JPH0134921Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134921Y2
JPH0134921Y2 JP11484584U JP11484584U JPH0134921Y2 JP H0134921 Y2 JPH0134921 Y2 JP H0134921Y2 JP 11484584 U JP11484584 U JP 11484584U JP 11484584 U JP11484584 U JP 11484584U JP H0134921 Y2 JPH0134921 Y2 JP H0134921Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
washer
wiper
transistor
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11484584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6130567U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11484584U priority Critical patent/JPS6130567U/ja
Publication of JPS6130567U publication Critical patent/JPS6130567U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0134921Y2 publication Critical patent/JPH0134921Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両等の窓ガラス面を払拭して視
界を良好に保つようにするのに使用されるワイパ
装置の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のワイパ装置としては種々の構造
のものがあり、低速・高速切換機能、間欠作動機
能、ウオツシヤ連動機能、ミスト作動機能、雨滴
感知自動作動機能等々の種々の機能を備えたもの
が実用化されている。
これらのうち、ウオツシヤ連動機能は、降雨量
がかなり少ないかあるいはないときに窓ガラス面
が汚れた際に使用するもので、ウオツシヤスイツ
チをオンしたときにウオツシヤポンプを作動させ
て窓ガラスにウオツシヤ液を吹き付けると共に、
ワイパモータを作動させて窓ガラス面を払拭する
ものであり、ミスト作動機能は不意に視界が妨げ
られたときなどに、ミストスイツチをオンさせて
ワイパモータを作動させることにより視界を確保
するようにしたものである。
従来、このようなウオツシヤ連動機能とミスト
作動機能を備えたワイパ装置においては、ウオツ
シヤスイツチとミストスイツチとを別々に設けて
いたため、ワイパスイツチの構造が複雑になると
いう問題点があつた。
(考案の目的) この考案は、上記した従来の問題点に着目して
なされたもので、ウオツシヤ連動機能とミスト作
動機能とを備えたワイパ装置において、ウオツシ
ヤスイツチにミストスイツチ機能を具備させ、ワ
イパ機能の多様化にもかかわらずワイパスイツチ
の構造を簡素化することができるようにしたワイ
パ装置を提供することを目的としている。
(考案の構成) この考案は、ウオツシヤスイツチの操作により
ウオツシヤポンプを作動させると共にスイツチン
グトランジスタを介してリレーを動作させてワイ
パモータを作動させる構成としたワイパ装置にお
いて、前記トランジスタに、前記ウオツシヤスイ
ツチの操作に対応して充放電することにより当該
トランジスタをオン・オフする遅延用コンデンサ
を設け、前記ウオツシヤスイツチにミストスイツ
チ機能を兼備させるようにしたことを特徴として
いる。
(実施例) 第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
す図であつて、1はバツテリ、2はイグニツシヨ
ンスイツチのアクセサリ接点、3はワイパスイツ
チ、4はワイパモータ、5はワイパモータ4のオ
ートストツプ接点、6はウオツシヤポンプ、7は
ワイパアンプである。
そして、ワイパスイツチ3のW端子はワイパア
ンプ7の端子に接続されると共にウオツシヤポ
ンプ6に接続され、I端子はワイパアンプ7の
端子に接続され、B端子はバツテリ1に接続され
ると共にバツテリ1はワイパアンプ7の端子に
接続され、M端子はワイパアンプ7の端子に接
続され、H端子はワイパモータ4の高速側端子4
aに接続され、L端子はワイパモータ4の低速側
端子4bに接続されている。
また、オートストツプ接点5の一方の固定端子
5aはバツテリ1に接続されていると共に他方の
固定接点5bはバツテリ1の負側に接続され、バ
ツテリ1の負側はワイパアンプ7の端子に接続
され、オートストツプ接点5の可動接点5cはワ
イパアンプ7の端子に接続されている。また、
ウオツシヤポンプ6の他端もバツテリ1の負側に
接続されている。
さらに、ワイパアンプ7において、端子はダ
イオードD1および抵抗R6を介してトランジスタ
Tr1のエミツタに接続してあると共に、ダイオー
ドD1と抵抗R6の接続点と端子との間には抵抗
R2と、直列に接続した抵抗R3およびコンデンサ
C2が接続してあり、抵抗R3とコンデンサC2の接
続点は抵抗R4を介してトランジスタTr1のベース
に接続してあり、トランジスタTr1のエミツタは
抵抗R7を介して端子に接続してあると共に、
コレクタは抵抗R12を介してトランジスタTr3
ベースに接続してある。また、トランジスタTr1
のコレクタとトランジスタTr2のコレクタを接続
すると共に、トランジスタTr2のエミツタは直列
に接続したダイオードD3,D2を介して端子に
接続してあり、ダイオードD3,D2の接続点は抵
抗R5およびR1を介して端子に接続してある。
また、トランジスタTr2のベースは抵抗R10,R13
を介してトランジスタTr3のコレクタに接続して
あり、トランジスタTr2と抵抗R10との接続点は
抵抗R9を介して端子に接続してあると共に、
抵抗R10,R13の接続点はコンデンサC3を介して
端子に接続してある。また、トランジスタTr3
のエミツタは端子に接続してあると共にエミツ
タとベースとの間に抵抗R11が接続してあり、エ
ミツタとコレクタの間にコンデンサC4が接続し
てあり、コレクタにはリレーコイルRLの一端が
接続してあると共にリレーコイルRLの他端は
端子に接続してある。さらに、端子と端子の
間には抵抗R8が接続してあり、抵抗R1,R5の接
続点と端子との間にはダイオードD4とコンデ
ンサC1が並列に接続してあり、前記リレーコイ
ルRLによつて切換えられるリレー接点rlの可動
接点は端子に接続してあり、リレー接点rlの一
方の固定接点rl1は端子に接続してあると共に、
他方の固定接点rl2は端子に接続してある。
このような構成において、ウオツシヤ連動機能
を得る場合の操作および作動について説明する。
まず、イグニツシヨンスイツチのアクセサリ接
点2がオンであるときにワイパースイツチ3を操
作してウオツシヤスイツチをオンにすると、ワイ
パスイツチのB端子とW端子とが接続されてウオ
ツシヤポンプ6に電源が供給されて作動を開始
し、窓ガラス面にウオツシヤ液が噴射される。こ
れと同時に、端子およびダイオードD1を経て
トランジスタTr1のエミツタには抵抗R6とR7とに
より分圧された一定の電位(B×R7/(R6+R7
[V])が印加される。また、抵抗R3を通してコ
ンデンサC2が充電され、所定の電位までコンデ
ンサC2が充電されるとトランジスタTr1がオンす
る。トランジスタTr1がオンになるとトランジス
タTr3もオンし、リレーコイルRLに通電されて
リレー接点rlが固定接点rl1に切換えられ、ワイパ
モータ4に電源が供給されてワイパ作動が開始さ
れる。すなわち、この回路ではウオツシヤポンプ
6が作動して窓ガラス面にウオツシヤ液が噴射さ
れたあと、コンデンサC2に所定量だけ充電され
たのちにワイパが作動を開始するようになり、窓
ガラス面がある程度濡れたあどワイパが作動を開
始する遅延機能が得られる。そして、ウオツシヤ
スイツチがオンである間はウオツシヤポンプ6お
よびワイパモータ4は作動を継続し、コンデンサ
C2の電位はVR4+VBE+VR7で飽和状態となつてい
る。
次に、ウオツシヤスイツチをオフにすると、ウ
オツシヤポンプ6が停止して窓ガラス面へのウオ
ツシヤ液の噴出が中止されると共に、コンデンサ
C2には電源が供給されなくなるために放電を開
始する。また、ウオツシヤスイツチをオフにする
ことによりトランジスタTr1のエミツタ電位は低
下し、コンデンサC2が放電を続けている間はワ
イパモータ4が作動を継続し、コンデンサC2
放電してトランジスタTr1がオフになつたときに
ワイパモータ4は作動を停止する。すなわち、ウ
オツシヤスイツチをオフにしてウオツシヤ液の噴
出が止まつたあとも、コンデンサC2の放電によ
り所定時間だけワイパモータ4が作動する後拭き
機能が得られ、ウオツシヤ液が窓ガラス面に残存
しないようにきれいに払拭することができる。
他方、上記構成のワイパ装置においてミスト作
動機能を得る場合の操作および作動について第2
図を含めて説明する。
まず、第2図の時間t1においてウオツシヤスイ
ツチをオンにすると、トランジスタTr1のエミツ
タ電位は抵抗R6,R7により分圧された値まで上
昇すると共に、コンデンサC2の電位は抵抗R3
通して充電されるのでR3×C2の時定数による速
度で上昇していく。そこで、コンデンサC2の充
電量がトランジスタTr1のエミツタ電位を超えな
いような短時間のうちに第2図の時間t2でウオツ
シヤスイツチをオフにすると前記ウオツシヤスイ
ツチをオンしている短時間のうちにおいてはトラ
ンジスタTr1がオンせず、ワイパモータ4も作動
しない。そして、ウオツシヤスイツチのオフによ
つてトランジスタTr1のエミツタ電位がゼロまで
低下したときに前記コンデンサC2の放電により
トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr3
オンしてワイパモータ4が作動を開始する。この
とき、ウオツシヤスイツチをオンにするとウオツ
シヤポンプ6も作動し、ウオツシヤ液が噴出しよ
うとするが、ウオツシヤポンプ6が作動して実際
に窓ガラス面にウオツシヤ液が噴出するまで若干
の遅れを生じるので、ウオツシヤスイツチを短時
間のうちにオフにするとウオツシヤ液は実際には
噴出されないままワイパモータ6がコンデンサ
C2の放電によりミスト作動し、コンデンサC2
放電が終了した時間t3においてトランジスタTr1
はオフとなり、オートストツプ接点5cが作動し
た時点でワイパモータ4が停止する。
このようにワイパスイツチを一定時間以上ウオ
ツシヤスイツチ側にオンしたときにはウオツシヤ
連動機能が得られ、ワイパスイツチを短時間だけ
ウオツシヤスイツチ側にオンしたときにはミスト
機能が得られる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案によれば、
ウオツシヤスイツチの操作によりウオツシヤポン
プを作動させると共にスイツチングトランジスタ
を介してリレーを動作させてワイパモータを作動
させる構成としたワイパ装置において、前記トラ
ンジスタに、前記ウオツシヤスイツチの操作に対
応して充放電することにより当該トランジスタを
オン・オフする遅延用コンデンサを設け、前記ウ
オツシヤスイツチにミストスイツチ機能を兼備さ
せた構成としたから、ウオツシヤ連動機能とミス
ト作動機能とを備えたワイパ装置であるにもかか
わらずワイパスイツチはウオツシヤスイツチを設
けるだけでよく、ミストスイツチは設ける必要が
ないため、両方の機能を有しているにもかかわら
ずワイパスイツチの構造を簡単なものとすること
が可能であり、ワイパ装置の操作性を著しく高め
ることが可能であるという非常に優れた効果をも
たらしうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるワイパ装置
の回路構成を示す説明図、第2図はミスト作動機
能を得る場合の時間経過説明図である。 1……バツテリ、3……ワイパスイツチ(ウオ
ツシヤスイツチを含む)、4……ワイパモータ、
5……オートストツプ接点、6……ウオツシヤポ
ンプ、7……間欠ワイパアンプ、C1〜C4……コ
ンデンサ、R1〜R13……抵抗、Tr1〜Tr3……トラ
ンジスタ、D1〜D4……ダイオード、RL……リレ
ーコイル、rl……リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウオツシヤスイツチの操作によりウオツシヤポ
    ンプを作動させると共にスイツチングトランジス
    タを介してリレーを動作させてワイパモータを作
    動させる構成としたワイパ装置において、前記ト
    ランジスタに、前記ウオツシヤスイツチの操作に
    対応して充放電することにより当該トランジスタ
    をオン・オフする遅延用コンデンサを設け、前記
    ウオツシヤスイツチにミストスイツチ機能を兼備
    させたことを特徴とするワイパ装置。
JP11484584U 1984-07-30 1984-07-30 ワイパ装置 Granted JPS6130567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11484584U JPS6130567U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11484584U JPS6130567U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130567U JPS6130567U (ja) 1986-02-24
JPH0134921Y2 true JPH0134921Y2 (ja) 1989-10-24

Family

ID=30673842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11484584U Granted JPS6130567U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130567U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6130567U (ja) 1986-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0134921Y2 (ja)
US4720664A (en) Wiper control system
US5073722A (en) Apparatus and method for cleaning a headlamp and actuating a windshield wiper
US4916373A (en) Windshield wash and wipe after wash system
US3623181A (en) Device for cleaning a windscreen
JPS6325251Y2 (ja)
JPS60255B2 (ja) 車輌等におけるクリ−ナシステムの制御方式
JPS6323945B2 (ja)
JPS6212693Y2 (ja)
JPH0341964Y2 (ja)
JPH0537888Y2 (ja)
JPH08192725A (ja) ウインド・ウォッシャ付きワイパの駆動制御方法及びその装置
JP2520167Y2 (ja) 車両のウォッシャー装置
JPH0341965Y2 (ja)
JPH04365655A (ja) ワイパ制御装置
JP3543127B2 (ja) ワイパ装置
JPS6219470Y2 (ja)
JPH0116685Y2 (ja)
JPS6232125Y2 (ja)
JPS6121318Y2 (ja)
JP3688389B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH0826074A (ja) ワイパー制御装置
JPH0332966A (ja) ワイパ制御装置
JPH0125096Y2 (ja)
JPS6021880Y2 (ja) リレ−接点溶着防止ワイパ間欠装置