JPH0134844Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134844Y2 JPH0134844Y2 JP20160583U JP20160583U JPH0134844Y2 JP H0134844 Y2 JPH0134844 Y2 JP H0134844Y2 JP 20160583 U JP20160583 U JP 20160583U JP 20160583 U JP20160583 U JP 20160583U JP H0134844 Y2 JPH0134844 Y2 JP H0134844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- connection tube
- insulating
- semiconductive layer
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 6
- 229920000181 Ethylene propylene rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、ケーブルの接続部に使用される差込
式絶縁接続筒に関する。
式絶縁接続筒に関する。
近年、電力ケーブルの接続部として、現場作業
の簡略化、寸法の縮小化、あるいは電気的特性の
安定化等の要請から差込式接続部が多く用いられ
ている。
の簡略化、寸法の縮小化、あるいは電気的特性の
安定化等の要請から差込式接続部が多く用いられ
ている。
この接続部は、第1図に示すように、差込孔中
央部内面の内部半導電層2と、外周の外部半導電
層3と、ゴム絶縁筒1とを一体モールド成形して
なる絶縁接続筒4を用いて形成されている。
央部内面の内部半導電層2と、外周の外部半導電
層3と、ゴム絶縁筒1とを一体モールド成形して
なる絶縁接続筒4を用いて形成されている。
すなわち、接続すべきケーブル5の端末を段剥
してケーブル導体6を円筒状のスリーブ7により
圧縮接続し、その外周に半導電性のスリーブカバ
ー8を被嵌し、さらにケーブル絶縁層9上にスリ
ーブカバー8と同径の電気絶縁性のスペーサー1
0,10を被嵌してその外周に絶縁接続筒4を嵌
挿させて構成されている。上記、絶縁接続筒4、
スリーブカバー8、スペーサー10等は電気絶縁
性の部分はエチレンプロピレンゴムのような絶縁
ゴム、半導電性の部分はエチレンプロピレンゴム
に導電性カーボンを配合した半導電性ゴムにより
形成されている。
してケーブル導体6を円筒状のスリーブ7により
圧縮接続し、その外周に半導電性のスリーブカバ
ー8を被嵌し、さらにケーブル絶縁層9上にスリ
ーブカバー8と同径の電気絶縁性のスペーサー1
0,10を被嵌してその外周に絶縁接続筒4を嵌
挿させて構成されている。上記、絶縁接続筒4、
スリーブカバー8、スペーサー10等は電気絶縁
性の部分はエチレンプロピレンゴムのような絶縁
ゴム、半導電性の部分はエチレンプロピレンゴム
に導電性カーボンを配合した半導電性ゴムにより
形成されている。
なお、図中符号12はケーブル半導電層、13
はケーブル遮蔽層、14はケーブルシース、15
は半導電テープを示している。
はケーブル遮蔽層、14はケーブルシース、15
は半導電テープを示している。
この接続部においては、スリーブカバー8およ
びスペーサー10,10の外径を絶縁接続筒4の
内径よりやや大きくして両者の接触面間に生じる
ゴム弾性力によりケーブル接続部の軸方向に対す
る把持力を持たせて、引き抜き力に抗し得るよう
にされている。
びスペーサー10,10の外径を絶縁接続筒4の
内径よりやや大きくして両者の接触面間に生じる
ゴム弾性力によりケーブル接続部の軸方向に対す
る把持力を持たせて、引き抜き力に抗し得るよう
にされている。
しかしながら、このような従来の差込式接続部
では、接続すべきケーブルが大サイズ化するに伴
ないケーブル接続部の絶縁性を維持するために絶
縁接続筒の肉厚が厚くなり、これに伴つてゴム絶
縁筒のゴム弾性力が増大するため、挿入作業に大
きな挿入力が必要となり、作業能率が低下すると
いう問題が生じていた。
では、接続すべきケーブルが大サイズ化するに伴
ないケーブル接続部の絶縁性を維持するために絶
縁接続筒の肉厚が厚くなり、これに伴つてゴム絶
縁筒のゴム弾性力が増大するため、挿入作業に大
きな挿入力が必要となり、作業能率が低下すると
いう問題が生じていた。
本考案はこのような問題を解消するためになさ
れたもので、接続すべきケーブルが大サイズ化し
ても、比較的小さな力で挿入作業を行なうことが
できる差込式絶縁接続筒を提供することを目的と
している。
れたもので、接続すべきケーブルが大サイズ化し
ても、比較的小さな力で挿入作業を行なうことが
できる差込式絶縁接続筒を提供することを目的と
している。
すなわち本考案の差込式絶縁接続筒は、中心に
ほぼ均一な内径の差込孔が形成された円筒状をな
し、前記差込孔の中央部内面に内部半導電層が形
成され、外周に外部半導電層が形成され残部が絶
縁ゴムから構成された電力ケーブル接続部に用い
られる差込式絶縁接続筒において、前記内部半導
電層が、前記差込孔の軸方向と平行に複数条の凸
条が形成されるように部分的に凹状に形成されて
いることを特徴としている。
ほぼ均一な内径の差込孔が形成された円筒状をな
し、前記差込孔の中央部内面に内部半導電層が形
成され、外周に外部半導電層が形成され残部が絶
縁ゴムから構成された電力ケーブル接続部に用い
られる差込式絶縁接続筒において、前記内部半導
電層が、前記差込孔の軸方向と平行に複数条の凸
条が形成されるように部分的に凹状に形成されて
いることを特徴としている。
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例によ
り説明する。
り説明する。
第2図は本考案の差込式絶縁接続筒の一実施例
の使用状態を示す要部縦断面図、第3図はその
−線に沿う拡大横断面図である。なお、以下の
図において、第1図と共通する部分には同一符号
が付してある。
の使用状態を示す要部縦断面図、第3図はその
−線に沿う拡大横断面図である。なお、以下の
図において、第1図と共通する部分には同一符号
が付してある。
第2図に示すように、本考案の差込式絶縁接続
筒4は、差込孔中央部内面に内部半導電層2と、
外周の外部半導電層3と、ゴム絶縁筒1とが一体
モールド成形されてなる点は従来の差込式絶縁接
続筒と同一構成である。
筒4は、差込孔中央部内面に内部半導電層2と、
外周の外部半導電層3と、ゴム絶縁筒1とが一体
モールド成形されてなる点は従来の差込式絶縁接
続筒と同一構成である。
しかして本考案においては、ゴム絶縁筒1の中
央部内周に設けられた内部半導電層2が内部半導
電層が、前記電力ケーブル接続部の導体接続部に
被嵌される半導電性のスリーブカバーと接触する
複数個の凸部を残して凹状に形成されている。
央部内周に設けられた内部半導電層2が内部半導
電層が、前記電力ケーブル接続部の導体接続部に
被嵌される半導電性のスリーブカバーと接触する
複数個の凸部を残して凹状に形成されている。
すなわち、第3図に示すようにゴム絶縁筒1内
の内部半導電層2の内面に、その頂部が差込孔の
他の部分と同内径となるように長手方向に沿う凸
条16が周方向に複数条形成されこの部分で半導
電性のスリーブカバー8と接触するようにされて
いる。なお絶縁接続筒4、スリーブカバー8、ス
ペーサー10等は電気絶縁性の部分はエチレンプ
ロピレンゴムのような絶縁ゴム、半導電性の部分
はエチレンプロピレンゴムに導電性カーボンを配
合した半導電性ゴムにより形成されている。
の内部半導電層2の内面に、その頂部が差込孔の
他の部分と同内径となるように長手方向に沿う凸
条16が周方向に複数条形成されこの部分で半導
電性のスリーブカバー8と接触するようにされて
いる。なお絶縁接続筒4、スリーブカバー8、ス
ペーサー10等は電気絶縁性の部分はエチレンプ
ロピレンゴムのような絶縁ゴム、半導電性の部分
はエチレンプロピレンゴムに導電性カーボンを配
合した半導電性ゴムにより形成されている。
この差込式絶縁接続筒は、従来と同様に端末が
段剥された円筒状のスリーブ7により圧縮接続さ
れた導体接続部上に、半導電性のスリーブカバー
8と同径の電気絶縁性のスペーサー10,10を
介してケーブル5が嵌挿されてケーブル接続部1
1が構成される。
段剥された円筒状のスリーブ7により圧縮接続さ
れた導体接続部上に、半導電性のスリーブカバー
8と同径の電気絶縁性のスペーサー10,10を
介してケーブル5が嵌挿されてケーブル接続部1
1が構成される。
このように構成された本考案の差込式絶縁接続
筒においては、ゴム絶縁筒1内の挿入界面の半分
近くを占めていた内部半導電層2の内面が凹状に
形成されてゴム絶縁筒1の内径よりやや大径にさ
れ、かつ内部半導電層2の内面に複数条の凸条1
6が設けられこの部分で半導電性のスリーブカバ
ー8と接触するようにされているので、スリーブ
カバー8と内部半導電層2間に生じる摩擦力は、
スリーブカバー8とこのスリーブカバー8に接触
する内部半導電層2の内面に設けられた複数条の
凸条16間に生じる摩擦力だけとなり、内部半導
電層2をケーブル導体と同電位としてその機能を
維持したまま挿入力を大幅に低減することが可能
となる。
筒においては、ゴム絶縁筒1内の挿入界面の半分
近くを占めていた内部半導電層2の内面が凹状に
形成されてゴム絶縁筒1の内径よりやや大径にさ
れ、かつ内部半導電層2の内面に複数条の凸条1
6が設けられこの部分で半導電性のスリーブカバ
ー8と接触するようにされているので、スリーブ
カバー8と内部半導電層2間に生じる摩擦力は、
スリーブカバー8とこのスリーブカバー8に接触
する内部半導電層2の内面に設けられた複数条の
凸条16間に生じる摩擦力だけとなり、内部半導
電層2をケーブル導体と同電位としてその機能を
維持したまま挿入力を大幅に低減することが可能
となる。
以上説明したように本考案の差込式絶縁接続筒
によれば、接続すべきケーブルが大サイズ化され
ても、比較的小さな挿入力で挿入作業を行なうこ
とができる。従つてケーブルのサイズにかかわら
ず、作業能率が向上された差込式絶縁接続筒を得
ることができる。
によれば、接続すべきケーブルが大サイズ化され
ても、比較的小さな挿入力で挿入作業を行なうこ
とができる。従つてケーブルのサイズにかかわら
ず、作業能率が向上された差込式絶縁接続筒を得
ることができる。
第1図は従来の差込式絶縁接続筒を示す縦断面
図、第2図は本考案の一実施例で示した差込式絶
縁接続筒を示す縦断面図、第3図はその−に
沿う横断面図である。 1……ゴム絶縁筒、2……内部半導電層、3…
…外部半導電層、4……絶縁接続筒、5……ケー
ブル、7……スリーブ、8……スリーブカバー、
10……スペーサー。
図、第2図は本考案の一実施例で示した差込式絶
縁接続筒を示す縦断面図、第3図はその−に
沿う横断面図である。 1……ゴム絶縁筒、2……内部半導電層、3…
…外部半導電層、4……絶縁接続筒、5……ケー
ブル、7……スリーブ、8……スリーブカバー、
10……スペーサー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中心にほぼ均一な内径の差込孔が形成された円
筒状をなし、前記差込孔の中央部内面に内部半導
電層が形成され、外周に外部半導電層が形成され
残部が絶縁ゴムから構成された電力ケーブル接続
部に用いられる差込式絶縁接続筒において、 前記内部半導電層が、前記差込孔の軸方向と平
行に複数条の凸条が形成されるように部分的に凹
状に形成されていることを特徴とする差込式絶縁
接続筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160583U JPS60110983U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 差込式絶縁接続筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20160583U JPS60110983U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 差込式絶縁接続筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110983U JPS60110983U (ja) | 1985-07-27 |
JPH0134844Y2 true JPH0134844Y2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=30763553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20160583U Granted JPS60110983U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 差込式絶縁接続筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110983U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5707149B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-04-22 | 株式会社フジクラ | 筒状保護被覆体及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP20160583U patent/JPS60110983U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60110983U (ja) | 1985-07-27 |
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