JPH01501050A - 単一行程形空圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 単−行程形空圧装置 肢」Ｌ［団 本発明は建設工事、鉱山業、機械技１４１工業及び冶金工業に使用される衝撃形 空圧装置に関し、単−行程形空圧装置について特に言及する。

マーキング作業、はぞ穴明は作業、仕切り作業及びはつり作業用として共用的に 利用される単−行程形空圧装置は空気圧作動のハンマ一部材による。該ハンマー に対面して取付けられる工具は用途により変化する。即ちそれは刻印であったり 、打込み用のポンチであったり、跳躍可能な小鳥又ははつり作業用のたがねであ ったりする。この工具は流入口と流出口を具えた中空の円筒状フレームを構成す る内筒の内部に打撃部材が挿入され、この打撃部材はフレーム内筒の内部空腔を 前進作動行程と戻り行程室とに分割する。該内筒の上方に流量方向制御装置が設 けられる。エネルギ源は圧縮空気で、移動可能か又は固定的な圧縮機械から可撓 性ホースを用いて導びかれる。作動時において操縦者の手動操作により圧縮空気 に対する流量方向制御装置を作動して圧縮空気が内筒内の作動室に導入されると 上記打撃部材はその軸線方向の前方及び後方に往復運動を開始し該工具の内部端 面に周期的な打撃作用を生ずる。この工具によりなされた仕事はその工具の形式 に従って例えばマーキング作業とかほぞ穴明は作業又はたがね削りやリベント打 ち作業のうちの如何なる種類の作動をも実現化するようになる。

空圧力バンマーが使用される作業場の大気には普通塵埃が含まれているが操終者 はこのような環境内に留まらざるを得ない。それ故空圧力バンマーの信頼性改善 の問題が一つの関心事となる。単−行程形空圧装置は当該技術において公知であ る。例えばソ連発明者証第７８１，０４８号国際分類Ｂ２５Ｄ、　９／１４゜１ ９８０年がある。この公知の装置には流入口と流出口を具えた中空円筒状フレー ム内筒と該内筒の端面に配置された揮発性部材により周期的に相互作動する打撃 部材が設けられている。

この流量方向制御装置はマイクロスイッチによって作動するソレノイド作動弁を 介して制御される。この作動弁は機械的に相互に連結されたリンク部材を用いず に、３個の部分により構成された複雑な設計を採用している。この複雑な設計を 別にしても、この公知の空圧装置は塵埃に対する信鯨性を欠口を通りフレームの 空腔穴内部に種々な微細粒子が吸い込まれる。該装置から排出される騒音を伴っ た高速度排気はその操縦者にとって苦痛を伴った労働を強いられることになる。

更に別の単−行程形空圧装置が公知である。即ちこの空気圧ハンマ（ドイツ特許 第６７１，９５８号特許分類８７ｂ、　２／１１．１９３９年参照）は流入口と 流出口を有する中空円筒状フレーム内筒を具備し、該内筒の空腔穴内部を前進作 動行程室と戻り行程室とに分割する打撃部材がばねにより付勢されて設けられ、 更に握り部を具え、その内部に流量方向制御装置が取付けられ該内筒の上方端内 部に手動工具が取付けられている。この公知の装置において、その流出口はその 内筒の中空腔内部に塵埃を含んだ大気の浸入を防止することができないように設 計される。それ故該ハンマは長期に亘り使用できない。この装置から吐出する騒 音を伴う排気は操縦者にとり苛酷な労働を伴なうようになる。

本登里皇皿丞 本発明の目的は単−行程形空圧装置を提供することにあり、該装置は空気分配手 段を設けることによりその信頼性が向上すると共に使用条件が改善される。本発 明の要部の構成は流入口と流出口を有する中空円筒状の内筒と、該内筒の上方端 に設けた握り部と、該握り部内に配置されかつフレームの中空腔内に向けて圧縮 ガス流体を周期的に導入せしめる流量方向制御装置とを具備し、更に該内筒の空 腔内部に配置された打撃部材を前方及び後方に往復運動せしめるようにし、上記 内筒内の空腔内部を前進作動行程室と戻り行程室とに分割し、該前進作動行程室 には圧縮されたガス流体が流入口を通して周期的に導入され、また上記戻り行程 室に対面する端部に上記打撃部材に追随する戻りばねが具備されると共に上記内 筒の下方端に工具が取付けられ、更に複数の孔を有する外筒壁が上記内筒の周囲 を包囲し上記外筒壁上の穴を通して大気に連通ずると共に流出口を介して戻り行 程室に連通ずる構造のものにおいて、本発明によるその外筒壁は打撃部材の行程 運動の全長に亘って延在し、そのフレームの下方端には更に連部壁上の穴に重ね 合わされてそれと同一高さの位置に上記消音室内にフィルタが設けられ、上記打 撃部材が最下方位置に達したとき一つの消音器として働くごとき構成をもつ単− 行程形空圧装置を提供する。上記設計された装置は塵埃その他の微粒子が内筒の 空腔内部に侵入することを防止するから、前述した公知技術のどの装置よりも耐 久性がある。またその作動時においてフィルタの装填によりこれを通して消費さ れたガス流体が吐出されることになるから騒音が効果的に減小し満足的な労働条 件が達成される。

皿型ｑ皿員広説皿 本発明は添付図面により参照する実施例を用いて以下説明される。

第１図は本発明に係る単−行程形空圧装置の概略的断面図であり、該図は工具に 打撃を与えた瞬間時における各部分の配置状態を示し、 第２図は打撃部材がその戻り行程の最上位置に在る瞬間における装置の概略的断 面図である。

用ｌ星実盪■ 第１図及び第２図について述べると、単−行程形空圧装置は流入口２と流出口３ を有する中空円筒状のフレームを構成する内筒１を具備する。握り部４は上記内 筒ｌの上方端に在って強固に一体化して固着される。流量方向制御装置５が上記 握り部４に内蔵される。打撃部材６は内筒１の内部空腔に挿入され、この内筒１ の内腔を前進作動行程室７と後退即ち戻り行程室８とに仕切って上記打撃部材６ を前進、後退せしめる往復運動が行なえる構造となる。更に工具９が内筒１の下 方端部に取付けられている。複数個の穴１１を有する固定外筒壁１０が打撃部材 ６の行程の全長に亘り内筒１の外側を包囲し、それらの内筒及び外筒間に消音室 １２が形成される。

該消音室１２は外筒壁に明けた複数個の穴１１を通して大気に連通ずると共に流 出口３を通して戻り行程室８に連通ずる。

戻り行程室８の側に当る内筒１の空腔内部には復帰ばね１３が挿填され、打撃部 材６は復帰ばね１３及び衝撃吸収作用をもつ緩衝用ストツバ１４とに協働して働 らく。追加的に付加された付加流出ロエ５が内筒ｌの下部に設けられていて戻り 行程室８を消音室に接続せしめるようにしまたこの消音室１２の内部には前述し た穴１１と同一の高さ位置にフィルタ１６が配位して装填されている。この装置 は次のような状態で作動する。

第１図のトリガー引き手１７が押し込まれると圧縮ガス流体は握り部４内の連通 導管から流量方向制御装置５及び流入口２を通り前進作動行程室７内に向って供 給される。これと同時に戻り行程室８は付加流出口１５、消音室１２、フィルタ １６及び穴１１並びに流出口３を通って大気に連結される。

特表千１−５０１０５０（３） 供給された圧縮ガス流体により前進作動行程室内に圧下される打撃部材６は復帰 ばね１３の作用に抗して下方に前進する。

このとき戻り行程室８内に閉じ込められていたガス流体は付加流出口１５を通っ て消音室１２内に押し出され、この押し出されたガス流体はフィルタ１６及び穴 １１を通って大気中へ排出される。前進運動する打撃部材６の上側部分が流出口 ３の閉塞位置から開放位置に移るや否や前進作動行程室７内に供給されていたガ ス流体は流出口３、フィルタ１６及び穴１１を通って大気に逸出される。この作 動段階において上記フィルタ１６は消音器として作用する。この下降作動行程に 従って打撃部材６は被加工部材に接触している工具９の内端面に打撃を加え、工 具９は被加工部材上に所望の仕事を完遂する。上記流出口３は該打撃部材６の打 撃作用を軽減する結果となり、連続的に生ずる力は工具９に撥ね反り作用を付与 して工具と被加工部材間の接触作用は解除される。流出口３の流出断面積および その個数は前進作動行程室７内に発生する圧力は圧縮された復帰ばね１３の最大 圧縮力よりも大となるように選択される。そうしなければ本装置は効果的に作動 しないのである。トリガ引き手１７を手から離せば、圧縮ガス空気は前進作動工 程室７に供給されない。それ故そのとき流入口２と流量制御装置５の通路は大気 側へ連結される。このとき復帰ばね１３の作用により打撃部材６はその最上端位 置に戻されるから大気空気は穴１１、フィルタ１６、消音室１２および付加流出 口１５を通って戻り行程室８内に吸引される。このフィルタ１６は大気空気中の 塵埃を分離するがら塵埃を戻り行程室内に吸入せしめることはない。

本発明に開示した装置は公知の単−行程形空圧装置に比較してより好適である。

即ちフレームの内筒内部への塵埃その他の微細粒子の浸入を防止すると共に騒音 を極めて低くして作動することができる。

この利点は装置の耐久性を１０〜５０％増加しかつ労働条件を向上せしめる。

産栗上皇肌里比 本発明はマーキング作業や仕切り作業、はぞ穴明は作業、リベット打ち作業やは つり作業のライザー立設用として使用する場合に効果的に利用することができる 。また鉱山坑口の整形屋根や、穴明は作業やコンクリート破砕作業やその他の土 木工業的応用面にも利用可能である。

国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．単一行程形空圧装置における中空円筒状のフレーム内筒（１）に流入口（２ ）と流出口（３）とが形成され、該内筒（１）の上方端に握り部（４｝が固定化 されると共に該内筒（１）の空脛内部への圧縮ガス流体の周期的供給を行なうた めの流量方向制御装置（５）が設けられ、かつ前記内筒（１）の空腔内は打撃部 材（６）が往復運動可能に形成されると共に該内筒空陸は流入口（２）を通して 圧縮ガス流体が周期的に供給される前進作動行程室（７）を戻り行程室（８）と に前記打撃部材（６）により分割され、かつ工具（７）が前記内筒（１）の下端 に取付けられ、かつ内筒（１）の周りには複数個の穴（１１）を明けた外筒壁（ １０）が包囲して配置され、該外筒壁（１０）と内筒（１）間に消音室（１２） が形成され、該外筒壁（１０）の穴（１１）を通して大気に連通すると共に流出 口（３）を通して戻り行程室（８）に連通せしめ、該戻り行程室を形成する側の 内筒（１）内に前記打撃部材を付勢する復帰ばねが挿填されているものにおいて 、前記外筒壁（１０）は前記打撃部材（６）の行程全長に亘る区間に亘り、内筒 （１）を取囲んで配置されると共に前記内筒（１）の下端に付加流出口（１５） が形成され、前記戻り行程室（８）が前記消音室１２に連通され、更に前記消音 室（１２）内には外筒壁（１０）の穴（１１）の配置高さ位置にフィルタ（１６ ）が装填され、該フィルタ（１６）は前記穴（１１）と重複する位置に設けられ て前記打撃部材（６）がその最下方位置に達するとき消音器として作動するよう に形成されていることを特徴とする単一行程形空圧装置。