JPH0146131B2 - - Google Patents

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JPH0146131B2
JPH0146131B2 JP56151040A JP15104081A JPH0146131B2 JP H0146131 B2 JPH0146131 B2 JP H0146131B2 JP 56151040 A JP56151040 A JP 56151040A JP 15104081 A JP15104081 A JP 15104081A JP H0146131 B2 JPH0146131 B2 JP H0146131B2
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JP
Japan
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seat
air
switch
slit
air bag
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JP56151040A
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JPS5853524A (ja
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Hiroyuki Isono
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Publication of JPS5853524A publication Critical patent/JPS5853524A/ja
Publication of JPH0146131B2 publication Critical patent/JPH0146131B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/64Back-rests or cushions
    • B60N2/66Lumbar supports
    • B60N2/665Lumbar supports using inflatable bladders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両等の座席、特にシートの表面に所
定形状のサポート部を形成するためにエアーバツ
グを内蔵して成る車両等の座席に関する。
車両等の座席においてシートクツシヨンのサイ
サポート部、サイドサポート部及びシートバツグ
のランバーサポート部、サイドサポート部等の各
サポート部の形状或いは座圧を可変調節するため
に機械的調節手段に代えてエアーバツグを各サポ
ート部に配し、このエアーバツグを空気の給排気
により膨縮調節してサポート部の形状座圧を調節
するように構成したものがある。
この種の従来のエアーバツグ内蔵の座席として
は第1図及び第2図に示すもの、或いは第3図に
示すものがある。
即ち、第1図及び第2図は一例のエアーバツグ
内蔵の座席におけるシートバツクの中央縦断面図
及び第1図の−線に沿う横断面図を示すもの
で、このシートバツク1においてランバーサポー
ト部2及びサイドサポート部3,3の部位に位置
してエアーバツグ4及び5をシートパツド6と表
皮7との間に配設してある。
このような構成において、各サポート部2及び
3,3を作動させるためエアーバツグ4及び5に
送気して膨脹させても、その脹出作用は少なかつ
た。それは、エアーバツグ4及び5の膨脹が座席
の表面に張渡された表皮7の全体的な張力に押え
られるため、シートフレーム8とエアーバツグ
4,5との間のシートパツド6が圧縮されるため
である。
また、エアーバツグ4及び5の膨脹力が表皮7
側に直接的に加わり、各サポート部2及び3,3
は局部的に膨脹すると共に空気圧が表皮7を通し
て直接的に座者に加わることになるので座者に違
和感を与え座り心地に難点があつた。
次に他の従来例を第3図によつて説明する。
第3図は第1図と同様箇所、即ち、シートバツ
ク部分を縦断面で示した側面図であり、9はエア
ーバツグである。
この従来例におけるエアーバツグ9は、表皮7
の表面上に接着している。この場合には、エアー
バツグ9の膨脹は直接座者に向けられるので、第
1の従来例のように膨脹による張出し効果が減衰
するという難点は解消されるが、違和感の点につ
いては、特に顕著となつてしまう。
それはエアーバツグ9が直接座者に接するので
座者の背とシートバツクとの間で座圧力の弱い方
へ膨脹してつぶれてしまい、一番支えの必要な圧
力の高い部分への脹出しの効果は少なく、不必要
な部分のみ脹出するためである。さらに、走行中
座者は、エアーバツグ9を介して座つているため
その空気圧により車両の振動に従つて容易に微動
するので、着座時に不安定であつた。
この発明は、シートパツドのサポート部に対応
する部位の内部にスリツトを形成し、このスリツ
トにエアーバツグを収納し、シート表面側に所定
形状のサポート部を形成することを特徴とするも
ので、エアーバツグの膨脹効果をより効率的に発
揮させ、又、着座時の違和感を取除くことを目的
とする。
以下第4図乃至第9図について本発明の実施例
を説明する。
第4図は本発明を適用する車両用座席の一例の
外観を示すもので、11はシートバツクであり、
11aはランバーサポート部、11bはサイドサ
ポート部また12はシートクツシヨンであつて1
2aはサイサポート部12bはサイドサポート部
で、本発明の座席は上記の各サポート部により着
座位置を調整するように構成されている。
これらの各サポート部にはそれぞれエアーバツ
グ13が収納されており、このエアーバツグは第
9図に一例を示したエアーバツグ13のようにほ
ぼ矩形で偏平な気密袋であつて、空気室13aは
エアーホース13bに連通している。そして空気
をエアーホース13bを通じて給排することによ
り、このエアーバツグ13を膨脹又は縮少させる
のである。
またこのエアーバツグ13は直方体の形状を保
つたまま膨脹することが座席をサポートする上で
望ましいのでこのエアーバツグの周側面に蛇腹等
を設けてもよい。
なお、本発明の実施例において使用される他の
エアーバツグも、その使用される部位に応じて大
きさを多少異にするが構造、形状等はほぼ同等で
ある。
以下この発明の実施例を各部分ごとに分けて説
明する。
第5図はシートクツシヨン12の表皮を取除い
た状態の縦断斜視図であつて、サイサポート部1
2aの実施例を示すものである。
この図において14はシートクツシヨン12の
シートパツドで、このシートパツド14の前部に
は、座者の大腿部を支えるサイサポート部12a
の表面形状とほぼ平行になるような面にそつて座
席前方に開口するスリツト15が形成され、この
スリツト15に前述のエアーバツグ13を収納し
てサイサポート部12aを構成してある。
なお、スリツト15はエアーバツグ13を収納
するためのものであるから、その形状もエアーバ
ツグの外形に合わせてほぼ直方体に近い形となつ
ている。
また、スリツト15はエアーバツグ13を膨脹
させた場合において着席時の違和感を取り除くた
め、シートパツド14の肉厚方向の中間位置より
裏面寄り即ち下方に位置して形成してある。
本例ではスリツト15に対し、シートパツドの
上面部14aが下面部14bよりも肉厚に形成さ
れている。これは後述する他の部位のスリツト1
6,17においても同じである。
さらに、シートパツド14の下面全体には一体
的に粗毛フエルト等のパツドサポート14cが接
着張布されており、シートフレーム18の尖鋭な
角部等からシートパツド14を保護している。
一方シートフレーム18の前辺部には、第8図
に示すような、サイサポート部12aの表面形状
にほぼ平行な面を形成するよう折り曲げた状態の
支持板19aを固着してあり、この支持板19a
によりシートパツド14の前部下面、即ちスリツ
ト15の下側が支えられている。
支持板19aは、シートパツド14に接する平
面部分が、シートパツドの表面形状とほぼ平行な
面をなすように折り曲げられてあり、これを上方
からの荷重に対し補強するためにその両側が直角
に折り曲げてある。
また、この支持板19aをシートフレーム18
に固着する場合は、第8図に示すように支持板1
9aの固着する側の両側は直角に折り曲げた部分
を切欠して、その端部側面がシートフレーム18
の側壁に密接するようにし、これを溶接等の手段
で固着する。
次にシートクツシヨン12のサイドサポート部
12b,12bの実施例を第6図に従つて説明す
る。
同図はシートクツシヨン12の表皮を取除いた
状態の一部分の横断斜視図で一方のサイドサポー
ト部、即ち、正面に向つて右方のサイドサポート
部12bのみを示しただけであるが、他方のサイ
ドサポート部は対象的に構成されるので図示及び
その説明は省略する。
このサイドサポート部12bにおいては、シー
トパツド14にスリツト16が上述のサイサポー
ト部12aにおけるスリツト15と同様にシート
パツド14の肉厚方向の中間位置より下方に位置
してサイドサポート部12bの表面とほぼ平行な
面にそつて形成され座席の右側方に向つて開口さ
れており、このスリツト16にエアーバツグ13
を収納してサイドサポート部12bを構成してあ
る。
このサポート部12bも前述のサイサポート部
12aと同様にサイドサポート部12bの表面形
状と平行な面を形成するような折り曲げられてシ
ートフレーム18の側辺部に固着された支持板1
9bによつてスリツト16に対応する下面部14
bがパツドサポート部14cを介して支持されて
いる。
以上のように構成されるシートパツド14はシ
ートフレーム18に各サポート部12a及び12
bに対応して配された複数の支持板19a及び1
9bさらにはパツド受け20によつて下方から支
持されるように装着される。
なお、各サポート部12a及び12bに対応す
るシートパツド14のスリツト15及び16の下
面部14bはパツドサポート部14cのみによつ
て構成してもよい。
上記シートパツド14のサイサポート部12a
及びサイドサポート部12bのスリツト15,1
6は第9図に示すような切込み状のスリツト2
2,23の如き、他の実施例によつても置き換え
られる。
この第9図に示すシートパツド14のスリツト
22及び23は、シートパツド14の下面側をコ
字状に切込んで蓋状の切起し面部24及び25を
形成し、この内側に形成したものであつて、この
スリツト22及び23へのエアーバツグ13の出
し入れは切起し面部24及び25を開閉して行う
ようにしてある。
なお、このスリツト22及び23の形成におい
て切起し面部24及びシートパツド14の表面側
から形成してもよい。
次にシートバツク11のサポート部を第7図に
ついて説明する。
この第7図はシートバツク11の表皮を取除い
た状態の縦断斜視図であつてサイドサポート部は
シートクツシヨン12のサイドサポート部12b
とほぼ同様に構成できるので、ランバーサポート
部11aについてのみ説明する。
このランバーサポート部11aはシートパツド
26の中央下部に下面側から切込みによりスリツ
ト17を形成し、このスリツト17にエアーバツ
ク13を収納することにより構成されている。
スリツト17はシートパツド表面部26aと後
面部26bとの間にあつて、シートパツド26の
肉厚方向の中間位置より裏面側寄り即ち後方に位
置してランバーサポート部11aの表面形状とほ
ぼ平行な面に構成されていることは上述のシート
クツシヨン12のスリツト15,16の例と同じ
である。また、この場合もスリツト17の後面部
26bとしてはシートパツド26の裏面側に貼着
されたパツドサポート26cのみによつて構成し
てもよい。これは、シートパツド26とパツドサ
ポート26cが一体的に構成されているためスリ
ツト17を構成する上で支障がないためである。
一方バツグフレーム27aの下辺部には支持板
28が固定されており、シートパツド26をバツ
グフレーム27aに取付けた状態でスリツト17
の後面部26bが当接して支持される。
このようにスリツト裏面部26bを支持する支
持板28は第8図に示すように平板状をなし、そ
の下端部をバツグフレーム27の下辺部27aに
巻き付けて溶接等により固着してある。また、サ
イドサポート部11bのスリツト裏面部を支持す
る支持板は図示せざるもバツグフレーム27のサ
イドブラケツト27bに固着することになる。
なお、上述のシートパツド14及び26の各サ
ポート部に対応して形成された各スリツト15,
16及び17の奥角部には第6図及び第9図に示
す如く下面側或いは裏面側に開口する通孔21を
穿設して、各スリツトに収納されるエアーバツグ
13の通気ホース13bを導出するように成され
ている。
以上詳述したところの各スリツトに収納された
エアーバツグ13の膨縮は、これに連通する各エ
アホース13bを通じて各空気室13aに独立し
て圧縮空気を給排制御できる調節器30によつて
制御調節される。
以上の如く本発明の座席においては、エアーバ
ツグが収納されるスリツトに対応するシートパツ
ドの裏面側をシートフレームに固着された支持板
によつて支持するようにしたので、エアーバツグ
の膨張に際にはシート裏面側の膨張が抑えられて
シート表面側に効率よく膨張させることができ、
しかもこの支持板はシートパツド表面とほぼ平行
な面を有しているのでシート表面は均等な***形
状に形成される。またエアーバツグが収納される
スリツトはシートパツドの肉厚方向の中間位置よ
り裏側寄りに位置して形成してあるので、着座者
にエアーバツグの違和感を与えることはく、しか
もこのスリツトはサポート部の表面形状とほぼ平
行に形成してあるので、エアーバツグの膨縮は各
サポート部の表面側に対して均等に行なわれ、こ
のためエアーバツグが局部的に膨張して着座者に
不快感を与えたり膨張効果が少なくサポート部に
所要の***形状が与えられないという不都合が生
じることなく各サポート部を着座者の体格、好み
に合つた形状、座圧に保持できて快適な着座姿勢
をとることができる。
また、座席の組立においてはエアーバツグはシ
ートパツドのスリツトに差し込むだけでシートパ
ツドに対する固定のための位置決めができる等面
倒な作業を不用とし作業能率を向上させる効果も
ある。
さらに第10図乃至第14図について上述のこ
の調節器の構造及び制御方法について説明する。
第10図は、この調節器30を含む、座席のサ
ポート部の制御機構の概略を斜視図で示したもの
である。
この調節器30は座席のサポートの制御を集中
的に行なえるようにし、かつ給排気用の流体バル
ブの開閉とエアポンプ50の電源の開閉をワンタ
ツチで行なえるようにしたものである。
すなわち、この調節器30によつて電源51と
エアポンプ50とをつなぐ回路を閉じると、エア
ポンプ50が作動して圧縮空気を送り出す。この
圧縮空気はリリーフ弁52により圧力が過剰とな
らないよう調節され分岐継手53により、調節器
30を介して各部所のエアーバツグ13に個々に
給気されるようエアホース60,61,62,6
3によつて接続されている。
次にこの調節器30の構造を説明する。
この調節器30には、座席の各エアーバツグに
直接対応するスイツチ31と、全てのエアーバツ
グに給気すると同時にエアポンプ50の入力を行
う全体給気スイツチ41aと全てのエアーバツグ
の排気を行う全体排気スイツチ41bとが備えて
ある。このスイツチ31の要部を取り出した状態
を示すのが第12図であり、この図を見れば解る
ように個々のエアーバツグへの給気及び排気を独
立して行うスイツチ31は、個々に独立した給排
気弁装置をもつ。さらにエアポンプ50の電源ス
イツチ46の切換を行う補助押板43に連動して
いる。
次に個々のスイツチ31の構成について、第1
2図−線断面に基づく第13図に従つて説明
する。
第13図はスイツチ31の側面を示すもので、
このスイツチ本体には、内部に組込まれた開閉弁
に連通するエア導入ホース54とエアホース62
が接続してある。
エア導入ホース54はエアポンプから圧縮空気
を導入するもので、スイツチ本体下部の取入口に
螺着されている。普段はこの取入口上部の開閉弁
36は閉じられていて、空気が導入されることは
ない。
本実施例の調節器30には、上記したようなス
イツチ31が四組取付けられている。
第10図で説明すれば、図面に向つて左端のス
イツチ31は座席のシートバツク部のサイドサポ
ートを調節するためのもので、これに接続するエ
アホース60は2又に分かれていて各サイドサポ
ートの一対のエアーバツグ13のエアホース13
bに接続し導通している。なお、エアホース60
が後述するスイツチの逆流防止弁37とエアーバ
ツグ13との間で分岐しているため、この一対の
エアーバツグ13内の空気圧は一定となり、両側
で均衡の取れたサポートが可能となる。
次に図で左端から2番目のスイツチ31に接続
するエアホース61はランバーサポート部11a
のエアーバツグ13のエアホース13bに接続し
て直接導通する。又、左から第3番目の一対のス
イツチ41a,41bは、全てのエアーバツグ1
3の給排調節を同時に行うもので、これ自体はエ
アホースと接続していない。
次に左から第4番目のスイツチ31に接続する
エアホース62は、シートバツクのサイドサポー
ト部11bのエアーバツグに対してと同じよう
に、2叉に分かれ、それぞれシートクツシヨン1
2のサイドサポート部12bの一対のエアーバツ
グ13のエアホース13bと各々接続し、導通し
ている。最後に図右端に位置する、スイツチ31
に接続するエアホース63はサイサポートのエア
ーバツグ13のエアホース13bに接続して導通
する。
今、座者が座席のシートクツシヨン12のサイ
ドサポート部12b,12bを膨脹させようとす
る場合には、このスイツチ本体上部に揺動自在に
軸支49された、スイツチボタン40を矢印A方
向に押下げればよいのである。
すなわち、スイツチボタン40が押下げられる
ことによりその下部に接触している押ボタン32
が押下げられ、この押ボタン32と連動する開閉
弁36が開き、圧縮空気がスイツチ本体内に導入
されることになる。
なお、この押ボタン32の押棒部分中間には鍔
32aがついていて一定深度以上には押下げるこ
とができないようになつている。
又、スイツチ本体内部にある押ボタン32の下
部には開閉弁36に接続する接続装置35があ
り、開閉弁36から導入された圧縮空気が押ボタ
ン32との〓間から逃げないよう気密状態を守る
と共に、押ボタン32をバネ等を用いて、押込自
在に所定の位置まで押上げておく機能をはたす。
この開いた状態の開閉弁36を通過した圧縮空
気は、スイツチ本体内部の管路に従つて逆止弁3
7を矢印Cの方向に通過し、2叉に分かれ各エア
ーバツグと導通するエアホース62を通つて、シ
ートクツシヨンの各サイドサポート12b,12
bに給気される。
この時同時にエアポンプ50が駆動して送気
し、給気を継続するものである。それは、この給
気状態になつているとき、スイツチボタン40が
矢印Aの方向に押下げられた状態にあるので、こ
のスイツチボタン40のON側端部に突設した突
起42により押板43が押下げられる。
この押板43は第12図に示すように両端をバ
ネ48,48により弾支されていて、スイツチボ
タン40を矢印A方向へ押しさげるにつれて下が
る。なお、この弾支するバネ48,48の弾力を
調節してスイツチボタンの押下げを容易にでき
る。
また、この押板43はスイツチ40の横に並置
されたエアポンプ50の電源スイツチ46から突
出するスイツチバー44を下に敷くように押下げ
る。
押下げられたスイツチバー44は第14図に示
されている電極端子45に接触して通電されエア
モータ50が駆動されエアーバツグ13への給気
が継続されることになる。
この状態はスイツチボタン40を押している間
中継続する。
エアーバツグ13に所望の給気が完了した場合
には、スイツチボタン40を離せば給気が止ま
る。この状態では給気弁36が閉じエアポンプの
スイツチ46も切れる。
さらに逆止弁37が働くのでエアーバツグ13
内の空気が逆流することはなく又、その空気圧も
一定に保たれる。
次にエアーバツグ13内の空気を排気する場合
について説明する。
この場合は、スイツチボタン40を矢印B方向
へ押下げればよい。
これにより、押ボタン32が押下げられ排気開
閉弁38が開いて、エアーバツグ内の空気がエア
ホースから逆流し、排気口39から大気中に排気
される。
なお、この押ボタン32にも、過剰押込防止用
の鍔32aがついており、又、排気開閉弁との間
には前述と同じ接続装置35が装備されているこ
とは給気中の押ボタン32の場合と同じである。
以上、各エアーバツグ13に接続するスイツチ
31について説明したので、次に、全部のエアー
バツグ13に同時に給気するスイツチ41a及び
排気するスイツチ41bについて説明する。
この全部のエアーバツグに給排気するスイツチ
は前記各エアーバツグを作動するスイツチ全部を
機械的に同時に作動する構造となつている。
すなわち、この調節器30の平面を示す第11
図に33,34で示された横板と押板43を押下
げることによつて、その動作を行わせるものであ
る。
この一方の横板33には適宜丸孔を穿設し、こ
れに一列に並んだ排気弁の各押ボタン32の頭部
突起全部を嵌合させ、この各押ボタンの鍔32の
上に載置されるようにする。また、他方の横板3
4にも同様に丸孔を穿設しこれに一列に並んだ給
気弁の各押ボタン32を嵌合させ、その鍔32の
上に載置する。
この排気用の弁のための横板33は、並列に並
んだスイツチボタンの中間に取付けられた小形の
押ボタン41bにより押下げられるようになつて
いる。
この全排気押ボタン41bを押すと、横板33
により、全部のスイツチ31の排気弁の押ボタン
32が押下げられて、全てのエアーバツグ13か
ら一斎に排気される。
また、全給気押ボタン41aは給気用の弁のた
めの横板34と、前記エアポンプ駆動用の押板4
3の両方を同時に押下げられるように、上記全排
気ボタン41bと並んで取付けられている。
この全給気ボタン41aを押すと横板34によ
り全スイツチ31の給気用押ボタン32が押下げ
られると同時に押板43も押下げられるので、給
気弁36が開かれると同時にエアポンプ50が作
動し、全エアーバツグ13に給気される。
調節器3は上記のような構成になつているの
で、座者は各スイツチボタン40,41a,41
bを操作することによつて適切な着座姿勢を調節
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、第1の従来例でありエア
ーバツグ内蔵の座席におけるシートバツクの中央
縦断面図及び、第1図の−線に沿う横断面
図、第3図は、第2の従来例であり、座席のシー
トバツク部分を縦断面で示し側面図、第4図は本
発明を適用する車両用座席の一例の外観を示す斜
視図、第5図はシートクツシヨンの表皮を取除い
た状態のサイサポート部の実施例を示す縦断斜視
図、第6図はシートクツシヨンの表皮を取除いた
状態の一部分の横断斜視図、第7図はシートバツ
クの表皮を取除いた状態の縦断斜視図、第8図は
支持板を固着したシートフレームの一部を示す斜
視図、第9図は本発明第2の実施例でシートクツ
シヨン部分の本発明の第2の実施例であつて、縦
半分を切除し斜下方から見た状態の説明図、第1
0図はこの発明のエアーバツグを調節するための
体系の概略を示す斜視図、第11図は調節器の平
面図、第12図はその調節器の要部を取り出して
表示する斜視図、第13図はスイツチ部分を表示
する第12図−線による断面側面図、第14
図は調節器の要部を示す分解斜視図である。 13はエアーバツグ、14はシートパツド、1
5,16,17はスリツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シート表面に所定形状のサポート部が形成さ
    れた車両等の座席であつて、 シートパツドの上記サポート部に対応する部位
    の内部に、上記シートパツドの肉厚方向の中間位
    置より裏面寄りに位置して上記サポート部の表面
    形状とほぼ平行に形成されたスリツトと、 このスリツトに収納され、流体の出入により膨
    縮されるエアーバツグと、 シートフレームに固着され、上記スリツトに対
    応する上記シートパツドの裏面側に当接し、かつ
    上記シートパツドの表面形状とほぼ平行な面を有
    する支持板とを有して成る車両等の座席。
JP56151040A 1981-09-24 1981-09-24 車両等の座席 Granted JPS5853524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56151040A JPS5853524A (ja) 1981-09-24 1981-09-24 車両等の座席

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