JPH01500728A - 球技 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 球　技 この発明はゲームをするための装置を具体化する新規な球技に関する。

テニス、クリケラト、スカッシュ等の如き大部分の球技は、室内で競技されよう と室外で競技されようと、一つの場所から他の場所へ動かすことのできない永久 的な築造物である試合場を必要とする。

本発明はある球技を具体化する装置からなり、その装置は永久的なあるいは携帯 可能な試合場の形であることが可能である。

本発明によれば、球技を行なうための装置が提供され、その装置は、はぼ長方形 の競技用領域を有する囲まれた試合場と、その競技用領域を取り囲む壁手段と、 競技用領域の上で拡がり、壁手段の対向した上側の部分の間で拡がっている屋根 手段と、競技用領域を横切って延び、その競技用領域を二つの実質的に等しい競 技者の区域（ゾーン）に分割する、直立した間隔をあけられた実質的に平行な障 壁手段とを含んでなり、その競技者のゾーンは各々、各競技者のゾーン上に印さ れそれを横切って延びているボールをサービスする境界線を含んでいる。

好ましくは、少くとも一対の対向した側壁の上側部分が、その側壁の直立部分に 対して３０＠と６０″の間の角度で内方へ傾けられている。最も好ましくは、そ の少くとも一対の対向した側壁の上側部分は、その直立部分に対して４５″で傾 けられている。

その装置内でプレイできる球技においては、競技用表面は全ての壁面、屋根の表 面、そして土台の表面を含んでいる。

その競技用表面は任意の適当な表面からなり、土台の表面は材木あるいはコンク リートの床、上製の表面、天然あるいは合成の草でおおわれた表面等の如き、任 意の比較的平らな表面からなっている。

壁及び／または屋根の競技用表面は、材木、金属、ガラス、織布等あるいはそれ らの任意の組合せのような、不透明、半透明あるいは透明なシートすなわち織布 材料の如き、任意の適当な実質的に平らな表面からなっていてさしつかえない。

最も好ましくは、その壁の表面は糸目の粗い織り方をされたプラスチックの網か らなる。

間隔をあけられた平行な横断する障壁は、土台の表面の上方の適当な高さまで拡 がり、その上縁部は屋根の表面から隔てられている。障壁はその装置の対向した 側壁の間で延びている任意の適当なほぼ平らな部材からなっていてさしつかえな い。

障壁は各々適当に網のような部材からなっており、好ましくは掛けられたあるい は引張られた目の粗い織りのネットのような材料からなる。

サービス用境界線は、競技用領域を横切って、各障壁と隣接する平行な側壁との 間で延びている直線の印で適切に構成されている。最も好ましくは、そのサービ ス用境界線は、その周りを回って延びるさらなる境界線を有するボールサービス 領域を含んでおり、そのサービス領域はサービス境界線と隣接する側壁との間に 位置付けられている。

好ましくは、その装置は、競技者がその競技場に入ったり出たりすることのでき る、側壁に設けられた少くとも一つの取付は可能な出入手段を含んでいる。最も 好ましくは、その出入手段は間隔の明けられた障壁手段の間の空間につながって いる。

その装置は壁手段と屋根手段とを支持する任意の適当なフレーム手段を含んでな ることができ、そのフレーム手段は単一構造であり、取外し可能なあるいは折り たためる構造であって、そして／またはそのフレーム手段は異なった寸法の競技 場の選択を可能にするために基準寸法の要素からなっている。

その競技は、ボールと、ヘラすなわちラケットを用いて、好ましくは比較的限ら れたスペースでの競技に都合よくするために、網のような競技用表面と短い柄と を有するラケットを用いて、適切にプレイされる。ボールは任意の適当なボール であってよいが、好ましくは、低比重のプラスチックのフオームラバーの如き材 料から作られた、比較的軟かく、低比重のボールからなる。

本発明がより容易に理解され得るために、好適な実施例を図示した添付図面を参 照する。

図面の簡単な説明 第１図は競技場の倒立面図を示している。

第２図は競技場の平面図を示している。

図面の簡単な説明 第１図においてその競技場は、織られたプラスチックの網で作られた網状の壁３ と屋根４を、その内側のフレーム上に支持している金属枠組２からなる籠のよう な構造体１内に限られた、はぼ長方形の競技用領域を含んでいる。

その構造体は管状の金属構造の側壁フレーム５を含んでおり、その側壁は水平な 部材６，７そして８と、各端部での直立部材９と１０とを含んでなり、部材８は 屋根部材を構成し、部材１０は端部壁部材を構成する。

構造体１は、横断フレーム部材（図示せず）によって平行な関係で隔てられた一 対の側壁フレーム５を含んでいる。

少くとも一つの側壁に競技者用の出入手段が備えられ、その出入手段はその側壁 フレーム５に蝶番で取付けられたドアを含んでいる。

ドアフレーム部材１３に吊るされた、粗い織りの網の形のゲーム用ネット１２が 側壁フレーム５を横切る方向に延びている。

端部壁は、直立部材１０と、直立部材１０に対して４５６で適当に傾けられた傾 斜部材１０ａとにより構成される。

第２図は競技場の平面図を示す。

その競技場は平面が長方形で、平行な向かい合った側部１４゜１４ａ及び１５． １５ａを有し、側部１５．１５ａは競技用領域１６の端部を構成する。競技用領 域は、隔てられた平行なネット１２によって向かい合ったプレーイングゾーン１ ７と１８に分割され、そのプレーイングゾーンはそのプレーイングゾーンの間の 死球範囲（デッドボールゾーン）１９によって分離されている。

各プレーイングゾーン１７．１８は、プレーイングゾーンを横切って延びるサー ビス境界線の印２０と、さらなる境界線の印２１により画成されたサービス領域 とを含んでいる。

使用する時には、その装置はテニスとスカッシュとの混合に近い球技によって用 いられ得る。競技用表面は例えば８ｍＸ３ｍから２０ｍＸ８ｒｎの如く、任意の 適当な寸法を取ることができる。屋根の高さは３ｍから６ｍであってよい。適切 には、その装置は長さ１０．２ｍ、幅４ｒｎ、そして高さ３．２ｍに競技場を画 成する。ゲームは二人の競技者（シングルス）あるいは四人の競技者（ダブルス ）によってプレイされ得る。

ゲームのルール シングルスのゲームのルールは以下の通りである。

１、得　点 最も良いのは、試合は３また５ゲームからなることであろう、そして各ゲームは １２ポイントまでである。２ポイントの差をつけて先に１２に達っした競技者が そのゲームに勝つ。もし得点が皆１１に達っすると、例えば１３−１１．１５− １３等のように、先に２ポイントのアドバンティジを得た競技者がそのゲームに 勝つ。

２、得点の取り方 得点はサーバによってのみ取られることができる。サーバがラリ−に勝つと、彼 は一点獲得する。レシーバがラリ−に勝つと、彼がサーバになる。

３、サービス サービスする権利は、ラケットの回転によって決められるべきである。

４、適格なサービス サービスが適格であるためには、ボールが空中に投げられ、あるいはただ単に落 下させられて、それからそれがバウンドするかあるいは何かに触れる前に打たれ るべきである。そのボールは、はぼ腰の高さから下手の動作で打たれるべきであ る。

ボールは打たれた後上向きの方向で動かねばならない。サーバがボールを打った 後、ボールが床、どの壁あるいは天井にも触れる前に、ボールは両方のネットを 越えねばならない。

５、フォールト もしサーバが１つのフォールトをすると、彼はサービス権をサーバがフットフォ ールト（ルール７参照）をした場合、サーバが試みたがボールを打つのに失敗し た場合、ボールがラケット上に保持されあるいはその上に投げられた場合、７、 フットフォールト サーバは両足をサービスボックスの中に置かねばならない、そしてサービスボッ クスの線のどの部分にも触れてはならない。

両足は、サーブが打たれるまで、床に接っしていなければならない。もしサーバ がフットフォールトを犯すと、彼はサービスサーバによって打たれた後、床、ど の壁あるいは天井にも触れる前に、サービスがネットの片方または両方の頂部に 当たり、コートの相手側に落ちた場合には、サービスはレッドである。

レシーバはレットを戻すことはできず、サービスはスコアの変更なしに再度行な われねばならない。

９、適格なサービスリターン 適格なリターンをするためには、レシーバはサーバがボールを打つまで両足をサ ービスラインの後にして、留まっていなければならない。

１０、適格なリターン 適格なリターンをするためには、競技者は、ボールがコートの自分側の半分の部 分で床上に二度バウンドする前に、ボールを両方のネットを越えて戻さねばなら ない。ボールはどの場合でもバウンドすることなしに（ボレー）戻すことができ る。

ボールは、それがネットを越える前にどの壁あるいは天井からはね返っても良い 。

打たれた後、床に触れる前にリターンがネットの片方あるいは両方の頂部に当り 、先に床に触れることなしにコートの相手方のサイドに落ちた場合でも、リター ンは有効である。

１１、リターンは次の場合は適格でないショットをしている間に打撃者が、いず れかのネットの上を越えて腕を伸ばしたか、あるいはネットに触れた場合、ボー ルが打たれた時、ラケットが競技者の手になかった場合、ネットを越える前に二 度以上ボールが打たれた場合、ボールがラケットと共に保持されあるいはラケッ トと共に投げられた場合、 １２、レッ　ド 以下の場合には、レットが行なわれるべきである。

ボールが床上に横たわったどのような物にでも触れた場合、プレイ中にボールが 壊れた場合、 サービスがレットである場合（ルール８）、サービスのリターン時に、レシーバ が準備ができておらず、ボールを返そうと試みなかった場合、 いずれかの競技者がコート上のあるいはコート外の出来事によって気が散ってい た場合、 ダブルスのゲームのためのルールは、以下の例外の外は実質的にシングルスのゲ ームのルールと同じである。

有効なサービスと有効なリターンの後、コートの反対側のチームにつき２名、４ 人の競技者が、一方のチームがボールを戻すのに失敗するまで、交互にボールを 戻す。

１３、サービス チームのいずれかのプレーヤがサービスしても良いが、そのサービスプレーヤは そのサービスが失なわれるまでサーバにとどまらねばならない。

そのサーバのパートナ−は、コートの彼らの側の半分の部分のどこに立っていて も良いが、もしボールがサーバによって打たれた後ネットを越える前に、彼にボ ールが当たると、これはフォールトとなり彼らはサービスを失なうこととなる。

１４、サービスレシーブ チームのいずれのプレーヤがサーブをリターンしても良いが、レシーブをする人 は、サーバがボールを打つまでサービスライ″。後１°とどま和ばならな５゛・ 　７レシーバのパートナ−は、コートの後のチームの半分の部分のどこに立って いても良いが、もしボールがレシーバによって打たれる前にボールに彼が触れる と、彼らはポイントを失なう。

１５、パートナ−へボールを打つこと あなたはあなたのパートナ−へボールを打っても良く、そのパートナ−は次に続 いてネットを越えるショットをしなければならない。ボールは最初のプレーヤが ボールを打ってから床に触れてはならず、ラケットからラケットへとプレイされ ねばならない。

このダブルプレイはサーブをリターンする時にも有効と見などの場合でもボール がプレーヤの身体または衣服に触れた場合、 ボールがパートナ−または相手方によって打たれる前に、いずれかのプレーヤに よってボールが二度以上打たれた場合、試合の直前にプレーヤは５分のウオーム アツプを許される。

ゲームの間にプレーヤは２分の休憩を許される。

実際のプレイは、１つのラリ−の終りと次のラリ−の始めとの間の最大１０秒で 連続的であるべきである。

審判の義務 審判は彼の最善を尽くし、あるいは彼女の能力の限りにおいて、プレーヤがスフ ウニニスのルールを守り、スポーツマンらしいフェアな態度で競技するように気 をつけるべきである。

審判は、 １、プレーヤを発表し、 ２、ウオームアツプの時間を計り、 ３、プレイのスタート前１５秒をコールし、サーバを発表し、試合を始めるため プレイをコールし、 ４、スコアをコールしなければならない。サーバのスコアが常に先にコールされ 、 ５、ゲームの終りにゲームをコールし、８、ゲームの間に１５秒予告をコールし 、次のゲームの開始前にゲームスコアを発表し、 ７、フォールト、フットフォールト、レットそして誤った打法についての決定を する、 もし審判が決定をすることができない場合には、レットが行なわれる。

審判の決定は最終的なものである。

その球技は、その装置を用いて、そして上述のルールに従ってプレイされる時に はいつも、テニスやスカッシュの如き従来の球技を越えた沢山の利点を提供する 。例えば得点の獲得はテニスあるいはスカッシュのいずれかのルールに従っても 良いし、あるいはその変形からなってもよい。

サービス境界線という例外を除いて、さもなければ争いあるラインコールのもと となる、ラインの印は何もない。さらに従来のテニスコートに比べて比較的狭い 競技用領域でプレイする時には、２つの隔てられたネットを備えることにより、 短いすなわち“ドロップ”ストロークをプレイするのを防止し、サービスとリタ ーンの両ストロークともより平らな角度でプレイされることを必要とし、したが ってラリ−の長さを増加させる。

より長いラリ−はプレーヤにとってそのゲームをより楽しいものとし、同時に持 続した運動の度合いを増加する。

端部壁の角度のついた上側部分は、ゲームにさらなる特質を提供し、熟練したプ レーヤのために、そのゲームをうまくプレイするのに必要とされる技術レベルを 増加する。

そのゲームは、広い範囲の技術レベルを有するプレーヤによって楽しまれること ができるゲームを提供するために案出され、ルールの単純さが、そのゲームがそ のプレーヤの技術と適合性の程度に都合の良い運動の割合でプレイされることを 可能にする。線の印が無いのでポイントは事実上、フットフォールト、ネットを たたいた時あるいはボールを打ち損ねた時のみに失なわれればよい。

装置の大きさは、従来の裏庭で永久的あるいは半永久的な構造物を構成する程度 のものであり、屋外での使用のためにその装置は天候不良の場合には、防水性の 屋根用材料を含んでいてもよい。網のような壁はゲームが昆虫のいない環境でプ レイされることを可能にし、もし必要ならばその構造体は他の屋外レクリエーシ ョンの遂行のために用いることができる。

その構造体の単純さは、例えば屋外での使用のためにある特定の季節だけの基礎 の上に、あるいは会議室などの中での室内での使用のための不変の基礎の上に、 容易に組立てそして取り除くことのできる程度である。本発明の他の実施例は折 りたたみ可能な構造を有していても良く、フレームの要素は容易に組立であるい は取外すために枢軸上に置かれている。

本発明の他の観点は、組立てと取外しを助け、モして／または競技場の寸法の変 更を手助けする基準寸法のフレーム構成部品を含んでいる。

当業者にとっては、本発明の精神と範囲からはずれることなしに、本発明による 装置とゲームについて多くの修正と変形が可能であることが容易に明らかであろ う。

手続補正書□ 昭和６３年１２月ノ２日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、事件の表示 ＰＣＴ／ＡＵ８７１００１７３ ２、発明の名称 球技 ３、補正をする者 名　称　スクエニス会プロプライアタリ−・リミテッド４、代理人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル　２０６区 ５、補正命令の日付　昭和６３年１１月　１日　■送日）６、補正の対象 図面翻訳文 国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．球技を行なうための装置であって、長方形の競技用領域を有する囲まれた競 技場と、前記競技用領域を取り囲む直立した壁手段と、前記競技場をおおって拡 がり、前記壁手段の対向した上側部分の間で延びている屋根手段と、 前記競技用領域を横切って延びて前記競技用領域を２つの実質的に等しい競技者 のゾーンに区分する、直立した、間隔をあけられた、実質的に平行な障壁手段、 とを含んでなり、前記競技者のゾーンは各々前記競技者のゾーンの上にそしてそ れを横切って印されたボールサービス境界線を備え、前記各障壁手段の上側縁部 は前記屋根手段から隔てられている、ことを特徴とする装置。
2. ２．請求項１に記載の装置において、少くとも一対の対向した側壁の上側部分が 、それぞれの側壁の直立部分に対して３０°と６０°との間の角度で内方に傾け られている、装置。
3. ３．請求項２に記載の装置において、前記少くとも一対の対向した側壁の上側部 分が、それぞれの側壁の直立部分に対して４５°で内方に傾けられている、装置 。
4. ４．請求項３に記載の装置において、前記装置は土台の表面上に装着可能な枠構 造を有し、前記枠構造は実質的に平らな壁と屋根表面を支持し、各前記土台表面 、壁及び屋根表面は前記装置内でプレイされる球技のための競技用表面を形成す る、装置。
5. ５．請求項４に記載装置において、前記枠構造は折りたたみ可能で、そして／ま たは取り外し可能である、装置。
6. ６．請求項４に記載の装置において、前記壁表面は織られた網材料からなる、装 置。
7. ７．請求項４に記載の装置において、前記屋根表面は耐候性材料からなる、装置 。
8. ８．請求項４に記載の装置において、競技場への出入を可能にする、側壁に設け られた取付可能な出入手段を備えている、装置。
9. ９．請求項８に記載の装置において、前記取付可能な出入手段は、前記間隔をあ けられた障壁手段の間のスペースにつながっている、装置。
10. １０．請求項１に記載の装置において、前記障壁手段が粗い織りのネットのよう な材料からなっている、装置。