JPH0134784Y2 - - Google Patents

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JPH0134784Y2
JPH0134784Y2 JP1592484U JP1592484U JPH0134784Y2 JP H0134784 Y2 JPH0134784 Y2 JP H0134784Y2 JP 1592484 U JP1592484 U JP 1592484U JP 1592484 U JP1592484 U JP 1592484U JP H0134784 Y2 JPH0134784 Y2 JP H0134784Y2
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prevention membrane
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) この考案は、方向転換逆流防止装置に関し、更
に詳しくは、空気等の気体に用いられる方向転換
逆流防止装置の改良に関する。
(考案の背景) 本考案者等は先に第1図に示す構造の方向転換
逆流防止装置を提案した。この方向転換逆流防止
装置は、本体1、先端に割線2aが形成されたく
さび形状の開閉弁2bを有するゴム又は合成樹脂
弾性体からなる逆流防止膜2、方向転換器3及び
蓋体4より構成され、第2図の如く本体の通気口
Aから流入する気体に対しては、開閉弁2bを開
けて方向転換器3の通気口Bより気体を流出さ
せ、一方第3図の如く通気口Bから流入する気体
に対しては、開閉弁2bを閉じてその気体を方向
転換器3の孔3bから蓋体4内に流入させ、更に
蓋体の通気口cより外へ排出させるものであり、
開閉弁2bの開閉は外部から流入する気体の圧力
によつて行なわれていた。ところが、第3図のよ
うに気体が流入する場合にあつては、その気体の
圧力が高すぎる場合に、開閉弁2bの変形が大き
すぎたり、あるいは局部的な変形を生じたりして
完全な密閉をすることができないことがあり、
又、気体の圧力が弱すぎる場合にも密閉が不完全
となり、完全な方向転換及び逆流防止を行なえな
いことがあつた。
(考案の目的) この考案は前記の点に鑑みてなされたもので、
流入気体の圧力に係わらず、気体の方向転換及び
逆流防止をより完全に行なうことのできる方向転
換逆流防止装置を提供するものである。
(考案の構成) 第4図は、この考案に係る方向転換逆流防止装
置の一実施例の分解図、第5図は組み立てた状態
における縦断面図である。
この考案に係る方向転換逆流防止装置は、図の
如く本体5、逆流防止膜支持体6、逆流防止膜
7、方向転換器8及び蓋体9より成り、それらの
形状は下記の如くである。
本体5は合成樹脂よりなり、側部において外部
と連通する筒部10を有し、上部11において開
口する容器形状から成り、その内周面の上部にね
じ部12及び内方に突出した環状支持部13を有
する。
逆流防止膜支持体6は合成樹脂よりなり、中央
に複数の孔14及び周囲に複数の係合突起15を
有し、前記本体5の環状支持部13に載置されて
本体5の上部11と嵌合する形状の板状体からな
る。
逆流防止膜7は弾性を有するゴム又は合成樹脂
より成り、つばを有し、中央がすり鉢状に陥没し
た帽子形状に類似し、その中央部に中心より放射
状に割線16を形成して、その中央部を前記逆流
防止膜支持体の孔14と対応する複数の開閉弁1
7に分割して成り、底部周囲に前記逆流防止膜支
持体の係合突起15と係合する係合凹部18を有
する。尚、係合凹部18は、係合突起15と係合
させた場合に、逆流防止膜の開閉弁17と逆流防
止膜支持体の孔14との位置が一致するように形
成される。
方向転換器8は合成樹脂よりなり、筒部19の
周囲に環状体20を形成し、この環状体20に複
数の孔21及びねじ部22を形成してなり、筒部
19は環状体20より下に突出する下部19a
と、環状体20より上に突出する上部19bとか
らなり、下部19aの外周面と環状体20の裏面
との間には複数のリブ23を形成し、上部19b
の基部には環状に突出した密閉部24を形成して
なる。
蓋体9は合成樹脂よりなり、外部と連通する筒
部25を側部に有し、上部には開口部26を形成
した蓋形状からなる。尚、開口部26の径は前記
方向転換器の筒部19を挿入可能とする大きさで
あり、又、開口部26の端部には、本体側に突出
する環状突部27を有する。
次に、前記構成部品よりなる方向転換逆流防止
装置の組み立てについて説明する。
(イ) 本体5内への逆流防止膜支持体6の取り付け 本体5の内側に形成された環状支持部13上
に逆流防止膜支持体6を載置し、本体5内に逆
流防止膜支持体6を取り付ける。
(ロ) 本体5への逆流防止膜7の装着 逆流防止膜7を逆流防止膜支持体6上に、係
合突起15と係合凹部18とを係合させて載置
する。この時、逆流防止膜支持体6に形成され
た孔14の真上には逆流防止膜7に形成された
開閉弁17が位置する。
(ハ) 本体5への方向転換器8の装着 方向転換器8を本体5上部にねじ止めし、こ
れによつて方向転換器8を本体5に装着する。
この時、逆流防止膜7のつば状部分28は、逆
流防止膜支持体6と方向転換器8とによつて締
めつけられ、その部分において逆流防止膜7と
本体5とは密閉される。
(ニ) 本体5への蓋体9の取り付け 蓋体9の開口部26に方向転換器8の筒部の
上部19bを嵌め込み、蓋体9を本体5に取り
付ける。そしてこの取り付け部、すなわち本体
5と蓋体9との接触部において本体5と蓋体9
とは、単なる密着により又は接着により、ある
いは溶着により密閉される。又、蓋体9と方向
転換器8とは、蓋体9の環状突起27と方向転
換器8の密閉部24とが密着することにより、
この密着部分において密閉される。したがつ
て、方向転換器8の上面と蓋体9の面とによつ
て囲まれる空間aは、蓋体9の筒部25によつ
てのみ外部と連通している。尚、蓋体9と方向
転換器8との密閉を、前記の環状突起27と密
閉部24との密着によることなく、蓋体9の開
口部26を方向転換器8の筒部の上部19bの
外壁に密着させて行なうことも可能である。
前記の構造より成る方向転換逆流防止装置の作
用について以下に説明する。
(イ) 往路(第6図) 本体5の筒部10より本体5内部に流入する
気体は、矢印の如く経路を通り、逆流防止膜支
持体6の孔14を通過した後に逆流防止膜7の
開閉弁17を押し上げて各開閉弁17の間に隙
bを形成し、この隙bより方向転換器8の筒部
19内に流入し、続いてその筒部19の上部1
9bより外部へ流出する。この時、逆流防止膜
7は、方向転換器8の筒部の下部19a及びリ
ブ23によつて支持され、これによつて本体側
からの気体の圧力に抗し、したがつて逆流防止
膜7は著しい変形を生じることなく、気体のス
ムーズな流れを保証する。
(ロ) 復路(第7図) 方向転換器8の筒部19より流入する気体
は、逆流防止膜7の中央部を押圧して開閉弁1
7を逆流防止膜支持体6の孔14周囲に密着さ
せ、これによつて逆流防止膜支持体6の孔14
を塞ぎ、この後矢印の如く経路をたどつて方向
転換器8の孔21を通り、蓋体9内に流入し、
筒部25より外部に流出する。逆流防止膜7は
前記の如くすり鉢形状とされたものである為
に、方向転換器の筒部19より流入する気体は
逆流防止膜7の中央部に集中し易く、よつてこ
の部分において逆流防止膜7を強く押圧するこ
ととなり、その結果開閉弁17は逆流防止膜支
持体6の孔14周囲に強く密着することとな
る。そして、前記より鉢形状と、開閉弁17が
逆流防止膜7に割線を入れることによつて形成
されたことによる変形容易性及び逆流防止膜支
持体の孔14周囲が平面であることによつて、
わずかな流入気体によつても確実に逆流防止膜
支持体の孔14が塞がれることとなる。又、大
量の気体が履入し、逆流防止膜7が強く押圧さ
れた場合にも、開閉弁17と逆流防止膜支持体
6との密着面は平面である為に、不規則な変形
密着を生じることがなく、開閉弁17と逆流防
止膜支持体の孔14周囲とにおいて隙を生じ
ず、気体が漏れることがない。
(考案の効果) この考案に係る方向転換逆流防止装置は前記の
構造よりなる為に、流入気体量の大小、気体の圧
力の高低に影響を受けることなく、より完全な方
向転換及び逆流防止を可能とすることができ、実
用上有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来品に関し、第1図は分
解斜視図、第2図及び第3図は作用を説明する縦
断面図、第4図乃至第7図はこの考案の一実施例
である方向転換逆流防止装置に関し、第4図は分
解時の斜視図、第5図は組み立てた状態の縦断面
図、第6図及び第7図は作用を説明する縦断面図
である。 5……本体、6……逆流防止膜支持体、7……
逆流防止膜、8……方向転換器、9……蓋体、1
0……筒部、14……孔、16……割線、17…
…開閉弁、19……筒部、20……環状体、21
……孔、25……筒部、26……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体5、逆流防止膜支持体6、逆流防止膜7、
    方向転換器8及び蓋体9より成り、 (イ) 本体5は、外部と連通する筒部10を有し、
    上部が開口した容器形状より成り、 (ロ) 逆流防止膜支持体6は、複数の孔14を有
    し、前記本体5の上部と嵌合する形状の板状体
    より成り、 (ハ) 逆流防止膜7は、弾性を有するゴム又は合成
    樹脂より成り、つばを有し、中央部がすり鉢状
    に陥没した帽子形状に類似し、該中央部に中心
    より放射状に割線16を形成して該中央部を前
    記逆流防止膜支持体の孔14と対応する複数の
    開閉弁17に分割して成り、 (ニ) 方向転換器8は、両端が開口した筒部19の
    周囲に環状体20を形成し、この環状体20に
    複数の孔21を穿設して成り、 (ホ) 蓋体9は、外部と連通する筒部25を有し、
    上部には開口部26を形成した蓋形状より成
    り、 前記逆流防止膜支持体6を前記本体5上部に固
    定し、この逆流防止膜支持体6上に前記逆流防止
    膜7を孔14と開閉弁17の位置を合致させて配
    置し、その逆流防止膜7を覆つて前記方向転換器
    8を装着し、前記蓋体の開口部26と方向転換器
    の筒部19の位置を合わせ、かつ、蓋体の開口部
    26周辺内面と方向転換器8の上面との間に、蓋
    体の筒部25を介して外部と連通する空間を形成
    して蓋体9を装着した、方向転換逆流防止装置。
JP1592484U 1984-02-06 1984-02-06 方向転換逆流防止装置 Granted JPS60128072U (ja)

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JP1592484U JPS60128072U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 方向転換逆流防止装置

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JPS60128072U JPS60128072U (ja) 1985-08-28
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US10591932B2 (en) 2017-11-08 2020-03-17 Carefusion Corporation Diaphragm check valve

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