JPH0145261B2 - - Google Patents

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JPH0145261B2
JPH0145261B2 JP18811881A JP18811881A JPH0145261B2 JP H0145261 B2 JPH0145261 B2 JP H0145261B2 JP 18811881 A JP18811881 A JP 18811881A JP 18811881 A JP18811881 A JP 18811881A JP H0145261 B2 JPH0145261 B2 JP H0145261B2
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signal
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JP18811881A
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Satoshi Hasegawa
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Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/443,876 priority patent/US4500987A/en
Publication of JPS5890850A publication Critical patent/JPS5890850A/ja
Publication of JPH0145261B2 publication Critical patent/JPH0145261B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/433Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はループ状に接続された複数の送受信端
末と1つの制御端末とを有するループ伝送システ
ムの端末相互間でパケツト通信を行なうループ伝
送方式に関する。
従来、音声端末・データ端末が混在するネツト
ワークの通信方式として、フレーム構成を採用し
た時分割多重化方式が知られている。この方式は
音声に対しては実時間性が保証されるため適する
が、データに関しては、種々の速度のデータ端末
を容易に収容できないことおよび高速データ端末
を収容できないことなどの点から適さない。他の
方式としては、データに着目したパケツト多重方
式が提案されている。この方式は、データに対し
ては種々の速度端末に適合し柔軟性のあるシステ
ム構成が可能であるが、音声にとつては回線のア
クテイビイテイに依存する遅延が存在し、実時間
性が保証されないためあまり適さない。なお、実
時間性を有する信号としては他に動画像信号があ
る。このような二方式を改善する方式として、第
1図に示すように1フレーム100に境界を設け
て2つのサブフレームに分割し、1つのサブフレ
ーム101は音声用の時分割型サブフレームとし
て使用し、他のサブフレーム102はパケツト多
重用サブフレームとして使用する方式が提案され
ている。しかしながら、この方式は音声・データ
のトラヒツクがどちらか一方に片寄ると効率が落
ちるという欠点を有している。即ち、例えば、音
声のトラヒツクが高く、データのトラヒツクが低
い状況では、データ用のサブフレームに空きが存
在しても音声はそれを使用できず、効率が低下さ
る。この欠点を解消するため、上記フレーム10
0の境界をトラヒツク状態に応じて適応時に移動
する方式が、アイトリプルイー・トランズアクシ
ヨンズ・オン・コミユニケーシヨンズ・ボリユー
ム COM−22、ナンバー6、ジユーン、1981
(IEEE Tran−sactions onCommunications
June 1981 VOL.COM−29 No.6)に掲載され
たビー・マグラリス(B.Maglaris)とエム・シ
ユバルツ(M.Schwartz)による“パーフオーマ
ンス・エバリユエーシヨン・オブ・ア・バリアブ
ル・フレーム・マルチプレクサ・フオー・インテ
グレイテイツド・スイツチド・ネツトワークス”
(“Performance Evaluation of a Variable
Frame Multiplexer for Intergated Switched
Networks”)と題する論文に示されている。し
かし、この文献記載の方式は、トラヒツク状態の
監視を行なう中央制御端末を必要とするため、制
御が非常に複雑化するという欠点を有している。
更に、ループ状伝送路を介して音声・データ信
号の送受信を効率的に行なう方法として、アイト
リプルイー・トランズアクシヨンズ・オン・コミ
ユニケーシヨンズ・ボリユーム COM−22、ナ
ンバー6、ジユーン、1974(IEEE Transactions
onCommunications VOL.COM−22 No.6
June 1974)掲載のイー・アール・ハフナー(E.
R。Hafner)等による“ア デイジタル ルー
プ コミユニケーシユン システム”(“A
Digital Loop Communi−cation System”)と
題する論文に示されたレジスタ挿入法が知られて
いる。このレジスタ挿入法が使用される各端末は
第2図に示すごとく、送受信のレジスタ202,
203とスイツチ204とから基本的に構成され
ている。図において、レジスタの長さはパケツト
長と等しいものとする。制御方法について第3図
を参照しながら説明する。第3図において、aか
らfは状態を示しa〜fにおいて、それぞれの状
態時のスイツチ上のデータの流れを左にスイツチ
の状態を右に示している。また図において、左に
書かれているスイツチ上のデータの流れに記され
ている1つの矩形はパケツトを表わし矩形の中の
英字はパケツト名である。右に書かれているスイ
ツチの状態の図の301は受信レジスタであり、
302は送信レジスタであり、レジスタ内の英字
は格納されているパケツト名である。通常、スイ
ツチは1に倒れている。つまりバイパス状態にあ
るわけである。今、パケツトAがスイツチを通過
中で、その後間髪を入れずパケツトBが続いてい
るものとする。この時、端末でパケツトDの送信
要求が発生し、それを送信レジスタ302にセツ
トしたとする。この状態が第3図のaに対応す
る。パケツトAの最後のビツトが通過した時に、
スイツチを端子3に切り替える(第3図b)。こ
の状態でループ上に送信パケツトDが送りこまれ
ていく(第3図c)。送信が終了した時点でスイ
ツチを3から2に切り換えると、パケツトBは失
われることなく受信レジスタに格納されている
(第3図d)。それ以降、ループに受信レジスタが
挿入された状態が続く(第3図e)。ただ、いつ
までも状態eが継続すると、新たにパケツトを送
信できなくなるが、自由にスイツチを端子1に切
り換えると、受信レジスタ301を通過中のパケ
ツトが消失してしまうことになる。この切り替え
方法として受信レジスタ301に空きパケツトし
か存在しない場合あるいは最も簡単且つ確実な方
法として送信パケツトDがループを一巡して受信
レジスタに格納された時点でスイツチを端子1に
切り替えることが考えられる。この後者の方法で
スイツチを切り替えた状態がfである。以上のよ
うな制御によりパケツトの送信・端末通過が行な
われる。このレジスタ挿入方法はループの混み具
合にかかわらず、ほとんど待ち時間なしにパケツ
ト送信ができるとともに交換制御が完全に分散化
できる特徴を有する。また、端末での待ち時間を
含んだデータ転送時間は短かくスループツト特性
も良好である。しかし、このレジスタ挿入方法の
転送時間はループの混み具合に依存し、バラつき
が大きく音声通信には不向きであるという欠点を
有している。
本発明の目的は上述した従来方式の欠点を除去
し効率的且つ容易な制御にて実時間信号とデータ
とを伝送できるループ伝送方式を提供することに
ある。
本発明によると、実時間信号パケツトには高い
優先度を、データパケツトには低い優先度を与え
高い優先度を有するパケツトは端末を通過する際
に遅延がないように優先度による端末内の通信路
制御を行なう。更に、実時間信号に対しては、そ
の実時間伝送および双方向通信を実現するために
発信側端末では実時間信号送信要求時に実時間信
号パケツトより優先度は低いがデータパケツトよ
りは高い優先度を有する送信要求コマンドパケツ
トを送出し、着信側端末からの返答コマンドパケ
ツトがある定められた遅延時間以内で戻つてくれ
ば、返答コマンドパケツトと同一位置に実時間信
号パケツトを挿入して送出し、以後通信終了まで
定められた時間間隔にて実時間信号パケツトを送
出し、着信側端末では発信側から送られてきた実
時間信号パケツトと同一位置に着信側端末から発
生する実時間信号パケツトを挿入することにより
実時間信号伝送の実時間性と双方向通信を確立し
ている。
次に本発明の原理を第4図を参照して説明す
る。第4図において、送受信端末は、入力用バツ
フアメモリ402と、出力用バツフアメモリ40
3とパケツトアドレスの解読を行なう回路、優先
度判定回路、受信回路を有するブロツク404
と、端末内の通信路を選択するスイツチ405と
から構成されている。スイツチ405の各端子に
は図に示すように1,2,3の番号が割りあてら
れている。信号線452の信号はスイツチ405
を制御する制御信号を示し信号線450の信号は
端末からの送信信号を示す。また信号線451の
信号は端末の受信信号を示す。この端末は音声端
末、データ端末とも同一である。まず、データ端
末の優先度制御方法について述べる。出力用バツ
フアメモリ403にデータパケツトが入力され送
信要求が生じたときの制御方法は次のようにな
る。
(1) 送信要求のあつたデータパケツトより優先度
の高いパケツトが伝送路400から入力される
か、または入力用バツフアメモリ402から出
力されようとしている場合: 送信要求のあつたデータパケツトは出力用バ
ツフアメモリ403に蓄積されたままで伝送路
には出力されない。スイツチ405は伝送路4
00から入力されるパケツトと入力用バツフア
メモリ402から出力されようとしているパケ
ツトのうちで優先度の高い方のパケツトを通す
ように動作する。上記の2つのパケツトの優先
度が等しい場合には、入力用バツフアメモリ4
02から出力されるパケツトの方が優先され
る。
(2) 送信要求のあつたデータパケツト以下の優先
度を有するパケツトが入力伝送路400から入
力されるか、または入力用バツフアメモリから
出力されようとしている場合: 送信要求のあつたデータパケツトは出力用バ
ツフアメモリ403から出力伝送路401に送
出され、入力伝送路400からの入力パケツト
は入力用バツフアメモリ402に蓄積され退避
する。
次に送信データパケツトの送信が終了した後の
制御は次のようになる。
(1) 入力伝送路400から入力されるパケツトが
入力用バツフアメモリ402に格納されている
パケツト(出力待ちパケツト)よりも優先度が
高い場合: 入力用バツフアメモリ402に蓄積されてい
る出力待ちのパケツトは蓄積されたままで、伝
送路から入力されたパケツトが出力伝送路40
1に送出されるようにスイツチ405が制御さ
れる。
(2) 次に伝送路から入力されるパケツトの優先度
が入力用バツフアメモリ402の出力待ちパケ
ツトの優先度より低い場合: 入力用バツフアメモリ402に蓄積されてい
る出力待ちパケツトは伝送路401に送出さ
れ、伝送路400から入力される入力パケツト
が入力用バツフアメモリ402に蓄積される。
上記の制御は更に後続の伝送路から入力パケツ
トに対しても同様に行なわれ、極端な場合、音声
パケツト(優先度が高い)が連続して続くと入力
用バツフアメモリ402に蓄積されているデータ
パケツトは入力用バツフアメモリ402に蓄積さ
れたままであるが音声パケツトは最高の優先度を
有しているので端末内の入力用バツフアメモリで
退避することはない。
第5図および第6図の2つの例を参照して第4
図の回路の制御手段を説明する。
第5図において、矩形のボツクスは1つのパケ
ツトを示し、矩形ボツクスの中の英数字はパケツ
ト名を示す。英文字Vは音声パケツトを示し、D
はデータパケツトを示す。ここで、音声パケツト
はデータパケツトより優先度が高く、データパケ
ツトは全て同じ優先度を持つものとする。今、第
5図aの矢印の時点で、D3パケツトの送信要求
が起こつたとすると、D1パケツトとD3パケツト
は同じ優先度を有しているので、D1パケツトは
入力用バツフアメモリ402(第4図)に蓄積・
退避され、かわりにD3パケツトが伝送路401
に出力されるようスイツチ405が選択される。
第5図aから1パケツト時間だけ経過した時点の
出力伝送路状態を示す。第5図bにおいて、入力
用バツフアメモリ402に蓄積されているパケツ
トD1は、次に伝送路400から入力されるパケ
ツトは音声パケツトV2であり、音声パケツトV2
の方が優先度が高いので入力用バツフアメモリ4
02に蓄積されたままで、音声パケツトV2が出
力伝送路401に送出されるようにスイツチ40
5が制御される。次に、1パケツト時間経過した
第5図cにおいて、入力用バツフアメモリ402
に蓄積されているパケツトD1は次に伝送路40
0から入力されるパケツトが再び音声パケツト
V1であるため、入力用バツフアメモリ407に
蓄積されたままで、音声パケツトV1が出力伝送
路401に送出されるようにスイツチ405が制
御される。第5図cから1パケツト時間だけ経過
した第5図dにおいては伝送路400から入力さ
れるパケツトは空きパケツトであるため入力用バ
ツフアメモリ402に蓄積されているパケツト
D1が出力伝送路401に送出されるようにスイ
ツチ405が制御される。第5図eにおいては、
パケツトD1が伝送路401に出力され伝送路4
00から入力されるパケツトが空きパケツトであ
り、送出要求パケツトも入力用バツフアメモリ4
02に出力待ちで蓄積されているパケツトもない
ので、入力伝送路と出力伝送路を直結するようス
イツチ405が制御される。
第6図の例で第4図の回路の制御手順を説明す
る。今、第6図aの矢印の時点でパケツトD3
送信要求が起つたとするとD1パケツトとD3パケ
ツトは同じ優先度を有しているので、D1パケツ
トは入力用バツフアメモリ402に蓄積退避さ
れ、かわりにD3パケツトが伝送路に出力される
ようスイツチ405が制御される。第6図bにお
いては、伝送路400から入力されるパケツトが
空きパケツトであるので、入力用バツフアメモリ
402に蓄積されているパケツトD1が出力伝送
路401に送出されるようスイツチ405が制御
される。第6図cにおいては、伝送路400から
入力されるパケツトが音声パケツトV1であるの
で入力伝送路400と出力伝送路401とを直結
するようにスイツチが制御され、データパケツト
D1と音声パケツトV1とは図に示すように連続し
たパケツトとなる。第5図、第6図の例から明ら
かなように、データパケツトは音声パケツトに先
を越される場合があり、遅延は増加するが、音声
パケツトは端末において遅延はない。つまり、1
度伝送路に送出された音声パケツトは、以後バツ
フアメモリによる遅延なく相手方端末に到着する
わけである。しかし、音声の実時間性を保証する
ためには通話が行なわれている間、ある定められ
た時間間隔で確実に音声パケツトが端末から送出
できなければならない。この条件が満足されない
と音声パケツトの送出の際に他の音声端末からの
音声パケツトが端末を通過する場合が起こり、送
出音声パケツトは端末内で待ちの状態となり、結
局遅延が生じてしまうからである。
更に、電話等の音声通信を考えると、双方向通
信が確立される場合がある。後者の双方向通信は
発信側音声端末が1パケツト分のタイムスロツト
の確保を行ない、着信側音声端末にて発信側音声
端末からの音声パケツトを抽出すると共に同じパ
ケツト位置に着信側音声端末で発生される音声パ
ケツトを挿入し、ループの反対側を介して送り返
すことにより行なわれる。
第7図に音声端末AとBとの間で音声の双方向
通信を行なう場合のタイミングチヤートを示す。
ここで音声端末Aを発信側、音声端末Bを着信側
とする。図において、矢印は制御端末で発生され
る各パケツトの開始位置を示す信号である。端末
Aで挿入された音声パケツトVAは伝送路の伝搬
遅延を受けて音声端末Bに到着する。音声端末B
では音声パケツトVAを抽出し、同じパケツト位
置に音声パケツトVBを挿入してループの反対側
を介して音声端末Aに送る。音声端末Aでは音声
パケツトVBが抽出される。このようにして双方
向通信が行なわれる。
次に、発信側端末がある定められた時間間隔で
音声パケツトを送出できる方法を第8図を参照し
て説明する。今、音声端末Aと音声端末Bとが通
話中で音声端末Aが発信側とする。また、音声端
末Aから音声端Bへの音声パケツトをVA、音声
端末Bから音声端末Aへの音声パケツトをVB
する。この状態で音声端末Cにおいて音声端末D
への音声送信要求が生じ音声端末Cが音声端末D
に音声送信要求パケツト(ENQパケツト)を送
出したとする。この場合、音声端末Aにて音声パ
ケツトVAとENQパケツトはぶつかることになる
が、ENQパケツトの優先度を音声パケツトのそ
れよりは1レベル低いが通常のデータパケツトよ
りは高い優先度を持つように設定すると、音声端
末AがパケツトVAを送出中はENQパケツトは端
末A内の入力用バツフアメモリに蓄積・退避さ
れ、1パケツト分の遅延を受けた後音声端末Aを
通過する。このあと、音声パケツトVAは音声端
末Bにおいて抽出され、音声端末Bからの音声パ
ケツトVBが同一パケツト位置にのせられループ
伝送路に送出される。また、ENQパケツトも音
声端末Dにて抽出され同一パケツト位置にENQ
パケツトと同一優先度を持ち送信可能であること
を示すACKパケツトがのせられ、ループ伝送路
上に送出される。このACKパケツトは音声端末
Cで抽出されACKパケツトと同一パケツト位置
に音声端末Cからの音声パケツトVCが挿入され
ループ伝送路に送出される。以上のようにして、
送信要求が生じた音声端末のパケツト位置が決ま
り、以後あらかじめ定められた時間間隔にて音声
パケツトを送出し、このパケツト位置は決して音
声端末AおよびB間の音声パケツト位置と衝突す
ることはない。これは通話中における固定的なチ
ヤネル確保が行なわれたことを意味する。第8図
は通話中の音声端末が2つしかない場合の例を示
しているが、通話中の端末数が多数の場合も同様
のことが言え、ENQ、ACKパケツトを用いて送
出音声パケツト位置が決定される。ただし、
ACKパケツトが戻つてくるまでの遅延が増加す
るが(第8図の例においては伝送路伝搬遅延+1
パケツト分の遅延)この遅延は通話中の音声パケ
ツト数と対応するものであり、この遅延量で音声
のアクテイビイテイがわかりある定められた時間
以内ならばチヤネルが確保されてとして通話を開
始する。以上のようにENQ、ACKパケツトを1
度だけ通話開始時にやりとりするだけで等価的に
音声チヤネルの確保が行なわれ、音声パケツトを
一定時間間隔で送出可能となる。
第15図はシステム基本構成を示す図である。
図において、信号は伝送路1500の矢印で示す
方向に流れる。制御端末1501は各送受信端末
1502〜1502N間でパケツト伝送するとき
のパケツトの先頭位置を示す信号を周期的に送出
すると共にループ一巡伝送路遅延がパケツト長の
整数倍となるようにループ同期の確立を行なう。
各送受信端末には各種機器が接続される。
第10図は第15図のシステムにおいて使用さ
れるパケツト構成を示す。図において、Mはマー
カービツトを示し“1”でパケツト使用、“0”
で空きパケツトを示す。Pは優先度情報を示し、
システムに収容する端末の優先度の種類に対応す
るビツト数を割りあてる。AD1は送信アドレス
情報でAD2は受信アドレス情報である。ENQは
発信側にて送信要求が生じた時受信側端末に知ら
せる場合“1”をたてる1ビツト信号である。
ACK,NCKは発信側から届いたENQ信号に対
し、受信側端末で受信を承認するならばACKの
位置に“1”をたて、受信を拒絶するならば
NCKの位置に“1”をたてるそれぞれ1ビツト
の信号である。図においてCONで示した情報が
ヘツダ情報であり、DATで示した情報がデータ
である。
第9図は第15図のシステムに使用されるデー
タ端末の送受信部のブロツク図である。第9図に
おいて、入力伝送路901からの入力パケツトは
シフトレジスタ903に与えられる。シフトレジ
スタ903は直列入力端子と、直列・並列の2種
類の出力端子を有する、1パケツトのヘツダ長と
同じ長さを有する。シフトレジスタ903のヘツ
ダ情報は並列出力端子から並列情報として信号線
951に出力される。ヘツダ情報のうちの受信ア
ドレスはアドレス照合回路905に与えられ、マ
ーカービツトおよび優先度情報は優先度選択回路
904に入力される。入力パケツトはシフトレジ
スタ903を通過するときヘツダ長に対応する遅
延をうけることになる。アドレス照合回路905
は排他的論理和ゲートにて容易に構成され、入力
パケツトの受信アドレスと端末のアドレスの比較
を行ない一致不一致信号を信号線955に出力す
る。受信アドレスと端末のアドレスが一致すると
入力パケツトは端末にて受信されるパケツトであ
るため入力パケツトのマーカービツトを消し、空
きパケツトとせねばならない。このためアドレス
照合回路905はマーカー消去信号を信号線95
2に出力する。信号線952のマーカ消去信号に
より、シフトレジスタに蓄えられているヘツダ情
報の中のマーカービツトが消去される。優先度選
択回路904は、信号線951を介して与えられ
る入力パケツトのマーカービツトと優先度情報、
入力用バツフアメモリ906に蓄積・退避された
出力待ちパケツトのマーカービツトと優先度情報
および出力用バツフアメモリ908から与えられ
る送出パケツトのマーカービツトと優先度情報に
基づいて最優先のパケツトを選択する信号および
入出力用バツフアメモリの制御信号等を表わす状
態信号を信号線956に出力する。変換回路60
7はパケツト化された信号を端末に接続されてい
る各種機器に適合した情報信号に変換する。すな
わち変換回路907は信号線950から入力パケ
ツトが入力され、信号線955のアドレス照合回
路の出力信号が一致信号であればデータ端末に接
続されている各種機器に信号線957を介して情
報信号を送出する。データ端末に接続されている
各種機器からの情報信号は信号線958を介して
パケツト化回路909に入力され、ここでヘツダ
情報を付与されると共に所定の大きさのパケツト
に変換されたのち信号線959に出力される。信
号線、959の信号は出力用バツフアメモリ90
8に蓄積され信号線960を介して伝送路への送
出を待つ。信号線960を介して伝送路送出が行
なえるか否かは、信号線956の状態信号にて制
御される。出力用バツフアメモリ908に蓄積さ
れ、次に伝送路に送出されるのを待つている送出
パケツトのヘツダ情報のうち、マーカービツト、
優先度情報は信号線954に出力される。入力用
バツフアメモリ906は信号線950からの入力
パケツトの中でスイツチ910で出力伝送路に送
出されないパケツトを一時蓄積・退避する。入力
用バツフアメモリ906への蓄積・退避の可否お
よび入力用バツフアメモリ906から出力伝送路
902への送出可否は信号線956の状態信号に
より制御される。入力用バツフアメモリ906に
蓄積された遅延パケツトのヘツダ情報のうちマー
カービツト、優先度情報は信号線953に出力さ
れる。スイツチ910は信号線950からの入力
パケツト、信号線961からの遅延パケツト、信
号線、960からの送出パケツトのうちの最も優
先度の高いパケツトを選択するよう信号線956
からの状態信号によつて制御される。
第11図は第9図の示した優先度選択回路90
4の詳細回路図である。図において、信号線11
50と1151は第9図の出力用バツフアメモリ
908から出力される信号線954で表わされた
マーカービツトと優先度情報を示し、同様に信号
線1152と1153は入力用バツフアメモリ9
06から出力されるマーカービツトと優先度情報
を示し、信号線1154と1155は伝送路から
の入力パケツトのマーカービツトと優先度情報を
示す。アンドゲート回路1101,1102は、
入力されるマーカービツトと優先度情報の各ビツ
トの論理積がとられ、それぞれ信号線1156,
1157に出力される。例えば、マーカービツト
が“1”であればアンドゲート回路の出力信号は
入力優先度情報と同一であり、マーカービツトが
“0”であればアンドゲート回路の出力信号は全
て0である。アンドゲート回路1103はマーカ
ービツト、優先度情報以外に信号線955からの
アドレス一致信号が入力され、アドレス一致信号
とマーカービツトと、優先度情報の各ビツトとの
論理積がとられる。例えば、信号線955のアド
レス一致信号が“1”(即ち入力パケツトの受信
アドレスと端末アドレスが不一致)でマーカービ
ツトが“1”であると信号線1158の信号は入
力優先度情報と同一であり、アドレス一致信号が
“0”(即ち入力パケツトの受信アドレスと端末ア
ドレスが一致)あるいはマーカービツトが“0”
であると信号線1158の信号は全て0となる。
信号線1156,1157,1158の各信号は
最優先度検出回路1104に入力され、最優先度
の入力を示す信号が2ビツトの信号として信号線
1159に1パケツト時間同じ状態を保ち出力さ
れる。信号線1159の信号は第9図のスイツチ
910の制御信号及び入出力用バツフアメモリ9
06,907の出力制御信号となる。信号線11
54の入力パケツトのマーカービツトを示す信号
と信号線1159の信号はゲート回路1105に
入力され、入力パケツトが存在し(信号線115
4のマーカービツトが“1”)信号線1159の
信号が入力パケツトを出力伝送路に送出するよう
にスイツチを選択しない場合、第9図の入力用バ
ツフアメモリ906に入力パケツトの蓄積指令信
号線1160に出力される。信号線1159と1
160の信号が第9図の信号線956の信号に対
応する。
第12図は音声パケツトの送受信を行なう音声
端末の送受信部を示すブロツク図である。第12
図において入力伝送路1201からの入力パケツ
トはシフトレジスタ1203に入る。シフトレジ
スタ1203は直列入力で、直列・並列の2種類
の出力端子を有し、かつ1パケツトのヘツダ長と
同じ長さを有する。シフトレジスタ1203のヘ
ツダ情報は、並列出力端子から並列情報として信
号線1251に出力され、ヘツダ情報のうちの受
信アドレスはアドレス照合回路1206に入力さ
れる。マーカービツト、優先度情報は優先度選択
回路1205に入力される。一方、ENQ,
ACK,NCK信号はヘツダ解読器1204に入力
される。入力パケツトはシフトレジスタ1203
を通過するときヘツダ長に対応する遅延をうけ
る。アドレス照合回路1206は排他的論理和ゲ
ートにて容易に構成され、入力パケツトの受信ア
ドレスと端末のアドレスの比較を行ない、一致不
一致信号を信号線1255に出力する。受信アド
レスと端末のアドレスが一致すると入力パケツト
は端末にて受信されるパケツトであるので、入力
パケツトのマーカービツトを消し空きパケツトと
せねばならないため、アドレス照合回路1206
はマーカー消去信号を信号線1252に出力す
る。信号線、1252の信号によつてシフトレジ
スタ1203に蓄えられているヘツダ情報のうち
のマーカービツトが消去される。優先度選択回路
1205には入力パケツトのマーカービツトと優
先度情報、入力用バツフアメモリ1207に蓄
積・退避された遅延パケツトのマーカービツトと
優先度情報、出力用バツフアメモリ1208から
の端末の送出音声パケツトのマーカービツトと優
先度情報ACK,NCK発生器1212の出力であ
るACK,NCKパケツトのマーカービツトと優先
度情報、信号線1255からの一致・不一致信号
及び信号線1256からの制御信号が入力され
る。優先度選択回路、1205は、最優先のパケ
ツトが出力伝送路に送出されるようにスイツチ1
214を制御する信号入出力用のバツフアメモリ
1207,1208の制御信号、出力用バツフア
メモリ1208からのパケツトかACK・NCKパ
ケツト発生器1212からのパケツトかの選択を
行なうセレクタ1211への制御信号等の制御信
号を生成し、信号線1257に送出する。音声パ
ケツトの送受に際して、音声パケツトの実時間
性、双方向通信の確立のため着信側音声端末で
は、ENQパケツトを受信するとそのパケツト位
置にACKパケツトかNCKパケツトを挿入して発
信側端末に送り返す必要がある。また、発信側音
声端末ではACKパケツトを受信すると通話状態
に入りそのパケツト位置に音声パケツトを挿入
し、以後定められた時間間隔で音声パケツトを送
信し、着信側音声端末では発信側からの音声パケ
ツトを受信し、そのパケツト位置に音声パケツト
を挿入し送り返す。ヘツダ解読器1204には、
シフトレジスタ1203からのヘツダ情報及びア
ドレス照合回路1206からの一致・不一致信号
および信号線1268からの音声端末の状態信号
が与えられる。解読器1204は着信側ENQパ
ケツトを検出すると(ヘツダ情報だけを見ればわ
かる)ACK/NCKパケツト発生器1212に、
着信側音声端末の状態によりACKかNCKかのパ
ケツトのマーカービツトをたてる起動信号及びア
ドレス情報を出力信号線1256を介して送ると
ともに優先度選択回路1205にも制御信号を信
号線1256を介して与える。また着信側音声端
末は、通話中に音声パケツトを受信すると受信音
声パケツトと同じパケツト位置に音声パケツトを
挿入し送り返すために、音声パケツト受信情報を
信号線1256を介して出力用バツフアメモリ1
208に送る。この受信情報は待機中の音声パケ
ツトのマーカービツト作成用信号となる。発信側
音声音声端末では、ヘツダ解読器1204が
ACKパケツトを受信すると、出力用バツフアメ
モリ1208にACKパケツト受信情報を信号線
1256を介して送り、待機中の音声パケツトの
マーカービツトをたて、優先度選択回路1205
により音声パケツトを送出するよう制御する。変
換回路1209はパケツト化された音声信号を端
末に接続されている音声機器に適合した音声信号
に変換する回路を示し、信号線1250から入力
パケツトが入力され、信号線1255からのアド
レス照合回路の出力信号が一致信号であれば音声
機器に信号線1259を介して音声信号を送出す
る。音声機器からの音声信号は信号線1260を
介してパケツト化回路1210に入力され、ヘツ
ダ情報を付与されると共に定められた大きさのパ
ケツトにして信号線1261に入力される。信号
線1261の信号は出力用バツフアメモリ120
8に蓄積され、伝送路への送出を待つ。出力用バ
ツフアメモリ1208に蓄積されている送出パケ
ツトのヘツダ情報のうち、マーカービツト、優先
度情報は信号線1254に出力される。出力用バ
ツフアメモリ1208の出力線1262はセレク
タ1211に接続されている。セレクタ1211
は出力用バツフアメモリからのパケツトか
ACK/NCK発生器1212からのパケツトかを
信号線1256の制御信号によつて選択する。
ACK/NCK発生器1212からのパケツトのヘ
ツダ情報のうち、マーカービツト及び優先度情報
は信号線1258を介して優先度選択回路120
5に与えられる。入力用バツフアメモリ1207
は、信号線1250からの入力パケツトのうちの
スイツチ1214で出力伝送路に送出されないパ
ケツトを一時蓄積・退避する。入力用バツフアメ
モリ1207に蓄積・退避を行なうか否か、また
入力用バツフアメモリ1207から信号線126
5を介して伝送路1202に送出できるか否かは
信号線1257の制御信号にて制御される。入力
用バツフアメモリ1207に蓄積された遅延パケ
ツトのヘツダ情報のうち、マーカービツト、優先
度情報は信号線1253に出力される。スイツチ
1214は端末内の通信路の選択を行なう。この
スイツチ1214は、信号線1250からの入力
パケツト、信号線1265からの遅延パケツト、
信号線1264からの送出パケツトのうちで最も
優先度の高いパケツトを選択するよう信号線12
57からの制御信号によつて制御される。タイマ
ー1213は、発信音声端末の場合、信号線12
66からENQパケツト送出時点を示す信号が入
力してから信号線1256からACKパケツトが
返つてきた時刻を示す信号が入力されるまでの時
間を測定し、ある定められた時間を越えると、タ
イムアウト信号を信号線1267を介して音声機
器側に送る。
第13図は第12図の優先度選択回路1205
の詳細回路図である。図において、信号線135
1と1352は第12図のACK/NCK発生器1
212から出力されるマーカービツトと優先度情
報を示し、信号線1353と1354は第12図
の出力用バツフアメモリ1208から出力される
マーカービツトと優先度情報を示す。また信号線
1355と1356は第12図の入力用バツフア
メモリ1207から出力されるマーカービツトと
優先度情報を示し、信号線1357と1358は
第12図の信号線1251から入力される入力パ
ケツトのマーカービツトと優先度情報を示す。ア
ンドゲート回路1301,1302,1303
は、入力されるマーカービツトと優先度情報の各
ビツトの論理積をとり、それぞれ信号線135
9,1360,1361に出力する。例えば、マ
ーカービツトが“1”であれば、アンドゲート回
路の出力信号は入力優先度情報と同一であり、マ
ーカービツトが“0”であればアンドゲート回路
の出力信号は全て0である。アンドゲート回路1
304にはマーカービツト、優先度情報以外に信
号線1255からアドレス一致信号が入力され、
アドレス一致信号とマーカービツトと優先度情報
の各ビツトとの論理積がとられる。例えば、信号
線1255のアドレス一致信号が“1”(即ち入
力パケツトの受信アドレスと端末アドレスが不一
致)でマーカービツトが“1”の場合には、信号
線1362の信号は入力優先度情報と同一であ
る。一方、アドレス一致信号が“0”(即ち入力
パケツトの受信アドレスと端末アドレスが一致)
あるいはマーカービツトが“0”である場合に
は、信号線1362の信号は全て0となる。信号
線1359,1360,1361,1362の各
信号は最優先度検出回路1306に入力され、最
優先度の入力を示す符号が2ビツトの信号として
信号線1363に1パケツト時間同じ状態を保ち
出力される。信号線1363の信号は第12図の
スイツチ1214の制御信号及び入出力用バツフ
アメモリ1207,1208の出力制御信号とな
る。信号線1357の入力パケツトのマーカービ
ツトを示す信号と信号線1363の信号ゲート回
路1307に入力され、入力パケツトが存在し
(つまり信号線1357のマーカービツトが
“1”)信号線1363の信号が入力パケツトを出
力伝送路に送出するようにスイツチを選択しない
場合、第12図の入力用バツフアメモリ1207
に入力パケツトを蓄積・退避する信号を信号線1
365に出力する。また、信号線1256からの
ENQパケツト受信信号と信号線1363の信号
はゲート回路1305に入力され、ENQパケツ
トが受信されACK/NCK発生器1212からの
パケツトが最優先パケツトである場合に、セレク
タ1211を信号線1263の信号が信号線12
64に出力されるように制御する信号を信号線1
364に出力する。信号線1363,1364,
1365の信号が第12図の信号線1257の信
号に対応する。
第14図は第12図のヘツダ解読器1204の
詳細を示す回路図である。図において、信号線1
251からのヘツダ情報のうち、マーカービツト
は信号線を介してアンドゲート1401〜140
4に入力される。アンドゲート1401には
ENQ信号が信号線1450を介して入力され、
両者の論理積がとられて、信号線1454に出力
される。このアンドゲート1401の出力は、第
12図ACK/NCK発生器1212からのパケツ
トのマーカービツトをたてるための信号および第
12図の優先度選択回路1205に供給される信
号となると共に、アンドゲート1405に入力さ
れる。信号線1268を介して与えられる音声端
末の状態信号のうち端末ビジー信号は信号線14
58を介してアンドゲート1405に入力され、
アンドゲート1401の出力と論理積がとられ信
号線1460に出力される。アンドゲート140
5の出力は、着信側端末におけるENQパケツト
に対するACK/NCKパケツトの選択信号として
第12図ACK/NCK発生器1212に供給され
る。例えば、着信側端末がビジー状態でないなら
ば発信側端末からのENQパケツトに対し、ACK
パケツトを送り返すようにACK/NCK発生器1
212の制御が行なわれる。アンドゲート140
2は、音声パケツトの到着を検出するために設け
られており、このアンドゲート1402には、信
号線1450からのENQ信号の極性反転信号、
信号線1452からのACK信号の極性反転信号、
信号線1453からのNCK信号の極性反転信号
及び信号線1451からのマーカービツトが入力
され、それらの論理積がとられ信号線1455に
出力される。アンドゲート1402の出力の信号
と信号線1459を介して与えられる音声端末状
態信号の中の着信音声端末であることを示す信号
とはアンドゲート、1406に入力され、これら
の信号の論理積がとられ信号線1461に出力さ
れる。アンドゲート1406の信号は、着信側端
末における音声パケツト到着信号として、第12
図の出力用バツフアメモリに1208に与えら
れ、このメモリで待機している音声パケツトのマ
ーカービツトをたてる信号となる。信号線145
2からのACK信号と信号線1451からのマー
カービツトはアンドゲート1403で論理積がと
られ、信号線1456に出力される。アンドゲー
ト1403の出力信号は、発信側端末における
ACK信号受信情報として、第12図の出力用バ
ツフアメモリ1208に送られ、待機中の音声パ
ケツトのマーカービツトをたてる信号となる。信
号線1453からのNCK信号と信号線1451
からのマーカービツトはアンドゲート1404で
論理積がとられ、信号線1457に出力される。
アンドゲート1404の出力信号は、着信側がビ
ジー状態であることを示す信号であり、音声機器
側に通知される。図において、信号線1454,
1460,1461,1456,1457の信号
が第12図の信号線1256の信号に対応する。
以上のように、本発明では、音声パケツトには
高い優先度を与えデータパケツトには低い優先度
を与えることにより高い優先度を有する音声パケ
ツトを遅延なく送れる。また、本発明によると制
御が分散化され音声の実時間性、双方向通信の確
立も容易に行なえる。
なお、以上の説明では、音声パケツト、データ
パケツト及び音声通信の交信手順用パケツトの3
種類の優先度を持つパケツトを使用したが、情報
源の性質から更に優先度の細分化を行なうことも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1つのフレームを時分割型サブフレー
ムとパケツト多重用サブフレームに分けたフレー
ム構成図、第2図はレジスタ挿入方式の端末基本
ブロツク図、第3図はレジスタ挿入方式の制御方
法を示すタイミングチヤート、第4図は本発明の
送受信端末の基本ブロツク図、第5図および第6
図は本発明の伝送方式を説明するためのタイミン
グチヤート、第7図は本発明による音声の全二重
通信を行なう場合のタイミングチヤート、第8図
は音声パケツトが送信中の場合にも音声パケツト
が遅延なく送出できることを説明するタイミング
チヤート、第9図は本発明の一実施例であるデー
タ端末の送受信部を示すブロツク図、第10図は
本発明に使用されるパケツトの構成例を示す図、
第11図は第9図にて使用される優先度選択回路
の一実施例を示す図、第12図は本発明の一実施
例である音声端末の送受信部を示すブロツク図、
第13図は第12図にて使用される優先度選択回
路の一実施例を示す図、第14図は第12図にて
使用されるヘツダ解読器の一実施例を示す図およ
び第15図は本発明の適用されるシステム構成を
示すブロツク図である。 図において、200……入力伝送路、201…
…出力伝送路、202……受信レジスタ、203
……送信レジスタ、204……スイツチ、400
……入力伝送路、401……スイツチ、402…
…入力用バツフアメモリ、403……出力用バツ
フアメモリ、404……優先度判定回路、90
1,1201……入力伝送路、902,1202
……出力伝送路、903,1203……シフトレ
ジスタ、905,1206……アドレス照合回
路、904,1205……優先度選択回路、90
6,1207……入力用バツフアメモリ、90
7,1209……変換回路、908,1208…
…出力用バツフアメモリ、909,1210……
パケツト化回路、910,1214……スイツ
チ、1204……ヘツダ解読器、1211……セ
レクタ、1212……ACK/NCK発生器、12
13……タイマ、1101,1102,110
3,1301,1302,1303,1304,
……アンドゲート回路、1104,1306……
最大値検出回路、1105,1305,1307
……ゲート回路、1401,1402,140
3,1404,1405,1406……アンドゲ
ート、1500……伝送路、1501……制御端
末、1502(1)〜1502(N)……送受信
端末。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の送受信端末と1つの制御端末とを有し
    これら端末をループ状に接続して各送受信端末相
    互間でパケツト通信を行なうループ伝送方式にお
    いて、前記制御端末はパケツトの先端位置を示す
    信号を周期的に送出すると共にループを一巡する
    ときの伝送路遅延が前記パケツトの長さの整数倍
    となるように前記ループ同期の確立を行ない、前
    記送受信端末は送信情報信号の種類に応じて前記
    情報信号に優先度を与え、前記各送受信端末に入
    力伝送路からの入力パケツトを蓄積・退避させる
    第1の蓄積手段と前記送受信端末に接続される情
    報発生機器からの送出パケツトを蓄積するための
    第2の蓄積手段とを設け、前記入力パケツトと前
    記第1の蓄積手段に格納されているパケツトと前
    記送出パケツトの三者の優先度比較を行ない最も
    高い優先度を有するパケツトを送出することを特
    徴とするループ伝送方式。 2 複数の送受信端末と1つの制御端末とを有し
    これら端末をループ状に接続して各送受信端末相
    互間でパケツト通信を行なうループ伝送方式にお
    いて、前記制御端末はパケツトの先端位置を示す
    信号を周期的に送出すると共にループを一巡する
    ときの伝送路遅延が前記パケツトの長さの整数倍
    となるように前記ループ同期の確立を行ない、前
    記各送受信端末には入力伝送路からの入力パケツ
    トを蓄積・退避させる第1の蓄積手段と前記送受
    信端末に接続される情報発生機器からの送出パケ
    ツトを蓄積するための第2の蓄積手段とを設け、
    前記送受信端末は送信情報信号のうち実時間信号
    には第1の優先度を与え前記実時間信号交信開始
    時に用いるコマンドパケツトには第2の優先度を
    与えデータには第3以下の優先度を与え、前記送
    受信端末のうちの発信側端末においては前記実時
    間信号送信要求発生時に送信要求コマンドパケツ
    トを送出し、着信側端末においては前記送信要求
    コマンドパケツトを受信し返答コマンドパケツト
    を前記送信要求コマンドパケツトと同一パケツト
    位置に挿入して送り返し、前記送受信端末のうち
    の前記発信および着信端末以外の中間端末におい
    ては、前記ループを巡回してくる前記第2の優先
    度を有する送信要求コマンドパケツトまたは前記
    返答コマンドパケツトと前記中間端末の第2の蓄
    積手段からの中間送出パケツトとの優先度の比較
    を行い、前記中間送出パケツトが前記第1の優先
    度を有する場合には前記送信要求または返答コマ
    ンドパケツトを前記中間端末の第1の蓄積手段に
    蓄積・退避し、前記中間送出パケツトが前記第3
    の優先度を有する場合には、前記送信要求または
    返答コマンドパケツトを前記第1の蓄積手段に退
    避することなく送出することにより前記発信側端
    末は前記返答コマンドパケツトを前記送信要求コ
    マンドパケツト送出時点から定められた時間以内
    に受けとれば前記返答コマンドパケツトと同一パ
    ケツト位置に実時間信号パケツトを挿入し、前記
    着信側端末では前記発信側端末から送信されてき
    た前記実時間信号パケツトと同一位置に前記実時
    間信号パケツトを挿入して送り返すことにより前
    記実時間信号の双方向通信を確立することを特徴
    とするループ伝送方式。 3 複数の送受信端末と1つの制御端末とを有し
    これら端末をループ状に接続して各送受信端末相
    互間でパケツト通信を行なうループ伝送方式用デ
    ータ送受信装置において、入力伝送路からの入力
    パケツトのヘツダ情報を抽出する手段と、ヘツダ
    情報の中の前記入力パケツトの受信アドレスと前
    記端末に割当てられたアドレスとの照合を行なう
    アドレス照合手段と、前記入力パケツトを前記端
    末に接続されている各種機器に適合した情報信号
    に変換する変換手段と、前記入力パケツトの蓄
    積・退避を行う入力用蓄積手段と、前記端末に接
    続されている各種機器からの情報信号をパケツト
    化するパケツト化手段と、該パケツト化手段の出
    力が接続される出力用蓄積手段と、前記入力パケ
    ツトと前記入力用蓄積手段に蓄積・退避されてい
    る遅延パケツトと前記出力用蓄積手段からの送出
    パケツトの優先度を比較する優先度選択手段と、
    前記入力パケツト、前記遅延パケツトおよび前記
    送出パケツトのいずれか1つを出力伝送路に送出
    するスイツチを有し、前記入力パケツトの蓄積・
    退避の制御、蓄積・退避している遅延パケツトの
    出力制御、前記送出パケツトの出力制御および前
    記スイツチの選択を前記優先度選択手段からの信
    号により行うことを特徴とするループ伝送方式用
    送受信装置。 4 複数の送受信端末と1つの制御端末とを有し
    これら端末をループ状に接続して各送受信端末相
    互間でパケツト通信を行なうループ伝送方式用実
    時間信号送受信装置において、入力伝送路からの
    入力パケツトのヘツダ情報を抽出する手段と、こ
    のヘツダ情報の中の前記入力パケツトの受信アド
    レスと前記端末に割当てられたアドレスとの照合
    を行なうアドレス照合手段と、前記入力パケツト
    を前記端末に接続されている実時間信号発生機器
    に適合した情報信号に変換する変換手段と、前記
    入力パケツトの蓄積・退避を行なう入力用蓄積手
    段と、前記端末に接続されている前記実時間信号
    発生機器からの前記実時間情報信号をパケツト化
    するパケツト化手段と、該パケツト化手段の出力
    を蓄積する出力用蓄積手段と、送信要求および返
    答コマンドパケツトを発生するコマンドパケツト
    発生手段と、前記入力パケツトと前記入力用蓄積
    手段に蓄積・退避されている遅延パケツトと前記
    出力用蓄積手段からの送出パケツトと前記送信要
    求および返答コマンドパケツトとの四者の優先度
    を比較する優先度選択回路と、前記ヘツダ情報か
    ら前記コマンドパケツトの種類を判定する手段と
    前記送信要求コマンドパケツト送出時から前記返
    答コマンドパケツト受信時までの時間を算出して
    タイムアウト信号を前記実時間信号機器に送るタ
    イマーと、前記入力パケツトと前記遅延パケツト
    と前記送出パケツトと前記コマンドパケツトのい
    ずれか1つを出力伝送路に送出するスイツチとを
    具備し、前記入力パケツトの蓄積・退避の制御及
    び蓄積・退避している遅延パケツトの出力制御、
    前記送出パケツトの出力制御、前記コマンドパケ
    ツトの出力制御、および前記スイツチの選択を前
    記優先度選択手段及び前記コマンドパケツト判定
    手段の出力信号により行うことを特徴とするルー
    プ伝送方式用実時間信号送受信装置。
JP18811881A 1981-11-24 1981-11-24 ル−プ伝送方式およびその送受信装置 Granted JPS5890850A (ja)

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FR2629972A1 (fr) * 1988-04-08 1989-10-13 Thomson Csf Dispositif et procede de gestion de priorite
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