込みを促進するCa”イオンの存在 下での操作(F、L。
GRAHAMら、1973. Virology52.456−467)を含む 種々の方法により行われてきた。他の方法はまた、例えば卵母細胞核への遺伝子 の直接注入(E、G、DIAKI]MAKAS、 Methods In Ce llBiology、 1973 Academic Press、第7巻、2 87−311)並びにウィルスベクターの利用(D、H,Hamerら1979 . Ce1l、 18.1299)、または遺伝子を細胞内に運ぶためのリポソ ーム分散(R,Fraley1980、 J、Biol、Chem、 255. 10431)を含む、トランスフェクションは、またDEAE−デキストランを 使って(J、H,McCuthan+1968、 G、Natl、、 Canc er In5t、 41.351)および高圧電界における遺伝子転移により( E、Neumannら1982. Embo J、第1巻、第7号、841−8 45頁)、実施され得る* RJucherlapati、 Cr1t。
Rev、Bioc’hem、 1984.16.349−379もまた参照され たい。
上記の技術は全て利点を有するけれども、一般的には適用できない。例えばDE AE−デキストラン法を使って外因性のDNA配列は有効に組み込まれず、これ は、宿主ゲノムへのDNAの取込みが頻繁に起こるカルシウム塩を使用する方法 と対照的である。細胞への直接注入は面倒でありそして十分に熟練した技術者が 必要である。ベクターとしてウィルスを使用すると高収率のトランスフエフシラ ンが起こるけれども、好ましくなくそしておそらく危険なウィルス因子の同時導 入から問題が生じるかもしれない。
さらに、現在までに療法目的で生体内に適用できる、例えば外来の活性核酸配列 を生存生物体に適用して細胞代謝のある欠陥を治療することのできる、トランス フェクション法は全く存在しない。しかしながら、そういった可能性はs、y。
Cheng、 G、T、l’1erlinoおよび1.H,Pa5tan、 N ucleic Ac1d Re5earchIH1983)、 654−669 によって“遺伝子のスプライシング技術の医療適用の一つは、遺伝子欠損を有す る細胞へのDNAの導入であろう”と記述されている。従っt、“核酸”という 表現が本発明においてはDNA 、二本鎖もしくは一本鎖RNA 、アンチセン スRNA 、ポリヌクレオチド、オリゴヌクレオチド、ヌクレオチド類似体、− iの単一ヌクレオチドおよびそれらのあらゆる機能誘導体を包含することは明ら かであろう。
それ故に、穏和な条件下で高い取込み率をもたらしそして高選択性である改良さ れたトランスフエフシラン技術、即ち、他の異種細胞の存在下である特定の種の 細胞を選択的にトランスフェクトおよび成る場合は形質転換することを可能にす る技術、が必要であった。この技術は、取り込もうとする核酸が特異的に限定さ れた標的細胞のみを遺伝子的に変性させ得る時、または、ガン療法の場合には、 正常細胞をそのままにしながら細胞毒性物質の発現を内部的に促進させる時、特 に有望である。他の用途として、活性のオリゴおよびポリヌクレオチド、例えば 細胞中で■−RNAとハイブリダイズして細胞のまたはウィルスの機能を抑制す ることができるアンチセンスRNAの取込みを含む。
1王立概要 添付された請求項1において開示された方法は、前述の希望する目的物について ごく重要な段階である。
概して、核酸を輸送するベクターまたは伝達物は、着目配列を担持しそして一緒 になってそれを受容細胞へ運ぶことのできるリガンドと前記配列とを縮合して合 成され−次いでそのリガンドは、細胞中の核酸配列の取込みを促進または増大せ しめ、そしである場合には核酸を核へ運ぶであろう。取込みの後、外来核酸は、 前記宿主細胞の化学的性質の所望の逐次変化を伴って、宿主細胞中で意図される 本来の生物活性を発現するであろう。
この発明において使用される輸送ベクターは次のように模式化され得る。
(HT)−B−(NT) (1) 式中、(HT)は前述のリガンド(頭部要素)を示し、そして末尾要素(NT) は輸送される核酸配列(DNA、 RNA、ポリヌクレオチド、オリゴヌクレオ チド等)である。Bは(HT)と(NT)とを接続する中間要素を示す。これは 橋渡しまたは連結要素であることができる。ある場合においては、Bが完全に欠 けており、()IT)の化学基が(NT)のある橋渡し官能基、即ち5′−ホス フェートまたは3′−もしくは5′−水酸基に直接連結(共有結合的にまたは他 のもので)されている。(1’lT)および(NT)を接続する以外のBの重要 な特徴は、細胞において(NT)の生物機能を妨害してはならないということで ある。この課題を達成するための1つの好ましい手段は、細胞性酵素、例えばリ ゾチーム酵素で容易に切断される少なくとも1つの結合を該ベクターに用意する ことである。この段階で、細胞のレセプターに対し高親和性を有するタンパク質 と結合した遺伝子を含む系の構想は既に報告されているということに留意するべ きである[S、 Y、C)IENG ら、Nucleic Ac1d Re5e arch n(1983)、 p、654−669参照)。しかしながら、その ような系〔α2−マクログロブリンと結合したクロラムフェニコール−アセチル トランスフェラーゼ(CAT)遺伝子〕が373−4細胞中に取り込まれるとい うことは文献中に述べられたけれども、取り込まれたDNAが該宿主細胞中で機 能を果たすことができるという証拠は提示されなかった。この場合においては、 該遺伝子および“矢じり”を連結するのに使用されたリンカ−のタイプは、おそ らく不活性化していた。
“頭部” ()IT)は、6指向(hosing)″または“標的(targe ting)”因子とも名付は得る。“指向”という表現は、細胞膜を通る外来の 核酸の浸透を促進または増大せしめるが細胞認識に関しては全(またはほとんど 特異性をもたない因子を定義するのに使用される。指向因子の例としては、例え ば低密度リポタンパク(LDL) 、リシンまたはアブリンといった毒素の6B ″部分、あるウィルスの抗原等である。指向因子の他の例は以後さらに詳細に論 じられるだろう。
“標的因子”という表現は、好ましくは前記取込み特性に加えて、“頭部”() IT)が特異的な細胞マーカー認識特性を有する時、即ち、他種の細胞、例えば 健全な細胞に触れないままで、(HT)因子がある特異的に選択された細胞、例 えば腫瘍細胞の方へ該ベクターを導く“矢じり”として働く時に使用される。マ ーカーは、標的細胞が持つ特定の抗原またはレセプター部位、例えば、上皮のも しくは血小板由来の成長因子レセプターのような成長因子レセプターまたは免疫 グロブリン(EP−A−112,720参照)もしくはα2−マクログロブリン (Cheng、 FIerlinoおよびPa5tanの上記文献を参照)に対 するレセプターとして定義される。標的因子の他の例は、この記載の過程で提示 されるであろう。
成分(NT)は、宿主細胞中で生産される特定のRNAに対して相補的なRNA 、 DNAまたはオリゴヌクレオチドであることができるヌクレオチドもしくは ヌクレオチド配列である。さらに、たは二本鎖切断活性を与えるために、ある場 合において化学的に修飾されてもよい、また、(NT)は遺伝子、例えば宿主細 胞において着目生産物を発現するように操作された組換えDNAを示してもよい 、転写産物(例えばアンチセンスRNA)または翻訳産物であることができるこ れらの生産物は、以下に詳細に示されるだろう。
ある場合には、成分()IT)および(NT)は直接接続されてもよく;他のあ る場合においては、単に接続要素としてまたは、多くは例えば多数の(NT)が ただ1つの指向もしくは標的因子CRT)と共に輸送される時の担体として役立 つことができる要素(B)により、それらは共に連結される。これもまた以後詳 細に示されるであろう。
連結要素Bの他のごく重要な機能は、(HT)および(NT)を相互の機能の阻 害なしに接続することである。即ち、()IT)は、受容細胞への(NT)の取 込みおよび輸送を促進するべきであり且つ実質的に細胞中でその生物機能を妨害 してはならない。
相互的に、(NT)は、()IT)がその輸送、標的および取込み機能を果たす ことを妨害してはならない。それ故、Bの役割、即ち(IT)および(NT)を 適当な距離で結合させることそして適当な結合部位、例えばタンパク質上の−N Ox、SH,0)1または−Coo)1部位および核酸上の3 ’ −〇)1.  5 ’−〇)1または5′−ホスフェートを使用することは重要である。この ことは後に詳細に記されるだろう。
取り込まれた後で、核酸配列は細胞質中に蓄積されてもよく、または(()IT )要素の性質に依存して〕核に輸送されそして細胞の形質転換をもたらしてもよ い。故に、核酸(NT)の選択および運搬因子(HT)のそれは、該ポリヌクレ オチドの期待される最終機能に本質的に依存するであろう。即ち、細胞質におい て直ちに作用するか(例えば遮断剤として)それとも細胞のゲノムの一部となり (例えば合成遺伝子)そして有用な生産物を発現するかのどちらかである。これ に関連して宿主細胞の動態を変化させるために、例えば遺伝病を治療するために または悪性細胞の増殖を抑制するために、有用な生産物は、培養細胞において試 験管内で発現される生産物並びに生体内、例えば生存生物体内で生産される生産 物(例えばRNAまたはタンパク質)を包含する。
このため、受容細胞に取り込まれた外来核酸の所望の目的物または最終利用はど んなものであっても、本発明は、宿主細胞中で該核酸の生物機能活性を、この活 性に起因する効果が達成されるまで、許容するまたは誘導することを含む。その ような活性機能の例は後で論じられよう。
二里皇註坦星n藍 前記の式(1)により模式的に示されるベクターにおいて、成分(HT)は、好 ましくは、レセプターに媒介されるエンドサイト−シスによりまたはクラスリン 被覆窩を通して、ライlレス、例えばアデノウィルス、水痘性口内炎ウィルス、 ラウス肉腫ウィルスおよびセムリキ森林熱ウィルスのような非被覆性の小胞にお いてはその後に蓄積を伴って、細胞に貫入することのできるタンパク質を表す。
また、(HT)成分として利用されるウィルス性タンパク質は、標的するべき細 胞およびウィルス因子の性質に依存して特異的または非特異的であることができ る。本発明においては、先導成分としてウィルス抽出物または特定のウィルス抗 原の利用もまた可能である。
受容細胞上のレセプターに特異的な親和性を有するタンパク質は、レセプター媒 介性エンドサイト−シスにおいて標的因子(HT)として利用される。適切な因 子としては、上皮成長因子、血小板由来の成長因子、ウロガストロンおよびそれ の類似体、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TR)り 、神経発育因子(NG F) 、ワクシニアウィルス成長因子そして他の特異的なウィルス因子、例えば 14978球の典型的なT4−レセプター(ただしこれは他の細胞においても確 認され得る)に対して特異的な)IIVウィルスのウィルス抗原(P、J、Ma ddonら、1986、 Ce1l 47.333)を包含する。
加えて、他の因子もベクターN)の()IT)成分として使用され得る。例えば 、IgG 、α−2マクログロブリン、ソマトメジンC,)リョードサイロニン 、トロンビンおよび、リシン、アブリン、ジフテリア毒素を含む多くの毒素のB 鎖などである。
ベクター(1)の(BT)要素と(NT)要素との間のリンカ−とが重要となる 。さらに該リンカ−の化学結合官能基は、先導タンパク質および接合された核酸 の両方における適当な結合基に対して作用するように選択されるべきである。
末端アルギニンNH,iを有する、例えばEGFのような標的因子を使った結合 は、C,F、C)10ら、1983. Nucleic Ac1dResear ch IL 6313−6529の方法により直接行うことができる。この方法 は、適当なカルボジイミド化合物の存在下pH6でイミダゾールOZ)を使って ポリヌクレオチド鎖の5′−ホスフェート基を活性化し、そして続いてpH8, 5でEGFの末端アミノ基によりこの遊離基を置換することを含む(EGFは5 3個のアミノ酸を含むポリペプチドである。 Savageら(1972)J、 Biol、Ches、 247.7609を参照のこと〕。これは第1図におい て図式的に概説されている。
CHUらが前記のスキームに従って行った構成物は本発明の目的を達成するため に利用されるかもしれないと示唆していることが注目されるけれども、彼らはD NA−タンパク質付加物の実際の存在および受容細胞の作用を永久に変性させる ためのそのような付加物の有効利用については報告しなかった。
前記の縮合方法の反応式は下記の通りである。
EGF−NHz+ (NT) −OP (02) −IZ EGF−N)l−( POz) −0(NT)上式中、テトラゾールをイミダゾールの代わりに使用す ることができる。
他の直接縮合法は、ヌクレオシドの糖部分の5 ’ −OHと、(BT)成分に 結合した末端のホスホルアミダイト基との反応により説明される。下記に示され るこの式は、既知の段階的(step−by−step)縮合法によるオリゴヌ クレオチドの合成に使用されるものと同様であり、そして縮合に適する一〇H基 または一5H基を有するタンパク質に結合せしめるのに好都合である(810F UTLIR,第50号、1986年10月、増補第1−18頁を参照上式中、R 1およびR2は低級アルキル、例えばメチルまたはイソプロピルである。
(肩)を結合するのに非常に有用な他のルートは、常法により、例えばAppl ied Biosystems(Applied Biosystem Use rBulletin、第38号、11月3日、1986を参照のこと)により発 表されたサイクリックホスフィンアミダイトを使って、後で()IT)に結合で きるアミノアルキレン結合を提供スることである。これは下記に示される。
(1Me (n) ”アミノが結合された”核酸(n)は、常法、例えばグルタルアルデヒドが橋渡 しする反応(S、Avrameas(1969) I+n+nuno−chem jstry 6p 43を参照のこと〕により、(HT)の−級アミノ基に後で 縮合することができる。
取込みの後に細胞性酵素により容易に開裂され得るリンカ−(B)(式Iを参照 )を調達するために、適当なアミノ酸により提供される1個または複数個のペプ チド結合を(HT)と(NT)との間に挿入することが有利であるがもじれない 。今の目的に通するオリゴペプチドの例は、同時係属PCT出[WO8?103 891において開示されており、ここでは参考として引用され、そして式、−( CO−CHR−NH−)+*−(m ) C式中、Rは水素(グリシン)、メチ ル(アラニン)、ベンジル(フェニルアラニン)およびその地間種類のものであ り、そしてmは、1〜約10またはそれより大きい整数である〕として定義され ている。タンパク質と言わば弐Hの化合物との間にそのようなオリゴペプチドを 挿入する方法は、公知の技術に従った多くのルートに準じることが可能である。
多数のなかの1例によれば、オリゴペプチドを常法に従って最初に合成する。例 えば、第一のアミノ酸のアミノ基をベンゾカルボニルまたはtert、ブトキシ カルボニルで保護し、ジシクロへキシルカルボジイミドおよびヒドロキシベンゾ トリアゾールの存在下活性エステルの形で第二のアミノ酸を縮合せしめ、加水分 解または水添分解によりそのアミノ保護基を除去し、第三のアミノ酸(保護され たアミノ基を有する)との縮合を繰り返し、そして全てのアミノ酸単位を付加し 終わるまでこの操作を繰り返す。
次いで、オリゴペプチドの活性エステルを化合物■と反応せしめアミド結合を与 え、もう一方の末端のアミノ基を脱保護し、そして従来のタンパク質縮合剤、例 えば前述のグルタルアルデヒドを使うことにより該タンパク質と縮合せしめる。
°上記のスキームは、次のように模式化される(Yは活性エステル基を表す)。
(IT)−NH(CIりs−(NHCHRCO)m−NHCCHz)z−OP  (Oプ (OH)−0−(NT)オリゴペプチドを逆位置においても挿入できる 、即ち活性エステルを該タンパク質と反応せしめそして同じかまたは相当の技術 を使って残った一NHzを■のアミノ基と縮合することができる、ということは 明らかである。
ペプチド鎖の末端官能基をタンパク質と接合するための多くの結合物質が先行技 術において開示されている。例えば、EP−A−112,720(Y、KATO ら)は、下記の基をペプチドの末端に結合せしめること= (i ) )Is( CHz)z−CO−、(ii ) HS(CHz)z−CB(NHAc)−CO −、(iii) HS−CH(AcOH)−CO−、および下記の基をタンパク 質(TgG)に結合せしめること: (a)−CO−フェニμ:/ −N −7 L、インイミド、(b ) −CO(CHdz−55−2−ピリジン、を発表し ている。
これらは本発明において適用することができ、例えば本発明ニオイて(i)と( b)を縮合することは、ジチオ結合を有する付加物: BT−CO−(C)lz) z−SS−(CHz) z−(CO−CHR−NH )wa ・旧=NH(C)It) z−OPOs−NTを提供する。
さらに、弐〇□N(2−カルボキシ−p−フェニレン)−SS−(CHg)z  CO−をオリゴペプチドに付着することは、タンパク質のSR基と結合させるの に有用であり、そのようにしてタンパク質とポリアミノ酸との間に一5S(C) I2)z−を提供する。
付加物CI)中のB基はまた、1個より多い核酸配列の担体として働くことがで きる。例えば、Bは受容細胞へ運ぶべき複数の核酸配列(10、50、100ま たはそれより多数)を結合するための側鎖官能基を持ったポリペプチドであるこ とができる。適切なポリペプチドは例えばポリグルタミン酸またはポリアスパラ ギン酸である。
しかし、結合された基が核酸ではなく細胞毒性の有機分子である同等の構造の付 加物は、EP−A−112,720および1987年8月6日出願の同時係属出 願USA 07/82.244において開示されており、ここに参照として引用 される。
基本的には、この態様における中間基(B)は式、〔式中、pは1または2であ り、mは0〜約10であり、nは20〜300であり、Aはオリゴペプチド(N l(−CUR−Co)trrと核酸NTとの間のリンカ−1例えば前に開示され た鎖−N)l(C1l)! −ホスフェートである〕により表すことができる。
この種の構造は、特に多数のオリゴペプチドを供給するのに有用であり、例えば 1つだけの指向または標的因子を使って比較的短鎖のアンチセンスI)NAまた はRNAを細胞へ供給するのに有用である。オリゴヌクレオチドが細胞性または ウィルス性のRNAを封鎖する配列に加えて取り込まれたオリゴヌクレオチドの 有効寿命を延長する配列を包むならば、そのようなベクターの能力はさらに増大 され得る。
式■により模式化されるような担体と指向または標的タンパク質との縮合は、連 結化合物mの場合において開示されたように実施される。関連技術は前記のUS 出願07/82.244および関連出願EP−A−87,201,490,7に おいて詳しく発表されている。この技術は、下式のチオール化されたポリグルタ ミン酸またはポリアスパラギン酸活性エステルを最初に合成し、(CHz) 2 −COoY 次いで活性化されたエステル側鎖をアミノ誘導化ヌクレオチド化合物■と反応せ しめ、そして最後に担体およびヌクレオチドの中間付加物をタンパク質のマレイ ンイミド誘導体、即ち下式の化合物、 と反応せしめることに基づく。
縮合は、硫黄原子がマレインイミドの二重結合に付加することにより起こり、下 式の化合物 化合物Vはm=0である式■の化合物の一態様である。変形はmキOにおいて達 成できる。そのような場合、核酸を担持している側鎖アームは、細胞内に輸送さ れる核酸の細胞内における酵素的放出を調節することのできる大きさおよび形態 のオリゴヌクレオチドを包む。
他の多くの縮合剤が本発明における有用な構造物の合成において使用され得ると いうことに留意すべきである。あるものは、PIERCE Bioresear ch Products Technical bulletin。
1983、第5巻、改訂版84−87において発表されており、例え今まで本発 明の主要な態様を簡単に説明したけれども、これから特定のB様をより詳細に記 載しよう。
第1の態様においては、選択された一片のDNAまたはRNA、例えば着目の一 遺伝子を適切なプロモーターおよびターミネータ−配列の支配下に置き:次いで それを細胞内でDNAまたはRNAの本来の機能を妨害することのないように選 択された適当な細胞指向または標的ベクター伝達物と縮合せしめる。
生じた系を標的細胞の存在下に置くと、ベクター−DNA複合体は前記細胞の中 へ貫入し、そのことにより着目DNAまたはRNAは高収率で取り込まれそして その中で機能性になり、例えばその後発現される。ここで指向(homing) 因子とは、該リガンドが取り込みを促進または増大させるが、即ち細胞膜の内側 へのルートを提供するが、特定の種類の細胞をそれらの細胞の特異的レセプター により認識する必要はない、と前述カーにより同定された特定の種類の細胞の方 へ導くであろう。
実際に、細胞レセプターに対し親和性を有するクンバク質に結合された遺伝子を 含む系の構想は既に報告されている(S、Y、CHENG ら、Nucleic  Ac1d Re5earch IH1983)、 p654−669 ) 、  Lかしながら、そのような系〔α2−マクログロブリンと結合したクロラムフ ェニコール−アセチルトランスフェラーゼ(CAT)遺伝子〕は3T3−4細胞 の中に取り込まれるということが記述されたけれども、取り込まれたDNAがそ の宿主細胞において機能を果たすことができるという証拠は全く提示されなかっ た。この場合において、該遺伝子と“矢じり”とを連結するために使われるリン カ−のタイプはおそらく不活性化している。
もちろん、本方法は1片だけの核酸を使ったトランスフェクション法に限定され ず;2つまたはそれより多くの配列での同時トランスフェクションもまた、1つ または幾つかの異なる指向因子を使って可能であり、これは場合に応じて1段階 において同時にまたは数段階において連続的に行われる。
2つまたはそれより多くの異なるポリヌクレオチド、例えばフラグメント土およ び上を使って同時トランスフェクションを行う時、これらフラグメントは別々に 標的ベクターに結合することにより導入され得る。また、主および互は同一のベ クターユニットに一緒に連結され得、1つの特定技術の選択は所望の結果および 操作条件に依存する。また、適切なリンカ−がリガンドとポリヌクレオチド、例 えばポリグルタミン酸またはポリリジンといった多官能価のアミノ酸との間に使 用されるならば(EP−A−87/201.490.7参照)、多数(10−1 00またはそれより多く)のポリヌクレオチド配列が1つの指向または標的因子 に付加され得る。
その概念、即ち細胞の形質転換の可能性を証明するために開発されたある実験モ デルにおいては、例えばNIH/3T3系のようなある種の真核細胞を使う場合 に外来の核酸は、細胞の成長を調節するための配列を含んでおり、前記の付加的 な配列は、組織培養においては可視できる細胞形質転換の腫瘍遺伝子であり、そ して生体内では腫瘍を連続的に発達させるヌードマウスのような温血動物への接 種後に増長する細胞の起点である。
この技術は、外来遺伝子が商品として注目される機能的生産物を発現するように 考案されている場合特に有用であり、そして結果的に変性された宿主細胞の増殖 が大スケールにおいて行えるということに注目するべきである(例えば、ストレ ス誘起性プロモーターにより支配された組換えDNAによって発現されるタンパ ク質の工業生産)。
生体内における適用(例えば腫瘍の治療)の場合には、外来の核酸は熱誘導性遺 伝子、例えば細胞毒のタンパク質薬物をコードしそしてヒートショック支配配列 により作動される遺伝子、であることができる。この場合、標的ベクターは、悪 性細胞を認識しそしてその中への取込みを優先的に促進する能力のために選択さ れ;次いで、腫瘍細胞の効果的な生体内形質転換の後、熱が局所的に当てられ、 それにより該遺伝子が発現されそして、正常細胞をそのままにしておきながら悪 性細胞を抑制するかまたは殺す。
細胞認識が必須ではない時、即ちあるウィルス性疾患と戦う場合、指向因子は細 胞の取込みを促進する因子、例えばウィルス抗原、低密度リポタンパク質、リシ ンまたはアブリンのB部分などであることができる。
皿少旦皇星脱里 第1図は、オリゴヌクレオチドと細胞標的物質との結合の図式的描写である(こ こでは例として上皮成長因子EGFを使う)。
第2図は、選択された1片のDNA (HS−1ys−t/EGF)の構成、即 ちヒトのヒートショックプロモーターにより作動されそしてSV40ターミネー タ−により停止するニワトリのりゾチーム遺伝子;およびこの選択されたDNA とEGFとの結合を示した図である。
第3図は、HS−1ys−t/EGF連合系を使ってトランスフェクトしたA− 431ガン宿主細胞におけるストレス下での特異的RNAの生産を証明する電気 泳動図の写真である。
第4a−4c図は、EGF指向因子により輸送されたガン遺伝子の取込みおよび 発現の後の1正常” NIB/3T3細胞系の腫瘍細胞への形質転換の証拠を提 示する細胞培養物の写真である。
第5a図は、第4図に示されたガン遺伝子により形質転換されたNIH/3T3 細胞(“細胞増殖巣″)の接種後3週間のヌードマウスにおける腫瘍形成を説明 する写真である。第5b図は、EGFのみで処理したNIH/3T3細胞の接種 後3週間の対照のヌードマウスを示す。
第6a図は、拡大下で、ヒト扁平上皮ガン細胞系A−431がその細胞膜のEG Fレセプターの特異的染色によりその存在を示していることを表す。第6b図は 、同じ拡大下で、対照細胞側l−38ヒトの胚線維芽細胞)を表す。
第1B様 本発明の第1態様においては、上皮成長因子(EGF)を二フクトランスレーシ ョンにより”P dcTPでラベル化された腫瘍遺伝子Ha−rasからの70 0bpのDNA制限フラグメントに連結せしめ、そして生じた複合体(I)(第 1図参照)を、A−431の培養物をトランスフェクションするために使用した ;これらの細胞(第6a図参照)の利用は、それらが高濃度のEGFレセプター を有するので好都合であるCM、D、Waterfield(1982)。
J、Ce11.Biochem、 20.149−161参照〕。
この縮合はB、C,F、CHUら(1983)、 Nucleic Ac1d  Re5earchIH18)、 6513−6529に従って行った。初期に記 載されたこの方法は、この出願において第1図に図式的に概説される。
上記スキームに従って行った構成物が本発明の目的を達成するのに利用されるか もしれないとCHUらが推察したということに既に注目した。しかしながら、彼 らはDNA−タンパク質付加物の実際の存在および受容細胞の作用を永久に変性 させるためのそのような付加物の有効利用については報告しなかった。
この事例においては、インキュベーション3時間後、放射能で標識されたDNA の取込みの程度を測定した。それの45%が細胞質および核にあり、細胞膜には 存在しないということがわかった。対照実験は、比較のため5倍過剰の遊離のE GFの存在下であること以外は同様にして行った。この時、細胞質および核のD NAにおける放射能ラベルの量は16%に減少し、複合体の取込みがEGFレセ プターを通して進行しなかったという証拠を与える。
もちろん、この態様はリンカ−として5′−ホスフェートを使用することに限定 されない。取り込まれるポリヌクレオチドの所望の生物機能的能力を阻害または 妨害しないような、前に開示されたこの種の多くの他のリンカ−もまた可能であ る。
第261 第2態様においては、EGFを式HS−1ys−t (式中、HSはヒトのヒー トショフタブロモーター配列(Dreano Lら(1987) Gene49 、1−8)であり、lysはニワトリのりゾチーム遺伝子であり、そしてtはS V40ターミネータ−である〕により示される1組のDNAと結合した。この付 加物(化合物■)の調製を概説するスキームは第2図に示される。
化合物■はA−431扁平上皮ガン細胞の単層培養物の培地に導入され、そして インキュベーション時間の後、培養物を熱のストレスにさらした(42℃で4時 間)。その後リゾチーム特異的RNAの生産物を抽出しそして続いてS−1ハイ ブリダイゼーシヨンにより確認した。その結果を第3図の電気泳動図に示す。
第3図中、レーン1はテストレーンである。リゾチームRNAは、暗色のバンド (A)として現れる。レーン2(対照)は先行技術の方法(リン酸カルシウムの 存在下)によりトランスフェクトされた培養物から得られたものである。レーン 3は化合物■を全く加えない対照実験を示す。レーン4はマーカーを使った測定 を目的としたものである。
これらの結果は、機能形において、即ち誘導的に発現され得る形においてDNA を取り込むこの技術の有効性を決定的に証明する。もちろん、この技術は誘導的 発現下に置かれた構造遺伝子に限定されるものではなく、構成的に発現される遺 伝子にも同様に適用され得るものであ々。
第3B様 第3態様においては、ユ旦腫瘍遺伝子をEGFと縮合せしめた。生じた複合体( I[[)をNl)!/3T3細胞の培養物へ添加しそして一装置いた。2週間後 、多数の“細胞増殖巣(foci)”が認められ、細胞の安定した形質転換(即 ち、”ras’DNAの“正常”ゲノムへの安定した取込み)の証拠を与えた。
“細胞増殖巣”は屈折した表現型および積み重なる傾向を有する濃厚に詰まった 細胞のかたまりである。“細胞増殖巣”は、第4a図に示されたペトリ皿の写真 における黒い斑点である。
第4b図は、先行技術に従ってカルシウム塩の存在下腫瘍遺伝子(標的物質なし )を使ってトランスフェクションを行った対照実験の結果を表す。第4c図は、 N1)I/3T3細胞への添加に遊離のEGFのみを使った別の対照実験を表す 。if L’tできる“細胞増殖巣”はこの時全く生じなかった。“細胞増殖巣 ”はヌードマウスに注射すると腫瘍形成を引き起こした。また、形質転換された コロニー(“細胞増殖巣′)を取り出し、そして試験管内で5X10”細胞数に 達するまで増殖させた。
次いでこれら細胞を無胸腺のヌードマウスに注射した。対照として、EGF(1 001tg/i)で処理した5X106個のNIH/3T3細胞もヌードマウス に注射した。3週間後、“細胞増殖巣゛から増殖された細胞を接種されたマウス は全て腫瘍を形成した(第5a図)が、それに対して対照マウスは形成しなかっ た(第5b図)。
第2系列の対照において、塩化カルシウム法を使って」旦腫瘍遺伝子でトランス フェクトされたNIH/3T3細胞の“細胞増殖巣”から増殖された細胞をヌー ドマウスに注射すると、予想通り腫瘍を引き起こした。
このことは、本発明に従って細胞の中へ導入された腫瘍遺伝子が発現されそして 安定した様式で働くということをさらに証明する。
第4態様 ここの第4態様は、アンチセンスRNA (DNA)のまたは、ウィルス抗原に より取り込まれた後にアンチセンスRN^を発現するように操作された遺伝子の 、指向または標的に関する。
さらに詳しくは、ヌクレオチド配列〔ここではアンチセンスRNA (DNA) と称される〕、これはRNA、 DNAまたは修飾されたオリゴヌクレオチドで あることができ特定の細胞集団において生産される特定のRNAと相補的である 、をウィルス抗原により標的しそして取り込ませる。または、アンチセンスRN Aを発現する遺伝子構成物をウィルス抗原により標的しそして取り込ませる。こ れらの化合物は、ある種のウィルス性タンパク質の発現を封鎖することによりウ ィルス怒染を特異的に抑制するように考案されている。アンチセンスRNAは、 細胞内のハイブリダイゼーションによってmRNAの翻訳を阻害するということ がわかっている。本発明のアンチセンスRNA (DNA)−ウィルス抗原複合 体は、試験管内並びに生体内で使用できるように考案されている。この態様に対 する付加的な関心としては、ウィルス抗原を使って全ての遺伝子が標的に向けら れそして取り込まれ得、DNAの形において、細胞に新規なタンパク質合成の能 力をもたらす方法を提供する、という事実である。
ウィルスはそれらの活動を特定の細胞種に及ぼす。ウィルスの活動はウィルス粒 子全体の特異的な標的指向及び取込みにより媒介されることが記載されている。
この特異性および取込みは、ウィルス抗原により部分的に決定される。これらの ウィルス性タンパク質もまた、pH5〜6でのエンドソーム膜との融合によるリ ソソーム分解の経路をウィルスに回避させる。例えば、T4リンパ球のレセプタ ーに対するHIVウィルス(LAVまたはHTLV nI )の特異性は、その ウィルスの1つの抗原により決定されるCM、March(1984)、 Bi ochem、J、 21fl。
1 ; P、J、Maddonら(1986)、 Ce1l 47.333を参 照のこと〕。
本発明においては、そのようなウィルス抗原は、オリゴヌクレオチドおよび遺伝 子を標的に向けそして取り込ませるために使用され得る。
多くのウィルス、例えばアデノウィルス、水痘性口内炎ウィルス、ラウス肉腫ウ ィルスおよびセムリキ森林熱ウィルスは、細胞膜上を水平に滑ることにより細胞 をクラスリン被覆窩へ陥入させそして続いて被覆されていない小胞に蓄積する。
それらは上皮成長因子または血小板由来の成長因子のような多くの成長ホルモン 、α2−マクログロブリン、ソマトメジンC,)リョードサイロニン、トロンビ ン、赤痢およびジフテリア毒素のような分子と同じ経路を使って細胞に入りこむ (A、He1eniusら(1980)、 J、Ce1l Biol、 84. 40; S、Dales(1973)。
Bacteriol Rev、 3’L 103: R,B、Dicksonら (1981)、 J、Ce1lBio1.8!L 29; M、C,Willi nghamら(1981)International CellBiolog y 1980−1981. )1.G、Schweiger監修、Spring erVerlag+ Berlin+ pp、613−621; 1.Pa5t anら(1981)、 5cience214 504)。ウィルス抗原を使っ てオリゴヌクレオチドを標的に向けることは、抗体およびホルモンを使うことに 関して新しい可能性を提示する。なぜなら、特定の細胞に貫入するのに携わる経 路はウィルスにより使用されるものと同じであるからである。ウィルス抗原を使 ったアンチセンスRNA (DNA)の駆動はそのモデルをよりいっそう端書に し、そしであるものは実質的に副作用があってはならない新しい標的療法薬を開 発せしめる。
取り込まれたウィルスは、リソソームに融合するレセプトソームにおいて分離さ れる。リソソームはタンパク質分解酵素の大きいカクテルを運ぶけれども、ウィ ルスは細胞質中にうまくのがれそして複製する。リソソームからの物質の脱出は 、他の多くの事例において認められる。例えば、あるDNAはあらゆるトランス フェクション法においてリソソームから脱出する。例えばどんな様式のトランス フェクションでも、例えば電気衝撃、CaC1zまたはDEAE−デキストラン でも、取り込まれたDNAがいつもリソソーム酵素に暴露されるということがわ かっている(R,Kucherlapatiら(1984)、 Cr1t、Re v。
Biochem、 16.349参照〕。さらに、別の領域であるけれども、細 胞内薬物放出系として考案された多くの細胞毒性薬物が細胞に入りそしてリソソ ームで分解され、次いで薬物を放出し、それが細胞質または核へ運ばれる−(R ,Arnonら(1983) 。
Targeted Drugs、 E、P、Goldberg監修、Wiley  Public+ p23参照〕。それと同じ経路が、遺伝子またはアンチセン スRNAを有しそしてウィルス抗原により輸送されるベクターを使って利用でき る。
アンチセンスRNAが細胞内のタンパク質合成を阻害することは既知である。
アンチセンスRNAを使ったタンパク質合成の阻害を記述している幾つかの論文 が発表されている0例えばR,Y、L、Toら(1986)、 Mo1ec、C e1l Biology 6 (12)、 475Bは、アンチセンスRNAを 発現するウィルスを使ったレトロウィルスの複製の阻害を発表した。1.J、M cGarryおよびS、Lindquist、 1.J。
McGarryら(1986)、 PNAS u、 339(USA)は、アン チセンスRNAを発現する熱誘導性構成物を使ってヒートショックタンパク質の 合成を阻害した。J、Huntら(1986)、 FEBS 4082.206 (2)。
319は、扁平上皮ガン細胞系にトランスフェクトされたアンチセンスRNAベ クターを使ったEGFレセプターの合成の阻害を記述した。ウィルス感染を抑制 する方法としてのアンチセンスRNAの利用は、新規アプローチとしてしばしば 提唱されている: J、G、Lzantら(1985)、 5cience 2 99.345; E、C,M。
Mariman(1985)、 Nature(レター)、 318.414;  R,Te1lierら(1985)、 Nature (レター)、 318 .141 、この方法を潜在的に制限しているのは、ウィルス感染を抑制するの に必要なアンチセンス分子の量である。
本発明においては、ウィルス抗原(またはその一部分)をウィルス全体から抽出 しそして精製するか、または典型的なペプチド合成により合成することもでき; 次いでそれを前述の方法によりDNA (またはRNA)と縮合する。オリゴヌ クレオチドは、半減期を延長せしめるためにまたは特定の性質を与えるために、 例えばRNA鎖にハイブリダイズされた時にそれらを切断するために考案された 修飾ヌクレオチドを含むことができる。オリゴヌクレオチド−抗体の縮合は、例 えばcHUら(1983)、 Nucl、Ac、Res、 11.(18)、  6513により記載されたような種々の方法を使って実施され得る。
下記の操作は、本態様の有効性を立証するために実施される:ウイルスにより感 染された細胞にベクターを添加し、それによって: ウィルス抗原はそれの特異的なレセプターを認識し;ウィルス抗原−アンチセン スRNA (DNA)の複合体が細胞に入り; アンチセンスRNA (DNA)がレセプトソームを脱出し;アンチセンスRN A (DNA)が新しく合成されたウィルスRN^と特異的にハイブリダイズし ;そして ウィルスの感染が抑制される。
また、ウィルス感染が遺伝子を標的に向けそして取り込ませるためのベクターと して使用される場合、この遺伝子により発現されるタンパク質は抗ウィルス剤で あることができるし、またはウィルス感染と直接関連しない他の目的に役立つこ とができる。
第5態様 1 ここで第5態様(これは上記の第3態様と一緒にされるべきである)は、」 遺伝子の逆方向セグメント(例えばにpnl−XmaI フラグメント)を発現 するプラスミドの構成に関する。
また、」旦遺伝子の別の逆方向フラグメントも同様に使用され得る。これらのフ ラグメントはオリゴヌクレオチド合成により合成されてもよ(、遺伝子または他 のものから単離されてもよい。
ュ旦腫瘍遺伝子の役割は広く記載されている(T、Y、5hihおよびM、0. Weeks、 1984+ Cancer Investigation、1( 2)、 109−223;C,J、Marshall、 1986. J、Ce 11.Sci、5upp1. i、 417−430 )。
それが細胞系並びに−次細胞を試験管内で形質転換するということが示されてい る。これらの細胞は形態的に異なりそしてヌードマウス内で腫瘍形成性である。
rasにコードされるタンパク質は細胞膜に位置しそしてGタンパク質の1つの サブユニ’7トと類似している()1.R,BourneおよびX、A、5ul livan。
1986、 Cancer 5urveys、5 (2)、 257−451)  、 Gタンパク質は成長因子により?、導されるシグナルにおける第二のメツ センジャーである。Gタンパク質のras相同性サブユニットは、そのシグナル 化の強度を調節するGTP結合特性を有する。」旦にコードされるタンパク質は 、GTPに対し低い結合親和性しか持たず、それ故構成的なシグナルを細胞へ伝 達する(上記のBourneの文献参照)。この機構が細胞を形質転換すると推 定される。
正常な」閃タンパク質が成長因子のシグナル経路において役割を果たすことは明 らかである(上記のBourneの文献参照)。
この正常なl旦タンパク質および形質転換l且タンパク質の配列に関する研究は 、一点突然変異が後者の形質転換活性の原因であり得るということを示した。こ の点突然変異はタンパク質P21の12 、13 、59 、61および63番 目のアミノ酸に位置する(上記のBourneの文献参照)。別の系列の研究に おいて、コ遺伝子の過剰発現が培養において細胞を形質転換させることができ、 そしてその細胞への」閃腫瘍遺伝子に対する抗体の注入が血清刺激の後にそれら のDNAを複製させないということが証明されている。これは細胞が悪性に進行 しないために」旦タンパク質の正確な投薬が必要であるということを示す。それ 故、正常のおよび/または変異のJ…の発現を調節することが腫瘍抑制のための 重要なカギであるように思われる。
アンチセンスRNA技術を使って、本発明において開示された技術は、細胞(ま たはウィルス)のコードされた形質転換rasRNAの変異部分に対しその場で 特異的にハイブリダイズするようにアンチセンスRN^が発現される系を設計す ることを可能にする。また第4B様に記載したものと同様にして、形質転換ra sRNAにハイブリダイズすることのできるオリゴヌクレオチドを細胞に導入す ることもできる。
第1のアプローチに含まれる段階は次のものである:1、ll?II乳類の細胞 においてアンチセンスRNAを発現するプラスミドを構成する。」閃フラグメン トは、12番目のアミノ酸の点突然変異として振る舞う」閃の逆方向Kpnl/ Xmalフラグメントであるか、または構成的もしくは誘導的プロモーターの支 配下にある」且遺伝子の別の逆方向フラグメントである。
2、線状プラスミドを前記の技術に従ってベクターに結合せしめる。
3、 その接合体を培養物中の種々の哺乳類の細胞に適用する。
4.31マフピングまたは免疫細胞化学により内因性の」閃発現を測定する。
5、腫瘍を有するヌードマウスにその接合体を注入することにより腫瘍の退行を 評価する。
このような構想の例は下記に概説される。
〔参考文献: C,J、Tabinら(1982)、 Nature 300. 143−152 〕EGF司一一丁耐丁、。=ア75−ヤ7ユオ1.お、ウォヶ 。
ユニオリゴヌクレオチドは分解性のリンカ−により結合される(血液中で安定お よび細胞中で分解性)。
第2のアプローチは次のように要約される:1、 形質転換活性RNAの変異部 分とハイブリダイズするオリゴヌクレオチドを合成する。
2、該オリゴヌクレオチドを担体〔前記式< rv >に定義されたものが好ま しい〕と縮合しそして標的因子()IT)、例えばEGFと縮合する。
3、該構成物を細胞にトランスフェクトする。
4、 これら接合体の細胞への取込みを評価する。
5、EGFレセプターをもつ細胞中の」Uの発現に関してそれら接合体の効果を 測定する(Sl、免疫細胞化学)。
6、腫瘍を有するヌードマウスに該接合体を注入することにより腫瘍の退行を評 価する。
このアプローチにおいて、RNAの定義された部分に相補的な短いオリゴヌクレ オチドは、繰返し配列を与えるように結合または合成され得る。この配列が標的 に向けられ、こうし) で、担体としてポリグルタミン酸(これの遊離カルボキ シル鎮はオリゴヌクレオチドのためのδ−リンカ−として使用される)を使うこ とにより、単一の指向物質が複数の異なるRNA)分子を抑制することができる 。その構成物は血漿中で安定であるが標的細胞中では分解されるように考案され る。
この付加物は、a)多数のRNA分子とハイブリダイズさせるために作ったオリ ゴヌクレオチドの繰返し配列を使うことによる立体的問題を回避するために、そ してb)多量のアンチセンスオリゴヌクレオチドの細胞内放出を可能にするため に、考案されている。加えて、これらのオリゴヌクレオチドは、DNA分解酵素 からそれらを保護するであろう末端アミノ酸を備えることができる。
この操作手順の第一目的はユ旦で形質転換された細胞に対する標的薬物を生産す ることである。rasが活性な形質転換作用を果たすと思われる種々の腫瘍が存 在する。我々はここで、それらの細胞に向けられる取込み特性を有する新しいD NA/タンパク質接合体を手にする。EGFは好ましくは標的ベクターとして使 われる。しかしながら、他の特異的または非特異的な標的および指向装置(成長 因子、モノクローナル抗体、Fabフラクション、LDL 、)ランスフェリン 、ウィルスおよび腫瘍特異的抗原のような)が駆動ユニットとして使用され得る 。
これらの指向装置を、構成物を発現する別のアンチセンスRNAにまたはオリゴ ヌクレオチドもしくはポリヌクレオチドに結合することが可能であり、そのため それらの構成物は幾つかの疾病、例えばウィルス疾患、ガンまたは遺伝的障害に 対する遺伝子治療薬として通用され得る。
第6態様 6番目の可能な態様は、本発明の範囲内で旧V(AIDSを引き起こすウィルス )からの抗原の標的因子としての利用に関する。この方法における()IT)は gp41タンパク質であるらしい。
この抗原の約29個のアミノ酸の短鎖は、リンパ球のT4レセプター、即ちこの ウィルスの主な標的に選択的に結合するということが証明されている。この鎖は 、DTITLPCRIXQIINMWQEV(JAMYAPPIS(7ミ/ 酸 (D国際コート)のように表される。
このアミノ酸配列はポリヌクレオチド並びに抗ウィルス剤、例えばAZT、アシ クロビル、HPA−23またはスラミンを標的に向けるのに使用され得る。
この29個のアミノ酸の鎖は、常法により合成され;次いでそれは標的因子(B T)としてウィルスのアンチセンスRNAの担体(例えば弐■に示されたもの) と縮合される。そのベクターはAIDS患者を治療するために使用され得る。こ れは、オリゴヌクレオチド類似体の形での抗ウィルス剤を標的に向けるために( HT)因子を使用する一例である。
第7B様 第7態様は、ある腫瘍遺伝子の過剰発現により引き起こされるある形態のガン疾 患の治療を扱う、それ故、このB様は前記の第5態様に関連し、そしてそこで開 示された技術を同様に通用できる。
細胞は、ある腫瘍遺伝子の過剰発現により形質転換され得る。例えば、旦腫瘍遺 伝子が大量の胸部腫瘍において過剰発現されるという証拠が浸透している。過剰 生産された!腫瘍タンパク質が形質転換活性を存するという事実は、」些−形質 転換N1)I/3T3細胞の表現型を復帰させる抗体を使って簡潔に証明されて いる。」μしc−erb−Bおよび上皮成長因子レセプター(EGFR)間の配 列相同性は証明されている。それ故、アンチセンスRNAによるタンパク質の抑 制は、そのような腫瘍タンパク質の活動を元に戻すための優れた可能性を提供す る。さらに、ある単一のオリゴヌクレオチドが3つのタンパク質全てを抑制する のに十分かもしれない、ここに記載されるアプローチは、アンチセンスオリゴヌ クレオチドを上皮成長因子により標的に向けられるポリマーに固定することであ る。この構成物、即ち標的に向けられるアンチセンスオリゴヌクレオチド放出系 は、1)血漿安定性、2)特異的性質、3)取込み特性、4)リソワーム生物分 解性特性および5)抗腫瘍活性を有するように考案される。多量のオリゴヌクレ オチドが1つのEGF分子により運ばれ得るという事実は、このモデルに有用性 を与える。
EGFレセプター遺伝子、neu、c−erb−B 、rasおよび」Lを含む いくつかのプロト−腫瘍遺伝子はヒトの腫瘍において増幅されることがわかって いる。ヒトの神経芽細胞腫における」]バ腫瘍遺伝子および胸部腫瘍における一 皿腫瘍遺伝子の増幅コピーの存在は、その腫瘍の攻撃力と互いに関連がある。E GFレセプター、c−erb−B−2および」ユ腫瘍タンパク質は、密接な配列 相同性を有することがわかっている。これらの腫瘍タンパク質はアンチセンスR NA抑制実験の優れたモデルである。これらのタンパク質に対して有効なアンチ センスRNA発現構成物または合成アンチセンスオリゴヌクレオチドは、この開 示において揚藁される有効な生体内投与ルートが使用されるならば、高い可能性 の医薬的価値を有する。
EGFRは、膀胱、胸部、肺、胃、皮膚および脳からの扁平上皮ガンにおいて多 量に認められる(J、R,C,Stainsburgら、1987+ The  Lancet、6月20日、1398−1402 ;細胞毒性薬特許EP−A− 87,201,490,7)。増強された発現とより攻撃性の腫瘍の動態との関 連性がそれらの腫瘍について報告されている。EGFレセプターに対するアンチ センスRNAを発現するプラスミドが構成されており、EGFレセプターの濃度 を減少させることが示されている。
c−erb−B−2(ヒトの乳ガンから最初に単離された)は、ヒトの胃腺、前 原および唾液腺の腺ガンにおいて増幅される。
それは検査されたヒト腺ガン257人のうち58人において認められ、そして1 89人のヒト胸部ガンの26%において増幅が認められた。c−erb−B−2 遺伝子の増幅は過剰発現と互いに関係があることが示された(D、J、Vent erら、1987. The Lancet。
6月号、69−71)。乳ガンの研究において、増幅は乏しい予後に関係があり そしてエストロゲンまたはプロゲステロンのレセプターの存在よりもより強力な 病気経過の予知体であった。
最近、この腫瘍遺伝子の過剰発現がNIB/3T3の形質転換に必要であること が証明された(P、P、Di Fioreら、1987+ 5cience。
237、178−182)。
」些(エチルニトロソウレアで誘発されたラットの神経芽細胞腫において最初に 単離された)は、神経芽細胞腫およびダリア芽細胞腫において強力に転写される 。証拠の幾つかの系は旦がerb−B−2遺伝子の活性化型であることを示した 。
それは乳ガンの多くの症例において増幅されることが証明されている。それはN IH/3T3細胞を形質転換せしめ、ヌードマウス内でそれらを腫瘍形成性にす る。腫瘍形成のラット」匹タンパク質に対する抗体が生体内で腫瘍形成を抑制す ることが示された(J、A、Drebinら、1985. CaI2.41.6 95−706)。
このように、これらタンパク質の発現の減少は、ある腫瘍の悪性を回復させるで あろう。標的に向けられた細胞内のアンチセンスオリゴヌクレオチド放出系は価 値あるアプローチである。本発明の意味の範囲内の幾つかのオリゴヌクレオチド を有する細胞内分解可能のポリマーに結合されたEGF分子から成る構成物は、 価値ある抗ガン剤である。
EGFR、c−erb−B2および」ユ遺伝子により発現されるタンパク質の細 胞外の部分および細胞質内の部分において、アミノ酸の相同配列が認められ得る (C,J、Bargmannら、1986+ Nature。
319、226−234)。これらのアミノ酸相同配列は、アンチセンスRNA のための標的として働くことができる苓幾つかの相同性ヌクレオチド配列を持つ 。これは、3つの異なるガン関連性遺伝子の合成を抑制するために同一のオリゴ ヌクレオチドを使用する良い機会を提供する。これら3つの着目タンパク質は外 部ドメインおよび内部ドメインを有する。これら腫瘍タンパク質問の最高の相同 性は、チロシンキナーゼセグメントにおいておよび外部ドメイン中の短いセグメ ントにおいて認められる。3つのタンパク質金てにおいて相同性である9個のア ミノ酸列が細胞外配列中に存在する。それは3つのタンパク質金てに相同である 8ヌクレオチド配列、c−erb−B−2およびEGFRにおいて相同である1 1ヌクレオチド配列、EGFRド配列を含む。細胞質内の配列中には、3つのタ ンパク質金てに相同である28個のアミノ酸配列がある。それはそのタンパク質 のチロシンキナーゼ部分をコードするドメイン中にある。この部位におけるヌク レオチドの相同配列の長鎖は3つの腫瘍タンパク質金てについて認められる。こ れらの配列は、3つの腫瘍タンパク質のタンパク質合成を抑制するのに使用され 得る。もちろん、3つの遺伝千金てには相同でない配列を使った接合体も使用で きる。この態様を支持する参考文献は下記のものを含む: C,T、BargI Iannら+ Nature+ 1986旦ム226−230; P、P、Di  Fioriら、 5cience+ 198’L 237+ 178−1B2 ; J、A、Drebin ら、 Ce1l、 1985.41.695−70 6; J、Huntsら。
FEBS4082.1986. 韮(2)、 319−322; G、T、Me rlino ら、 Mol。
cell、Biol、、 1985+ 5(7)+ 1722−1734; J 、R,C,5ainsbury ら。
The Lancet、6月20.1987.1398−1402; D、J、 Slamon ら。
5cience、 1987.235+ 177−182; D、J、Vent ureら+ The Lancet+117月、 1987.69−71; T 、Yamamoto ら、 Nature 19B7.319゜230−234  。
ここの実験的アプローチは、前の態様のものと全く同じである。要約すれば、オ リゴヌクレオチドは直接EGFにまたはEGFにより標的に向けられるポリグル タミン酸に固定されて標的に向けられるアンチセンス細胞内オリゴヌクレオチド 放出系を生成する。後者はEGF 1分子について多数のオリゴヌクレオチドを 取り込む可能性を提供する。代わりの実験は、アンチセンスRNA発現構成物の EGFによる直接標的指向を含む。EGFの場合、オリゴヌクレオチドはポリマ ー−EGF構成物に連結されそしてA431細胞のEGFレセプターをダウンレ ギュレーションするのに使用される。そして、ベクターの効果を調べるために下 記の試験が行われる。
a) EGFレセプター濃度の減少を見本ためのペルオキシダーゼラベル化免疫 試験、 b)EGF親和性の減少を見るためのI!J−ラベル化EGF、C)細胞***の 減少を見るための353−メチオニン、d)前処理された細胞の生体内での腫瘍 形成能、e)腫瘍の進行の低下を観察することによる、標的に向けられたオリゴ ヌクレオチドを用いる生体内処置による阻害。
これは、リガンドがそれ自身で付着を抑制するかもしれない例である。これは、 新しい形のアンタゴニストを提供する。
」遺伝子の場合、オリゴヌクレオチドは、前記と同じポリマー−EGF構成物に 連結され、そして工により形質転換されたNIH/3T3細胞において腫瘍形成 性の合成を阻害する。これは下記の試験により追求される: a)H肥により形質転換されたN11(/3T3細胞の形質転換された屈折表現 型の消失を証明する。
b)これらのNIH/3T3細胞の軟質寒天中での増殖を試験する。
C)ヌードマウスにおいてこれらの細胞の腫瘍形成能を試験する。
d) neuにより形質転換されたNIII/3T3腫瘍を有するヌードマウス をEGFと連結されたアンチセンスRNAで治療する。
c−erb−82の場合、オリゴヌクレオチドはいつものようにEGFに連結さ れ、そして」で形質転換されたN1)I/3T3細胞において細胞の形質転換を 抑制するために使用される。実験室の作業は」匹についてのものと同じであるが c−erb−B−2で形質転換された細胞を使った。c−erb−B−2で形質 転換された細胞または高レベルのEGFを有する細胞を使った交差実験は有用で ある。
もちろん、本発明の他の態様におけるように、標的指向および取込み因子として のEGFの利用は、同様の特性を存する他の分子(他の成長因子、モノクローナ ル抗体、Fabフラクション、LDL、)ランスフェリン、ウィルス抗原など) にまで拡張される。その輸送体はまたポリグルタミン酸と異なってもよい(側鎖 を持ったまたは持たないアミノ酸のホモポリマーもしくはコポリマー、デキスト ランなど)。オリゴヌクレオチドは、それらの半減期を延長させるために修飾さ れてもされなくてもよい。加えて、そのモデルは各オリゴヌクレオチド間に生物 分解性の二重結合を持ったまたは持たない“ポリオリゴヌクレオチド”の標的指 向にまで拡張することができる。
第8態様 前記以外の第8態様をこれから記載する。ここにおいて本発明は、アンチセンス RNAを使ってポリオウィルス感染の抑制に適用されるであろう。
ウィルスがユニークな遺伝物質を有することは公知である。
それ故、特定のウィルスの配列は細胞性の配列から容易に区別され得る。アンチ センスRNAは、ウィルス感染を遮断することのできる非常に特異的な手段であ る。それは旧V、即ちAIDSウィルスの複製を抑制するのに使用されているC P、C。
Zao+ecnikら、(1986)、 PNAS 83.4143) 、例え ば、ポリオウィルスの遺伝物質は正センスー末鎖RNAから成る。このウィルス の感染サイクルは該ウィルスのI?NA と相補的なアンチセンスRNA(また はオリゴヌクレオチド)で遮断され得る。この抑制は複製レベルまたは翻訳レベ ルのどちらでも起こり得る。
プラスミドおよびオリゴヌクレオチドは、ベクターとして例えばEGFを使って 標的に向けられそして取り込まれる。オリゴヌクレオチドは、細胞内オリゴヌク レオチド放出系を標的に向けることにより大量に運ばれる。これらの系並びに標 的に向けられる遺伝子もまた生体内で利用され、そしてここでは新規な抗ウィル ス剤として記載される。ポリオウィルスは、旧ν(ヒト免疫不全症ウィルス)、 ヘルペス、インフルエンザ、ライノウィルス、サイトメガロウィルス、HTLV  (ヒトT細胞白血病ウィルス)を含む種々のウィルスへの他の適用についてこ の成果の有用性を立証するのに役立つ。
ここに記載されるベクターは、療法においておよびそれらの幾つかについては予 防において、抗ウィルス剤として使用され得るように考案される。ポリオウィル ス感染を抑制するための2つのルートを提冥する。
■)標的に向けられたアンチセンスRNAを発現する遺伝子構成物 ■)標的に向けられたアンチセンスオリゴヌクレオチドまたはアンチセンスオリ ゴヌクレオチド類の放出系I)アンチセンスRNAを発現する遺伝子構成物が構 成されそして指向(homing)または標的ユニット(HT)が設けられる。
例えば、プラスミドはSシ40プロモーター支配下のネオマイシン耐性遺伝子、 SV40複製開始点、アンチセンスRNA合成を調節するヒートショックプロモ ーター(即ち逆転されたポリオ配列)、およびアンピシリン耐性遺伝子(p17 pneo)を含む。−駆動体(HT)としてEGFを使った等該ベクターを、下 記を含む実験によりテストする: 1)標的に向けられるp17poneoによるネオマイシン耐性細胞系(Wis h、 He1a、 Co5)の確立または、代わりにCos細胞へのp17po neoのトランスフェクト及び増幅。これらの細胞はヒートショックを加えると 多量のアンチセンスRNAを発現する。
2)熱処理の前または後での該細胞系の異なるウィルス希釈液での感染。ポリオ ウィルス感染の抑制は、−トリパンブルー算定 一軟寒天感染性コロニー算定 2H−チミジンの取込み により評価される得る。
3)対照実験は下記を含むニ ーRNAase Hで細胞質抽出物を処理しそして残った二本鎖を二フクトラン スレーションしたプローブとハイブリダイズすることにより、ハイブリッド(ウ ィルスRNA /アンチセンスRNA)の存在について試験すること、3S3− メチオニンの取込みを利用してウィルス蛋白質の存在について試験すること、 一標準的なトランスフェクション法を利用し標的に向けられないp 17We  oを使って全ての試験を繰り返すこと。
■)合成アンチセンスオリゴヌクレオチドの利用に対する2つの限界は、細胞中 でそれらの半減期および細胞内に取り込まれ得る分子の濃度である1合成オリゴ ヌクレオチドを使用することの利点は、それらの半減期を延長するためにそれ指 向ベクターの本方法、即ち大量のオリゴヌクレオチドを存するEGF−標的指向 ポリマーによるこれらオリゴヌクレオナ。
ドの導入は、上記の欠点を改善する。
実際的作業はここでは下記を含む: 1)常法(遺伝子合成機器)によるウィルスRNAと相補的なオリゴヌクレオチ ドの合成。これらのうちあるものは直接EGFに付着され、そしであるものは標 的に向けられた担体、即ち標的に向けられたポリグルタミン酸に付着される。こ の担体は血流中安定でありそして標的細胞個体内で分解可能である。
2)ポリオウィルスで感染される前または後に細胞をこれらの遊離の(または標 的に向けられた)オリゴヌクレオチドと反応させる。
3)効果は、 一トリバンプルー算定 一軟寒天感染コロニー算定 3H−チミジンの取込み により評価される。
4)対照実験は下記を含むニ ー 31ヌクレアーゼで細胞質抽出物を処理し、遺伝物質をスポットし、そして 32p−プローブを使ってSlで保護されたフラグメントを明らかにすること、 −タンパク質合成を抑制するために32p−アンチセンスオリゴヌクレオチドを 使用し、S1消化し、そしてゲルにおいて泳動すること、 383−メチオニンの取込みを利用してウィルスタンパク質の存在を分析するこ と。
標的に向けられた遺伝子、標的に向けられたアンチセンスRNA発現遺伝子構成 物、標的に向けられたアンチセンスRNAおよび標的に向けられたアンチセンス オリゴヌクレオチド放出系は生体内で使用され得る。これらは血流中に注入され 、特定の細胞群に向けられ、そしてそれらの細胞内に取り込まれる。
これは、前記した同文献において発表された標的に向けられた薬物放出系に関し 、それは動物において有効であることが示されている。それ故、遺伝子標的指向 の概念に加えて、ここでの主要な革新は、薬物として使用されている、標的指向 、細胞の取込みおよび放出作用(EP−A−87,201,490,7)が核酸 にまで拡張されているということである。類推によれば、この組合わせは標的薬 物と同じくらい有効であるだろうが、望ましくない副作用を制限するような優れ た追加の利点を伴う。それ故、そのような化合物は有力な抗ウィルス剤となり、 そしである態様はガン療法において広く利用されるであろう。
この態様において記載される遺伝子構成物および標的に向けられた化合物は、種 々のプロモーターおよび配列、種々の標的指向成分(他の成長因子、モノクロー ナル抗体またはそれらのFabフラクション、LDL、)ランスフェリン、ウィ ルス抗原など)並びに種々のポリマー(側鎖を持つかまたは持たないアミノ酸の ホモポリマーもしくはコポリマー、デキストランなど)を含む使用遺伝子構成物 の実用可能性を例示する。
記載された成果は、ヒトおよび動物の健康管理のための全く新しい医薬化合物の 開発の新分野を開(。加えて、同様な概念に基づいて、植物通用のための新規抗 ウィルス剤を思いつくことができる。
第9態様 本発明の第9BPJは、核酸を受容細胞へ輸送するための式(I)のベクターに おける別の指向因子としての毒性部分の利用に関する。この毒性部分は、細胞レ セプターを認識しそして毒性的に活性な第2部分Aの貫入を正常に促進する、あ る種の毒素のB部分であることができる。(これはA部分の性り 実際、リシンおよびアブリンといったある種の毒素は2つの部分、AおよびBか ら成る。A部分は毒性部分であり、一方B部分は細胞を認識しそしてA部分の貫 入を促進する。−炭化学的に分離したAおよびBフラクションは全く毒性活性を 欠く。
この毒性Aフラクションは免疫毒素を作製するのに使用さW、に、Miski+ ains ら、(1979)、 Biochem、Biophys、Res、C ommn、。
9H1)、 143−151を参照のこと〕。かなり広範囲に有用な毒素は、ジ フテリア毒素、コリネバクテリウム・ジフテリア菌により分泌される外毒素、そ してそれぞれトウアズキ(^bruspre、catorius)およびトウゴ マ(Ricinius communis)の種からの植物毒素アブリンおよび リシンである。これらは全てジスルフィド結合により連結さた2本のポリペプチ ド鎖から成る0分離された鎖は実質的に細胞毒性作用を欠く、そのB鎖は実質的 に全ての細胞種の表面に存在する分子を認識する結合部位を含む。アブリンおよ びリシンは、ガラクトースを末端に有する糖タンパク質および糖脂質を認識し、 一方ジフチリア毒素に対するレセプターは多分150.OOOMWの糖タンパク 質である。B鎖により結合した後、その毒素はレセプター媒介性エンドサイト− シスによりその細胞の中へ取り込まれる(S、 01snens ら、(198 2) 、毒性レクチンおよび関連タンパク質。毒素およびウィルスの分子作用に ついて(P、Cohen & S。
van Heyningen監修)第51−105頁、Elsevier Bi omedicalPress、 New York :l @ A鎖は、エンド サイト−シスの小胞の膜を通過しそして細胞質の可溶性相に入るらしい、そこで 、A鎖はタンパク質合成のための細胞の機構を触媒的に不活性化する。前のもの と同じようにこの態様において、特定の細胞性またはウィルス性RNAに相補的 な配列であるアンチセンスRNAまたはオリゴヌクレオチドが利用される。これ らの配列は該RNAとハイブリダイズしそして翻訳を遮断するか、またはそれら が化学的に修飾されている場合にはハイブリダイズしたRNAを切断する。もし 標的に向けられた配列が酵素的活性を有するならば(例えばRNAを切断するこ とができる成るRNAのように)、それはハイブリダイズしたRNAを特異的に 消化することもできる。実験は、アンチセンス発現プラスミド、アンチセンスR NAまたはオリゴヌクレオチドを利用することの有効性を証明している〔例えば 、J、G、 Izantら、(1984)、 Ce1l、 36.1007−1 015; J、G、Tzantら、(1985) 。
5cience、 229.345−352を参照のこと〕。ウィルス感染は試 験管内では抑制されたが、オリゴヌクレオチドは細胞中に自由1″浸透するわけ ではないので、生存生体内における実験の拡張は困難である(C,H,Agri s ら+ (1986)、 Biochemistry。
25、6268−6275; R,Y、L、To ら+ (1986)、 Mo 1ecular andcellular biology、 6 (12)+  4758−4762; P、J、Greenら。
(1986L Ann、Rev、Biochem、、 55.569−597;  T、J、McGarryら。
この問題を解決する1つの方法は、細胞の中へ取り込まれるであろう分子にそれ らのオリゴヌクレオチドを付着せしめることである。
ここで、我々は核酸のような生産物を取り込むために毒素のBフラクションを利 用する可能性を発見した。これらの接合体は一般に(常にではないが)、その8 鎖が広い種類の細胞を認識するという事実のために非特異的である。しかしなが ら、アンチセンスオリゴヌクレオチドが非常に特異的であるので、それらが機能 的に活性ではないような環境においてはおそらく全く損傷作用を起こさないであ ろう。
ジスルフィド結合により普通連結されているAおよびBフラクションは、そのS −8結合を還元することにより分離され得る。生じた2つのフラクションは前記 文献により発表された方法により分離され、そしてその−5)I基は、核酸、前 に開示された細胞内ヌクレオチド担体ビヒクル、ヌクレオチド1jQ(12体等 、の縮合に役立つ。
タンパク質の−SR基をポリアミノ酸担体に結合するための1つのルートは、以 前に記載されておりそしてこの適用のために好都合である。
前と同様に、駆動因子(HT)としての毒素B部分から成るベクター、中央のリ ンカ−または担体の部分および、そこに結合される着目の核酸は、前記核酸を受 容細胞の中へ、例えば生存生体内へそして細胞膜を通過して、輸送するために使 用され得る。この輸送系は、例えばそれらの電荷、大きさまたは化学的組成のた めに細胞膜を通過して自由に(または効果的に)浸透することのできない分子に ついて特に価値がある。
例としては核酸およびヌクレオチドi4以体を含む。RNAに結合するアンチセ ンス核酸のような翻訳阻害因子の場合、その配列の特異性が標的指向を回避する のに十分有効であるかもしれない。
ここに記載されるB様は、病気の予防および療法において応用され得、そして抗 ガン性、抗ウイルス性または抗菌性の作用を有する新規薬剤を考案する基礎とな る。遺伝子発現に作用する系は、血液病適用を含む様々な種類の新規薬剤を提供 するように構成され得る。
有効な遺伝子輸送の問題は植物においても存在する。それ故、植物中に核酸を導 入するためにこの種の系を利用することは有効であるかもしれない。これは新し いアプローチであり、そして優れた品種を生むことのできるまたはさらに種内も しくは種間の生殖を可能にする種々のクラスの殺虫剤でもある。標的指向が必要 であるならば、前に記載した技術もまた可能である。
本発明の主要点の1つを構成する式■のベクターについての1つの興味深い改善 は、細胞核への該接合体(または少な(とも核酸部分)の輸送を媒介することが できるアミノ酸配列の付加である。ここでは移動シグナル(migration  signaLMS)と称されるそのようなアミノ酸配列は、ウィルスにおいて 発見されておりそしてC,Wychowskiら、(1986)、 EMBOJ 。
5.2569により発表されている。−配列は(MS)配列を使った、SV40  VPIのN端の最初の8つのアミノ酸(Ala−Pro−Thr−Lys−A rg−Gly−Ser)により表され、また、そのベクター(1)は次式: (MS−移動シグナル;HT=指向、標的、B=リンカ−、NT=核酸)により 表される。
好ましくは、この配列はポリヌクレオチドの前の部位で、例えば式(II[)の 中間橋渡し要素(B)の終端で、または式(IV)の担持要素における対応部分 において、挿入される。
そのような挿入は増強された細胞形質転換特性をベクター(1)に授ける。
下記の例は、本発明をさらに詳細に例示する。開示される操作条件はまだ最適化 されていないことに留意するべきである。さらに改良された条件が収率を増加さ せそしてより改善された結果を提供することが期待される。
生体内の遺伝子療法の実施可能性を証明するために考案された他の態様において は、EGFまたは他の腫瘍細胞特異的マーカーのような指向ベクターと連結され た細胞毒性タンパク質をコードする遺伝子(例えばリシン、ジフテリア毒素また はシュードモナス毒素の遺伝子)から成る標的複合体は、ガン性の動物に局所的 または血流においてのどちらかで注入され得る。次いで、選択されたプロモータ ーがその遺伝子を熱誘導性にするならば、その被検体を局所的に加熱することが その腫瘍の部位においてのみその毒素の発現を誘導する。それにより、健全な組 織に対する有害な作用を伴わないで腫瘍細胞は破壊される。同様に作製された、 ただし他のプロモーター、例えば化学的誘導により発現を調節するためのプロモ ーターを含んでいる、標的に向けられた複合体もまた同様に使用され得る。
例 l DNAとEGFとの A 前記したB、C,F、C)lliらの参考文献に従って、二本鎖DNAをEGF 分子と縮合した(EP−A−86,810,347,4もまた参照のこと)。
エンドヌクレアーゼ制限酵素での消化により、5′末端のホスフェートを残して 遺伝子をプラスミドから切り取った。
消化したプラスミド0.5〜1■を次いで1%アガロースゲルにおいて泳動し、 そして着目遺伝子に相当するバンドを切り、次のようにして電気的溶出により該 ゲルから精製した:先端にシリコン処理したグラスファイバーおよび透析袋が置 かれた5m7のプラスチック製ピペットの中に該DNAを含むゲルを入れる。そ のピペットをTAB緩衝液(トリス−酢酸塩0.04M+EDTA 0.001 M)の中に浸し、そして150Vで2時間電気泳動した。次いでその電流を2分 間逆に流した;該DNAを透析袋から回収し、そしてエタノールで2回沈澱させ た。−回目は該DNAを水に溶解し、そして2回目は0.1M、pH6,0のイ ミダゾール緩衝液20mに溶解した。電気的溶出は1%アガロースゲルにおいて この溶液1j1!を泳動することにより調節された。
該DNA分子における5′−ホスホルイミダゾリドの形成は、該溶液をN−エチ ル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル−カルポジイミド塩酸塩) (EDC ) (FLUKA)で飽和することにより得られた。撹拌しながら4℃で一晩そ の反応を行った。3倍容量の1001クエン酸塩緩衝液(C,B、)pH8,5 でその溶液を緩衝化し、そしてEGF(Sigma) 4〜10 gおよび12 51 (Ne。
England Nuclear)でラベル化されたEGFの痕跡量を添加する ことにより、EGFのアミノ末端による該DNAのイミダゾリドのアミツリシス を行った。それを撹拌しながら4℃で48時間置いてEGF−DNA接合体を生 成させた。0.1M炭酸アンモニウム溶液、pH7,0を使って該溶液をC75 5EPHADEX (カラム100X2CIIl)を通して流すことにより、E GF−DNA複合体から遊離EGFを分離した。放射能の第一ピークは放射能ラ ベル化EGF−DNA接合体とみなされた。該当するフラクションを集め、アリ コートに公開しそして凍結乾燥した。該DNA4度(260no+での吸光度) およびEGF分子の数(該DNAに結合した放射能の量)から計算すると、該D  N Aの85%までがEGF分子を結合していた。
咳EGF−DNA接合体は、用いるために増殖培地中で再水和させるまでプラス チック製容器中に凍結乾燥して4℃で保存し日 ペルオキシダーゼ仇 た8 上 のレセプー1声の に づく−スト 二の゛ A−431扁平上皮ガンおよびW−138正常線維芽細胞のヒト細胞系における 間接免疫ペルオキシダーゼ染色を35m1のP−”Cプレート中のトリプシン処 理された細胞について行った。その表面をリン酸塩緩衝溶液(PBS) pH7 ,2で前処理し、次いで過剰のものを除去し、そしてPBSで洗った細胞(10 ’個/ウェル50 m/PBS中)を該プレートに入れそして200Orpmで 5分間遠心分離した。50td/ウエルの冷PBS中の0.5%グルタルアルデ ヒドをそのプレートに添加し、そして室温で15分間インキュベートした。PB Sでの2回の洗浄の後、該ウェルを0.1χBSAtg液中の100m+Mグリ シンで満たし、そして過剰のグルタルアルデヒドを阻害するために、室温で30 分間放置した。2回のPBS洗浄の後、エタノール−酢酸99:1の氷冷混合物 を使って4℃で30分間該細胞を最初に変性させることにより、間接免疫ペルオ キシダーゼ染色を行った。
この時間の間に3J11の抗体を1mfPBS+1%ウシ胎児血清(Fe2)中 に希釈した。該ウェルをPBSで2回洗い、そしてPBS中の20χF CS  ?g液と共に5分間インキュベートした。次いでこれを200d/ウエルの該抗 体溶液により置換し、そして室温で30分間インキュベートした。該ウェルをP BSで2回、PBS + Tween (0,1%)で1回、そして再びPBS で1回洗った。
PBS−1xPvS中の抗−マウスペルオキシダーゼ接合抗体(DAKO)の1  /400希釈液200 !ll/ウェルを次いで加え、そして室温で30分間 インキュベートした。その接合体をPBSで2回、PBS+0.1χTween で1回、そして蒸留水で2回洗った。該細胞を10−の0.01Mリン酸塩緩衝 液pH6,0,5mの35%酸素添加水および100Iのメタノール中1%オル トジアニシジン(Merck)の溶液と共に室温でインキュベートすることによ り、その場で発色を行った。
第6a図はA−431腫瘍細胞を表す。その中の大量のEGFレセプターの存在 は、暗く染まっていることにより指摘される。
第6b図は、わずかに染色されたごく少量のEGFレセプターを含むト138細 胞を示し、これは対照として用いられた。
例3 EGF−DNAの 入み 7 例1に記載したようにしてEGFをDNAフラグメントに付着せしめた。この実 験において使用する該フラグメントは、NewIngland Nuclear  Systemを使った一’−7クトランスレーシヨンによりαP”ATPでラ ベル化された700塩基対プローブである。
ここで使用する取込み研究のプロトコールは、Hill+nan、 G、M。
およびSchlessinger+ J、(Amer、Che+m、 Soc、 + 1982+ 21+ 1667−1672)により使用された方法から通用 する。要約すれば、細胞の単層をEGF−DNA混合物と共にインキュベートし 、その後取り込まれたDNAを計測するために溶解した細胞およびその膜からレ セプターを抽出する。
直径3anのペトリ皿中の単層細胞培養物をp3Zでラベル化されたEGF−D NA複合体とともに溶液A (DMEM:4.50mM トリス、100+oM  NaC1および0.1χBSA:1の割合、p)17.4に調整)中37℃で 3.5時間インキュベートした。ついで氷冷したPBS 十(1mM CaC] zおよび1mM MgCh)で該細胞を4回洗浄した。50%トリクロロ酢酸溶 液を、集めた溶液AおよびPBS+に対し115の割合で加え、そしてシンチレ ーションカウンターで計測した。該細胞膜を200mM酢酸および150mM  NaC1(i液B)で6分間氷上で処理することにより不安定にさせた。次いで 溶液Bを除去し、そして該細胞を溶液Bで2回洗った。それらの集めた溶液をp 32カウントした。この処理は細胞表面に結合したEGFレセプターを遊離させ る。次いで該細胞を0.2NNal中に完全に溶解した。認められた放射能は、 取り込まれたEGF−DNA複合体を意味した。
取込みEGFレセプター系を利用して放射能ラベル化DNAが細胞に入るかどう かを照査するために、比較実験を設定した。
培地をEGF分子で飽和し、そうして大部分のEGF−DNA複合体とEGFレ セプターとの相互作用が完全に起こらないようにした。放射能ラベル化EGF− DNA複合体を含む培地に0.2 trgの遊離のEGFを添加し、そして37 ℃のインキュベーションの3.5時間後、取り込まれた放射能をカウントした。
これらの実験において、培地に添加された放射能ラベル化EGF−DNA複合体 の45%程度が、インキュベーション3.5時間後の細胞内区画に認められた。
同条件下、培地を遊離の非ラベル化EGFで飽和した時、取り込まれたEGF− DNA複合体は1/3に減少し、これは取り込まれた生成物のわずか16%内に 運ばれ得るという証拠を提供する。
例4 EGFと ムした′−(に そして− ・に四」Δにも ニワトリのリゾチーム遺伝子と融合されたヒトのヒートショック誘導プロモータ ーは、一時的発現系におけるモデルとして利用されている。p171ysと命名 されたそのような構成物は、サルのCO8細胞及びアフリカッメガエルの卵母細 胞における機能について立証されている(Dreano Lら、1986. G ene印刷中)。p17]ysをEGFと縮合せしめ(例1に記載したようにし て)、そしてEGF−p17]ys複合体を完全増殖培地中で混合し、次のよう にしてA−431単層細胞培養物に加えた。
該細胞を最初無血清のD?IEMで2回洗って無血清の培地中で4時間インキュ ベートした。次いでEGF−p17]、ys複合体を1−の無血清培地に添加し た。37℃での3時間のインキュベーションの後、9mZのDME?! 、 1 0χFCSを添加した。−晩のインキュベーションの後、該細胞を42℃で4時 間ヒートショックせしめ、そして1RNAの抽出のために溶解せしめた。
PBSで洗浄した細胞を10m?!)リスp)17.5.1mM MgC1z、 10mM NaC1,1χSDSおよび1■/rnlの新鮮なプロテイナーゼK を含む溶液で処理することにより、RNA抽出を行った。該細胞をこの溶液中氷 上で1時間放置し、その後NaC1を0.3Mになるように加えた。細胞破片を 掻きとり、4℃の空気流(airfuge)中1100Or、p、a+、で10 分間遠心した。その上清を取り出し、そしてドライアイス−エタノール浴中5分 間エタノール沈澱させた。15分間の遠心の後、上清を捨て、ペレットを10m M PIPES、 pH6,9,0,4M NaC1,1m1I EDTA、  50χホルムアミド20jt1中に再び溶かした。400bp、フラグメントの リゾチーム遺伝子構成物とのハイブリダイゼーションは、R,G。
StummenbergおよびM、L、Br1nstiel(P、N、A、S、 、 USA、 1982+79巻、第6201−6204頁)に従って行った。
全RNAの約30Rアリコートを各分析に使用した。Sllプロテクションアッ セイ、’deaver、 R,FおよびWeissmann+ C,(1979 + Nucl、Ac1dsRes、 、6 、1175−1193)に従って行 ったが、但しDNAフラグ・メントを精製ホルムアミド中で加熱するのではなく 、ハイブリダイゼーション緩衝液中に直接懸濁しそして変性させた(Dierk sら、1981. Ce11.32.695−706)、ヌクレアーゼS1はP L/Pharmaciaから得た。消化の後、過剰のRNAを0.lNNaOH 中100℃で3分間除去した。保護されたフラグメントを7M尿素、8%アクリ ルアミドゲル(0,4mm)において分析した。pBR322の末端ラベル化1 ae mフラグメントを分子量マーカーとして使った。
第3図において理解され得るように、リゾチーム遺伝子は取り込まれており、R NAを発現している。それ故、取り込まれた遺伝子は機能的な状態であることが ここでわかる。もちろん、該遺伝子を逆の配向においてクローン化するならば、 転写されるRNAはアンチセンスRNAであろうし、“センス2遺伝子によりコ ードされる“センス”RNAの翻訳を抑制することができるだろう。もちろん、 この例においては、HTおよび核酸は他のものであってもよい。アンチセンス遺 伝子を使った遺伝子発現を抑制することの可能性の例示として、我々は別の系列 の実験において、ヒートショックプロモーターの支配下の“センス″および“ア ンチセンス″(Sailサイトにおいて逆転された遺伝子)のCAT遺伝子をア フリカッメガエルの卵母細胞中に同時注入した(第46頁の例7における図面を 参照のこと)。後者は効果的にCAT合成を抑制したので、我々は“アンチセン ス”構成物を標的に向けることが“センス”遺伝子標的化の明白な応用であると 結論を、下した。
例 5 EGFに゛車′ れた゛(云 が 7の に” そして6した) − こ よく引用される系は、塩化カルシウムトランスフェクション技術を使ったユ且腫 瘍遺伝子によるNIB/3T3マウス線維芽細胞の形質転換である(Graha m、 F、L、およびVan der Eb、 A、J、+1973+ Vir ology+ 52+ 456−467; Wigler、 M、ら、1979 . PNAS。
76、1373−1376)。形質転換された細胞は、接触抑制を失っている屈 折細胞の細胞増殖巣を形成し、そして無胸腺マウスにおいて増殖し得る。
我々は例1に記載したようにしてヒト」且腫瘍遺伝子をEGF分子と融合し、そ してこの複合体をNIH/3T3細胞に対して試験した。コンフルエンスな単層 のNI)I/3T3細胞を無血清のDMEMで2回洗い、そしてこの培地中で4 時間インキュベートした。
この後、EGF−ras複合体をその培地に加え、そして37℃で3時間インキ ュベートした。次いでl0XFC3を有するDMEM完全培地を10/1 (V /V)の割合でベトリ皿に入れ、そして37℃で一晩放置した。翌日核細胞を1  /20 、1 /40および1/80の希釈において分割し、そして17日間 増殖させ、その後細胞増殖巣を記録した。
この実験操作は、EGFを使って」旦腫瘍遺伝子を細胞の中に取り込むことがで き、核へ運び、発現しそして機能タンパク質をコードすることができ、それによ って安定な状態でNIB/3T3細胞を形質転換させるということを示す、得ら れた結果は、EGF−ras複合体がリン酸カルシウム技術を使ったトランスフ ェクションよりもより高い効率で形質転換を行うということを示す。EGF−r as複合体を使って、1/40の細胞希釈液において約5倍多くの細胞増殖巣が 得られた。(第4図)。
EGF−ras 43B巣 CaC1z+ ras 82巣 対照 8巣 細胞増殖巣を採集し、5−10’個の細胞培養物まで増殖し、そして無胸腺マウ スに注入した。EGF−rasコロニーは、CaC1,でトランスフェクトされ た」且遺伝子と同様に3週間以内に腫瘍を形成したが、一方未処理のまたは過剰 のEGFで24時間処理したばかりのNI)!/3T3細胞は、ヌードマウスに おいて全く腫瘍を形成しなかった。
明らかに、本発明は上記の態様に限定されるものではな(、生体外および生体内 におけるDNAの取込みを含む他の多くの適用において利用され得る。
そのような適用の中に、下記のものが引用されてもよい。
1、本発明に係る細胞特異的遺伝子ベクターにより能率的に取り込まれた遺伝子 の誘導的および連続的発現による着目タンパク質の工業生産。それ故、大量の着 目タンパク質が、発酵槽において増殖された細胞によりまたは実験動物が有する 腫瘍細胞により、生産され得る。この発明は、選択されたタンパク質を生産する 細胞系を確立するための長(そして面倒な段階を回避することを可能にする。ク ンバク質に直接転写され得るR N A複合体を取り込むこともまた可能である 。
2、様々な種類の活性、例えは療法性、予防性、抗ウイルス性、細胞毒性などを 有するクンバク質を発現する核酸に連結された取込み可能の分子から成る細胞特 異性薬剤は、細胞の制御機構に対して作用するかもしれない。該遺伝子はまた、 遺伝子欠損を補完するかまたはマーカーとして役立つことができる。そのような 薬剤は、ヒトまたは動物の治療のために生体内でまたは生体外で使用され得る。
3、細胞中にDNAおよびRNAを導入する本方法は、遺伝子療法に全く新しい 広がりを与える。なぜなら、毒性物質を全く使用することなく作業できる可能性 があり、そして特定の細胞集団に対する核酸の有効な標的指向を可能にするから である。この取込み技術を使ったアンチセンスRNAまたはDNAを利用する遺 伝子の発現の調節(例えば抑制)は、非常に有力なそして多角的な方法である。
例6 アンチセンスオリゴヌクレオチドに′士した はそのレセブ −ム する これは、上皮成長因子(EGF)レセプターRNAに相補的な配列を有する合成 オリゴヌクレオチドをEGFに付着せしめそして、レセプター陽性のA431細 胞と共にインキュベートした後にEGFレセプター合成を減少させることができ た、という例である。この直接的な効果は、少量のレセプターのために新しいE GFの付着が抑制されるということである。この新規な化合物は、細胞とりガン トとの結合が阻害されるのでレセプターのアンタゴニストと同様な最終的効果を 有する。
我々は、この例において合成オリゴヌクレオチドをEGFタンパク質に付着する ために別の化学的縮合プロトコールを利用した。オリゴヌクレオチド合成の後、 サイクリックホスフィンアミダイト (Applied Biosystem、  User Bulletin、第38巻、1986)を本明細書の第11頁に 記載したようにして付加した。次いで、そのオリゴヌクレオチドをEGFのアミ ノ基に連合底オリゴヌクレオチドは、21ヌクレオチドの配列であり、AUGコ ドンをカバーしているEGFレセプターRNAの5′配列に相補的であり、下記 の配列を有する。
5 ’ GT CGCTACGCT GGG AGG CCCT 3 ’この配 列は、細胞に一度取り込まれると、このRNAに特異的に“はり付き”、リポソ ームを遮断し、そしてRNA転写を停止させてEGFレセプター合成を抑制する ため選択されている。
PAGEで精製した接合体をトリプシン処理したA431細胞に添加した。種々 のインキュベーション時間の後に、ペレットを2回洗浄しそしてレセプター結合 性EGFを除去するために放置しておいた。追加の洗浄の後、6・10’cp+ n ”J−EGF(Amersham)を添加し、そして該細胞と共にインキュ ベーションした。2回のPBS洗浄の後、細胞に結合した放射能をγカウンター で測定した。
大量のレセプターを有する細胞は大量の”J−EGFを結合するが、一方それに 対して、少量のレセプターを有する細胞は少量の”5I−EGFを結合する。こ の実験の結果は、該細胞が該接合体にさらされると、接合体を加えない対照細胞 に比較して6.6分の1までEGFの結合が減少した、ということを示す。
細胞がEGF接合体と接触した後でレセプターの濃度が減少した。それ故、この 例において非常に驚くべきことに、細胞の取込みの後に該オリゴヌクレオチドが リソソームの包含から免れることができ、そして細胞質のまたは核のRNAとハ イブリダイズしてレセプター合成を封鎖することができた。
これは、標的に向けられたアンチセンスオリゴヌクレオチドが特定タンパク質の 合成を抑制することができるという例である。それはまた、HT (指向/標的 )因子とそれらの生物学的機能を退化させない核酸との化学的結合の他の例でも ある。
もちろん、EGFは他のHT因子であってもよいし、そしてオリゴヌクレオチド は別の大きさまたは組成を有してもよい。
もちろん、1つのHT因子について数個のオリゴヌクレオチドを有するリンカ− を使ってこの例を反復すると、その接合体の効率を改善する。
例7 人 (HI)−B−(NTの におしる ・、 入 おド主里 プラスミドを下記の線状構造で設計しそして合成した。
EcoRI Bgll BglI HI Pvull EcoRI本明細書の第 9およびs1頁に記載したイミダゾール活性化プロトコールを使ってHSp70 p−CAT−SV40tを含む線状プラスミドフラクションを化学的にEGFに 付着せしめた。次いでこの接合体をヌードマウス中で増殖しているA431腫瘍 性異種移植片の付近に直接注射した。24時間後、該遺伝子の発現を正確に試験 するために、該動物から腫瘍を取り出しそしてヒートショック(43℃、3時間 )にさらした。翌日、定法(Gormanら)に従ってアセチル化クロラムフェ ニコールを測定した。アセチル化クロラムフェニコールの弱いシグナルが観察で きた。アセチル化クロラムフェニコールの量は低いけれども、幾つかの遺伝子が A431細胞中に入り込みそして機能タンパク質をコードできるということが示 される。
そして我々の技術を使って()IT) −B −(NT)接合体を生体内に注入 することが新しい療法薬および治療薬のための優れたアプローチであることを示 す。
FIG、 / FIG、 2 FIG、 5a FIG、 5b FIG、 6a FIG、 6b 国際調査報告 m−一−I AeNtelM N@、 PCτ/EP 87100B27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.宿主細胞において生化学的機能を果たすことのできるオリゴーもしくはポリ ーヌクレオチド、DNAまたはRNAといった、1片または複数片の選択された 外来核酸を該宿主細胞中に導入することにより、そして/または前記細胞の機構 部分の作用を変えることにより、前記受容宿主細胞の代謝を変化させる方法であ って、 (1)前記細胞における取込みを促進または許容するリガンドに前記核酸を化学 的に連結せしめることにより接合付加物を作製し、前記連結は、取り込まれる核 酸の生物機能を妨害または抑制しないようなリンカーまたは結合を介して行われ る段階; (2)前記細胞内への連結された前記核酸の効果的な浸透および取込みを達成す るのに十分な時間の間、前記宿主細胞を段階(1)から生じた前記付加物と一緒 にする段階;(3)前記外来核酸が前記宿主細胞において前記生物機能を果たす のを許容または誘導し、それにより前記変化が起こる段階; を含んで成る方法。 2.前記オリゴーまたはポリーヌクレオチドが、RNA、アンチセンスRNA、 一本鎖DNA、二本鎖DNA、およびそれらの誘導体から成る群から選択され、 これらポリヌクレオチドの機能は細胞の働きまたは成長を抑制または変化させる ことである、請求項1に記載の方法。 3.前記ポリヌクレオチドが、段階(3)において前記宿主細胞中で発現される 少なくとも1つの着目機能遺伝子を含んでいる配列である、請求項1または2に 記載の方法。 4.前記遺伝子が同定可能な生産物をコードしそして前記ポリヌクレオチドの非 翻訳配列の調節下で発現される、請求項3に記載の方法。 5.前記遺伝子が、ウイルス性RNAまたは細胞性RNAに対してアンチセンス でありそして前記細胞において対応するウイルスまたは細胞の機能を封鎖するこ とを成し遂げるRNAをコードする遺伝子である、請求項3に記載の方法。 6.前記遺伝子が、誘起性または非誘起性構成的プロモーターの作動下に、細胞 毒素、ホルモン、酵素、抗腫瘍遺伝子、抗有糸***薬、レクチン、抗体、商品価 値のあるタンパク質などから選択される生物的に活性な生産物をコードする、請 求項3に記載の方法。 7.前記プロモーターが真核生物由来のヒートショック支配配列である、請求項 6に記載の方法。 8.前記核酸の取込みが前記宿主細胞のトランスフェクションまたは形質転換を 生む、請求項1に記載の方法。 9.前記リガンドが、前記宿主細胞のあるレセプターに高親和性を有しそして前 記細胞への標的ベクターとして働く、請求項1に記載の方法。 10.前記細胞レセプターが細胞成長因子(例えばEGF)、その合成または天 然誘導体、抗体および細胞種マーカーの中から選ばれる、請求項9に記載の方法 。 11.前記リガンドが、EGF、血小板由来の成長因子、α−2−マクログロブ リン、トロンビン、ウイルス抗原、インターロイキン、線維芽細胞成長因子、神 経発育因子などから選択される、請求項1に記載の方法。 12.前記リンカーがオリゴペプチドまたはポリペプチドである、請求項1に記 載の方法。 13.前記ポリペプチドがポリアミノ酸であり、これはそこに共有結合的にまた は錯体により結合した多数の配列の外来核酸を含み、この数は10を超えている 、請求項12に記載の方法。 14.前記ポリペプチドがポリグルタミン酸またはポリアスパラギン酸であり、 そしてそこに幾つかの前記外来ポリヌクレオチド配列がそのカルボキシレート官 能基により結合している、請求項1に記載の方法。 15.前記リンカーがリン酸ジエステル結合である、請求項1に記載の方法。 16.前記リンカーが細胞内酵素により開裂可能なP−N,N−C,S−Sまた はO−C結合を含み、それの開裂が結合され取り込まれたポリヌクレオチドを遊 離させるであろう、請求項1に記載の方法。 17.付加的段階: (4)前記着目遺伝子の発現生産物を単離する段階、をさらに含んで成る、請求 項3に記載の方法。 18.前記ポリヌクレオチドが着目遺伝子生産物をコードする誘起性遺伝子を含 み、そして前記宿主細胞が無制限の増殖を有する真核細胞であり、下記の付加的 段階:(4)接種に応じて腫瘍を発達させる免疫不全の温血動物に前記形質転換 された細胞系を接種し、そして前記腫瘍を106−1010の細胞数まで成長さ せる段階;(5)前記腫瘍を個々の細胞に分割し、前記分割された細胞を培地中 で培養する段階; (6)前記培養物をストレスにさらし、それにより前記遺伝子を発現させる段階 ;そして (7)前記着目生産物を収集および精製する段階、をさらに含んで成る、請求項 2に記載の方法。 19.前記遺伝子が細胞毒素をコードし、前記付加物を血流中または、前記レセ プター部位を有する腫瘍細胞および正常細胞を含む生存組織中に注入することに より段階(2)を実施し、それにより前記付加物が選択的に前記腫瘍細胞に取り 込まれ、次いで (3)細胞毒素または抗腫瘍作用を有するタンパク質の生産を誘導するために前 記組織に局所的にストレスを加え、それにより前記正常細胞を損なわないままで 前記腫瘍細胞を抑制または破壊すること、 を含んで成る、請求項6および9に記載の方法。 20.少なくとも2つの独立した同一のまたは異なるポリヌクレオチドを使った 操作を含み、前記ポリヌクレオチドは1つまたは異なる2つのリガンドに縮合さ れている、請求項2に記載の方法。 21.細胞をトランスフェクトおよび/または形質転換する新しい組成物として のベクターであって、1つまたは複数の核酸配列から成り、この配列は該配列を 宿主細胞中に取り込むことのできるリガンドに化学的に連結されており、そして 取込みの後に該細胞における本質的な生化学機能を抑制しないように該細胞中で 十分に不安定な方法において該リガンド上に結合しているベクター。 22.患者の身体の特定部位において細胞が誤って機能している状態(mis− functiong condition)を治療する方法であって、 (a)核酸−タンパク質接合体を前記部位の中に導入し、前記核酸はストレス誘 起性プロモーターおよび前記プロモーターに操作可能に連結した抗腫瘍薬または 細胞毒物質をコードする遺伝子を含み、前記タンパク質は病的細胞のレセプター に特異的な親和性を有し、このことにより前記接合体はそのような細胞を優先的 に標的しそしてそのような細胞に優先的に取り込まれ;そして (b)前記細胞毒性物質の発現を誘導するのに十分な方法において身体の前記部 位に局所的にストレスを加える、ことを含んで成る方法。 23.前記ストレスが加熱でありそして前記プロモーターがヒートショックプロ モーターである、請求項22に記載の方法。 24.前記病的細胞がガン性でありそしてEGFに対するレセプターを有し、且 つ前記タンパク質がそれらレセプターに結合する、請求項22に記載の方法。 25.前記遺伝子がメッセンジャ−RNA中に転写され、前記RNAは前記病的 細胞にとって生来のメッセンジャ−RNAに関して“アンチセンス”であり、そ れにより前記アンチセンスRNAが細胞機構を抑制しそしてそれ故に細胞毒性物 質として働く、請求項22に記載の方法。 26.前記細胞毒性物質が細胞毒性のタンパク質または核酸である、請求項22 に記載の方法。 27.前記細胞毒性タンパク質がリシン、アブリン、ジフテリア毒素、およびシ ュードモナス毒素から成る群から選択される、請求項26に記載の方法。 28.前記リガンドが前記細胞のレセプター、マーカーまたは抗原部位に対し特 異的な親和性を有し、このレセプターは高収率における前記核酸の取込みを促進 する、請求項21に記載のベクター。 29.前記取込みをするリガンドが、下記の化合物:ウイルス抗原;上皮細胞成 長因子、神経細胞成長因子、血小板由来の成長因子、線維芽細胞成長因子のよう な成長ホルモン因子、α−およびβ−形質転換因子、ワクシニア配列、ウロガス トロン、インターロイキン、メラニン細胞刺激ホルモンおよび甲状腺刺激ホルモ ン放出ホルモン、トランスフェリン、低密度リボタンパク質、免疫グロブリン、 リシン、アブリンおよびジフテリア毒素のような毒素のB部分、から成る群から 選択される、請求項21に記載のベクター。 30.前記核酸配列が、遺伝子を生産するホルモンおよび酵素から選択され、そ の遺伝子はEGFR、並びにras,myc,src,c−erb−b2および neu遺伝子のような腫瘍遺伝子の過剰発現、またはHIV、ポリオウイルス、 アルボウイルス、ロードウイルス、アデノウイルス、ライノウイルス、ヘルペス 、インフルエンザ、乳頭腫ウイルスのようなウイルスの遺伝子の過剰発現を封鎖 することのできる短鎖のアンチセンスRNAから選択される、請求項21に記載 のベクター。 31.前記核酸が、EGFR、腫瘍遺伝子およびウイルス遺伝子の発現を転写お よび/または翻訳のレベルで封鎖することのできる短鎖のアンチセンスRNAか ら選択される、請求項21に記載のベクター。 32.前記核酸および前記リガンドが、血しょう中では安定であるが細胞内酵素 により開裂される結合またはリガンドにより連結されている、請求項31に記載 のベクター。 33.前記リンカーが、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、メチオニンお よび関連アミノ酸から成る群から選択されたアミノ酸である、請求項32に記載 のベクター。 34.前記リンカーがポリグルタミン酸またはポリアスパラギン酸であり、その γ−側鎖に核酸配列を担持する、請求項32に記載のベクター。 35.前記ポリペプチドが、ヌクレオチドまたはAZTのような修飾ヌクレオチ ドを含む500個までのまたはそれより多くの同一のもしくは異なる核酸を有す る、請求項34に記載のベクター。 36.前記核酸配列と前記リンカーとの連結が、5′位において前記配列に付着 されたアミノ結合を通して行われる、請求項34に記載のベクター。 37.前記リンカーが、レセプター細胞の細胞質から核への前記核酸配列の輸送 を媒介することのできるオリゴペプチドを含んで成る、請求項32に記載のベク ター。 38.請求項1および2に記載された結合体の生体内における適用により、選択 された細胞の誤った機能を治療または予防する方法。
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