JPH0141335Y2 - - Google Patents

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JPH0141335Y2
JPH0141335Y2 JP1984095162U JP9516284U JPH0141335Y2 JP H0141335 Y2 JPH0141335 Y2 JP H0141335Y2 JP 1984095162 U JP1984095162 U JP 1984095162U JP 9516284 U JP9516284 U JP 9516284U JP H0141335 Y2 JPH0141335 Y2 JP H0141335Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ふとんや枕やその他のクツシヨン品
において使用されるものであり、布製のカバーの
中などに入れて使用する複合クツシヨン材に関す
るものである。
[従来の技術] 従来より、ふとん等のクツシヨン品において
は、例えば、実公昭50−2172号公報や実公昭50−
17706号公報に記載されているように、表面に多
数の空気室突起を有するプラスチツク製シートを
巻いた芯体を多数本横に並べて、これらをひもで
結んだ1枚のクツシヨン材が用いられてる。
また、特開昭51−100855号公報や実公昭55−
5116号公報に記載されているように、発泡プラス
チツク材板状体の表面に、可撓性発泡プラスチツ
ク材の半円筒形状単体を多数横に並べて接着固し
たものも知られている。
また、実公昭55−29526号公報に記載されてい
るように、カマボコ型形状を多数連続させたシー
ト状多泡質ポリエチレン成形物と、該成形物より
柔軟なシート状弾性物質とからなる複合クツシヨ
ン材も知られている。
さらに、実公昭55−40052号公報に記載されて
いるように、半円筒状の短冊型突条を複数本列配
した波型シートで、各突条の間に横断溝と架橋部
を有する可撓性発泡ポリエチレンシート成形体
を、クツシヨン性を有する軟質板状芯材上に接着
により積層させた複合クツシヨン材も知られてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] 実公昭50−2172号公報等に掲載されているよう
に、表面に多数の空気室突起を有するプラスチツ
ク製シートを巻いた芯体を多数本横に並べて製造
したふとん用芯材等のクツシヨン材は、多数の空
気室突起の作用で指圧効果等があるため多く用い
られているが、何分、前記プラスチツクシートを
作業者がいちいち人手で巻く必要があるために時
間がかかり、かつ、それを巻く時に均一な適度の
巻き具合になるように巻くのが難しかつた。
また、特開昭51−100855号公報等に記載されて
いるように、柔軟な発泡プラスチツク材板状体の
表面に半円筒形状単体を多数横に並べて接着固着
したものは、半円筒形状単体をきちんと並べて接
着する作業が大変である。また、このふとん等の
芯体上に部分的に力が加わつたときは、その力が
加わつた半円筒形状単体の部分のみが大きく落込
むことになり、人体が部分的にふとんにめり込み
すぎる傾向がある。
また、実公昭55−29526号公報に記載されてい
るように、カマボコ型形状を多数連続させたシー
ト状成形物を柔軟なシート状弾性物質上に設けた
ものは、カマボコ状の間の谷間の部分に幅が広く
一連の長い空間があるので、その部分での指圧効
果がない。また、この上に人が寝た場合、その谷
間の空間部分が大きく、かつ両サイドにストレー
トに貫通しているので、空気が逃げて寒いという
欠点がある。さらに、この谷間の空間部分のため
に、クツシヨン材自体のこしが弱く、折れやすい
という欠点がある。
また、実公昭55−40052号公報に記載されてい
るように、半円筒状の短冊型突条を複数列配した
波型シートを用いたものにおいても、横同士の、
短冊型突条間に一連の長い空間があるので、前記
した実公昭55−29526号公報のものと同じような
欠点がある。
すなわち、従来のものでは、製造が面倒で難し
かつたり、指圧効果や保温効果が充分でなかつた
り、クツシヨン材自体が折れやすいなどの問題点
があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案では、前記したような従来の問題点を解
決するために、ほぼ平面状になつている表面に多
数の突起を設け、この表面に縦横に曲がつた細い
溝を設け、この溝の曲がり部に溝の一方方向の幅
よりも直径が大きい突起を設け、底の全面に底板
部分を設け、外周部全面を底面から頂部まで垂直
面とし、内部に多数の密閉空気室を設けた可撓性
の中空外芯体を用い、 この中空外芯体の底板部分の全平面を中空外芯
体よりも柔軟な中芯体に密着させた状態で接着し
て、中空外芯体と中芯体を重ねて複合クツシヨン
材を形成した。ここで、表面がほぼ平面状になつ
ている中空外芯体とは、表面部に部分的に細い溝
の部分を設け、表面を適宜の大きさの適宜の数で
くぎつたような状態にし、各内部に独立した密閉
空気室をそれぞれ有する準独立部分の連なつたも
のからなつており、これらの各準独立部分の表面
部分が複合クツシヨン材の全体でほぼ平面状にな
つているものを言う。
[作用] 本考案の複合クツシヨン材を布袋に入れてふと
ん等にする。そのふとん等の上に人が乗つて寝れ
ば、ほぼ平面状になつている表面に多数の突起を
有し、内部に多数の密閉空気室を有する可撓性の
中空外芯体の作用で、人体のほとんどがふとん等
の表面に接することにより、人体の全体に充分な
指圧効果を与えて、人体内の血行を良くする。
この場合、それ自体一体状態に形成されている
可撓性の中空外芯体を設けているので、人の重み
が部分的に作用しても、部分的に大きく落ち込ん
だりすることもなく、中空部の壁面が横に広がろ
うとすることもなく、良好なクツシヨン作用が行
われる。また、布を介して人体が接する表面がほ
ぼ平面状になつていて、表面全体で指圧効果を発
揮するだけでなく、空気が人体と中空外芯体の間
を通つて逃げにくいので、暖かさを保てる。ま
た、空気を完全に密閉して一つ一つに弾力性をも
たせた密閉空気室の中の空気の作用によるクツシ
ヨン作用をも有する表面の可撓性の中空外芯体に
よる適度な緩衛性とバネ的な作用効果と初期圧縮
応力の緩和効果により、人体の落込みも少なく、
また、柔軟な中芯体との相乗効果により、比較的
に小さな動きや振動に対しても対処しうるので、
この上に人が寝ても寝返りをうつても快適に作用
する。
[実施例] つぎに、図面に示した実施例によつて、本考案
をさらに詳しく説明する。
第1〜5図に示す1実施例において、1は可撓
性の中空外芯体、2は中空外芯体1よりも柔軟な
中芯体であり、中空外芯体1はその底面の全平面
を中芯体2の外側に密着させた状態で重ね合わせ
て接着剤でくつつけておく。
中空外芯体1は、全体として表面がほぼ平面状
になつていて、表面に適宜配列された多数の低い
小さな突起3を有し、外周部全面が底面から頂部
まで垂直面になつており、かつ、内部に多数の密
閉空気室4を有している。
中空外芯体1は、同一材質の外面部分5と底の
全面に設けた平らな底板部分6とによつて、一体
形状に形成されている。外面部分5と底板部分6
を一体化するときは、外面部分5は連続成形用エ
ンポツシングで供給し、また、このとき、雄型を
併用してこれを押圧して、凹部の角部がシヤープ
のものを得、一方、底板部分6はそれに容融ポリ
エチレンをラミネート供給し、その両者を貼圧し
て連続に一体化する。なお、外面部分5と底板部
分6を例えば真空成形などで初めから一体成形で
作ることもできる。また、外面部分5と底板部分
6を、別個に製造して、接着剤により互いに強固
に一体化させることもできる。
多数の突起3を有する外面部分5は、例えば、
第2図に示すように、十字形とH字形が互いに入
りくんでいるように見えるように、部分的に細い
溝7の部分を設け、表面を適宜の大きさの適宜の
数でくぎつたような状態にし、完全な平面をさ
け、その分だけ内部に密閉空気室をそれぞれ設け
た準独立部分を増し、これらの各準独立部分の表
面の平な部分が中空外芯体1の全体でほぼ平面状
になるようにして指圧効果を充分に保てるように
した。溝7の曲り角部には、補強のためと溝7部
で折れたりするのをさけるために、溝7の幅より
も直径が大きい突起3aを設けた。突起3aの表
面位置は突起3の表面位置と同一平面上にあるよ
うにした。なお、これら溝7のある部分の裏側は
リブ部分8になつていて、底板部分6と一体化さ
れているので、この部分は補強部材としても作用
する。
外面部分5は、例えば、20〜40倍の発泡架橋ポ
リエチレンシートで、厚さ20〜40mmに作られ、突
起3,3aは、例えば、直径10〜30mmで、高さ5
〜10mmに作られる。隣合つた溝7同士の間隔やリ
ブ部分8同士の間隔は、例えば、狭い所で50〜
100mm、広い所で100〜2000とし、あまり広くした
り長くしたりして弱くならないようにした。中空
外芯体1の外面部分5と底板部分6は、前記した
ように連続した一連の作業の流れの中で初めから
一体形状になるように成形することができるが、
これは、外面部分5と底板部分6を別個に作つ
て、あとではり合わせて作ることもできる。その
とき、外面部分5を作るには、例えば、表面にス
キン層を有する発泡架橋ポリエチレンを、雌型真
空吸引、雄型押圧成型法で、凹凸パターンに成形
する。この場合、表面スキン層は、発泡シートの
押圧成形時にすでに形成されている場合もある
が、特にスライスして二次加工した場合には、熱
線輻射または熱ロールのタツチにより表面層をと
かして被膜にするか、または、ラミネートにより
スキン化処理をして得られる。
底板部分6は、外面部分5と別体に作つて外面
部分5とはり合わせる場合は、例えば、無発泡ま
たは3〜5倍の低発泡ポリエチレンシートで作
り、厚さを1〜10mm、好ましくは、3〜6mmにし
た。そして、この底板部分6にもクツシヨン性を
もたせるとともに、上面部分5と底板部分6とで
密閉空気室4を形成し、空気が逃げないようにし
て、この中の空気自体によるクツシヨン性も利用
した。なお、底板部分6と外面部分5の発泡倍率
を同じにすることもできる。底板部分6は発泡ポ
リエチレンシートの他に、ポリエステルなどの樹
脂製の硬質発泡シート等にすることもできるが、
好ましくは、外面部分5と同一材質にしておく方
が良い。
すなわち、外面部分5と底板部分6とが気泡を
中空部に密封されているように一体化して、適度
な緩衝性、バネ作用または同じく初期圧縮反応力
の緩和特性などが別妙にからみ合つた中空外芯体
1としての総合特性を発揮しうるようにするため
には、底板部分6は外面部分5と同質のものが適
当である。
底板部分6としては、例えば、分子量12000以
上、密度0.91〜0.97g/cm3のポリオレフインを原
料として、相互に連絡しているが、独立の気泡と
して1cm3当り4000個以上の細胞数が均一に分布す
る密度0.2〜0.9g/cm3の発泡シートが最も好まし
い。
また、後述するが、ポリエチレンフイルム製の
気泡入りの3層のシート14も好ましい材料とし
てあげることができる。
密閉空気室4は、例えば、その大きさは、底面
を10〜200mm、高さを5〜40mm、容積を0.5〜200
cm3、1m2当りの数を100〜300個とした。密封空気
室4は全く均等に配置する必要はないが、極端に
1箇所にかたよらないのが好ましい。
中芯体2は、中空外芯体1よりも柔軟なものに
してあるので、底板部分6は当然、中芯体2より
も弾性率が高い。
中芯体2には、高発泡軟質のウレタンフオーム
等の柔軟材を用い、この中芯体2の両面に前記中
空外芯体1を配し、サンドイツチ状にだき合わせ
て複合クツシヨン材として、ふとん等の芯材にし
た。勿論、この複合クツシヨン材を布などでおお
い、寝具用マツト等にする。
中空外芯体1の表面の凹凸模様は第2図に示し
た形に限られることはなく、いろいろな形にする
ことがきる。しかし、表面凹凸模様のその凹部に
よつて形成される溝7の部分は、縦横、左右、斜
めの方向がいずれであつても、中空外芯体1の一
方の端面から他方の端面までストレートに貫通し
ているのは好ましくない。溝7の屈曲、溝幅の例
えば1mm以下の部分的な狭小化、あるいは、溝7
の完全な遮断等を採用することにより、空気の直
線的な流れを阻害させる構造にするのが特に好ま
しい。
溝7においては、例えば、その下部の幅を1〜
8mm、深さを5〜25mm、長さを50〜200mmとし、
溝7の途中を狭隘化して実質的に空気の流れがと
まるようにするには、その部分の幅を1mm以下と
する。
また、複合クツシヨン材自体の表と裏の模様や
溝7の形や幅等を適宜異ならせておくこともでき
る。勿論、一方の面の溝7を直線状にしたり、幅
を幾分広めにするなどして風通しが幾分良くなる
ようにしておけば、その面は夏用として用いるこ
とができるし、他方の面の溝7をかぎ形状にした
り、幅を狭くしておけば、その面は冬用として用
いることができる。また、表と裏で突起3の大き
さや数を適宜変えておけば、一方をこの複合クツ
シヨン材を使いなれた人用とし、他面を使い始め
の人用とするなど、表と裏で使いわけることもで
きる。
第3〜5図に、他方の中空外芯体1の表面模様
の他の例を示す。なお、この実施例のものにおい
ては、溝7の曲がり部に溝7の一方方向の幅より
も直径が大きい突起3が設けられている。
また、中空外芯体1の底板部分6に、第6図に
示すような、表面に多数の空気室突起9を有する
ポリエチレンシート10を裏返しにして用いるこ
ともできる。このポリエチレンシート10は空気
室突起9を有するシート11の裏面に1枚の平た
いシート12をはり合わせたものであるが、第7
図に示すように、この空気室突起9側に更に1枚
の平たいシート13をはり合わせた3層のシート
14にして用いることもできる。また、前記した
ような発泡ポリエチレンからなる中空外芯体1と
ウレタンフオームからなる中芯体2との間に、前
記3層のシート14をはさんで用いることもでき
るし、ウレタンフオームからなる中芯体2の代り
に、前記3層のシート14を数枚はり合わせたシ
ートを中芯体2として用いることもできる。
なお、中芯体2や、中芯体2と中空外芯体1と
の間や、中空外芯体1の底板部分6に、前記ポリ
エチレンシート10や3層のシート14を用いる
場合は、中空外芯体1の溝7の一部から前記ポリ
エチレンシート10や3層のシート14の位置ま
で貫通した小さい貫通穴を中空外芯体1のリブ部
分8にあけておき、通気性を良くし、体がむれよ
うとする場合は、それを防止しうるようにしてお
くこともできる。なお、中空外芯体1に貫通穴1
5を設ける場合は、例えば、第2図に15として
示すような位置に設ける。勿論、第6図に示した
ようなポリエチレンシート10を外面部分5と一
体化した底板部分6として用いる場合は、平たい
シート12外を外面部分5のリブ8部と一体化
し、第7図に示したような3層のシート14を中
芯体2の一部として用いる場合は、貫通穴15
は、2枚のシート11,13のうちの底板部分6
に接した側のシートを貫通させておく。いずれに
しても、貫通穴15の下端がポリエチレンシート
10部や3層のシート14部を通して外に通じる
ようにしておく。
[考案の効果] 本考案においては、実用新案登録請求の範囲に
記載したような構造にしたので、複合クツシヨン
の製作が比較的に容易に行える。また、表面がほ
ぼ平面状になつていて、内部に多数の密閉空気室
を有する中空外芯体を用いたので、これをふとん
用の芯体として用いた場合、体重が多くかかる部
分が部分的にめり込みすぎることがなく、また、
部分的にだれたり、横に広がつて伸びることがな
く、かつ、材料自体のクツシヨンと、空気を完全
に密閉させて一つ一つに弾力性をもたせた密閉空
気室の中の空気のクツシヨン作用で、適宜なクツ
シヨンが得られる。勿論、柔軟な中芯体との相乗
効果により、幅広い良好なクツシヨン作用が得ら
れる。そして、柔軟な中芯体には、荷重がかかつ
た中空外芯体が全面にソフトに接触するので、サ
ンドイツチ状態で介在させた中芯体の緩衝性能を
最大限に発揮させることができる。
また、中空外芯体を用いたので、中空外芯体の
リブ部分の開脚や空気抜けがなく、中空外芯体の
上面部分とリブ部の座屈がなく、腰のたわみもな
い。
さらに、中空外芯体に、表面がほぼ平面状にな
つているものを用いたので、人体とあたる部分が
多く、その分だけ指圧効果も大きく、中空外芯体
の表面と人体との間で空気が動きすぎて寒くなる
こともなく、適度の暖かさを保つことができる。
また、中空外芯体を用いたので、容積の割に材
料が少なくてすみ、軽量化もはたすことができ
る。
勿論、中空外芯体の表面に多数の突起を設けた
ので、良好な指圧効果が得られる。
また、本考案においては、中空外芯体の底の全
面に底板部分を設け、中空外芯体の内部に多数の
密閉空気室を設け、この中空外芯体の底板部分の
全平面を中空外芯体よりも柔軟な中芯体に密着さ
せた状態で接着したので、中空外芯体の底が中芯
体から部分的にはがれることもなく、中空外芯体
の外周底部が中芯体からはがれることもなく、中
空外芯体の内部の全部の密閉空気室も形が常に正
常に保たれるので、空気が漏れることもなく、寝
がえりをうつたとき音が出て不快感をあじわい、
寝ぐるしくなることもなく、また、保温性とエア
クツシヨン性も常に充分に保つことができるの
で、使用に際して快適である。
また、本考案においては、中空外芯体の外周部
全面が底面から頂部まで垂直面となつており、前
記したように、中空外芯体の外周付近が中芯体か
らはがれることもないので、中空外芯体の外周付
近の形がずれて、低くなつたり、部分的に損傷し
たりすることもなく、充分に耐久性を有してい
る。
さらに、本考案においては、中空外芯体のほぼ
平面状になつている表面にかぎ状のように縦横に
曲がつた細い溝を設け、この溝の曲がり部に溝の
一方方向の幅よりも直径が大きい突起を設けたの
で、適度の通気性と強度を有しており、かつ、適
度のクツシヨン性を有していることや、多数の突
起を設けたこととあいまつて、適度の指圧効果を
有しており、寝たときに肩や体の他の部分が痛く
なることもなく、寝ごこちが良い。なお、これら
のことによつても、耐久性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の1実施例を示すもので、
第1図は第2図の−線断面図、第2図は平面
図、第3図は底面図、第4図および第5図はそれ
ぞれ第3図の−線断面図および−線断面
図、第6図および第7図は本考案の他の実施例に
用いる材料の異なる例を示す斜視図と断面図であ
る。 1……中空外芯体、2……中芯体、3,3a…
…突起、4……密閉空気室、5……外面部分、6
……底板部分、7……溝、8……リブ部分、9…
…空気室突起、10……ポリエチレンシート、1
4……3層のシート、15……貫通穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼ平面状になつている表面に多数の突起を設
    け、この表面に縦横に曲がつた細い溝を設け、こ
    の溝の曲がり部に溝の一方方向の幅よりも直径が
    大きい突起を設け、底の全面に底板部分を設け、
    外周部全面を底面から頂部まで垂直面とし、内部
    に多数の密閉空気室を設けた可撓性の中空外芯体
    を用い、 この中空外芯体の底板部分の全平面を中空外芯
    体よりも柔軟な中芯体に密着させた状態で接着し
    て、中空外芯体と中芯体を重ねて形成した複合ク
    ツシヨン材。
JP9516284U 1984-06-27 1984-06-27 複合クツシヨン材 Granted JPS6111366U (ja)

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JPS6111366U JPS6111366U (ja) 1986-01-23
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