JPH0139920Y2 - - Google Patents

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JPH0139920Y2
JPH0139920Y2 JP1986051010U JP5101086U JPH0139920Y2 JP H0139920 Y2 JPH0139920 Y2 JP H0139920Y2 JP 1986051010 U JP1986051010 U JP 1986051010U JP 5101086 U JP5101086 U JP 5101086U JP H0139920 Y2 JPH0139920 Y2 JP H0139920Y2
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JP
Japan
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pump
casing
partition wall
pump casing
reinforcing material
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JP1986051010U
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JPS62162397U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ポンプケーシング補強付ポンプに関
する。
従来の技術 ピツト、田んぼ等の排水処理には、水中ポンプ
等が利用されている。これらの水中ポンプのポン
プケーシングは、鋳鉄材やゴム材で形成されてい
るものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、砂利等を含んだ排水処理を行うと、鋳
鉄材のポンプケーシングでは、ポンプケーシング
の摩耗が激しくて耐久性がなく、またゴム材のも
のでは摩耗は減少するが、吐出口部の仕切壁が折
損しやすいものであつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、ゴム
材や軟質の合成樹脂材でポンプケーシングをモー
タ側とポンプ側とに分割して形成した排水ポンプ
等のポンプにおいて、ケーシングの吐出口部の吐
出側とポンプ吸込側とを仕切る仕切壁部のポンプ
ケーシング側に金属、硬質樹脂、グラスフアイバ
ー等の補強材を内装するとともに、この内装した
補強材の先端部をモータ側へ突き出してモータ側
の仕切壁部側へ挿入して分割したポンプケーシン
グを接合したことを特徴とするポンプケーシング
補強付ポンプを提供するにある。
実施例 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図〜第3図は、本考案を排水ポンプに実施
した一実施例である。ポンプ1は、第1図のよう
にOリング等のシール2で水封したモータ部3で
ポンプ部4の羽根車5を回転駆動自在とし、ポン
プ部4の外周部に所定の水孔6を多数穿孔して形
成したストレーナ7を介して吸込口8に排水等を
吸入し、ポンプケーシング9の吐出口10を経て
ポンプ側面に一体的に取着した吐出部11を通つ
て外部へ排水処理するように形成している。この
ポンプ部4のポンプケーシング9は、NBRのよ
うなゴム材で第1図のようにモータ部側とポンプ
部側とに半分割して形成し、これらを図のように
接合して形成しているものである。この分割形成
したポンプ側ケーシング12は、第1図、第2図
のように円筒状に形成していて、ポンプケーシン
グ9にそつた形状の鋼製のケーシングカバー13
に装着し、吸込口8を設けた中央部を断面コ字状
に形成して、図のようなケーシングカバー13の
突出部14に係合して接着剤(図示せず)等で固
着している。上記ポンプケーシング9の側周部の
吐出口10部の半島状に突出した仕切壁部15に
は、先端部に第2図のような細幅の円弧状の開口
部16を設け、この開口部16に鋼板のような金
属の補強材17を装着して仕切壁部15を補強し
ている。補強材17は、第1図のようにケーシン
グカバー13側から上記ポンプケーシング14を
貫通して突出させており、モータ側ケーシング1
8の仕切壁部19に同様に凹設した開口部20に
嵌合装着するようにしている。補強材17のケー
シングカバー側の端部は折曲しており、この折曲
部21をケーシングカバー13に接着剤や溶接等
の手段で固着して、仕切壁部15を強固に支持で
きるようにしている。また、ポンプケーシング9
には第3図のような小径状の凹所22を第2図の
ように多数設けて、ポンプケーシング9のゴム加
硫時に凹所22に加熱した加熱棒(図示せず)を
挿入するようにし、充填するゴム材をできるだけ
短時間で硬化できるようにしているものである。
作 用 しかして、上記のポンプ1でビツト等の排水を
行うと、たとえストレーナ7を介して砂利等を含
んだ排水をポンプケーシング9の吸込口8から吸
い込んで吐出口10へ吐出しても、ポンプケーシ
ング9をゴム材で形成しているため、鋳鉄等のよ
うに摩耗することなく、また吐出口10部の仕切
壁部15に圧力水が繰り返しぶつかつても、仕切
壁部15を金属の補強材17で補強しているた
め、折曲して損傷するのを防止でき、耐久化がは
かれるものである。
特に、分割したポンプケーシングの仕切壁部に
補強材をケーシングカバー部からポンプ側ケーシ
ングを貫通して、モータ側ケーシングに嵌合装着
するようにしているため、ポンプケーシングを接
合しても強固に維持できるものである。また、補
強材を円弧状とし、端部を折曲してケーシングカ
バーに固着しているため、補強材自体の剛性も高
められ、仕切壁部の耐久性をより高めることがで
きるものである。
他の実施例 第4図は本考案の他の実施例で、仕切壁部15
に上記のような補強材17を一定の間隔で仕切壁
部15にそつて装着したものである。
本実施例では、半島状の仕切壁部全体にわたつ
て補強できるとともに、補強材をポンプ側ケーシ
ングから突出してモータ側ケーシングに嵌合装着
しても、ポンプケーシングと補強材とのはく離を
防止できて耐久化がはかれるものである。
以上の実施例では、ポンプケーシングを予め所
定の形状に成形してケーシングカバーに装着する
ようにしたが、ケーシングカバーと一体的に成形
するようにもできるものであり、また補強材につ
いてもポンプケーシングと一体的に装着すること
もできるものである。
また、ポンプケーシングはゴム材としたが、ナ
イロン、ウレタン等の耐摩性の軟質合成樹脂とす
ることもでき、補強材を金属材に限らず、硬質樹
脂材やグラスフアイバー等の所定の強度をもつ部
材とすることもできるものである。
なお、ポンプとして、水中ポンプについて説明
したが、水中ポンプのみに限定するものではな
い。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、折損しやすく
耐久性がなかつた吐出口部の仕切壁を補強材によ
つて補強でき、仕切壁部にポンプで昇圧された圧
力水が繰り返しぶつかつても仕切壁が折曲して損
傷するのを防止できて、耐久性を高めることがで
きるとともに、ポンプケーシングを分割して接合
しても、ポンプケーシングの分割した仕切壁を強
固に支持でき、所定の性能のポンプ作用を行うよ
うにできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図の本考案の一実施例の一部省略した側断
面図、第2図は同上のポンプケーシング部の平面
図、第3図は同上の凹所の拡大側断面図、第4図
は同上の他の実施例の一部省略した平面図であ
る。 1……ポンプ、9……ポンプケーシング、10
……吐出口、15……仕切壁部、17……補強
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム材や軟質の合成樹脂材でポンプケーシング
    をモータ側とポンプ側とに分割して形成した排水
    ポンプ等のポンプにおいて、ケーシングの吐出口
    部の吐出側とポンプ吸込側とを仕切る仕切壁部の
    ポンプケーシング側に金属、硬質樹脂、グラフフ
    アイバー等の補強材を内装するとともに、この内
    装した補強材の先端部をモータ側へ突き出してモ
    ータ側の仕切壁部側へ挿入して分割したポンプケ
    ーシングを接合したことを特徴とするポンプケー
    シング補強付ポンプ。
JP1986051010U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH0139920Y2 (ja)

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JPS62162397U JPS62162397U (ja) 1987-10-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4136805A1 (de) * 1991-11-08 1993-05-13 Almatec Tech Innovationen Gmbh Doppelmembranpumpe
JP3985855B2 (ja) * 1999-01-19 2007-10-03 株式会社荏原製作所 樹脂製ケーシング

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JPS62162397U (ja) 1987-10-15

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