JPH0137058Y2 - - Google Patents

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JPH0137058Y2
JPH0137058Y2 JP1984151115U JP15111584U JPH0137058Y2 JP H0137058 Y2 JPH0137058 Y2 JP H0137058Y2 JP 1984151115 U JP1984151115 U JP 1984151115U JP 15111584 U JP15111584 U JP 15111584U JP H0137058 Y2 JPH0137058 Y2 JP H0137058Y2
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JP
Japan
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water
fountain
small
pool
group
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JP1984151115U
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JPS6167355U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は公共施設、民営のスポーツ施設、学
校、幼稚園、保育園等で使用されるプールに関す
るものである。
(従来の技術) 一般的にコンクリート製、金属製、合成樹脂製
の組立て式を問わずプールは平面方形を呈し、泳
ぐ為に必要な水量を貯水する普遍的機能を維持す
る働きをすれば十分なものとされてきた。
その為、本格的に水泳をスポーツの一環として
利用するスイマーにとつては使用感を損わずに何
の抵抗もなく利用できるものの、幼児や婦女子或
いは初心者等プールを遊戯施設として利用する利
用者にとつては恐怖感が先にたち、万人が有意義
に利用するには配慮が欠けており、決して親しみ
のあるものではなかつた。
これを防止する手段としてプールに隣接して大
がかりな滑り台を設ける、波発生装置を設ける、
プール内の貯水を一方向に流す循環システムを設
ける等の工夫をこらして対処しているものの、規
模が大がかりである為、コストアツプを余儀なく
される不具合があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点はスイマーの
みならず、プールを遊戯施設として利用する一般
利用者にとつても有意義に利用できるようにする
と共に簡単な構造でそれを可能にすることにあ
る。
(問題点を解決する為の手段) 本考案が講じた技術的手段は次の通りである。
給水管に接続した所望長さの水管路を、デツキ部
の長さ方向に沿つて設け、その水管路の長さ方向
に、槽内方向で且つ斜め上方を向く複数個の小孔
が並列状に近接する噴水噴出小孔群を、適宜間隔
をおいて設け、噴水噴出小孔群の各小孔の出口が
その口芯の延長線上で交差する方向に向いている
ことである。
(作用) 本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
噴水噴出小孔群から放物線を描いて槽内に噴出
する噴水によつてトンネルを形成すると共に、各
小孔から噴出する噴水は噴出した後互いに衝合す
ることで水の粒が細分化して、霧状となつて落下
する。
(実施例) プール本体Aは多数の底壁用パネルa1を多数並
設して形成した底壁a′の周縁に側壁用パネルa2
立設して側壁a″を形成することにより構成した周
知の態様のものである。
側壁用パネルa2は排水溝4を有するデツキ部1
を一体に備えたものであり、このデツキ部1の最
外縁には水返し突部11が突出形成されている。
水返し突部11は図示するようにデツキ上面へ
のオーバーフロー水がプールサイドBへ至るのを
阻止する為に排水溝4の後方、即ちプールサイド
B側へ最外縁を***させて内部中空に形成したも
ので、下面を被蓋5でカバーして内部に水管路6
を形成すると共に、上面と側面とのコーナーに長
さ方向に沿つて槽内方向で且つ斜め上方を向く複
数個の小孔2′を並列状に近接させて開孔した噴
水噴出小孔群2を、適宜間隔をおいて設けてい
る。
噴水噴出小孔群2は第4図に示すように並列状
と近接する2コ一対の小孔2′の出口を、その口
芯の延長線上で交差する方向に向かせている。噴
水噴出小孔群2の各小孔2′は出口が互いに延長
線上で交差するように上記水管路6の管芯に対し
て直角な基準線に対して40゜傾斜させた状態で開
孔してなり、デツキ部1においてスタート台を設
けていない長辺側のデツキ部1の上記水管路6に
適宜間隔をおいて一部分或いは全長に亘つて噴水
噴出小孔群2を配設する。
尚、スタート台がない小型プールにおいては当
然の如くデツキ部1全周に上記噴水噴出小孔群2
を適宜間隔をおいて配設して、噴水を槽内に噴出
させても任意である。
その噴水噴出小孔群2内の各小孔2′の孔径は
数mm、その間隔は噴水が交差する小孔2′,2′一
対間を20mm〜40mm程度とする。
給水管3は前記被蓋5から内部の水管路6とを
連通状に垂設したガイド筒7に連結して水管路6
内に噴水用の水を供給するものであり、一端を側
壁用パネルa2に内部と連通状に連結すると共に中
途部に濾過器(図示せず)を備えた循環ポンプC
を配設し、スイツチ(図示せず)のON,OFFに
よりプール用水を吸引し、ガイド筒7を介して噴
水噴出小孔群2からプール槽内に放物線状の噴水
を噴出させる。
尚、直接水道水を水源とできるように切替弁を
介して切替可能になつていても勿論任意である。
ガイド筒7は水管路6の全長内において等間隔
をおいて数箇所垂設して噴水用の水がどの小孔
2′にも均等に行き亘るように配慮する。
尚、本考案が対象とするプールは全長に亘つて
水深がほぼ変わらない一般の競泳用プールのみな
らず、例えば大人用の深い槽と、子供用の浅い槽
に区分けされた二段水深プール等現在使用されて
いるプール全てを対象とする。尚、二段水深プー
ルの場合には浅底を有する第1プール部のデツキ
部1ほぼ全長に亘つて噴水噴出小孔群2を適宜間
隔をおいて配設するのが好ましい。
第8図は噴水噴出小孔群2の配設箇所を側壁用
パネルa2上端の手摺部8としたものである。この
場合には手摺部8の裏面との間に水管路6が確保
されるようにデツキ部1裏面と側壁用パネルa2
端裏面とに亘つて斜めに被蓋5を水密状に固着
し、その被蓋5に水管路6内を連通させて給水管
3を接続する。
斯る手摺部8から噴水噴出するようにしても使
用勝手上格別な差異はない。
ちなみに第9図はコンクリート製のプールを示
すものである。
この場合には、水返し突部11や手摺部8の表
層近くに前記小孔2′として噴出ノズルを有し水
管路6を兼用する給水管3を埋設し、噴出ノズル
を表層部分に開孔した孔内に挿入させてその孔か
ら噴水を噴出させるようにする。
尚、デツキ部1の一部分に噴水噴出小孔群2を
開孔した場合には当然の如くその小孔群2から外
れる位置に水管路6の流路を遮断する隔壁を設け
ることは言うまでもない。
また、9は水管路6内の清掃用口で、前記被蓋
5に水返し突部11と連通して数箇所大形筒体1
0を垂設し、この筒体10の下端を着脱自在な板
材12でカバーしてなるもので、板材12の取り
外しにより水抜きを行なうと共に清掃具を進入可
能とする。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、放物線を
描くように噴出する噴水が噴出後互いに衝合して
水の粒が細分化し、霧状に落下する。
故に、プールの手摺部を把持した状態で入水す
ると自動的に頭部に霧状に散水するから顔を水に
つけずとも痛みを感じさせずに水と親しむことが
できるばかりか恐怖心を解除でき初心者に特に有
効であるばかりでなく、しかも噴水によつて形成
されるトンネルの中を歩行したり、噴水を通り抜
けてトンネル内外へ出入りする等、噴水を1つの
遊び手段として利用でき、楽しめるプールを供し
得る。
その上、水管路と給水管のみで構成できるから
構造簡単且つ経済的である。
また、この噴水は水道水を水源とする場合には
プールの清掃用水としても利用できその利用価値
は多様である。
衣つて、所期の目的効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案プールの実施例を示し、第1図は
要部の部分拡大断面図、第2図はプールの部分平
面図、第3図は第2図の3−3断面図、第4図は
噴水噴出小孔部分の拡大断面図で一部切欠する、
第5図は同縦断面図、第6図は清掃口部分の縦断
面図で拡大して示す、第7図は第6図の7−7断
面図、第8図は、第9図は他の実施例の要部の縦
断面図である。 尚、図中1:デツキ部、2:噴水噴出小孔群、
3:給水管、2′:小孔、6:水管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水管に接続した所望長さの水管路を、デツキ
    部の長さ方向に沿つて設け、その水管路の長さ方
    向に、槽内方向で且つ斜め上方を向く複数個の小
    孔が並列状に近接する噴水噴出小孔群を、適宜間
    隔をおいて設け、噴水噴出小孔群の各小孔の出口
    が、その口芯の延長線上で交差する方向に向いて
    いることを特徴とするプール。
JP1984151115U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0137058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984151115U JPH0137058Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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JP1984151115U JPH0137058Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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JPS6167355U JPS6167355U (ja) 1986-05-08
JPH0137058Y2 true JPH0137058Y2 (ja) 1989-11-09

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JP1984151115U Expired JPH0137058Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153654U (ja) * 1982-04-08 1983-10-14 三菱マテリアル株式会社 凍結防止装置付プ−ル

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JPS6167355U (ja) 1986-05-08

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