JPH0135211Y2 - - Google Patents

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JPH0135211Y2
JPH0135211Y2 JP19893384U JP19893384U JPH0135211Y2 JP H0135211 Y2 JPH0135211 Y2 JP H0135211Y2 JP 19893384 U JP19893384 U JP 19893384U JP 19893384 U JP19893384 U JP 19893384U JP H0135211 Y2 JPH0135211 Y2 JP H0135211Y2
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filter
cover plate
filter element
oil
valve
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のオイルフイルタ特にスロー
アウエイタイプのオイルフイルタの改良に関す
る。
スローアウエイタイプのオイルフイルタには、
フイルタエレメントに上、下端板を用いないで、
菊花状ひだ折り紙の上、下を接着剤で密封(通
常ポケツトタイプと称す)して、インナチユーブ
に巻回したフイルタエレメントを用いたものがあ
る。
第5図は上記従来例の英国特許第978517号公報
のオイルフイルタFの説明用断面図である。(説
明の便宜上考案品と共通個所は同じ番号を用い
る)。オイルフイルタFはカツプ状のケーシング
C内に、菊花状ひだ折り紙の上、下を接着剤で
密封して接着部2,2を形成したフイルタ3(通
称ポケツトタイプ)を、多数の小孔4を穿設した
上、下開放の、円筒状のインナチユーブ5に巻回
してなるフイルタエレメント6を収納し、ケーシ
ングCの開放端7を、中央の立上部8に雌ねじ9
を螺設し、その周りに複数の開口11を穿設した
蓋板10で閉塞し、該蓋板10の外側に固設した
カバ板12の外周と、前記開放端7の周縁13と
を液密にシームし、そして前記フイルタエレメン
ト6は、図示のようにケーシングCの閉端Bの内
側に、薄皿部D、環状肩部Aを有する板スプリン
グSと、環状フランジ16、環状シール部17を
有するバルブVにより挟圧セツトされている。そ
して閉端Bは、板スプリングSの環状肩部Aと、
フイルタエレメント6のインナチユーブ5の端部
とフイルタ3の接着部2の内周が接着され、蓋板
10側は、前記バルブVの環状シール部17が、
上記同様インナチユーブ5の端部とフイルタ3の
接着部2の内周が接着されている。
しかしながらこのオイルフイルタFは、板スプ
リングSの弾発力でフイルタエレメント6を押圧
し、バルブVの圧縮永久歪による撓みに対応させ
ているので、板スプリングSが必須要件となり、
バネ圧一定の比較的製造の難かしい板スプリング
Sを内装セツトしなければならないという欠点を
有する。
本考案は上記に鑑みその欠点を解消するもので
あり、ケーシングの閉端側を、外側より内側に且
つ内方に向つて、環状で複数の凹、凸部を設けて
ベローズを形成し、その内端端環状部および蓋板
側に中空部を有するバルブを、それぞれフイルタ
エレメントの内周端部を接着するようにしたもの
で、以下実施例を図面により説明する。
第1図〜第4図は本考案のオイルフイルタ20
に関する説明用図面である。オイフイルタ20と
前記従来例のオイルフイルタFとの違いは、ケー
シング1(従来品はC)の閉端25(従来品は
B)とバルブ15(従来品はV)のみで他はすべ
て同じである。すなわち本考案のオイルフイルタ
20は第1図、第2図に示すように、一方に開放
端7を有するカツプ状のケーシング1内に、多孔
円筒のインナチユーブ5の外周へ、ポケツトタイ
プのフイルタ3を菊花状に巻回したフイルタエレ
メント6を収納し、前記開放端7を、中央の立上
部8に雌ねじ9を螺設し、その周りに複数の開口
11を穿設した蓋板10で閉塞し、蓋板10の外
側に固設したカバ板12の外周と、前記開放端7
の周縁13とを液密にシームしたもので、ケーシ
ング1の閉端25側を(第3図に示す)外側より
内側に且つ内方に向つて、環状で複数の凹部2
2、凸部23を設けてベローズ26を形成し、該
ベローズ26の内端環状部24と、フイルタ3の
接着部2の内周端部21(インナチユーブ5の端
部も含む)とを接着、そして蓋板10とフイルタ
エレメント6間には、第4図に示すような環状フ
ランジ16、環状シール部17、押圧部18、お
よび中空部19からなる例えばゴム製のバルブ1
5が配設されている。なおバルブ15の環状フラ
ンジ16は、第1図に示すように蓋板10開口1
1を、通常は通路を塞ぐように被つており、環状
シール部17は接着部2の内周端部21(インナ
チユーブ5の端部も含む)と接着されている。な
おカバ板12にはパツキン14が嵌着されてい
る。
次に上記オイルフイルタ20の作用について説
明する。
図示しないオイルの流入孔と、取付用の雄ねじ
を螺設した流出管を有する例えばエンジンまたは
ハウジングに、オイルフイルタ20の蓋板10に
設けた雌ねじ9を、カバ板12に嵌着したパツキ
ン14からオイルが漏洩しないように螺着し、エ
ンジンを回転すると図示しないオイルポンプによ
つて、加圧送出されるオイルは、蓋板10に穿設
した複数の開口11から流入し、バルブ15の環
状フランジ16を押上げ、フイルタエレメント6
側へ流入する。そしてオイルはフイルタエレメン
ト6の全周および上下からフイルタ3を通過し、
浄化されたオイルのみ、インナチユーブ5の小孔
4を通り、図示しない前記流出管からエンジンの
摺動部へと送油される。
この場合加圧されたオイルの圧力は、バルブ1
5の環状フランジ16を押上げるまでは、蓋板1
0の立上部8の内側に接触している押圧部18に
作用し、該押圧部18を蓋板10の裏面に押し付
け開口11より流入するオイルは、バルブ15と
蓋板10との間を通過してフイルタエレメント6
の清浄側へ直接流通することはない。またフイル
タエレメント6は、一方端を、弾性を有するベロ
ーズ26の内端環状部24と、フイルタ3の内周
端部21と接着、他方端を、バルブ15の環状シ
ール部17と、フイルタ3の内周端部21と接着
してあり、ケーシング1に組付るときは、蓋板1
0を押圧しながら、該蓋板10に固設したカバ板
12をケーシング1の周縁13と液密にシームす
るので、バルブ15はベローズ26弾性力と、組
付時の締付力で、押圧部18と中空部19が押圧
変形する。そして中空部19が振動荷重、組付時
の押圧力に対応して自在に変形するので、バルブ
15は圧縮永久歪を生じない。
上述のように本考案は、ケーシングの閉端側
を、外側より内側に且つ内方に向つて、環状で複
数の凹、凸部を設けてベローズを形成し、該ベロ
ーズの内端環状部および蓋板とフイルタエレメン
ト間に配設する中空部を有するバルブを、フイル
タエレメントの内周端部とそれぞれ接着するよう
にしたので、セツトスプリングを用いることな
く、バルブの圧縮永久歪に対応できる優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案に関するもので、第1
図は一部縦断面図、第2図はその一部断面の平面
図、第3図は閉端の要部拡大図、第4図はバルブ
の要部拡大断面図、第5図は従来品の縦断面図。 6…フイルタエレメント、10…蓋板、15,
V…バルブ、19…中空部、20,F…オイルフ
イルタ、21…内周端部、22…凹部、23…凸
部、24…内端環状部、25,B…閉端、26…
ベローズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方に開放端を有するカツプ状のケーシング内
    に、多孔円筒のインナチユーブの外周へ、ポケツ
    トタイプのフイルタを菊花状に巻回したフイルタ
    エレメントを収納し、前記開放端を、中央の立上
    部に雌ねじを螺設し、その周りに複数の開口を穿
    設した蓋板で閉塞し、該蓋板の外側に固設したカ
    バ板の外周と、前記開放端の周縁とを液密にシー
    ムしてなるオイルフイルタにおいて、ケーシング
    の閉端側を、外側より内側に且つ内方に向つて、
    環状で複数の凹、凸部を設けてベローズを形成
    し、該ベローズの内端環状部および前記蓋板とフ
    イルタエレメント間に配設する中空部を有するバ
    ルブを、それぞれフイルタエレメントの内周端部
    と接着したことを特徴とするスプリングレスのオ
    イルフイルタ。
JP19893384U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0135211Y2 (ja)

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JPS61115109U JPS61115109U (ja) 1986-07-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102006034943A1 (de) * 2006-07-28 2008-01-31 Hydac Filtertechnik Gmbh Filtersystem für Fluide
JP6070248B2 (ja) * 2013-02-15 2017-02-01 京三電機株式会社 燃料フィルタ装置

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